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2024-07-22 11:37

Looker StudioでGoogle Analyticsのレポートをメール配信(第756回)

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Google AnalyticsがGA4になりレポートのメール配信機能がなくなりましたが、Google Looker Studioを使えばできるよという話です。Looker Studioはさまざまなデータを分析・見える化するツールです。
=== 目次 ===
Google AnalyticsがGA4に完全移行
メールでのレポート送信ができなくなった
Google Looker Studioとは
Looker StudioでAnalyticsのレポートを作る
レポートはほかのユーザーと共有できる
Looker StudioでSNSのレポートも
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アシカガキャスト。
Google Analyticsの話をします。
ウェブサイトのアクセス解析のツールで、Googleが無料で提供しているものです。
このGoogle Analyticsに大きな動きがありまして、
これまでのUAと呼ばれているUniversal AnalyticsからGA4というものに移行したんですね。
まあメジャーアップデートみたいなものです。
これが大きく変わって、従来のデータも引き継げないような、全く別物に変わったんですね。
で、古い方のUAでとっていたデータも6月末で消えました。
もちろんちゃんと移行期間は長くとっていて、告知も何度もしてたと思うんですが、
こういうのってユーザーを配慮して延期しがちで、
多分当初よりは遅くなったと思うんですが、ついに6月末で確認したら確かにデータは消えていました。
で、新しい方のGA4に完全移行したわけですが、GA4が分かりにくいという声はよく聞きます。
そこで使い方、見方を教えてあげるとか、設定してあげるというビジネスは生まれているんだと思います。
で、このGA4に移行して困ってることがありました。
これまでは毎週とか毎月とかアクセス解析のレポートをメールで送ることができたんですけども、
GA4になってその機能がなくなったんですね。
この機能私もクライアントさん向けに設定していた例もありますし、
使ってた人は多かった機能だと思います。
アクセス解析の中から必要な項目とかをチョイスしたカスタムのレポートを作って、
その内容を関係者に毎週とか毎月とかでメール配信してたんですね。
Google Analyticsにログインしてアクセス解析の結果を見ていくというのは、
ある程度知識がないとなかなか難しいので、
まとまったレポートを見るだけという方が楽でいいという人も多いんですね。
例えばウェブサイトの中でここのディレクトリは会社の中のここの部署が担当していると、
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このディレクトリは違うこの部署というような時に、
その部署が担当しているディレクトリの解析結果だけをカスタムのレポートとして用意して、
メールで毎週送るみたいなことができて便利なんですね。
なので何とかメール配信できないものかと調べていて、
Google Looker Studioというのを使えばメール配信できるという情報を知って試してみました。
試したところレポートをメール配信できるようになりました。
Looker Studioというツールの可能性もすごく感じています。
Looker Studioとは何かというと、
Googleが提供する無料のクラウド型ビジネスインテリジェンスツールということらしいです。
ビジネスインテリジェンスでBIという言い方をするんですね。
だからBIツールです。
ウェブブラウザ上でGoogleアカウントがあれば無料で使うことができます。
以前はGoogleデータポータルという名前でした。
BIツールとは企業が持つ様々なデータを分析、
メール化して経営や業務に役立てるソフトウェアということです。
データを資格化しダッシュボードやレポートを作成することで
ビジネスにおける意思決定を支援するというものなんですね。
Looker StudioはGoogle AnalyticsやGoogle広告、Googleスプレッドシートなどに接続して
表とかグラフ、チャートなどを作れます。
データを資格化する、メール化するツールということですね。
棒グラフとか折れ線グラフ、円グラフとか、地図、散布図など
いろんなビジュアライズの方法が用意されています。
Google Analyticsを見ることができるGoogleアカウントで
Looker Studioにログインすれば
Looker Studio上でGoogle Analyticsに接続するのは簡単です。
で、解析結果のレポートをどう作るかということになるんですが
あらかじめテンプレートとしてGA4レポートというのが
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Googleが用意してくれているテンプレートがあります。
これをベースにカスタマイズしていくのが簡単だと思います。
私もそうやってレポートを作りました。
このテンプレートのGA4レポートはレイアウトも結構凝っていて
こうやって細かくレイアウトできるんだなということが分かるんですが
レイアウトする、デザインするという意味では使いやすいツールではないですね。
GoogleっぽいといえばGoogleっぽいユーザーインターフェースです。
例えば円グラフの色を変更すると
項目ごとに色が分かれている円グラフの色の配色を変更するときに
複数のグラフを同じ配色にするという機能がなくて不便だなと思いました。
作ったレポートは他のユーザーと共有することができます。
共有したユーザーに編集権限を与えることもできます。
そして今回使いたかった機能ですが
レポートを定期的にメールで配信することができます。
メールはレポートを画像にしたものが貼り付けられていて
pdfファイルが添付している添付されている形で送られます。
配信のスケジュールは毎日毎週毎月とかカスタマイズもできるようになっています。
Looker Studio上でももちろんディレクトリーを指定してレポートを作ることもできるので
そのディレクトリーに関連している部署の人だけにレポートをメールで送るとか
外部の人に特定のディレクトリーだけのレポートを送るみたいなことができて便利だと思います。
これは全体のレポートは見られたくないという意味でも便利ですね。
Looker Studio上でレポートを見るときには
アナリティクスで見るときと同じように
ここからここまでの期間を見るみたいに期間を変更することができます。
レポートの作り方次第でいろいろ条件とか設定を変えたり
フィルターをかけてレポートを見ることができるので
レポートを組み立てる人がしっかりお膳立てしておけば
Googleアナリティクス上で見るよりも見やすい便利ということになるなと感じています。
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このLooker StudioはGoogleアナリティクス専用ではなくて
いろんなものからレポートを作ることができます。
Googleスプレッドシートにデータをアップできれば
そのデータを元にグラフを作ったり
ビジュアライズができます。
Xのアナリティクスをエクスポートして
Googleスプレッドシートにインポートして
Looker Studioでレポートを作るというのをやってみました。
テスト的にちょっといじってみただけなんですが
これでちゃんとレポートを作ったら
SNSコンサルとかやる上では非常にいいなと
説得力が出るなと思いました。
YouTubeの場合は直接つないでレポートを作れるということで
やってみて接続するところまではできたんですけども
解析する期間を変更してもデータが更新されない状況で
なんかうまくいってません。
でもYouTubeの解析レポート作成もできるということです。
Looker Studio上でレポートを作るためにいろいろいじってると
結構やっぱり時間はかかってしまうんですが
面白いツールだなと思っています。
そんなに苦になる時間ではないです。
あとやっぱりこの手の解析
ビジネスインテリジェンスという言葉をあまり知らなかったですが
この分野でもどんどんAIが活躍するようになってくるんだろうなと思います。
データをGoogleスプレッドシートに置いて
一方ではGoogleLooker Studioでレポートを見て
また一方ではGPTとかGoogleのジェミニみたいなAIで
チャット形式で解析してもらうということになっていくんだろうなというか
もうそうなっていってるんだろうなと思いました。
今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
キャストはしかた。
11:37

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