さて時間が経つの早いというわけで今回取り上げるのは時間SFです。時間SF、時間にサイエンスフィクションのSFというカテゴリーについて語っていきます。
坂本雄二さん脚本の映画ファーストキスのシナリオブックを今週読んで泣いて映画をまた見たくなったこのタイミングで語ってみようと思います。
時間SFで調べてみるとシナリオの書き方まとめウィキというのが出てきました。初めて知りました。
時間SFとは時間移動をテーマにしたストーリーのジャンル。一般的にはタイムトラベルと呼ばれますが、タイムトラベルが受動的なニュアンスに対して時間SFは能動的に時間を操るニュアンスが含まれるためやや幅広いジャンルとなります。
このジャンルには主に以下のようなサブジャンルが含まれます。
タイムリープ。意識のみが過去に戻り、記憶を保持したまま行動をやり直すストーリー。
タイムループ。特定の時間帯を繰り返し体験するストーリー。
タイムスリップ。予期せぬ出来事で突然時間移動するストーリー。
これらのサブジャンルはしばしば重複したり混在したりすることがあります。
例えば、シュタインズゲートはタイムリープとタイムトラベルの要素を併せ持っています。
シュタインズゲート。その中で世界線の概念は、世界線とは並行して存在する複数の歴史のことを指す。
各世界線は微妙に異なる歴史を持ち、人々の運命も変化する。
世界線の収束理論により、一定の出来事は異なる世界線でも必ず起こるとされている。
そしてタイムトラベルの方法も、Dメールといって過去にメールを送って世界線を変動させたりとか、
タイムリープマシンといって人間の記憶を過去に送り返す装置だったりとか、
主人公のオカリンが持っているリーディングスタイナーという特殊能力。
世界線が変動しても前の世界線の記憶を保持できるという能力。
こちらには時間パラドックスの扱いとして、過去を変えることで未来が変わり新たな世界線が生まれる。
しかし世界線の収束により、一定の出来事は必ず起こる。
これにより、単純な因果関係の矛盾を避けつつ複雑な時間操作のストーリーを展開しているということです。
そう、時間SFといえば、ステンズゲート、記憶に新しい、とか思っちゃったんですけど、もう何年前になりますかね。
今調べてみたら、インターネットが接続できなくて、すでにこれは世界線が変化してしまったのではと思ってしまいました。
そう、いろんな方がおっしゃってますけれども、時間SFと恋愛っていうのは本当に相性が良くて、やっぱりどうしても恋愛ってあの時、もしっていうifが存在してしまうじゃないですか。
あの時出会ってなければとか、あの時こんなこと言ってなければとか、そのifっていうのはフィクション、時間SFとしてはいいエッセンスなわけですよね。
で、実際にタイムトラベルをして、あの時もしをもしもなくしていくというか、その分岐をたどっていくっていうのがね、やっぱりいいんですよ。
もう皆さん見てください。本当に。
で、その映画の鑑賞後の自分の投稿を見返してみたんですけど、ちょっと読みます。
最後は綺麗に焼いた餃子で終わるかと思いきや、その前で余韻を残しつつ終わるのは憎い。
そんな憎いとまで書いてるんですけれども、そうなんですよ。
坂本優次さんという神様みたいに雲の上の方とまさか肩を並べるつもりはないのですが、
私も一応一位脚本家として、一位脚本家として自意識があるんですけれども、やっぱり憎いですね。
ミュー404とかラストマイルの野木彰子さんに対してもそう思っちゃうんですけれども、
やっぱり私なんかじゃあまだまだ書けないシナリオの領域っていうのが遥か上にあるのを突きつける感じ。
私だったら餃子までこう映像に残しちゃうかもなぁとか思っちゃったんですけれども、
でもね、映画で見た時は私だったら餃子まで映しちゃって終わるなぁと思ったんですけど、
シナリオブックを読んでみると確かにこれはこれですごく綺麗なんですよ。
すごく綺麗で、確かにあれで終わるのがいいよなぁと思って、
これはちょっと映画とシナリオブックを見てほしいので、本当にネタバレ回避で言いませんが、
あの終わり方が本当にいいんですよね。
彦さんという方のノートから引用させていただきます。
物語は餃子で始まり、餃子に終わる。焼き焦げた餃子。焦げる前にはもう戻れない。
唐揚げにレモンをするってことはさ、不可逆なんだよ、というカルテッドの名シーンを思い出さずにはいられないその不可逆性。
起きてしまった焼ききれない後悔をタイムリーフという坂本作品にしては珍しいリアリティラインの逸脱でもって覆してみせる
決意のロマンティックラブコメディSF
方文章にできる彦さんは天才かと思いまして、ノートをフォローさせていただきました。
坂本裕二さんの解像度は高い方なんですけれども、私もカルテッドのそのくだり好きだったなぁと思いつつ、
その彦さんが同じ記事で紹介されていた坂本裕二さんの東京ラブストーリーから引用のセリフなんですけれども、
人が人を好きになった瞬間ってずっとずっと残っていくものだよ。それだけが生きてく勇気になる。
暗い夜道を照らす懐中電灯になるんだよ。
この言葉も身に覚えがありすぎる。なんだかね、SFの話ではありますけど、恋愛や恋愛以外だとしても、
今つらいという人にとっても照らしてくれる言葉だなと思います。
例えば失恋だとして、過ぎ去った幸せなことと今つらい気持ち、未来にはそんなこともあったなと笑い飛ばせる自分、
全てが今ミルフィーユなわけです。
そう考えると幸せだった瞬間というのはその瞬間として大切にできるというか、
私はろくな恋愛をしてこなくて、元彼とかは全員すでに死んだと思って生きてるんですけど、
元彼とは関係なくずっと一途に思い続けてた叶わなかった片思いのことを私は恋と呼んでいます。
その人についての気持ちを今では肯定できるような気がしてます。
現に恋した瞬間も叶わないと思って泣いた夜も、今こうして肯定できる自分も同時に存在しているということですからね。
関係ないんですけど、受験生の時に受かるかわからないって泣いてる時に自分の声で大丈夫だよって聞こえてきてびっくりしたことが、不思議なことがあったんですけれども、
実際に時間ってそういうものなのかもしれないなと思います。
その経験があったからこそ私は受験を頑張ることができたし、
あの時の私の声になるかなと思って過去に思いを馳せて大丈夫だよってメッセージを伝えるみたいに思い返したりもしてるんですよ。
今私が辛かった時に大丈夫だよって思ってる気持ちが本当にあの時聞こえたのかなと思ってしまいますし、
だからその声についても、私は過去の私に聞こえてなかったとしても、かなわなくてもいいんだよって伝えていきたいなと思います。
そのSF、サイエンスフィクションとはいえ、前提にはサイエンスがあります。
まだまだ知らないことも多いですけれども、これからこの時間の定義っていうのが一般的になる未来も近いのかなと思います。
なので実際にはそのタイムトラベルとかタイムリープとかっていうのが実現はできないでしょう。
今のこの世界線では実現はできないですけれども、いろんな世界線があってそれが叶ってる私もいるかもしれないし、
その世界線に移動するとか考えるとやっぱりサイエンスフィクションって面白いなと思うし、