2025-08-11 06:47

AIツール三種の神器ではじめる自動運転AIチャレンジ(3)Simulator構築

生成AIツールを活用した、自動運転AIチャレンジへの取り組みを解説していきます。
Qiita記事
https://qiita.com/covao/items/236959b7629697c7bff2

サマリー

自動運転AIチャレンジにおけるシミュレーターのセットアップについて、AIツールの活用方法とその効果が掘り下げられています。特に、GitHub CopilotやAutowareを用いた環境構築プロセスが中心となっています。

シミュレーターのセットアップ入門
こんにちは。AIツール三種の神器ではじめる自動運転AIチャレンジ、今回もあなたと一緒に深掘りしていきます。
この分析は、あなたが共有してくださった資料がベースになっています。
AIツールを使って自動運転AIチャレンジに挑戦する、その第一歩、今回はシミュレーターのセットアップ、ここを見ていきましょう。
早速なんですが、資料にあった最新情報で、GitHub CopilotでChatGPT5のプレビュー版がもう使えるようになったんですね。
これ結構インパクト大きいんじゃないですか?
そうですね。かなり注目されています。特に新機能のリアルタイムルーター、これが結構面白いんですよ。
リアルタイムルーター?
はい。質問の内容を見て、最適なAIモデルを自動で選んでくれる機能なんです。
えー。
だから、この作業はどのAIに頼むのがいいかな、みたいな。そういう悩みは減るかもしれないですね。あと、数学とかコーディング能力も上がっているみたいなので。
それはすごい。自動で最適なアシスタントを選んでくれる感じですね。これって、資料にあったAIツール三種の神器の考え方にも関係してきますか?
あー、まさにいいところに気づきましたね。その三種の神器っていうのは、AIツールをもっと上手く使うための役割分担みたいな考え方なんです。
資料だと、GitHub Copilotが例になってましたけど、ASK、EDIT、AGENTって機能がありますよね?
はい、ありました。
あれをですね、それぞれ参謀、ASK、書記、EDIT、執事、AGENTっていう役割に当てはめて考えるんです。
参謀、書記、執事、なるほど。
参謀には、戦略とか技術的なことで困った時に相談する。書記には、コードの修正とかドキュメント整理とかを頼む。
執事には、決まったコマンド実行とかファイル操作みたいな作業を任せると。
はは、役割を意識するんですね。
そうです。そうすると、AIとの連携がぐっとやりやすくなると思います。
なるほど。今回のシミュレーターのセットアップみたいに手順が多くて、ちょっと専門的な知識もいるような作業だと、特に役立ちそうですね、その考え方。
おっしゃる通りです。自動運転AIチャレンジのシミュレーター環境を作るのって、正直初めてだと少し戸惑う部分もあるかもしれませんからね。
ですよね。じゃあ、そのセットアップ、具体的にはどんな流れになるんでしょうか。あんまり技術的な詳細に深入りすぎずに、全体像が分かる感じで教えていただけますか。
はい、分かりました。まずですね、Windowsを使っている場合が多いと思うんですが、その中にLinuxっていう別のOS環境を作る必要があるんです。
そのためのツールが、WSL、Windows Subsystem for Linuxですね。
Windowsの中にLinux。
ここにUbuntu 22.04っていうLinux OSを準備します。これが土台になります。
なるほど、土台作り。ここで早速参謀のCopilotに、WSLの初期設定でどうすればいいみたいに聞けるわけですね。
まさにそういう使い方ですね。で、次にVS Codeっていうエディター、開発ツールからその作ったLinux環境に接続します。
そこからコマンドを打ち込んで操作していく感じですね。
そして、AI Challenge専用のシミュレーター、AWSIM、これをインストールします。
AWSIM、これがAIが走る仮想世界そのものみたいな?
そういうことです。仮想の道路とか街並みが用意されてるんですね。
インストールもなんか手順が多そうですけど、そこも執事役にお願いしてコマンド実行を手伝ってもらうとか?
そういう活用が考えられますね。
さらにAutowareっていう自動運転のソフトウェア本体があるんですが、これを動かすためにDockerっていう技術を使います。
仮想世界の構築
Docker、よく聞きますね。
これはソフトウェアをその動く環境ごとまるっとパッケージ化する技術なんです。
環境ごとパッケージ化?
そうです。これで自分のPCだと動かないみたいな問題を減らせるわけですね。
このDockerコンテナっていう箱の中でAutoware、つまり使える状態に組み立てます。
なるほど。ビルドも設定ファイルとかありそうですけど、そこは書記役が手伝ってくれるかもしれないと。
十分ありえますね。
最後にシミュレーター、つまりAWSIMとAutowareを起動します。
必要に応じて、RVizっていうツールでAIが今どういう状況を認識しているかとか、車の動きとかを目で見て確認することもできます。
ふむふむ、なるほど。
WSLでまず土台を作って、AWSIMでコースというか世界を用意して、
DockerでAutowareっていうAIドライバーを準備。
で、RVizでその走りを見る。大まかな流れは、はい、掴めました。
そしてその一つ一つのステップで、三種の神器AIが助けてくれるってことですね。
ええ、そういうことです。重要なのは、AIを単にコードを書くだけのツールじゃなくて、
セットアップ全体のプロセスを一緒に進めてくれる、トラブルが起きたら相談できる協力者として見ることですね。
協力者ですか?
はい。そう考えると、こういう複雑な環境構築のなんていうか、心理的なハードルも結構下がるんじゃないかなと。
確かにそうですね。今回は、自動運転AIチャレンジのシミュレーター環境、AWSIMとかのセットアップの概要と、
そのプロセスでAIツール三種の神器がいかに使えるか、そのあたりを見てきました。
なんかただ手順をこなすんじゃなくて、AIと会話しながら進めていく、そういうイメージですね。
まさに、そしてこのセットアップ自体はまだスタート地点なんですね。
資料の最後の方にもありましたけど、これはAIと本格的に一緒に開発を進めていくための、言ってみれば滑走路を整備するような段階なんです。
滑走路、なるほど。
ここからAIとのもっと高度な連携、例えば自分たちでAIモデルを調整したり、そういう次のステップにつながっていくわけです。
ありがとうございます。よくわかりました。
それでは最後に、これを聞いているあなたへの問いかけです。
今日お話ししたみたいに、AIを単なる道具としてじゃなくて、セットアップから開発まで一緒に走ってくれる協力者として捉え直してみると、
あなたの次のプロジェクトとか、あるいは何かを学ぶプロセスってどう変わる可能性があるでしょうか。
ぜひちょっと考えてみてください。
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