ショート動画はリミックス、ようするに真似をするのが当たり前で、みんなが真似をすることでオリジナルが人気になっていく面もあります。元動画と自分の映像とを画面分割して表示できる機能について、TikTok、Instagram、YouTubeでの使い方を紹介しました。
=== 目次 ===
ショート動画はリミックス/真似が当たり前
SNSにリミックス機能が用意されている
パペットスンスンがバズった理由
TikTokのデュエット
Instagramリールのリミックス
YouTubeショートのリミックス>コラボ
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TikTokが作った文化だと思うんですが、ショート動画はリミックス。
要するに、真似をするのが当たり前で、みんなが真似をすることで、そのオリジナルのものが人気になっていく。
そういう文化なんですね。
オリジナリティはいらない。もしかすると、中途半端なオリジナリティは邪魔なのかもしれません。
そもそも、TikTokは口パク動画のSNSだったということを知らない人もいるかもしれません。
曲を流しながら、自撮りで口パクするという動画を投稿する場所でした。
類似のサービスがあって、TikTokはそもそも二番煎じだったといった昔話は一旦置いておきましょう。
口パク動画のどこが面白いのかは、当時の私は理解できなかったんですが、
どんどん投稿することへのハードルが下がっていったSNSに移行しているという流れは理解していました。
文章を考える必要がある文字のTwitterから、画像、写真でいいというInstagramになって、文章を考えなくてよくなったと。
で、今度はショート動画になって、ネタを考えなくてよくなったと。
どんどん投稿のハードルが下がったものに移行していってるといった感じのことを言ってる人がいて、なるほどなと思いました。
TikTokで人の動画の真似をするというのが、機能的にもそういう真似をするための機能が用意されてるんですね。
その一つは音源をそのまま使うというもので、これは楽曲としてJ-POPとかK-POPとかプラットフォームが用意している音源をそのまま使うというのもあるんですが、
他の人が、例えばオリジナルソングを歌ってるものであったり、別に曲じゃなくても喋ってる内容とか、人の投稿した動画の音をそのまま使って動画を作ることができるんですね。
だからショートコントのカバーとかもできちゃうわけですね。口パクで。
で、音源だけではなくて映像も利用することができて、画面分割をして元の動画と自分の動画等を上下とか左右とかに並べて表示した動画を作れるんですね。標準で用意されている機能で。
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この辺のことはTikTokだけでなくYouTubeショートでもInstagramのリール動画でもできるようになっています。TikTokを真似しているわけですね。
他の人にそういう形で再利用されたくないという場合は動画を投稿するときに設定で他の人が利用できないようにもできるようになっています。
逆に言えば設定でそうなってない動画はリミックスOKと認めていると解釈されるわけです。
TikTok上で流行ってるものには素材とかテンプレートと呼ばれる流行りの動画を作りやすくするようなベースになるものを作って提供している人がいたりします。
そういうところもいい文化だなと思いました。素材の一部分がグリーンになっていて、そのグリーンの部分を透明にして抜いて合成してねみたいな素材があったりするんですが、今時の若者はiPhoneでキャップカットで動画編集くらいはしているので合成したりはできるんだと思います。
TikTok上でもある程度の動画編集はできて、今軽く調べてみたんですがグリーンバックを抜くこともできるようです。
パペットスンスンというパペット人形のキャラクターが今流行っているんですが、多分その流行った要因の一つとしてTikTokでバズったというのも大きかったようです。
そのバズった動画というのがあって、スンスンともう一つ仲間のキャラクターが音楽に合わせてダンスというかちょっとした動きをしている動画です。
で、その動画と自分の動画を上下2画面で分割して作った、投稿された動画がたくさんあるんですね。
そうやっていろんな人がパペットスンスンと同じような動きをした動画をいっぱいアップしていったことで多くの人が目にするようになってパペットスンスンの認知度が上がった、人気が出てきたということだと思います。
で、これかなり狙ってやったんだろうなと思います。
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まず動画のサイズ感というかキャラクターの2体が並んでいるのが、上下2画面表示にした時にもその半分の画面でぴったり収まるようなすごくジャストなサイズ感なんですよね。
さらに2体というところがポイントかなと。友達とかと2人で一緒に動画を撮ろうよという流れになりやすい。そして動きも簡単なんですけどそれなりにインパクトがある。
音楽もオリジナルのものでいい感じの緩い感じの音楽なんですね。ショート動画で真似してもらうことで拡散していくことを意識したすごくよくできた動画なんだなと。自分もショート動画をやるようになってよくできた動画、よくできた戦略だなと感心しました。
で、各プラットフォームで画面を分割してリミックス動画を作る方法を紹介したいと思います。最近初めてやってみたのでどんな感じだったのかを紹介します。
まずTikTokですが、デュエットという機能の名前です。デュエットしたい投稿が選ばれているところで、点々のメニューからデュエットを選びます。
デュエット動画を作るときに動画の途中から始めたいというケースがあると思うんですが、一生懸命色々探してみたんですが始まりは頭からになるみたいです。
画面の分割は上下左右の他にコマドとして元動画を表示する方法と人物の背景を切り抜いて表示する元動画の上に表示する表示方法があります。
Instagramの場合は動画を選んだ状態で点々のメニューからリミックスを選びます。そして次の画面でカメラアイコンを選ぶのがポイントです。
そうするとそこで分割画面にできるんですがちょっとわかりにくいんですよね。カメラを選べばいいんだと気づくまでにだいぶ時間がかかってしまいました。分割方法はTikTokと同じで左右上下コマド切り抜き人物の背景切り抜きです。
ただ元動画を上にするか下にするか右にするか左にするかは選べないようです。TikTokでは元動画を上にするか下にするかとか選べるんですがInstagramの場合は元動画が必ず上とか固定されているようです。
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Instagramの特徴としてはカメラをデュアルに設定できてインカメラとアウトカメラの映像を同時に映すことができます。その場合片方の動画はコマドとして表示されます。そのコマドは大きさとか位置を変えることもできます。
YouTubeの場合はショート動画が表示されているところにremixボタンが常に表示されているんですがそこのremixボタンを押してコラボというのを選ぶと画面分割になります。
YouTubeの場合は元動画の途中の好きな場所からコラボを始めることができます。
TikTokではできないとさっき言いましたがInstagramでもできませんでした。もしかしたらやり方に気がつかなかっただけかもしれませんが私がやってみたところ画面分割で元動画と自分の動画等をremixしたものを作るときに元動画の途中の好きなところから始められるのはYouTubeショートだけでした。
今回は以上です。あしかが康二がお届けしました。
キャストあしかがー
10:52
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