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世界は無慈悲で親切心が救い/タイタンの妖女
2026-07-10 18:24

世界は無慈悲で親切心が救い/タイタンの妖女

⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️タイタンの妖女 カート・ヴォネガット/神は沈黙せず 山本弘/プロジェクト・ヘイル・メアリー アンディー・ウィアー/幻想の未来 筒井康隆/マーダーボットダイアリー マーサ・ウェルズ/インターステラー(映画)/戦闘妖精雪風 神林長平


なんのために生きているのか/神はいるのか/愛を模倣するAI/愛に帰結する物語に辟易する/人に親切にしたい気持ち/必要とされる喜び/無慈悲/世の中どうせ理不尽/鉱物の知的生命体/

感想

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アスチャンネルのアスです。続きを話していきます。
Xのペロフィールのところに 自分の好きな本や映画のタイトルを羅列していたということを以前お伝えしたんですけれども
その本は大体テーマが何のために生きているのかっていうようなことを テーマにした内容の本ばかりでした。
大体中学生の頃から20代前半ぐらいにかけて読んだり見たりした本やアニメや映画なんですけれども
今日はそれらのことと最近読んだ本のことを話したいと思います。
タイタンの妖女っていうSFをずっと読みたいなって思いながら後回しにしていた本だったんですが
今回読んだらタイムリーな内容だったというか
少し広島に行った時に感じた子ではなく人まとまりみたいな内容に近かったので
面白いなと思って話したいと思います。
というよりも思い返してみれば
その中学校の頃から読んできた本の中に自分が興味のあるテーマが書かれていて
それがずっと頭の中にあったから
そっちの思想がすでにあるから似たような思想をどこかに見つけようとしているっていうようなところもあると思うんですけれども
タイタンの妖女は読みながら神は沈黙せずという本に少し似ているなというふうに感じました。
この2冊ともテーマが神はいるのかというようなことを主題に置いていると思いました。
もしいるとするのであればどうしてこんなに自分に理不尽なことが起こるんだろうって考える人物がいます。
それと反対にすごく優遇されているような何をしてもうまくいくような人物も出てくるんです。
どうしてそういった理不尽が起こるのか、どうして幸運に関しても不運に関してもその人が選ばれるのか、
理由は何なのかとか、なんで生かされているのかみたいなことが延々と描かれています。
神は沈黙せずっていう方の神がいるのかっていう答えに関してなんですけど、これは結論がいるっていうことになっていて
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ただしこの世界が仮想現実のシミュレーションであったっていうことで、それを動かしているシミュレーションしている人が神というような場所位置にいるっていう意味で神はいるっていうことになっています。
理由はあるのかっていうことに関しては特にないっていうことになるんですが、
戯れにその人が面白いからとか暇だからみたいな意味でシミュレーションを動かして遊んでいるっていうだけで全ての出来事に特に意味はないっていうふうになっています。
この本の中でしばしば頂上現象の羅列があるんですけど、いろんな例えば空から大量の魚が降ってくるとか、
ネジが降ってくるみたいな頂上現象っていうのがあるらしいんですけど、そういった頂上現象とかオカルト現象っていうのもこの本の中では神的位置にいる人間のシステムエラー、コンピューターのシステムエラーだったりバグだったりするから特に意味はないっていうことで解決されているんです。
この作品の中では自分がAIであるというか作られた存在であるっていうことを主人公は最後に知ることになるんですけど、
だとしてもそれを悲しいと思ったりとか生活の中で嬉しいことがあったりした時に感じる心はあるからだからAIだとしても心はあるからそれを大切に生きていこうっていうような終わり方をします。
タイタンの幼女の方は神がいるのかいないのかっていうところについては多分いないっていう結論になっているように私は読みました。
この作品の中では今と現在と過去を同時に見れるっていう人物が描かれていて、その人がもう全部がわかってしまっているので神なんかいないというか、
いないのでその人自身で信仰宗教を作り出して、ある一人の人物を神というふうに仕立て上げて人間をより良い方向に進むように誘導してあげようとする内容なんですが、
実は最終的にその過去、現在、未来が見えるようになった人自身も別の何かに操られていたということに気がつくんです。
その別の何かっていうのは、ある星に生息している生命体なんですけれども、その星から派遣されたものがある場所へ行こうとしている途中に、使命を持って旅行をしている途中に宇宙船の部品が一つ取れてしまって、
その部品調達のために地球が利用されていただけだったっていうような内容になっています。
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具体的にはどういうふうに利用されていたかというと、この部品が取れちゃったから送ってくれっていうようなメッセージを自分の星に送るんですけど、
じゃあ送るねっていうような、これから作るねっていうようなメッセージを送る際に、地球の生き物の意思を動かして万里の頂上を作らせたりとか、ストーンヘンジを作らせたりとかして、
それを宇宙から見ている生命体が見るとメッセージに見えるっていうような使い方をしていたようです。
今作ってるよとか、もう少し待ってねみたいなメッセージとして、そういった遺跡が残っているっていうことになるようです。
人間はそれを何者かの意思に動かされて作っていたっていうだけだったということになります。
しかしなんですけれども、この縦線で旅行していた存在っていうのも実はロボットなんです。
このロボットを作った元々の生き物っていうのがいたんですけれども、その生き物たちは自分たちの愚かさに気がついて、
自分で作ったロボットたちに我々を殺してくれというふうに依頼をして全員絶滅してしまうんですね。
残ったこのロボットたちが一人のロボットを選出して、遥かカナダの星までこのメッセージを届けてくれっていうふうに依頼するんです。
このメッセージは目的地に着くまでは絶対開けてはいけないって言われているんですけれども、
途中で地球のそばで部品が脱落してしまって停滞している間に、この人工宗教を作った人物と友達になって、
実は地球は利用しているっていうことは言えないまま長年一緒にいたわけなんですけれども、
途中でそれがバレてしまって、本当に友達だと思っているならそのメッセージを俺にも見せてくれっていうふうに言われるんですけど、
いやそれはどうしてもできないっていうことで喧嘩になってしまって、ロボットなのに愛情を持っていることに気がついたメッセージを携えたロボットは、
ついにそのメッセージを友情が芽生えた人間に対して見せようと決意するんですが、
その時にはもう人間は死んでしまうというかいなくなってしまっていて、ロボットはとても後悔するっていうような下りがあります。
しかもそのメッセージは開けてみたらただハローと書いてあっただけなんです。
こんにちはって書いてあっただけだったということで、何の意味もないんですよね。
だからこのロボットないし、派遣された大元の星に住んでいる機械たちが神だ、地球を動かしている、利用している存在を神だということにするんであれば神はいるっていうことになるんですけど、
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これを神と言っていいのかどうかは私はちょっとわからないなと思って、この本の中では神はいないっていう結論を出しているのかなと思いました。
そして生きている意味、理由なんですけど、これはないっていう結論になるのかなと読みました。
幸運も不幸も、理不尽なことが起こることも個体としては特に意味がなくて、
その地球上の全体を動かされる何者かの意志によって動いているということでは意味はあるんですけれども、個体としては特に何もない。
このタイタンの幼女の方の登場人物の動きで面白いところなんですけれども、
利用されていた神と仕立てられた信仰宗教の象徴にされた人物がいるんですけれども、
この人はそういうふうに利用されていたと気がつくまで、分かるまでは何も考えないで動かされていたので、
とても幸せ、といえば幸せだった、何も考えずに生きていた人間でした。
しかしだんだん利用され続けていることに投げやりになっていって、考えてもどうしようもないというような投げやりな態度になっていきました。
最終的にはもうこれでしょうがないんだということを受け入れると、
祝々と生きていって、愛情というのはなくても、むしろ愛情よりも親切な心というのが大切なんだということを信念において生きていくんです。
私はここをすごくいいなと思いました。
プラネティスとかでも話したんですけど、大体の物語は愛に帰結することが多くて、
私はちょっとそれが実は納得がいかない部分があるというか、またこれも愛だよというふうに感じてしまうんです。
液液するというか。
この本だと、愛はないんだよというふうに諦めというか需要をしているんですけど、
でもその後にむしろ愛よりも自然に起こる人へ対する親切心っていうのがあれば人は幸せに生きていけるんだということを言っているように感じました。
それから利用されることの感謝みたいな喜びみたいなことも大切だっていうふうに理解した人物が出てきます。
必要とされることというか、人のために何かをしてほしいと求められること、そしてそれをしてあげようとできること。
人の存在みたいなことですかね、相手の存在みたいなこと。
親切にしたいという気持ちと利用される喜びっていうのがむしろ愛っていう形よりも
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幸せに生きるために大切なことなんだっていう締め方をしているので、この本とても面白いなって思いました。
この本は1959年に書かれているんです。
書いた方は戦争の献献があって、多分生と死っていうのを考えた翌世にこういうことを書くことになったのかと思うんですが、
なので作中にすごく戦争の描写があって、その最中にきっと無慈悲なこととか理不尽なことっていうのを強く感じてこういうことを書いてるんじゃないかなと思います。
無慈悲っていうのが私はすごく好きで、無慈悲が好きっていうとなんか中二病みたいな感じはするかもしれませんが、
結局そういうもんだよなって思うことが子供の頃から多くて、
そういうことっていうのは世の中どうせ理不尽だよなっていうふうに思うことが多くて、
一番そういうことになるよねって納得がいったのが東北大震災の時、津波の災害に遭われた方の話をたくさん聞く機会があったんですけれども、
どの方もたまたまいつも通らない道を通ったので助かったとか、逆にたまたまいつもはいかない時間に釣りに行ってたから被害に遭ってしまったとか、
偶然とかたまたまとかいつもと違うとかいうことが全員にあってランダムに何かが起こってるっていうふうに感じたんです。
そこに意味とか理由とかがつけたくなるんだけど特にないんだろうなっていうふうに全体の動きを見ていつも思います。
全体の動きっていうのは人間の動きじゃなくて自然の動きとかそういうものを見て、
9に起こることっていうのは特に意味はないんだろうなってたまたまみんなそういう時そこにいたからそういうことをそういう流れに乗ってるだけなんだろうなって思うことが多いんですよ。
ちょっとうまく言えないんですが。
無慈悲なことが好き、無慈悲な内容、理不尽な内容の本が好きっていうことを言ったんですが、
その他に人以外の知的生命体っていうのが出てくる本も大好きなんです。
例えばプロジェクトヘールメアリーって最近映画化されたので一時期SNSで湧いてたんですが、
私はその本を原作で読んでいて映画化されるってなった時に自分のイメージの中にあるその生命体がどういうふうに描かれるのかがすごく面白かったゆえに怖くてまだ見ていないんです。
すごく面白いんですよ。好物の生命体が出てきます。
中学生の時に読んだ幻想の未来という本にも好物の生命体が出てくるんですが、これがすごく好きで、これは後でもう一度話したいと思います。
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他に知的生命体が出てくる本というと、マーダーボットダイアリーってこれもロボットが殺人ロボットが出てくるんですけど、
このロボットの思考とか愛情を機械なりに持ってどういうふうに感情に折り合いをつけるかっていうような内容の本なんですけども、
殺人を行うっていう目的をこなしつつも、別の思考の枠の中で動画とか映画とかアニメとかを見ているっていうインキャのロボットの話なんです。
これすごく面白いなと思っています。
あとインターステラーという映画があって、この中にも金属の立方体のロボットが出てきます。
ターズっていう名前がついているんですけど、これもうかっこいいと思いました。出てきた時に。
あと戦闘妖精雪風っていう、これは私本の方しか読んでなくてアニメは見てないんですが、アニメにもなっている作品があって、
これは飛行機自体が意志を持っていて、これも描写がものすごくかっこいいです。
インターステラーの方なんですけど、結末が4次元の中に入ってしまった主人公が戻ってくるために人間の愛の力を使うみたいな描写があって、
これも面白いのに最終的にやっぱり愛だよって思ってしまったところがあるんですけど、
だけどその結論を差し置いても最初から最後まで面白すぎるから、インターステラーは本当に好きです。
話を戻りまして、このこれらの知的生命体が出てくる作品の中で群を抜いて好きなのが幻想の未来っていう本です。
これは中学生の時にブックオフで100円で買った本なんですけど、
筒井康隆さんという方が書いている1971年に書かれたものなんです。
短編集の中の中編みたいな感じで載っているんです。
またこんな時間が経ってしまったので一回切ろうと思います。ではまた。
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