自分の言うことを聞く、自分の政策を実現してくれる官僚は上にきてあげる。
自分の政策に反対の意を唱える人は、もう左遷をするという恐怖政治ですよね。
本当に国民のためになる政策を提案しても、
菅さんなんかの意にそぐわなかったら飛ばされてしまうわけです。
だからそうすると、国民のための政策を考えるよりも、
菅さんに気に入られる政策を考えるようになってくるわけですね。
そうするとやりがいって何なんだろうってなりますよね。
やっぱり国家公務員を目指すってことは、国家、国民のために。
国民が幸せになるために。
あるいは国の将来のためにこういう政策をやるべきだってことを勉強して、
立案して提案したいじゃないですか。
だけどそれが、政治家の気に入らなかったらお前くびねと。
そんなんじゃなくて、俺が思うことやると。
政治主導だから俺が考えることやると。
俺が政治家なんだから政策は俺が決めるぜ。
お前は知恵を出せ。知恵を出すのはお前の仕事だけれども、
やるかどうかは俺が決めるから。
俺がやれって言ったことはやれよっていうことを言われるから、
それはつまらなくなりますよ。
夜は長く、国会のあるときは本当に夜遅くまで仕事をし、答弁を書き、
ほとんど寝る間もなく、家に帰る間もなく仕事をするわけですよね。
そして他の外資とかそういうところに行ったときを見てると、
高い給料をもらって、楽しそうに嫌なことをやらされないことはないと思いますけれども、
少なくとも自分が面白いと思ったことをやってるっていう風に、
そういうふうに見えるのはすごく多いと思うんですよ。
だからこんな国家公務員なんて、偉くなったら面白いのかもしれないけど、
それまでにはまだ何年もかかるし、
それだったら今のうちに辞めて、民間に転職してもっと金の稼げる、
そして自分の思い通りのことをやったほうがいいんじゃないかと、
そう考えるキャリア官僚の人が増えても当たり前だと思うんですね。
これが私は、世間で一般でいいことだと言われている、
政治主導というものが例外だと思いますし、
ごとに言ったみたいに政治主導の失敗例の最たるものが、
今大阪で進められている大阪万博であり、あるいはIRと思うんですよ。
IRって意味わからないでしょうね。カジノですよね。
インフラも整わないようなところで施設をつくることを決めてしまって、
チリぬぐいを役人がさせられる。そんな感じですよね。
さすがに万博とかIRの失敗は維新の責任だっていうところは逃れられないと思いますけれども、
それでも役所の責任は取らされるだろうし、
本当はこんなのやっちゃいけないってことは十々わかってるんですけれども、
政治主導ということでこれを止めることができなかった。
それも非常に悔しい思いをしてる人は多いと思うんですよね。
公務員、官僚の人たちの仕事ってすごく大事で、
日本は官僚主導だからダメなんだっていう人結構いるんですけれども、
官僚主導から政治主導に変えたらもっとダメなんですよ。
なんでかって言ったら政治家っていうのはそんなに勉強もしてないし、
選挙に勝つことだけは得意かもしれないけれども、
政策の立案とか、そういうことを勉強してる政治家なんてほぼいないんですね。
そんな人に政治主導だとか言って、政策決めさせてどうするんですかと。
素人に政策を任せてるようなもんですから、失敗するのが当然なんですよ。
官僚でも本当に国家国民のことを考えて国家観を持ってる人いるわけですよね。
そういう人をちゃんと使いこなすのが政治家の本当の仕事で、
全部俺が決めるからっていうのは、自分の能力を過大評価しすぎ。
そんなのは無理です。
そうじゃなくて、やっぱり政策の立案は官僚にやってもらう。
自分が知らない自分の能力の足りないところはちゃんと官僚の知恵を借りる。
でもこれが国家国民のためにならないよってことであれば、やっぱりそれは違うよってことを言って、
官僚と政治家が二人三脚で政策を作って前に進めていくっていうのが、
本来の日本の政治のあり方なんですね。
政治主導だけでもダメだし、官僚任せでもダメなんですよ。
このバランスをちゃんとうまく取るっていうことをやっていくのが、
日本の政治の進め方だと思います。
でもこれが変な形で、政治主導はいいんだ、みたいな感じで。
それに思い上がっている政治家が官僚に対してパワハラみたいなことを繰り返し、
結果的に優秀な官僚が辞めていって、
もう上の言うことだけ聞いてればいいんだ、みたいなね。
そういう官僚ばかり残るようになったら、それは官僚組織が劣化をしていきます。
腐敗をしていきますから、夢を持って希望を持って国家公務員になった人が
希望を持ったまんま、本当に大事な公務員として年まで従事できるように。
希望を持って、やる気を持って、やる気を失うことなく従事できるように。
そういう環境を作ることが大事だと思います。
そのためにはやっぱり国民の意識も変えていかなきゃいけないし、
政治家ももっと謙虚に官僚の皆さんには対応する必要があると思いますね。
本当にひどい対応を僕は散々見てきました。
それは官僚を辞めたくなりますよ、そういう世界ではなくて、
そして次は、
いつあってもおかしくない南海トラフ地震と言われておりますので、
今回は多少被害があったみたいですけども、
それほど大きなことにはならなくて、
とりあえずはほっとしているところですけれども、
気象庁の記者会見を見ておりましたが、
やはりこれからは注意が必要だということで、
当面1週間程度と言われていますけれども、
記者会見でも担当者の方がおっしゃっていたように、
いつあってもおかしくない状況なんだということですから、
やはり日頃から大地震、大津波、このような災害に対しては、
備えておかなきゃいけないということを改めて考えていただきました。
被害に遭われた方には、早い復興・回復を申し上げたいと思いますし、
お願いを申し上げたいと思います。
そして、やはり今、プライマリーバランス、黒字化目標ということが設定されて、
来年予算は相当緊縮になるだろうということが予想されるわけですけれども、
必ずやってくるこのような巨大地震、大津波、それから大雨とか、
必ずやってくる自然災害には備えずに、
絶対にやってこない財政破綻に備えているというのが今の日本の状況ですので、
優先順位を間違えてるのはどうにかしなきゃいけないと思いますね。
本当に災害は、防災・減災っていうことは、
本当に人々の生命・財産を、そしてまた日本の経済力全体を守るということになりますから、
そのための投資というのは無駄にならないわけですね。
今何も起きなくても、何百年後かには絶対起きてくるわけですから、
将来のこの国土で暮らす日本人には、そのような防災投資をやっていくと、
絶対に役に立つわけですね。
今も我々が暮らしているこの地域には必ず道路があって、堤防があって、
防水・防災のインフラは過去の人たちが整えてくださった上に、
我々は安心して暮らしてるわけですよね。
道路だってそうです。昔の人が道路を引いてくれたから、
我々は普通に仕事に行ったり学校に行ったり、何の苦労もなくできるわけですけれども、
これも過去の人がそのような整備をしてくれたからですね。
我々はそういう先人たちのインフラ整備の上で暮らしてるんだと、
便利で安全な世の中で暮らしているんだということを改めて感じる必要があると思いますし、
より便利で、より安全な国土にして次の世代に引き渡していくというのが、