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【第9回】整えるという生き方 ― 漢方家・櫻井大典さん
2026-04-15 42:45

【第9回】整えるという生き方 ― 漢方家・櫻井大典さん

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中医学では、心と体はひとつ。まず体を整えることが、心を整えることにつながるといいます。春という季節の捉え方とともに、整えるという生き方をお届けします。
【ゲスト紹介】
◎櫻井 大典
登録販売者・国際中医専門員A級 (国際中医師)
サンフランシスコ州立大学 行動科学・社会科学部心理学科卒業
【中国研修歴】
●北京中医医院: 呼吸器科、腎科、痺証科 修了認定証授与
●雲南省中医医院: 皮膚科 修了認定証授与 

サンフランシスコ州立大学で心理学や代替医療を学び、帰国後、イスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国・首都医科大学附属北京中医医院や雲南省中医医院での研修を修了し、国際中医専門員A級資格取得。日本中医薬研究会に所属し、同志と共に定期的に漢方セミナーを開催。中医学の振興に努めている。
SNSにて日々発信される優しくわかりやすい養生情報は、これまでの漢方のイメージを払拭し、老若男女を問わず新たな漢方ユーザーを増やしている。
主な著書に『ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方』(ナツメ社)、『病気にならない食う寝る養生』(学研)、『開運養生』(ワニブックス)などがある。
HP: https://yurukampo.jp/

Twitter: https://twitter.com/PandaKanpo

Instagram: https://www.instagram.com/pandakanpo/

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旅や健康、皆さまの気になること、この方のお話を聞いてみたいなど、また番組への感想や応援メッセージなど、どんな内容でも大歓迎です!
みなさまからいただいた声をもとに、番組を一緒に育てていきたいと思っています。 
採用された方にはアトリエふわりのエコバッグやポーチなどを月替わりでプレゼントいたします。
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声の旅のガイド
■鈴木ひろみ プロフィール
atelier Fuwari デザイナー。バンコク在住 ふわりは色にこだわったリネンを中心に天然素材を使った洋服を見に纏うことで心地よさ、心を整えることを感じてもらい着る人が幸せになるお手伝いをするブランドです。
https://atelier-fuwari.com/

Instagram (@atelier_fuwari

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サマリー

漢方家の櫻井大典先生が、中医学の「養生」の考え方や、心と体の繋がりについて語る。心理学を学んだ後、実家の漢方薬局を継ぐことになった経緯や、父の影響について明かす。また、現代人が抱える疲れやSNS疲れの原因と対策、特に睡眠の重要性を強調。春の季節の過ごし方や、環境の変化による心の不安定さへの対処法についても解説し、無理せず「頑張らない」生き方を提唱する。

オープニングとゲスト紹介
Voice Voyage
おはようございます。鈴木ひろみです。
プロインタビュアーの早貝宏恵です。
この番組は、atelier Fuwari デザイナーの鈴木ひろみが、
今、会いたいと思う人の持つ力を伺い、声を尋ねていくラジオです。
エシカルやサステナブルといった言葉を超えて、
心と体、そして世界が優しく循環する生き方を探ります。
さあ、ということで、本日のVoice Voyageスタートです。
改めて、ひろみさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、4月ももう中旬というかね、ちょうど真ん中に入ってきましたけども、
やっぱり春っていうと、なんかね、ウキウキワクワクっていう感じが一般的にしますけど、
ひろみさんもやっぱりそこは変わらない感じですか?
はい、そうですね。なんか新しい始まりな気はします。
そんな中でね、今回この4月分またお届けできるということで嬉しいんですけども、
さっそく今回ね、前回タイの話だったので、
今回はまさにこのVoice Voyage中心であるゲストをお招きするんですけども、
この後本編に入っていきたいんですけども、今回のゲストは?
漢方家でいらっしゃいます桜井大輔先生にインタビューさせていただきます。
なるほど、すごくこの漢方家、漢方の家、漢方家というかこの肩書きだけでもすごく楽しみなんですけども、
詳しくはね、もちろん本編で今週と来週にわたって前後半にお届けするんですけども、
せっかくなんで、ひろみさん、この桜井先生にインタビューしようと思ったきっかけとか、
もともとすでにご縁があるとか、どんな感じなんですか?
ちょうど1年ちょっと前に桜井先生がタイにいらした時に、
やっぱり幼女についてお話をお願いしたというのもあるし、
私自身がすごい体調が悪くてどうしようかなっていう時に、
桜井先生にお願いしてご相談させていただいて、漢方を飲み続けているっていうのがあります。
そもそもタイに来ていただいた時もありますけど、
その前に例えば今回本編でも出てきますけど、桜井先生の御著書をね、
何か読んだとか誰かから教えてもらって知った。
つまり最初はどういうきっかけだった?
やっぱり本を読んでたっていうのと、桜井先生すれずに結構もう頑張らなくていいよとか、
そういうのを結構書いてくださって発信されてたので、やっぱりそれを読んでたのもきっかけですね。
じゃあそういう意味ではね、お目にかかったことはあるとはいえね、
今回こういう形では初めてなんで、すごくねワクワクだと思いますけど、
今本の話もありましたけど、ちょうど先月3月末にまた新しい本出されたんですか?
はい、なんか3月30日に季節の漢方生活という本を出されたそうです。
はい、ぜひこの新刊もチェックしていただきたいと思います。
ということで今月はゲストにですね、漢方家の桜井大輔先生をですね、
ゲストにお招きして前後編をお届けしたいと思います。
それでは前編をどうぞ。
中医学と養生について
今日は漢方専門家でもあるフランスの方が多い桜井大輔先生にお越しいただいています。
インタビューをさせていただきます。よろしくお願いいたします。
もう一番肝心というか、先生いっぱい話していると思うんですけど、
でもこのリスナーの方、知らない方もいらっしゃると思うので、
先生の進めて広めていきたいと思っていらっしゃる注意学とか養生について
簡単にまずはお話し、注意学とは何だろうっていうのを教えていただけないでしょうか。
はい、注意学というのは生薬という草の根っことか葉っぱとか皮とかあとは石ころとか
ちょっと変なものでは虫とか動物とかを使った生薬を原料とした漢方薬を使って
治療するための概念なんですけれども、大きく分けると西洋医学と東洋医学と置かれる中の
東洋医学の中の一つの流派といいますか、一つの考え方のものですね。
一般的には漢方と言われているものとそういないと思っていただけて問題ないと思います。
養生という考えは、注意学の根本的な部分に病気になってから治療するというよりは、
その人の体質とか生活習慣を見て、その人がなりそうな病気を予防していく治療というのが注意学の真髄みたいな部分なんですけれども、
養生はそれを日常生活に落とし込んだもので、この季節はこういうふうに暮らしておいた方が次にやってくる季節を快適に過ごせるよとか、
日々こういうふうな生活をしているとこんな疾患になりにくいよというような概念の知恵の集まりといいますか、
そういったものを養生と言います。
ありがとうございます。
漢方の道を選んだ経緯
まず先生は、お家が漢方薬局ということもあると思うんですけれども、
アメリカでいろんな心理学を学ばれてきたと思うんですけど、なぜ東洋医学の道を選ばれたのでしょうか。
そうですね、心理学をそもそも学んだのは単純に興味があったんですよね。
アメリカに行った当時はやっぱりうち薬屋なので、どうしても行く理由としては向こうで薬学を学ぶっていう感じに周りに言っとかないとなかなか納得してもらえなかったんですけど、
行ってみたらやっぱり薬学なんか違うなって思って、やっぱり好きなことをやろうと思って心理学をちゃんと学び出したのが、そもそも心理学を学んだところなんですよね。
なのに結局漢方のことや中学のことをやっているっていうのは、アメリカで心理学で大学を卒業して帰ってきて、心理職をやるにはもっと大学院行ったりとかしなきゃいけなかったんですよね。
そこまでやっていない心理学って意外と潰しが効かないと言いますか、さて何するっていう形になって臨床もできないですし、じゃあ何しようかなと思った時に友達といろんな会社を立ち上げていろんなことをやったりとか、ホストのほかのことをいろいろやったりとかしたんですけれども、
いろんな職業をやってみて、結局どれもいまいちしっくりこなくて、なんか頑張って仕事してるなみたいなのがあったんですよね。
その時にふと思い出したのが、大学の時とか一旦日本に帰った時にバイトしてた実家での仕事の時とか、楽しかったなそういえばと思って、
大学の時も心理学を専攻でやりながら副専攻で大体医療っていうのが取れたので、それでも東洋医学やったりとかアイルベイダーをやったりとかしていて、あの時の勉強も楽しかったなと思って、ちょっと父に相談したのがきっかけですね。
自然にできるといいますか、逆に言うとそれしか残ってなかったとも言えるんですけれども、自分の抵抗なくできたことが、獣医学、漢方相談という仕事だったんですよね。
やっぱり先生の中に小さい頃からお父様の姿を見てきてるとか、お家に帰ったら漢方があるっていう暮らしだったんですか?
そうですね、本当に小さい頃でちょっとお腹痛いとかちょっとなんか体悪いって言われても目の前に漢方を並べられて、はい飲んで学校行きなさいみたいな感じで、病院も本当にひどい時じゃないと行かなかったので、漢方は本当に身近でしたね。
小さい頃から飲まされてたってあれですけど、飲んでいましたし。その生活をしていたのと、やはり若い時、10代後半20代前半で家でバイト、実家の店でバイトをしていたりとか、あとはうち漢方薬局のお店以外にも配置販売業といって、お宅に訪問して置き薬を置いてもらうという。
その仕事をしていたので、本当に小さい頃から父についてあっちこっち、北海道だから距離遠いんですけど、あっちこっちのお家について回ってっていうのが、休みの日には父について回ってあちこち行くっていうことをしていたので、
人の話を悩みを聞いて、こんなので良くなりますよとか、こういうふうにしたらいいですよっていうのが日常だったといいますか、なのが影響してたのかなという気もしますね。
それはおいくつぐらいの時だったんですか?
父について回っていたのは小学校の頃ですね。
だいたい悩みとかをおっしゃられますよね、お父様に。それを小学生の櫻井先生は何か感じてましたか?
まだ全然その仕事っていうことを理解していなかったので、多分知り合いの人んちに行ってるんだと思ってたんですよ。
また父のスタイルって独特なんで、医療用というよりも本当に元気にしてるの?みたいな感じで行って話を全然ずっと雑談してるだけみたいな時もあるんですよね。
だから本当に親戚のおじさんのところに行くような感覚でついていってましたね。
先生が心理学、そういうのを小さい頃からやっぱり普通の環境とは違うじゃないですか。大論の方のお話を聞いて、そこにやっぱり心理学に興味を持たれたんですか?心のことを?
そうですね。心理学に興味を持ったのは何なんでしょう?
ただ単純な探究心というか心の構造とか、なんで人はこういうふうに考えるんだろう?みたいな、そういう単純な興味なんですよね。
ちょっと突っ込んじゃいますけど、例えば今の単純な興味なんですけど、
先生ですけど、私もともと新聞記者だった時があって、うつですぐ辞めちゃったんですよ。
その時にやっぱり心理カウンセラーの方だったり、診療内科行って、そこの先生とカウンセリングしていくうちに興味を持って、そこから逆にちょっと心を学ぼうとしたことがあるんです。
そういう方は結構少なからずいらっしゃると思うんですけど、
そういう意味では先生の中で今の王道の興味を持った背景の他に、何かいきなり始まったという結構確信ですけど、
ご自身がやっぱり心を例えばちょっと崩して、この世界面白いなみたいに逆に思ったとか、そういうものがあったりするんですか?
ちょっともっと先の話かもしれないですけど。
そうですね。精神的な何かがあったというよりは、うちの父の話ばっかり恐縮ですけど、大変な父なんですよ。
なんかもう昭和の塊みたいな人間で、もともと奈良の人間で、それを北海道でやっていてっていう、本当にブルドーザーみたいな人で。
たぶんそこがきっかけと言いますか、その父の感覚とか感情とかがわからなかったからなのかな。
いまいちわかりやすいきっかけっていうのは特にないんですよね。
なんとなく心ってどうなってるんだろうっていうのは、中学、高校を出るくらいからすごく興味を持って、
なんかいろんなものに興味を持っていて、科学的なことだって雑学的なことがすごく好きで、その一つで心理学もあった。
心理学なんてものがあるんだっていうのだった気がしますね。
なんか大きいそれでうちになってとかっていうことはないですけど、たぶんうちだったんじゃないかなっていうのは、
高校はアメリカの高校に行ってたんですけど、それも僕が希望して行ったわけではなくて、父の命令でというか、
高校の途中で、日本の高校2年生ぐらいの時に、じゃあお前春から今度アメリカに行ってこいって言われて。
もう何の意味かもわかんないし、興味もあるって言ったこともないけど、生かされて。
で、その1年間ってやっぱりすごい苦痛だったんですよね。英語がしゃべれるわけでもないし、アメリカに興味があるわけでもないし、
しかも日本人なんて全く誰もいない、本当に田舎の高校に普通のパブリック高校に入ったので、
なのでその時はすごく辛かったんですよね。
でも、だからこそ学んでみたいと思ったわけでもないんですけれども、そこでしんどくなったっていう記憶はありますね。
そこで精神科に行ったりっていうのは特にしなかったんですが、
でもやっぱり結局父に言ったら、やっぱり結局漢方薬並べられて、漢方薬ガンガン送られてきて、これは飲んどけって言われて。
っていうのがあったんですけど、なんでしょうね、なんで心理学に興味を持って。
で、それ何でかわからなかったんですけど、何年もして大学卒業してから父の初祭を漁っていると、
父の初祭からめちゃくちゃ古い心理学の教科書がたくさん出てきたんですよ。
父も同じように、自分がなんとなくでやってきたことが、同じように父は、僕カメラが当時趣味だったんですけど、
父も古いカメラを持っていたり、全然そのこと知らなかったんですけど、やってたりとか、
音楽関係の仕事をした時もあったんですけど、そういったデザインとかの仕事をしたりとか、
っていう過去があったことが後々になってわかって、なんかすごい気持ち悪さを感じたことはありますね。
あ、なるほど。
じゃあ先生はそうやって、どこかやっぱりお父様の影響が、もしかしたらすごい大きかった?
そうですね、たぶんものすごく強いですね。
先生もじゃあお父さんに、「はい、下見せて。」とか言われてきたんですか?
そうですね、下を見られることもありますね、全然。
小さい頃から脈取られたりとか、それはなかったですか?
脈振まではそんなにしなかったですけど、下を見る、そうですね、症状を細かく聞かれるっていうのは本当によくありましたね。
なんか想定外な。
でも先生がやってきた中で、漢方を、今東京にいらっしゃるけれど、北海道にもいらしたし、アメリカにも行って、
漢方と西洋医学、世界の見え方の変化
でも漢方を学びながら、世界の見え方とかいろんなものが、先生がお伝えしながら見え方が変わってきたことってありますか?
うーん、漢方を学びながら、そうですね、何だろう。
日本にいたときは、それこそアルバイトしたときなどは、いまいち理解もせずに、父の販売の方法だけを丸々コピーして売ってたんですよ。
転倒に立って、商品の説明という形で。
だけど、その頃まだ大学にも入っていなかったので、西洋医学的な、まあ一般的にはそうですよね、みなさん西洋医学っていう中で育っているので、漢方の手ほどきを受けたわけでは全くなかったですし、
なので、漢方をバカにしていたわけじゃないけど、全然信じてなかったんですよね。
全然信じてない。
こんなものが聞くわけないと思うので、その理論の中に、やっぱり西洋医学から見ていると破綻している部分と思える部分がいっぱいあったりとかして、そっちばっかり迷われていて、
だから、大学の時も漢方やろうとは全然思ってなくて、家を継ぐつもりもなくて、どっちかっていうと、アメリカの心理学って西洋医学的だし、薬学も西洋医学だったし、
だから、漢方ってやっぱりここおかしいよねっていう部分にしか目が行ってなかったんですよね。
でも、日本に帰ってきて、結果的に漢方の勉強をするにしていくことによって、壊れたから修理して直す、壊れたパーツを交換する的な考え、
西洋医学、例えば病気になったらその部分をどうにかするっていうような考えと、東洋医学的なもっとトータルで見るとか、長い目で見ていく、季節の変化との関わり合いとかっていう違いを、
自分の中でそれが統合されているようで、統合されていなくてっていうのを常には感じていますね。
世界の見え方としては、そんなに僕、見地も広くない、知見も広くないので、なかなか大したこと言えないんですけど、
ただ、アメリカと日本ってものすごく大きく違って、この前、1年前にタイにお伺いした時にも、それも想像でしかないタイという国を現地に行って、全然その肌感は全く想像とは違って、
その前に中国に行ったり、香港に行ったりとか、アジア圏はちょこちょこ行くことが多いんですけれども、本当に現地に行かなきゃわからないし、会ってみなきゃわからないし、
漢方も西洋医学も一緒で、触れてみないと、学んでみないと、全然わかってないことなんだなっていうのは、実際に経験として感じるところはありますね。
先生が子供の頃から感じてきた、やっぱり漢方っていう、漢方の生活があって、一度お出になって、西洋医学に近いところに触れて、やっぱり漢方に疑問を持ちながら、やっぱりそこの道に戻られるって、すごい強いですよね。
「頑張らない」生き方と発信
なんか私、先生の言葉の中で、先生がインタビュー、数少ないなと思ったんですけど、インタビューを答えた中で、自然界の哲学を人間の体に当てはめて翻訳するのが、我々漢方コンサルタントの仕事っておっしゃってて、
なるほどなーって、先生の言葉ですけど、なるほどなーって思ったのと、タイにいらした時に先生が教えてくださった、中国の漢方のお医者さんたちは、皇帝に命を懸けて薬を作ってるっていう話を聞いて、
そうか、中国の、やっぱり漢方の中医学のすごさって、漢方医の人たちの命と引き換えだからなのかって思って、すごい思わず納得してしまったんですけど、やっぱり私たちの先生すごい、もちろん漢方のこともおっしゃってますけど、
そのスレッツとか見てると、もう頑張らなくていいから早く寝ろみたいな、そういうのとか、すごいその心の部分を大切にしてると思うんですけど、やっぱりその心と体は東洋医学とつながっているからこそ、
感情も影響するっていうのがあって考えられているので、先生がそういう発信が多いんですか?
あの発信に関しては、実際にどっちが先かわからないんですけども、僕自体が強くないんですよ。で、頑張るのが嫌いなんです。
それまた父の話で申し訳ないです。父はもう本当に昭和の人間なんで、本当に仕事を休みなんて何言ってるんだみたいな感覚なんですね。店に泊まり込むぐらい仕事をちゃんとやれと。
だからその反発な部分もあるし、休みながらの方がちゃんと結果出せばいいじゃないっていう部分も多分あると思うんですよね。
加えて僕の患者さんたちはやっぱり頑張りすぎちゃって体壊してる人がすごく多くて、本人も気づいてる方もいるし気づいてない方もいるし、でも休み方がわからないっていう人と休めないっていう人と。
だから何かそこをほぐせないかなっていう趣旨でもありますね。
ちょっと前というか少し前までは朝活が流行っていたりとか、僕の周りもやっぱりできる人間がすごく多いので、目標をきちんと決めて、それから今の状況を考えれば今やらなきゃいけないことがわかるみたいな、きっちりしっかりしてる人たちすごく多いし、確かにそういう人たちってできる素晴らしい人たちなんですけども、
僕それが本当に苦手で。
全然見えないですけど。
本当に苦手で、本当にもう全部行き当たりばったりで、どうやって力抜けるかなっていうことが主眼になって、それでいいんじゃないっていう、自分に対してそう言ってほしいことを僕は結構発信しているので、
頑張らなくてもどうにかなるよねって、どうにかならないってなってほしいなっていう希望でもありますね。
これシンプルにね、やっぱり外から見てて先生その発信、今スレッツもありましたし、ノートもあるし、Xもあり、そして本もこれだけ出されていて、
いわゆるご自身が発信図からみたいなこととか、当然ね、いろんなコメントもあったり、ポジティブなものが多いと思いますけど、先生といえどもネガティブなものもなきにしもあるだと思う中で、
エネルギー整えるというか、それご自身の専門分野でもあると思うんですけど、なんかその辺はないんですか、疲れちゃうの。
ありますあります。
一時よりもやっぱり発信頻度は、発信する前は本当に当時すべてツイッターだけだったので、そこに集中して発信したらよかったんですけど、今はもうあらゆるものにいろいろ発信しなきゃいけなくて、
それこそノートだったりとか動画だったりとか、なので疲れることはあります。で、そういう時はもう全然休みます。オフにします。
基本僕の中でSNSって、皆さんなんか趣味だったり楽しみだったりストレスの開き口だったりしてると思うんですけど、僕の中で完全に仕事のツールなんで、だから仕事の時しか見ないんですよね。
で、本当に朝仕事の職場に行って初めてアカウント見るし、終わったら僕6時で仕事を辞めるって決めてるんですけど、それ以降一切見ないですし。
で、見るのは本当に個人的に趣味で見てるアカウントだけドマにしていて、仕事のアカウントは一切取らないし、メールも開けないし、休みの日は完全に経つんですよね。
仕事も基本的には休みにしないので、仕事中でも嫌だなっていう日は発信ほぼしないですし、興味があることをやっていく。
SNSが疲れてたらたぶんノートを書いてるし、本もチェックしてるし、普通に相談だけをやる日もあるし、ということで全然疲れることもあるので。
逆に言っても、個人的にはちゃんときっちり線を引いて、基本的にはメリハリをつけてるんですね。
とにかく頑張らないです。自分に対して。
先生、私たち現代人の体で今一番SNS疲れの人はすごい多いと思うんですけど、崩れているものって先生の相談とかが多い、不調ってどういうものが多いとかありますか?
現代人の不調と心の整え方
不調で多い人はやっぱり疲れですよね。疲労とか回復がうまくできてない方々が多いんでしょうね。
やっぱり仕事も忙しいし、かといって頑張るなって言われても休めるわけでもないし、仕事が忙しい分どっかに吐き口を求めて帰って何か食べてしまったり、ダラダラと見てしまったりっていうことが多くて、
さらにそうすると回復の時間がどんどん少なくなっていく。
腐れが取れないとか、あとはやっぱり求められるものもすごく高くて多くて、それで頑張りすぎちゃって疲れちゃってるっていう方々が多い。皆さんやっぱり疲れてますよね。
そうですね。そんな時にやっぱり感情は身体に影響してくると思うんですけれども、先生、心を整える養生っていうのはありますか?
心を整える養生、そうですね。
それこそ去年に専門家が集まって中国に行ったんですよ。何十人くらい?何十人っていう本当に大型バスに乗るぐらいの友達ばっかりなんだけど、全員漢方の自分のお店を持ってたりとか相談をしている人たち。
いわば最前線で働いている人たちが集まって、そこには漢方屋さんもいるし、中国人の漢方の先生もいらっしゃるし、神経師もいるし、どっかの社長さん、漢方の会社の社長さんとかも集まって、全員口を揃えているのは寝なきゃ治らない。
どんなにいい薬を使って、どんなに上のいい神経師が針を刺してお給を使っていて、それらの僕らの見立てがバッチリはまっていたとしても、寝てない人はなかなかなおらんっていうところに至ってて、やっぱり寝てほしいですね。
もちろん寝れないっていう不調を抱えている方は、寝ることを優先した処方選択とか治療とかをしたほうがいいと思いますけれども、睡眠って本当に重要で、圧倒的なコスパで美容にもいいですし、心にもいいんですね。
心と体って漢方の中では、自然から見てもそうだと思うんですけど、二つ存在しているわけじゃなくて、体の中に心が存在しているので、一緒のものなんですよね。
体が存在しなければ心ももちろん存在しないし、切り離せないものなので、体の調子が悪くて心の調子だけめちゃくちゃいいってことはありえないわけですね。
体を整えていけば、おのずと心の調子は整っていきますので、なかなか目に見えない形のないものっていうのは整えるって難しいんで、だったらまず分かりやすい体の方から整えていただくと、心は良くなっていくんじゃないかなと思います。
なんか今、睡眠の話出てきて、今まで僕もちょっと健康オタクなところなので、国内外のいろんな健康、医療も含めてプロフィッシャーの方にお話が上がってきたんですけど、やっぱり一般的に食事、運動、睡眠、三つが大事っていう中で、全部大事だと思うんですけど、やっぱりその中で一つ挙げるとしたら優先順位どれかっていうと、
みなさんやっぱり睡眠っておっしゃってて、今田倉先生がおっしゃってると全く同じ、どんなに例えばいい食事と運動してもっておっしゃってたので、そのあたりはもちろんケースバイケースだし、そもそも睡眠がうまくとれない場合は逆に食事とつながってるとかあるかもしれませんけど、やっぱり睡眠がそういう意味では先生も一番大事。
そうですね、実感もしますしね、やっぱり睡眠が足りないともろもろ不調が、もちろん体がだるい、頭が働かないもそうですし、かふみ正直だったらかふみ症悪化しやすくなるし、あとは精神的な余裕もどんどん減ってしまうので、不安感が強くなるとか、イライラしやすいとか、単純に朝起きて嫌な記憶がいっぱい蘇ってくるときってだいたい睡眠が足りてない。
あの時なんでみたいなのがどうでもいい嫌なちっちゃい頃のとか学生時代のとか出てくるときって睡眠うまくとれてなかったり足りてなかったりするときなんで、どううまく睡眠をとるのかっていうところに結構注力したりお金をかけたりするのはすごい良いことなんじゃないかなとは思っています。ありがとうございます。
春の季節の過ごし方
私たちもバンコックで先生のを受けた後、合言葉はみんな早く寝よう、早く寝ようっていう。先生は本当に寝ろ寝ろっておっしゃってくださっていると思うんですけど、ちょうどこのラジオの配信がちょうど4月になるので、
春と5月病っていう、ちょっとその春は新しい環境になる方も多いので、東洋医学では春はどんな季節なんでしょうか。
そうですね。東洋医学では春は始まりというか発芽というかスタートする季節ですね。冬に東洋医学は自然哲学というか自然の理というか自然の流れというのをまずお手本にしています。
冬の間っていうのは木が葉っぱを落として根に栄養を蓄えているわけですね。それはまた春になって芽を出してどんどん伸びていけるようにそういうふうにしているわけですけれども、人間もそうはあるべきだというふうに考えていまして、春の前に冬があって、冬はしっかり蓄える時期であんまり発散しない、あんまり発芸しない、あんまり活動しない、じっとしているのがとてもいい季節だというふうに考えています。
そうすることによって春に発芽して活動を始めるためのエネルギーを温存しておくことが大事。春はそういう季節ですね。なので、木が芽を出してどんどん伸ばしていき始める季節なので、この時期は少し活動的に少し外に出て少し緩めていくということがとても大事です。
この緩めるというのも一つ大事なポイントで、春は伸び伸びと枝葉を伸び始めたい季節なんですよね。その時に、外に外に伸びようとしているものを抑えつけてしまっては、その枝葉が曲がってしまったり折れてしまったりしてしまうので、緩めてあげる、緩くしてあげるということがとても大事です。
基本的には人と接する場合も与えて奪わず、きつく当たるのではなくて、ルールで締め付けるのではなくて、緩くしていろんなものを与えていく、伸ばしていくために与えていくという季節ですね。だから髪型も服装も心持ちも緩くあることが理想的です。
緩くあること、聞きながら妙に納得してしまうんですけど、やっぱり春になると気持ちが不安定になる方とか、季節の変わり目ってそういうの多いと思うんですけど、先生の本を読んでいると冬が良いんだったら洋に変わっていく季節であるから、だから不安定になるのか、
なんかそういう不安定になるのはどうしてなんでしょう。
そうですね。浮き足立つんですよね。陽気が高まるという言い方をします。太陽の日照時間が増えて、それをスイッチに枝葉が伸びていくように、上に外に体の中でもエネルギーが湧き起こる季節ですね。
上手く乗っかればそれはワクワクに変わるんですよ。外に出て行こう、人と会おう、楽しみだなっていうふうに変わっていくんですけど、乗っかれないと、要するにエネルギーがちゃんと十分に温存できていない方々は、それがそわそわするんですね。空回りしちゃうというか、気持ちだけが焦ってしまうし、上に蒸気してるからのぼせやすくなるし、イライラしやすくなるし、そわそわしやすくなります。
そういった不調がまずベースとして起こり得る。かつ寒暖差が激しく、そして気圧差も激しく、そして環境もどんどん変化する。周りを取り巻く環境がめちゃくちゃ変化する季節なんですよね。
そうすると、体はそれに常に順応していこうとするので、例えば順応するための自律神経が関与してくるんですけど、そこにダイヤルがあるとすれば、10にしたり0にしたり、また10にしたり、次5にしたり3にしたりみたいな、常に動かさなきゃいけない。それは不安定ですよね。
周りが不安定なので、体の中も不安定なんですよ。不安定だからこそ変化できるんであるんですけども、固定してないというところでは。そこにうまく乗っかれるか乗っかれないかっていうベースの体の状態が整っているかっていうところが影響するんですが、この時は本当に毎日たくさんの方の相談が来ます。
今はちょっと不安感が強い方々っていうのは特に多いんですけども、いろんな不定収束というか、めまいがする、たちくらみがする、頭が痛い、不安だとか、夜寝れないとかっていうのが毎日何十件っていう連絡が来るので、皆さんそういうなりやすい時期なんじゃないかなという気はしますね。
じゃあやっぱり寝ることが一番だと思うんですけど、他に何かこの時期心がけておきたい要条は何か先生おすすめありますか?
この時期心がけておきたい要条は、やっぱり容器が発動して外に出ていく時なので、それを抑えつけてしまわないっていうのもちょっと大事ですね。要するに容器っていうのは用であったかいエネルギーなんで、外に明るくて太陽みたいなイメージです。
外に明るく上に向いているエネルギーです。で、あったかいんですよね。だから冷たいものをたくさん取ったりしてしまうと、下げてしまうわけですね。元気がなくなっちゃう。なので、中学の考えでは物事はすべてインとように分かれるっていうふうに考えます。容器というのは上に上がる、外に向かう。容器を上げるものって例えば味だと辛いものとか甘いものなんですよね。逆に酸っぱいものとか苦いものってインなんですよ。下に落ちるっていうイメージですね。
だから酸っぱいものは適度に取るのはこの時期はいいんですけれども、取りすぎてしまうと下に落ちてしまうし、苦いものも取りすぎてしまうと落ちるし、あとは冷たいものとか生物がどんどん増えちゃうと下に落ちるし。だから少し活動的に少し辛いものとか少し甘いものとかを意識して。
甘い辛いって唐辛子をいっぱいとか砂糖いっぱいってわけじゃなくて、食べ物の特性の中で例えばネギとか生姜とかその程度のものを少し取ってあげるとか、あとは甘みのあるもの、お芋とか取ってあげるとか、お米しっかり食べるとかっていうのが食事の上ではとっても大事かなと思います。
あとは散歩するとか緩めるってことが大事なので、しっかり深呼吸するとか散歩するとかっていうのも大事かなと思っています。
新しい環境への適応と養生
先生、新しい環境に身を置いて、学生さんとかでもそうだし、新しい職場とか新しいスタートを切って、環境に馴染めない時の要像っていうのはおんなじですか?
極論を言ってしまうと、そこに本当に馴染めないんだったら頑張ってもしんどくて、やれないんだったらもう一旦帰ったらいいと思うし、辞めてしまって違うものに行ったらいいっていうのが極論です。
そこの逃げ場っていうのは必ず自分で確保しておいてあげるっていうのはとっても大事なことだと思うんですよね。
日本はどうしてもやり続けるのが善で、辞めてしまうのは悪みたいな考え方があると思うんですけども、辞めても全然いい。
ただ、辞めた後に起こることっていうのも皆さん絶対経験しとくべきだと思うんですよ。
辞めて終わりじゃないし、辞めてからの方がまた新たな道が出てきます。
ただ、どうしても例えば学校にいて、僕もそうでしたけど、学校にいるとそこが完全な世界なんですよね。
でもちょっと視点をずらすと、例えば隣の学校に行ったり隣のクラスに行くだけでも世界ってまた全然違ってくるので、そこを知ってまたどっか居場所があった方が強いので、
いろんな居場所を持ってそっちの居場所に逃げ込める場所っていうのは心の中だけでも、そして物理的にもあると楽なんじゃないかなっていうのがあります。
ただ、そこまで行くまではまあまあとりあえずやるだけやってみて、そこでどうにかやれることはしっかりやった方が自分のためには絶対になりますので、やってみてほしい。
もしか寝れなくなってきたりとか食べれなくなってきたりとかしてきたらちょっと危険なサインなので、そこは少し一旦心が落ち着ける場所で避難して少し休めてあげる方がいいかなと思います。
その時は嫌じゃなければ自然に触れるのが僕はすごくいいなと思っています。
それは海でもいいし川でもいいし、なければ空を眺めるだけでもいいですし、ちょっと空の広い公園なんかに行って少し深呼吸してっていう時間を設けてあげるのがいいなと僕は思います。
エンディングと告知
さあエンディングのお時間ですが、前編いかがだったでしょうか。
次回また桜井先生の後編をお届けしたいと思うんですけども、ひろみさん、僕らねちょうどこのインタビュー終わったんですけど、改めてこのインタビュー後期的なところでなんか久々に会われて感じたこととかなんかありますか。
やっぱりお話が深いっていうのと、心と体ってつながっているんだなっていうのを感じさせていただくお話だったので、
一人でも多くの方に聞いていただけたら嬉しいなって今思っているとこです。
すごく自然体で気取らずに、また後編でもその辺のお話も出てくると思いますけど、やっぱり聞いているこちらの先生の方にもゆるゆるなんていうキーワードもありますけど、まさにそれを体現されるような方だなというふうに個人的にも思いました。
さあ、ということで4月のもう15日ですけど、ひろみさんお知らせはありますか?
はい、あります。ふわりの春が始まっていて、まさに4月はいっぱい展示があるんですけれども、
この4月の15日、あとは名古屋のぬくぬくさんというところと、東京はにわこ屋さん、それから神戸にも行きます。
しさも工房、岡本、それから岐阜のループスさんなど行っていますので、ぜひ皆さんよろしくお願いいたします。
そちらで日程はいろいろインスタとかね、サイトに書いてある。
はい、あと各店舗の方に詳細も詳しく出ると思うので、ぜひ。関西は毎年1年に一度しさも工房さんの岡本店に行くので、よかったらぜひ。
あと静岡なんですけど、もう春展は終わっているんですが、常設でお取扱いただいているので、ぜひ静岡の伊勢丹さんのアンズールさんというところに行っていただけたら嬉しいです。
はい、ぜひチェックしてみてください。
さあ、ラジオボイスボヤージュは毎月第3、第4水曜日朝7時に新エピソードが配信されます。
Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicなど主要なリスニングサービスにてお聞きいただけます。
ぜひフォローボタンからフォローお願いします。
そして番組、そしてひろみさんへのご質問お便りはラジオ概要欄にあるフォームからお送りください。
旅、健康、皆様の気になること、こんな方のお話を聞いてみたいなど、ぜひぜひお待ちしております。
なお採用された方にはアトリエふわりのエコバッグやポーチなどを月割りでプレゼントいたします。
番組へのご感想はInstagramでハッシュタグボイスボヤージュをつけてポストしてもらえたら嬉しいです。
ぜひ番組の口コミもよろしくお願いします。
ここまでのお相手はアトリエふわりデザイナーの鈴木ひろみと
プロインタビュアーの早川洋平でした。
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