1. イラストレーター原あいみの話
  2. デジタルでかく・アナログでか..
2026-03-07 11:36

デジタルでかく・アナログでかくの使いわけ

私の新刊「マンガで学ぶ最強の80字作文 小学1〜6年」(飛鳥新社)が出てからもうすぐ1年。昨日に続き学校の先生方の研究会にお邪魔した際のお話です。面白い質問をいただき、デジタルとアナログで書く事について、改めて考えてみました。


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#デジタル #アナログ #イラストレーター
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サマリー

イラストレーターの原あいみさんが、デジタルとアナログの使い分けについて自身の経験を語ります。デジタルは効率や試行錯誤に向き、アナログは描く行為そのものを楽しむことや、緊張感から生まれる表現に適していると分析。アナログならではの質感や、一本の線に込められる集中力、そしてそれがデジタルでの表現にも活かされる可能性について考察しています。

はじめに:研究会での質問とテーマ提起
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。おはようございます。
今日はですね、前回に引き続き、私の最新刊、漫画で学ぶ最強の八十字作文の監修者でいらっしゃる、R80という文章メソッドの開発者の中島博士先生のお誘いで、とある学校の先生たちの研究会にゲストとして出てきましたというお話の続きになります。
そこで、私がイラストレーターという仕事をしているので、質問をいろいろとお受けしたんですね。その中にちょっと自分としても、今回の質問をいただけたことで、改めて自分の中を整理することができた一つのことがありましたので、それをお話ししていこうと思います。
いただいた質問がどんな質問だったかというと、デジタルとアナログの使い分けについてのお話でした。SNS世代の子どもにとって、紙に書くことの重要性や、原さん自身が感じているアナログの良さを教えてくださいというね、そういうご質問をいただいたんですね。
自身の制作活動の変化:デジタルからアナログへの回帰
このことについては、私、去年1年、特にいろいろ考えたんですよね。自分はお仕事でずっとデジタルiPadで絵を描いてきているんですけど、手で描くというところには変わりはないんですが、デジタルで絵を描いているんですね。
でも、昨年は古典をやるきっかけもあり、絵の具で描いたり、それこそ日本画の画材を使って、わざわざ絵の具を作るところに、皮と塗り合わせるところからというような作業をしたりとか、そういう本当にアナログ制作にどんどん戻っていっているんですよ。
自分はこのデジタルで描くこととアナログで描くことをどんなふうに住み分けているのかなっていうのを、この質問の答えになるかはわからないんですけど、ちょっと一旦自分で整理してみようと思って考えてみたんです。
描くことなので文字もしかり、絵もしかりという感じではありますが、私はデジタルとアナログをこんなふうに使い分けているなというふうに思いました。
デジタルとアナログの使い分け:効率と楽しさ
デジタルで作業するときは効率を重視しているとき、そして作業スペースが限られるとき、あともう一つ試行錯誤を効率よくしたいとき、そういうときにアナログで描くなというふうに思いました。
デジタルですね。デジタルで描くなと思いました。一方アナログで描くときは、描く行為自体を楽しみたいとき、要は絵の具でペタペタと描くとか鉛筆でカリカリ描くとか、これね私気持ちがいいんですよ。
この行為自体が気持ちよくて楽しくて心地よいんですよね。なのでそれをやりたいなっていうときはアナログで描くんです。これにつながるのかもしれないですけど、発想を自由に広げたいっていうときにはアナログで描くことが多いんですね。
これはもしかしたらこの気持ちいいとか心地よいっていう気持ちを使っているのかもしれないなというふうに思いました。逆になんですけど、その気持ちいいとはまた別に緊張感もあるんですね。
アナログの緊張感と集中力
この緊張感っていうのはデジタルだったら、トントンってiPadだと指を2回トントンってタップすれば元に戻れるんですよ。あとはPCでパソコンで作業しているときはコマンドZっていう感じでいくらでも過去に戻っていけるんですよね。デジタルの場合は。
でもアナログはそういうわけにはいかないので、これを塗ってしまったらもうね取り返しがつかないけど本当にこの色でいいのか、いいのかっていう感じとか、あと線を引くときもデジタルだったらもう何度も何度も描き直して一番気持ちのいい線が描けたところで次に進むっていうことができるんですよね。
デジタルで描いている漫画家さんの手元とかYouTubeで見たことある方もいらっしゃるかもしれませんが、結構何度も描いて、描いては消して、描いては消して、描いては消して、今のいい線できたから次っていう感じに描いている方がすごく多いなっていうのにびっくりしてます実は。
ただアナログで描くときはそういうことがもうできないんですよ。要はこの一本の線がやり返しが効かない一本の線なのでものすごく緊張感があるんですよね。
でもこの緊張感、緊張感があることでいつも以上のパフォーマンスがその線にこもるみたいな、なんかそういう効果はあるんじゃないかなっていう気がしているんです。
なのでアナログで描くときは全く別な感情なんですよ。描いてて気持ちいいからこそ発想が豊かに広がっていくっていうふうに使うときもあれば、ものすごい緊張感があるからこその一発描きのいい線が描けるみたいな、そういうことを私は使っているなというふうに感じました。
アナログの良さ:子供たちへの影響
この質問をいただいて自分でどういうふうに住み分けしているのかなっていうのを考えたことで気がついたなという気がします。
これがね子供たちにとってアナログの良さっていうのを伝えるのは専門家でもないですしわからないんですけれども、
でも私はやっぱり描いていて気持ちがいいとか心地よい楽しいなっていうのはアナログならではのこの音とか擦れる感じとか質感とかなんかそういうところにある気がしていて、だからすごく互換、互換じゃないですけどすごくね感触を使って描いているという気が実感があるんですね。
そういった行為っていうのはやっぱりデジタルにはない感覚なので、それをね子供の頃にやっぱりたくさんできるっていうのは悪いことじゃないんじゃないかなというふうに思います。
娘のデジタルとアナログの使い分け
娘なんかはやっぱりねiPadを使ってますし、学校でもみんなねiPadを使っているので結構デジタル作業が増えてるなというふうに見てます。
で、iPadで絵を描くことも大好きなので娘はやっぱりやり直しが聞けたり拡大縮小も自由にできるデジタルで書く行為の方が上手に描けるっていうふうに言ってますね。
なので何かお友達に例えばバースデーカードを書いてあげるとか、学校で何か説明のために絵を描いてみんなに見せるとかなんかそういう時はデジタルで書きたがりますね。
なんですけど、でもお友達で絵が上手な子が鉛筆でちゃんと描いたアナログの絵を見るとアナログで上手い子は本当に上手い子って思ってるような感じも見受けられますね。
なので私は決して無理地はしてません。そんなデジタルでばっかり書いてると書けなくなるよとかね、そんなことは一切言いません。デジタルもとても大事なツールの一つなので、デジタルの画材をですね上手に使いこなすことだって立派な一つのスキルなので、今気持ちいい楽しいと思えることで書けばいいと思ってます。
アナログで描き続けることの重要性
なんですけど、時々は紙にも書いた方がもっと上手くなるよっていうことは時々言っております。自分自身そう感じているんですよね。あんまりアナログで書くことから離れてしまうと、それこそね実際に本にサインしてくださいとか言われたり、子供たちの前でホワイトボードでわーって絵を描いたりっていうそういうことが私は時々あるんですけど、
そういった時に書けないとなんかちょっと残念じゃないですか。サラサラって書けた方がわーってなりません。そういうスキルは落ちないように、テクニックが落ちないようにちゃんとアナログでも書いていける人になっておきたいなぁなんて思ったりもします。
あとはですね、今特に日本画の画材を使ったり、水彩絵の具で描いたりっていう本当にめんどくさい作業を楽しんでやっているので感じるんですが、板に水張りをして一晩乾かし、そしてそこにインクで線画を描き、また一晩乾かし、やっと色を塗るってなると本当にこれをミスしてしまったら3日分の作業がパーになっちゃうとかね。
そういうプレッシャーを持ちながら、それに打ち勝ってビビらないで描けるみたいな、そういう精神力は鍛えられるんじゃないかなぁなんて思ったりもしますね。
あとアナログで水分量とか粘り気とか伸びやかさとか、そういうのを探りながらいろんな紙、画材に向き合って書いていると、その対応力みたいなのは上がっている気がしますね。
アナログで培われる対応力とデジタルへの応用
この対応力は、このファーストタッチでペタッとやってみて、こういう感じなんだったらこのくらいの力の入れ具合じゃないとにじんじゃうとか、そういうのが瞬時にババババって考えながら体が反応するみたいな、そういう能力はずっとアナログで最近書き始めているとまた戻ってきている、上がっている気がしますね。
この能力はデジタルでもいろんな筆とかいろんなタッチがあるので、それにももちろん対応できるんですよ。
でもデジタルでしかやってない人はアナログの水分量とかそういうのにふわって対応できるかというと、ちょっとあわわわってなるんじゃないかなぁなんてね、そんな風にも一応思ったりしています。
なのでアナログで書くという作業をやっていると、デジタルの方でも使えるよっていうそんな能力のような気はしますね。
まとめとリスナーへの提案
はい、ということで今日はアナログとデジタルで書くことの違い、アナログの良さはどんなところがありますかという質問を受けて、自分なりにデジタルとアナログの各違いを整理して考えてみたというそんなお話でした。
皆さんはアナログで物を書くことありますか?もうだいぶ減ったんじゃないでしょうか。
でもね、時々それこそね、あの写経なんかは私一回やってみたいんですけど、実際に物で紙に何かを書くっていうのはね、気持ちがいいですよ。
はい、よかったらね、久しぶりに今日その辺の紙に鉛筆で何か書いてみてはいかがでしょうか。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
11:36

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