最終出社後のラーメン体験の回想
転職からちょうど2年がたちまして、最近ふと思い出したんですけど、長い休みに入る前によく行くラーメン屋さんがあるんですよ。
そこは前の会社に勤めているときによく行ってたラーメン屋さんなんですけど、今でも3ヶ月か4ヶ月に1回ぐらいは行ってるんじゃないかなっていうようなラーメン屋さんです。
特に長期連休とか、これは今でも覚えてるんですけど、前の会社の最終出社日が終わって、会社から帰る際にそのまま立ち寄った思い出があります。
今でも鮮明に覚えてるんですよね。
職場のビルから軽くなったリュックサックで代謝をしてビルを出て、なんかほっと一息をついたんですよ。
ああ、やっと全部終わったみたいな。
あの開放感、やばいですよね。
仕事辞めて全ての責任とか重さが全部体から一気に落ちるあの感覚ですよ。
例えるなら似てるかもしれないですけど、小学生の時にあった長い夏休みに入るあの瞬間の感覚ですよね。
皆さん覚えてますか?
就業式が終わって、教室で夏休みの注意喚起、説明があり、帰りの回でしたっけ?
終わったら校舎を出た瞬間、なんかすごく異常に世界が広く感じるなっていうのと、壮大でどこまでも長い休みが目の前に横たわっているあの感覚ですよ。
まさにあれです。
ほんとさっきも言いましたけど、全ての労働と責任から解放されて、夏休みほどではなかったですけども、それなりの何もない有給償還の期間が目の前にあるっていう風に考えると、なんかもう無敵になったような感じになりましたね。
ほんとに9割のこの解放感、そして残り1割くらい、この会社の一員じゃなくなっちゃったんだなっていう一末の寂しさがあるような、そんな仕事を辞めた帰り道、ふとよく食べていたラーメン屋さんに行きたくなったんですよね。
ラーメン屋さんに到着をして、いつものように食券を買って席に座ると、少しなんですけど、このラーメン屋さんで過ごした思い出っていうんですか、それなりの期間会社に勤めていたので、まあまあ言ってたんですよ。
それがやっぱり蘇ってくるもので、同僚と一緒に昼食べに来たなとか、最初に食べてほんとおいしくて、いやこんないいラーメン屋さんが近くにあるんだなっていう、なんか嬉しかった記憶とかね、なんかふわふわと浮かび上がってくるんですよね。
で、まあ会社辞めちゃうわけなんで、もう気軽に来れなくなるのかなとかっていうふうに、なんかふと思いながら、ちょっと寂しいなとか思いながら考えてたら、ラーメンが到着してスープを一口含むわけですよ。
いやもう尋常じゃなくうまかったですね。ほんと尋常じゃなくうまかった。冗談抜きで、普段食べてたときのいつものうまさを100としたら、たぶん300から500、つまり3から5倍くらいうまかったと思うんですよ。
本当にどうかなりそうでした。これ間違いなく脳内の快楽物質がドバドバ出てるなとか思いながら、ラーメンをすすって、すごいすっきりした気持ちで家路に帰ったなっていうのを今でも覚えてるんですけど、
「区切り飯」としてのラーメンの分析
そういうこともあったからかわかんないんですが、今の会社にいても長期連休ですよ。いわゆるボンクレ正月っていうんですか、そういった長期連休のタイミングとか、夏休み冬休みでもいいんですけど、1週間とか休みができたとかなりそうなタイミングとかの仕事の終わる日、納める日にふと立ち寄るなっていうことが結構今でもある感じですね。
これって皆さんも経験ある人はあるのかなと思うんですけど、面白い現象ですよね。なんか長い周期での習慣の一つ、例えば正月とかお盆とかに実家に帰るという行為であったりとか、クリスマスとか誕生日にケーキを食べるみたいななんか儀式みたいなものなんだけど、それを上回って大きい快楽を伴っているっていうところですね。
なんかこれって面白いなと思ったので、もうちょっとちゃんと言語化しておきたいなというのが今回のエピソードの趣旨なんですけど、まあいろいろ考えてみたんですけど、いくつか要因がありそうだなと思いました。
やっぱり一つは緊張の谷から解放されたということですよね。やっぱり労働している瞬間っていうのは交換神経が優位で、まあ程度の差はありますけども、緊張していたりとか、時勢を働かせていたりとか、日づかりをしている状態なわけですし、
加えてその仕事をしているということは、やっぱり様々な責任があったりとか、締め切りもあったりするということで、やっぱりより強い緊張とか疲れの状態、あとはストレス状態っていうのがあるわけですよ。
それがこの最終出社によってスイッチがオフになったということで、この今までかかっていた高ストレスだった状態が一気にゼロになるっていうこの落差がとんでもなく大きかったっていうのがあるから、やっぱりその後に来る快感っていうんですか、それは相対的に増幅されている状態になるのかなと思います。
なので、ラーメンそのもののおいしさもあるんですけど、やっぱり直前までのこのストレス落差っていうところが、よりこの脳内の快感を処理している部分が異常に大きく反応したというか、普段よりも快感を感じる幅がでかかったから、こういうふうにうめえってなったんでしょうね。
2つ目は、これもちょっと似てるかもしれないですけど、自実神経がやっぱり切り替わったことで味覚の感度が上がったっていうのもありそうですね。
これも調べていて、そうなんだというか、やっぱりそうだよねっていうのはあったんですけど、緊張状態になっている時っていうのは、やっぱり消化の機能とか味覚の鮮度って落ちるっていう話みたいです。
確かにそうですよね。普段緊張している時に飯が喉を通らなくてとか、飯が味しないみたいなことありますけど、やっぱりそれが解放されて副交換神経が有効になると消化器の血流が良くなったりとか、味を感知する感度が上がるらしくて、
やっぱり同じラーメンであっても生理学的により良く味わえる状態になっているので、いわゆる旨味成分とかそういったものも感度が上がって、いつもの100が300、500になるっていうのはやっぱりこの味覚感度が上がったっていうのもあるのかなと思ったりしました。
最後3つ目は、やっぱり区切り飯っていうところの忌み付けですよね。これってその帰りに単にラーメン食べに行ったっていう夜ご飯っていう意味合いじゃなくて、一区切りついたっていうような通過記令になってるなと思っていて、
なんかこれも調べましたけど、人間ってやっぱり忌み付けされた行動に対して快感を強く感じる傾向があるので、このラーメンは労働からの卒業証書だみたいな無意識にそういった物語が乗っかってくると、味覚体験がすごく強化されるみたいです。
僕自身その前の会社が新卒から働いていた会社だったということもあるので、終わることへの忌み合いの物語としてはとてつもなく大きいというか、本当に終幕っていう感じだったので、すごく増強されてたと思うんですよ。
これもあってやっぱり最後の卒業飯というか卒業証書相当のものを受け取っているのと同等の快楽になるので、うめえってなったんでしょうね。
こんな感じでようやくすると、緊張からその安心状態への異常な落差であったりとか、解放されたことによる味覚の強化ってところであったりとか、ラーメンを食べるという行為への大きな忌み付けがされたということが重なったので、この帰り道のラーメンっていうのがいつも以上にブーストされたっていうんですかね。
最終出社のラーメンのめちゃくちゃうまいっていうのがこんな形で起こったんだろうなっていうのが整理をできたという形です。
現代における転職と「最終出社飯」の増加
そんなわけで最終出社のラーメンがブーストされているのはなぜかっていうのをちょっと考えてみたんですけど、実際にこの労働状態、日本も含めですけど変わっていく中で、
この最終出社のラーメンじゃなくてもいいですけど、こういった形の何か快楽を味わっている人って結構いるんですかね。
ここ近年は増えてるんじゃないかなと思ってるんですけど、やっぱりその転職市場が活発化しているということは、その分だけ転職回数の母数っていうところであったり、転職をする最後の最終出社が増えるということなので、母数的にはやっぱり2010年、20年代かわかんないですけど、仕事を辞めるという区切りをつけた人が増えることもあるので、
同じように最終出社後の飯がうめえっていう風に感じている人っていうのは実は増えている、共感できる人が実際に多いのかなと思ったりもしました。
現に皆さんの会社はどうかわからないですけど、僕の前の会社の同期もかなりの数転職をしてしまったり、先輩後輩含めですけども、自由に転職しているっていうところもあったりするので、逆に前の会社でずっと続けてる人もそれはそれですごいんですけど、
まあ、転職をする人が増えたということはやっぱり最終出社後に快楽を味わっている人が増えてるんじゃないかなと個人的には思ったりします。
これが今後またどうなるかっていうところも変わってくると思っているんですけど、何が言いたいかというと、この快楽を味わえる人って今は多いけど、今後逆に減っていくのかもなっていうのも逆にはあるかなと思うんですよね。
つまり人類にとってこの転職後の飯がうめえピークっていうのは今であって、今後またあんまり転職しなくなるんじゃないのっていうところはあると思うんですよ。
例えばなんですけど、まあ今も皆さん身近に感じてますが、AIを使ったような仕事が代替されるっていうところ、最近増えてきてるじゃないですか。
まあ転職じゃなくて失職って言ったらいいのかわかんないですけど、職を失う可能性とか失う人っていうのは増えていく可能性が高いということは、今の会社にしがみつくっていうところだったり、転職を抑制しようとする動きっていうのが社会全体で起こるのかなとか、なんかそういう保守的な動きっていうのがまた戻っていくのかなと思うんですよね。
つまり今の会社である程度ベーシックインカムみたいな形になるのかわからないんですけど、会社はあまり変えつつ自分のやりたいことを自己実現していくみたいな動きもなくはないかなと思ってて、
そうなると転職をするっていうところにリスクを感じている人たちはあまりしなくなるので、総数としての転職者っていうのは減る。つまり最終出社で飯がうめえって思う人も減るのかな、貴重な体験なのかなっていうのはちょっと思ったりしますと。
そうなると僕みたいに今回話しましたけど最終出社の後のラーメンがめちゃくちゃうめえとか言ってる人はやっぱり今後あんまりないというか今くらいだけなんじゃねとかちょっと思ったりしたわけなんですよね。
そうなっていくと、変なこと言ってるな昔の人はっていうエピソードになるような気がしたんですよね、このエピソードも。そういうのもあってちょっと今回話がまとまらないところもあるんですけど、最終出社の後に食べるラーメンが本当におかしくなりそうなくらいうまかったなぁ、でもそれってこの転職が盛んな現代だけなんじゃないのっていうのを残しておきたいなと思っておりました。
皆さんも転職をしたことある人ない人いるかなと思うんですけど、必ずしも転職がいいとも限らないですので、転職をする際には本当に慎重にというのか大胆になる人もありますけど、する人はしてもいいししない人はしなくてもいいしというのが一応僕のスタンスではあります。
番組の振り返りと今後の展望
というわけで、今回は最終出社のラーメンめちゃくちゃうまいよという話をした2026年7月の現在時にでした。
ということでエンディングです。
今回はラーメンの話をしているようで転職経験っていうのは実は現代が一番ピークなんじゃないのっていうようなところをお話ししました。
転職から2年が経って振り返っていたんですけど、ふとこの話を思いついたというところと、転職から2年経ったのかっていう、長かったようで短かったような2年間を思い出してみて、
できるようなことも増えたけど、これからまたいろいろできるようになっていかなきゃなっていう、現在地を振り返ることができたんじゃないかなとこの収録の裏では思っておりました。
とりあえず今の仕事もちゃんと頑張ってステップアップしていくのか、それともまた引き続き自分のスキルを磨いていくのか、いろいろ考えて次の3年目を迎えていきたいなと思っております。
番組では感想を募集しています。
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では今回はここまでです。
現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう。
じゃあね。