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にんにんのおはなし会へようこそ。 今日のおはなしは、十二匹より多い十二支のお話。
昔々、神様が言いました。 新年の宴会をしよう。
最初に来た十二匹の動物に、一年ごとリーダーを任せるぞ。 お知らせを聞いた動物たちは驚き、どうやったらリーダーになれるか考えます。
ネズミもそんな動物の一匹です。 僕は、体が小さいからどうやって行こう?
次の日、ネズミは出発をしました。 宴会の5日前、ネズミはとことこ歩いていると、牛に出会います。
しかし、牛はネズミが小さかったので気づいていません。 そうだ、牛の背中に乗って行こう。
ネズミは牛の背中に飛び乗りました。 ノッシ、ノッシ、ノッシ、と牛は進んで行きます。
宴会前日の夜遅く、牛は会場にたどり着き、 同じ頃、水牛もやって来ました。
日付が変わると、お月の者が扉を開けます。
ひょーい、とネズミは牛の背中から降りて、 会場まで一直線。
そうして一番にネズミ、二番は牛と水牛になりました。
三番は虎とヒョウがガウガウとやって来て、 四番目は猫とウサギがそれぞれ到着。
五番目にはなんと、竜にワニ、それにワシやカタツムリ、 さらにはナーガやクジラまで一緒にやって来てしまい、
これには神様もびっくり。 到着の動物が出てしまい、神様困ります。
到着のことを考えておらんかった。
そんな中、六番目はヘビで、七番目に来たのは馬でした。
八番目はキツジとヤギがやって来ます。
どんどん多くなる動物たち、神様も慌てています。
でも誰も止まりません。
九番目は猿、十番目にニワトリとガルーダ、 十一番目に犬がやって来ました。
ドーン!
建物は大きく揺れ、最後の十二番目は、 イノシシとブタとゾウが会場に突っ込んで来ました。
お月の者がやっと扉を閉めたのか、 これ以上動物は来ませんでした。
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十二匹より多い動物たち。
神様は言いました。
「皆の者、今日は集まってくれてありがとう。 都市のリーダーじゃが、
到着の者はそれぞれ担当の国を決めるように。」
その言葉に動物たちは笑顔になりました。
さあ、宴会の始まりです。
神様とたくさんの動物たちは、 素敵な宴会をしました。