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2022-11-16 11:48

トロンボーンの音ゲーの偽物で楽しんでた話(第599回)

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娘がやりたがっていたトロンボーンのゲームのiPhone版がついに登場したと思ったら、ニセモノのパクリゲームだった話です。パクリでも、いざ訴えて勝つのは難しいのかもといったことにも触れています。

=== 目次 ===
娘がやりたいトロンボーンのゲーム
ついにiPhone版が登場!?
本家と名前が違う別物だと気づく
パクリでも楽しければいいじゃんはダメ
パクリゲームは訴えて勝てるのか
商標権がポイントらしい
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トロンボーンの音ゲーの偽物で楽しんでた話です。
SNSで話題になっていたようで、娘がトロンボーンの音ゲーをやりたいと言ってきたんですね。
何ヶ月か前の話だったと思います。
太鼓の達人とか、アイドルマスターみたいな、ああいう音ゲーですね。
リズムゲームとも言いますね。
タイミングを合わせてトロンボーンを演奏していくんですが、
音程がずれたり、タイミングがずれたときの、調子パズレなボーンみたいな音が楽しいと。
TikTokかインスタのリールか、だいたい娘が見てるのはそういうものなんですが、
ショート動画で話題になっていたようです。
で、その時調べてみたら、スチーム版のゲームで対応しているのはWindowsだけでした。
MacでもiPhone、iPadでもNintendo Switchでも残念ながら遊べないよと娘にその時は伝えました。
そして、それからしばらくたっての最近なんですが、
Appleからのメールでトロンボーンヒーローというゲームアプリをおすすめされました。
Appleが時々おすすめのアプリを紹介したメールを送ってくるんですね。
以前娘から言われてトロンボーンのゲームをアップストアで検索していたので、
その検索履歴をもとにこいつはトロンボーンのゲームが好きなんじゃないかとおすすめしてきたんだと思います。
そしてこのトロンボーンヒーローを早速ダウンロードして遊んでみました。
そして娘が学校から帰ってきた時に朗報があるよと言って、
ついにやりたいと言ってたゲームのiPhone版が出たよと言ったんですね。
そしたら本人もピンときたようで、トランペットか何かを演奏するやつだよねとこのゲームのことを覚えていました。
そして2人でやってみたんですが、アイドリッシュセブンとかの音ゲーをやっている娘でしたが、これは難しいと言っていました。
操作方法は音ゲーリズムゲームでよくある操作方法で、
太鼓の達人と同じで右から左に流れてくる音符というか丸と棒がつながっているようなものにタイミングを合わせて指の位置を合わせていきます。
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ゲームの説明って言葉だけじゃ難しいですね。
縦軸が音の高さ、横軸が音の長さですね。
音がちょっと外れるところも面白いですし、自分で演奏してる感じもあってなかなか面白いなと思いました。
娘がやってるアイドリッシュセブンとかの音ゲーは娘からパパもやってみてとか言われて何回かやったことあるんですが、
全く歯が立たないというか全然できないんですね。
どんなに練習しても娘と同じレベルには行き着かないんじゃないかと、練習しようというやる気も起きない感じでした。
でもこのトロンボーンのゲームは下手なりにそこそこできて面白いですし、練習すれば上達する感じもあって楽しいなと思っていました。
そしていざツイッターでみんなにこのゲームを紹介しようとした段階で、
このゲームの名前が本来話題になっていたトロンボーンのゲームと違うことに気づきました。
私が遊んでるのはトロンボーンヒーローなんですが、以前話題になっていた方のゲームはトロンボーンチャンプという名前でした。
ヒーローじゃなくてチャンピオンなんですね。
確かにトロンボーンヒーローで検索した時の検索結果が少ないなぁとは感じていたんですね。
まあ後からだったら何とでも言えるんですが、最初に1回遊んだ時にちょっと違和感というか物足りない感じがしたんですが、
期待しすぎてただけなのかもと思ったのと、面が進むごとにもっと面白くなるんじゃないかと思いました。
他にも今考えるといくつか引っかかる部分はあったんですね。
でもまあまんまと偽物と気づかずに楽しんでいました。
名前が違うと気づいてからトロンボーンヒーローのアップストアのレビューを見たんですが、
某人気ゲームのスマホ版がついに出たと思ってきたそこのあなた、残念ながら純度100%の劣化コピーゲームですと書いている人がいました。
本物の方のトロンボーンチャンプはアメリカのホーリーワウというところが作っています。
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1520円でsteam版として販売しています。
偽物の方のトロンボーンヒーローはチェコのリーガルベースアートというところが作っていて、
iOS、iPadOS、Android版があります。
このトロンボーンヒーロー、無料なんですが広告が入っているので広告収入狙いですね。
連続して遊ぶには広告を見る必要があります。
パクリだと言って公開停止になってもそこまでで稼げれば稼いだもん勝ちということなんでしょうね。
パクリのアプリでも楽しく遊べればいいじゃんという発想もあるかもしれないですが、
そういうユーザーの姿勢がパクリを横行させるのでダメだと思います。
違法の漫画サイトとかと同じですね。
自分だけ良ければ自分ぐらいいいだろうという人がいっぱいいることが良くないんですね。
ちなみにちょっと話それますが、
昔のパソコンでみんなが自作ゲームを作っていた時代は、
ゲームセンターにあるようなゲームをパクって勝手にパソコンに移植している人がいっぱいいました。
そしてそのゲームのプログラムが雑誌に載って、
その雑誌に載っているプログラムをみんなが打ち込んでそのゲームで遊ぶと。
そういうのが当たり前な時代もありました。
私もシャープのMZ80Bというパソコンを持っていて、
パックマンの偽物のゲームとかドンキーコングの偽物のゲームとかで遊んだりしていました。
でも今は堅苦しいですが、パクリのゲームでも楽しく遊べればいいじゃんという姿勢ではダメだと思います。
でパクリゲームですけどもトロンボーンチャンプ側がトロンボーンヒーローを訴えて勝てるかと考えるとそこも微妙なところかなと思います。
そもそも音ゲーリズムゲームの操作方法自体はみんな似たり寄ったりでオリジナリティはないですよね。
トロンボーンヒーローはトロンボーンチャンプの出てくる演奏している人のキャラクターがローポリゴンの3D風で背景の画像が絵画っぽいもの。
馬の絵だったりとか同じではないんですけども印象世界観をすごく寄せてきてるんですね。
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なのでパクってることは明らかなんですがキャラクターが全く同じかというと違いますし法律的な部分で争うのは意外と難しいんじゃないかなという印象です。
なので法律的にというよりもユーザー側に訴えかけるのがいいんじゃないかと思います。
世間を味方につけてパクリゲーム許すまじみたいな状況を作れればトロンボーンヒーロー側が自主的に取り下げるアプリを公開停止にするんじゃないかと思います。
とはいえそうなったら儲けるだけ儲けて勝ち逃げみたいになっちゃいますよね。
我が家で大人気でたまに行っているひき肉と米というハンバーグのお店があります。
吉祥寺と渋谷にあって我が家では吉祥寺店に行っています。
でこのひき肉と米のパクリのお店がどんどんできてるらしいんですね。
メニューの名前や食べ物の提供方法などのオペレーションが真似されているというのもありますし、
お店の名前とかロゴとか使ってるイラストとかも真似されているということなんですが、
そういうところと争う上で大事なのは商標権ということです。
ひき肉と米は店名は商標を取っているし、
イラストは商標を申請していてそろそろ取れるということらしいです。
で商標権を持っていると店名とかロゴをそのまま同じものを使われれば商標権の侵害なんですが、
似ているものでも商標権侵害にはなり得るそうです。
お客さんが混同するかどうか。
同じお店だよねと間違えてしまうかどうかが基準らしいです。
そういう意味で言えばトロンボーンヒーローはトロンボーンチャンプと明らかに混同するようなものになっているので
悪質だというか訴えて損害賠償請求とかそういうところにも行けるのかもしれないなと素人ながら思ったりしました。
今回は以上です。
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