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高野文子さんの漫画「棒が一本」収録のお茄子の話が凄すぎる。
2026-04-27 17:04

高野文子さんの漫画「棒が一本」収録のお茄子の話が凄すぎる。

今日は、感動した漫画をご紹介します。

高野文子さん「棒が一本」
https://magazineworld.jp/books/paper/613/

長田結花さん「そことかしこ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%93%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%89-%E7%86%B1%E5%B8%AFCOMICS-%E9%95%B7%E7%94%B0%E7%B5%90%E8%8A%B1/dp/4334980651


[参考]
『わたしの凹みと化けた猫』

「婚活は見た目が全て?」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/49754554

「仕事と妊活のてんびん」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/51496150

「赤ちゃんがコワイ…⁉︎」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/51496172

「男運がない私」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/51496200

「好きを仕事にしたけれど現実は」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/51558467

「キラキラママ友がまぶしすぎる」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/51558989

「ひとりに戻ってしまった」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/52820814/

「親のことって、そういえば」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/52820944/

「私には推しがいる」
https://aimihara-portfolio.amebaownd.com/posts/52821016/

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00:05
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
私の最新刊、漫画で学ぶ最強の八十字作文が発売からちょうど1周年となりました。
まだ読んだことないよという方は、ぜひぜひチェックしてみてください。
今日はですね、久しぶりに本棚の奥の方から引っ張り出してきたとある漫画がですね、
衝撃的に面白くて感動してしまったので、そちらをご紹介するというか、感想を話していきたいなと思っています。
どんな本かと言いますと、漫画家でイラストレーターさんでもあるのかな?
高野文子さんという、結構ね天才とか言われている女性の漫画家さんですね、ご存知ですか?
その方の「棒が一本」という単行本があるんですけど、そちらの方をちょっとご紹介したいと思います。
高野文子さんは1957年生まれということで、現在69歳でいらっしゃるのかな?
私のちょうど20歳年上なんだと思って、ちょっとwikipediaを見て、なるほどと思いながら見ておりました。
有名な作品は、絶対安全かみそりっていうのが結構有名かな?
あと黄色い本とかそのあたりかな?
私は持ってはいるんですけど、ものすごくマニアな感じで高野文子ファンで追いかけているとか、そういうタイプの読者ではないんです。
高野さんのことを知ったのは、そんなに古くじゃなくて少し前なんですね。
私が以前、自分の漫画作品で、私のへこみと化けた猫というシリーズを書いていたことがあるんです。
とあるwebメディアで連載をしていたんですけど、全10回くらいで、そのメディアが終わってしまったので終了してしまったんですけど、
その漫画を書いていた時に、自分としてもすごく気に入っていたシリーズだったんですが、それを読んだ友人がですね、
あいみなの最近の漫画面白いよねって褒めてくれて、なんか高野文子さんの漫画をちょっと思い出したよ、みたいな風に感想を言ってくれたんですね。
そう感想を聞いた時には、私はこの高野文子さんというのは存在は知ってはいたものの、きちんとそういえば作品を読んだことがなかったので、
03:06
そんな風に言ってもらえたのならと思って、その時にバババッと一気に買ったんですよ。
この高野文子さんの作品は、本当に独特な世界で、普通の漫画とちょっと違うんですね。
なんだろう、詩的というか、映画的というか、なんかこう、主人公とかね、その一人の人間にフォーカスし、その人の心情をすごく丁寧に描いていくというか、
カメラワークがものすごく凝っていて、なんか一人の人が道をね、例えば歩いているだけのシーンなのに、
いろんな角度からその主人公を見ている目線になったり、ものすごく遠景で、遠くからその主人公を捉えているような場面が続く作品があったり、
かと思えば、ものすごい変わったところからものすごいズームされたアップのアングルがあったりとか、とにかくカメラワークがすっごい面白いんですね。
ものすごいオシャレというか、かっこいいんですよ。
で、あとは、会話劇だけじゃなく、なんかこう、とがきっぽい、そういうので進んでいく感じのところもあったりして、
私はそれまで、高野さんの作品を読んだことがなかったので、別に影響されたわけでは全くないですし、
あの友達がね、私のそのバケネコの漫画を読んで思い出してくれたっていうのは、もう恐れ多いくらいの感じなんですけど、
自分のその漫画も、結構その一人の女性の悩み事にフォーカスし、心情をとがきで描きながら、会話でちょこちょことね、
途中で会話が挟まれていきながら、心の動きはとがきで表現するみたいな、そういう手法で描いてたんです。
で、しかもちょっとカメラアングルを凝ったりしていた回もあったので、それで思い出してくれたそうなんですね。
で、その時に一気に買って資料としては読んだんですけど、ちょっとね、難解なんですよ。
一回読んでもちょっと意味がわからないっていうものもたくさんあったり、そんな作品が多いので、
確かね、きっと全部読み終えないで、つんどくになっちゃってたみたいなんですね。
で、久しぶりにその同じ友人と話をしていて、その時は絵本の話をちょっと相談に乗ってもらってたんですけど、
そこで絵本のアングルとか、時間の経過の話とか、子供たちに時間の経過ってどのくらい理解できるのかなとか、
06:06
なんかそんな話をしていた時に、またね、彼女が高野文子さんの作品のことを話し出したんですね。
あ、そういえば私、本棚の奥にしまいこんじゃってて、もしかしたら読み切ってないかもしれないなと思って出してきたんです。
はい、でですね、いろいろたくさんある中で、この棒が一本っていう作品が彼女が一番おすすめだって言っていたので、それをもう一度読み返したんですよ。
で、この中に短編集がね、短編集なのでいろんな読み切り作品が収録されているんですけど、この中に入っている奥村さんのおなすっていう作品があってですね、
で、この作品の中に棒が一本あったとさっていうその歌っていうか、絵描き歌ですよね。
それがなぜか物語と関係ないというか、なぜか出てくるんですね。
で、それがこの単行本のタイトルになってるんですよ。
で、この奥村さんのおなすっていう作品がですね、もう衝撃的に面白くて、びっくりしちゃったんですよね。
で、ちょっとうまく伝わるかわからないんですけど、あまりに感動したので、今日はこの奥村さんのおなすをちょっと紹介させてもらいますね。
で、どんな話かっていうと、町の小さな電気屋さんの店主の奥村さんっていうのが主人公です。
男性で何歳ぐらいかな、40代とか30代とか、ちょっとおじさんみたいな感じですね。
その奥村さんのところに不思議な女性が突然現れるっていうところからスタートするんですけど、
近所のうどん屋さんかなんかでお昼ご飯食べてる奥村さんにそっと近づいて、その不思議な女性が、
あのちょっとお尋ねしたいんですが、って話しかけるんです。
1968年6月6日木曜日お昼、何召し上がりました?っていうので始まるんですね。
で、この1968年っていうのがどうやら20年前のある日のお昼ご飯に何食べたかって聞いてるっていう感じらしいんですよ。
そんな不思議な始まり方をして、そこでもうまずぐっと引き込まれるんですけど、
で、どうやらね、この女性はなんか読んでいくと人間じゃないみたいなんですよ。
どこかすごく遠くから来たっていうことしか言わないんですけど、
でね、人間というものを図書館かなんかで調べて、
うまく成形してもらって上手に作ったんです、みたいなことを言うんですね、自分のこの見栄えを。
で、面白いのが、あの、奥村さんのお家にね、上がろうとする時に、
09:04
ハイヒール履いてるんですけど、この不思議な女性は。
このハイヒールが自分は、こういう人間という生物の爪だと思ってたので、
あの、脱いだり履いたりするものだと思わなかったらしいんですよ。
着脱するものだと思わなくて、造形してしまったので、
お家に上がる時は、このハイヒールのね、泥をちゃんと落として入らなきゃいけないっていうのとか、
あと、眼鏡をしてる女性なんですけど、
この眼鏡っていうものも、あの、肉体のね、一部だと思って成形して作ってしまったので、
で、あの、一回ね、耳の穴から眼鏡の先っちょ、あの耳にかける先っちょが飛び出してるみたいなように勘違いしちゃって、
そうやって作られてしまったんだけど、
あ、違ったんだって言って、その、耳の穴から眼鏡の先っちょが飛び出している失敗を直して、
今の状態にしたんだ、みたいな、そういう説明のシーンがあるんですよ。
なんか、すごい面白くって。
で、えっと、だから眼鏡はくっついたままなんですよね。
っていう、もうなんともね、一体何の話なんだこれは。
そしてこの人は何なんだ。
なんか怖い、怖いくはないんですよ。
怖くないんだけど、すっごい不思議なんですよね。
めちゃくちゃその、下りというか、なんかその感じが面白くって、
で、本当にどんどん引き込まれていくんですよ。
で、その20年前の何を食べたかっていうのが、
まあ、その彼女がある氏名のもとを奥村さんに近づいてきて、
それを調査してるんですけど、
あの、その日のその場面を実は記録しているものがあるって言って、
で、それをVTRをですね、奥村さんに見てもらって確認してもらおうというシーンがあってですね、
これもまためっちゃ面白いんですけど、
なんか動画があるからって言って見せようとするのが、
なんかね、冷凍うどんみたいなパックを取り出してきて、
で、どんぶりを二つ並べて、ビニールをビリビリって開けて、
うどんをね、どんぶりにじゃらって出すんですよ。
で、一体何をやっているのかと思ったら、
なんかコンセントがついてて、
あ、それをそのテレビにつないでくださいとか言って、
で、テレビにつないで、
で、うどんをですね、この不思議な女性がお箸で、
左のどんぶりから右のどんぶりにこうやってチュルチュルチュル、
チュルチュルチュルって自分で移動させるんですよ、うどんを。
それがなんか、その動画を録画したテープらしくって、
で、そのうどんチュルチュルチュルチュルチュル動かすことで、
テレビモニターにその20年前の奥村さんのお昼ご飯食べてる映像が出るっていう。
なんだこれ?と思って、
もう、高野文子天才!って思いましたね。
で、もう一回見ますか?巻き戻しますか?ってね。
12:00
巻き戻すは、その右側に移しちゃったうどんを、
左側にチュルチュルチュルって戻すっていう作業なんですよ。
もうなんかそういう、そんなことどうしたら思い浮かぶんだろうって、
もうなんか、うーん、天才なんだなーって、
なんかね、思いましたね。
もうね、めちゃくちゃ面白かったんです。
でも、なんというか、
よく読まないとよく意味がわからないんですよね。
1回、2回くらい読んだんですけど、
結末が私よくわからなかったんですよ。
もう途中がめちゃくちゃ面白かったので、
それでもう満足なんですけど、
このね、よくわからないっていうのも、
きっとね、あのー、
センセーショナルだったんだろうなーっていうのも、
なんか想像しながら、
改めて楽しませていただきました。
この中に収録されているので、
もう一つね、いいなと思ったのが、
バスで4時にっていう作品があるんですけど、
これも、これも、なんでしょう、
これはね、SF的なことは出てこないんですけど、
1人の女性が、
シバスカなんかに乗って、
誰かに会いに行くっていう、
本当にそれだけを描いているんですよね。
それだけなのに、
本当にね、この不思議なカメラワークと、
あとその女性が、
なんかワクワクはしてないなと、
その客先に行くことに対して。
なんだかちょっと、
すごく悩んでいるわけではないんだけど、
ちょっと複雑な心情なんだろうな、
っていうのだけは分かるけど、
一体誰に会いに行くのかっていうのが、
これもですね、
1回読んだだけで、
私分からなかったんですよね。
なんかはっきりは言わないんですよ。
そのね、自分で想像して補いながら、
その物語を読者が完結させるみたいな、
なんかね、
もう本当に不思議で、
面白い作品だなって、
当時読んだ時も、
はーって思ったんだと思うんですけど、
なんか全く忘れてしまっていて、
久しぶりにね、読み返して、
この奥村さんのオナスにはね、
本当に衝撃を受けたので、
今日ちょっとね、お話ししてみました。
私は漫画を書く時は、
こうね、何か分かりやすく伝える、
みたいなことで、
その手段として漫画を用いることが多いので、
こう、分かりにくい表現っていうのは、
本当に極力避けるんですよね。
特に企業さんの漫画とかそういうものだと、
なので、もちろんアングルをね、
飽きさせないようにアングルを変えたりとか、
そういう手法はやるはやるんですけど、
あんまり凝ったことは、
むしろ避けるようにしてるんです。
読者さんが1回で分からないみたいなことは、
15:01
私のやっている漫画では、
やってはいけないことなので、
もう、やりたくてもやれないんですよね。
うん、なんですけど、
今回、高野さんの作品を読んで、
こうね、あの、なんだろう、
分かりづらいやつ書いてみたいなって、
ちょっと思いましたね。
高野さんのもう一つすごくいいなって思うのが、
ものすごいね、なんでもない日常を描くみたいなのが、
ものすごい長けていらっしゃる方なんですよね。
で、そのなんでもない日常に、
何か、あの、ちょっとね、
くすって笑えたり、ちょっとキュンってきたり、
なんかちょっとグサってなったりみたいな、
そういうのを見つけていくのは、私はすごく好きなので、
それを少しね、ドラマチックにアングルを変えて、
なんか描くみたいなのをチャレンジしてみたいなってね、
なんかこう、創作意欲を借り立てられる、
そんな作品でした。はい。
あ、で、これを話してて思い出しましたが、
現代の若い作家さんで、
ちょっとね、この高野文子さんのように、
カメラワークとか、
ちょっと凝った技法が面白いって思って、
唸った方がですね、
おさだゆかさんという方の作品ですね。
私、そことかしこっていう、
単行本を一冊持っているんですけど、
この方もね、
わー、すごいな、こういうの描けたらいいなーって、
思った作家さんの一人です。
はい、こちらもね、あの、
ちょっと概要欄にURL貼っておきますので、
そういうのね、好きだなーっていう方は、
ぜひぜひ見てみてください。
はい、イラストレーターの原江美でした。
また話します。
17:04

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