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第313回アシカガキャスト
最近、iPadのお絵かきアプリ、アドビフレスコにかなり向き合っています。
フレスコの使い方をいろいろ試しているうちに、第3の消し方を見つけたので、
アドビフレスコでの3つの消し方を紹介したいと思います。
まず一つ目は消しゴムツールですね。ツールバーにある消しゴムを選んで消します。
ベクターブラシで書いたものもピクセルブラシで書いたものも普通に消すことができます。
キャンバスを拡大して小さい消しゴムで消せば細かく消すことができますね。
次に消し方の2つ目は、以前紹介したベクターブラシではみ出した線を消すことができるベクタートリミングです。
画面上に常に表示されている丸い円のところ、タッチショートカットと呼ぶんですが、
これをコンコンコンと3回押すと通常状態とも違う、2回コンコンと押した時とも違う状態になるんですが、
ベクターブラシを選んでいる状態でコンコンコンと3回押すとベクタートリミングが使える状態になります。
この状態で交差している線のどっちかをなぞると交差している部分までその線が消えます。
例えばベクターブラシで丸い形を書いて横線を完全に円からはみ出すような横棒1本ピッと上から引いたとして、
ベクタートリミングで丸い形からはみ出している部分だけの線を消すことで丸の中にきれいに横線が入っているような状態になります。
さらにそこから円の上の部分か下の部分をベクタートリミングで消せば半円の状態になるということですね。
デジタルならではの書き方なんですがイラストを書くときに線を引くときにわざと交差するようにはみ立たせるように書いておいて後ではみ出しているところを消していくと
そういう書き方が私は気に入っています。
そして3つ目の消し方なんですがこれは透明の色で塗りつぶしツールで塗りつぶすことによって消すという方法です。
色を選ぶところで透明度を設定できるんですが完全に透明にしてしまって塗りつぶしツールで塗りつぶすとその塗りつぶされる部分は完全に透明になるので
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要するに消えてしまうということですね。
アドビフレスコのベクターブラシで描くのが私は好きなんですがベクターブラシで描いても線と塗りの区別がないので
塗りつぶしツールを使って塗りつぶしていくと後から線画だけの状態に戻せないというのが不便だなと思っていたんですね。
でもこの透明で塗りつぶす技を使えば線画だけに戻すこともできるんですね。
ただし線と塗りの区別がないので線を黒で描いて黒く塗りつぶした部分は線も塗りも一緒になってるんで
透明で塗りつぶしたらまとめて消えてしまいますね。
線と塗りが違う色だったら後から透明で塗りつぶせば線だけとか塗りだけにすることができるので
いろいろなケースで便利なんじゃないかと思います。
特に塗りの部分をマスクとして使ってその塗りの範囲の中だけにピクセルブラシで塗ってアナログ感を追加するとか
そういうことが柔軟にできて便利かなと思います。
まあもっと塗りつぶした部分だけを簡単にマスクにするような機能があればいいとは思っています。
ということでアドビフレスコで描くんじゃなくて消すときの消しゴムツールとベクタートリミングという方法と
透明で塗りつぶす方法の紹介でした。