音楽表現を伝える工夫:お人形とパペットの活用
おはようございます。街のピアノの先生、アミです。
今日は、私が子どもたちに音楽の表現を伝えるときに、どんなことをしているのか、少しお話ししてみたいと思います。
私がよく使うのが、お人形とかぬいぐるみとかパペットです。
例えば、曲の中に悲しい感じがあったら、そのお人形を悲しそうにしてみたり、
楽しいところだったら、わーいってお人形を楽しそうに動かしてみたり。
私自身がやると、ちょっと恥ずかしいこともあるんですよね。
大人がいきなり悲しいとかってやるのって、ちょっと照れくさいじゃないですか。
でも、お人形やパペットだったらできるんですよね。
しかも、子どもたちの食いつきがすごくいいんですよね。
お人形が悲しそうにしていると、子どもたちの顔もパッとイキイキしてくる。
この曲ってこんな感じじゃないって私が聞くと、
うん、こんな感じって子ども自身から出てくることもあります。
感性を音にする方法:具体的な指導例
そこで、例えば悲しい音を弾くときに、
じゃあこの音は赤ちゃんのほっぺをプニって触るみたいに優しく弾いてみようかなんて伝えてみる。
すると、ただ優しく弾いてというよりも、その子なりの音になっていくんですよね。
私は子どもたちにはちゃんと感性があると思っています。
この音は悲しいな。ここは楽しいな。なんか優しい感じがするな。
そういうものをちゃんと感じている。
ただ、それをどうやって表現したらいいのかがまだわからない。
だから、大人がすることって、こう弾きなさいと答えを教えることだけじゃなくて、
その子が感じているものをどうしたら表現できる形にできるのか。
その方法を一緒に探してあげることなんじゃないかなと思っています。
大人も子どもも:感性の表現と伝達
そしてこれは子どもだけじゃなくて、大人にとっても同じなんですよね。
悲しい感じ、楽しい感じ、優しい感じって感じることはできても、
それを相手に伝わる言葉にするって、実は結構難しいです。
だから私自身もレッスンをしながら、どう言ったらこの子に伝わるんだろうとか、
お人形とかパペットを使ったりして、
言葉じゃなくてもどうやって伝えていけたらいいんだろうかなって、
いろいろ試しています。
そう考えると、音楽を教えるということは、
子どもの感性を育てるだけではなくて、
私自身も感じたことを伝わる形にするという訓練をさせてもらっているんだなと思います。
音楽を共に味わう幸せ
そして何より子どもと一緒に、この曲こんな感じだねって音楽を味わえる時間、
私はそれこそが音楽を習うことの大きな幸せの一つなんじゃないかなと思っています。
上手に弾けるようになることももちろん嬉しい。
でも今の音なんか悲しいねとか、ここ楽しいねとか、
この和音は綺麗だねって感じたことを一緒に共有できる、
そういう時間が子どもたちの中に残っていったらいいなと思っています。
今日は私が子どもたちに表現を伝えるときに大切にしていることについてお話ししてみました。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。