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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
水曜日は、スポーツ文化評論家・玉木正之のCatch Upです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いいたします。
今日は、私は昨日、2つの驚くことがスポーツ界にありましたので、それを取り上げたいと思いまして。
何でしょう?
というのは、大相撲とプロ野球なんですけれども、1つは大相撲でね、懸賞ってあるじゃないですか。
取り組む前にありますね。
大相撲とプロ野球って、朝のようなものを呼び出しさんが持ってまわってくる。
土俵の周りをぐるぐる回って。
いつも何本あるんだろうとかって思ってるんですけれどもね。
これにテレビ朝日のドラマの宣伝が出たというのは、
実はこれは私も現場でとか、テレビで直接見たわけじゃないんですね。
NHKっていうのは、懸賞をなるだけ映さないようにしますよね。
そこで見たんで、ネットで結構騒いで、こんなの初めてじゃないかと。
私はそこでテレビ朝日のドラマの宣伝をする気はないので、
そのドラマの名前までは言いません。
懸賞の幕が2本出まして、出演者は誰だとか、
誰が音楽をやっているというような宣伝。
今日から始まりますというようなものが出たらしいんですね。
これはどうなんでしょうね。
RKBのこの番組もやりましょうか、テレビで。
RKBラジオグロープアップってね、九州橋の時とか。
これはね、結構面白いなと思ったのは、
1本7万円なんですよね。
それで、協会が1万円を経費として取った後、
力士が手取りでもらうのは1万円。
あと2万円を税金対策として貯金しておくんです。
それから積み立て金として協会が取ると。
でもこれ可愛らしい額ですね。
そうですね。
最近のスポーツを語る時には、
プロ野球からメジャーに行った選手が何十何億円とか。
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そうですね。
3年100億円とか言ってるとに比べると、
1本7万円というのは、
幕を作る費用っていうのは別に、
10万20万ぐらいはあるらしい。
それにしても額が少ないのに、
私は正直言って嬉しかったです。
嬉しかった。
やっぱり異常でしょうね。
加熱しすぎてもですね。
大谷のホームランボールが1億5千万円で落札とか。
こっちの方が異常であって、
大相撲の方が異常でないということを訴えたいなという気がしたんですが、
一つ苦言を出しておきますとNHKに対してなんですけれども、
昨日の大相撲が終わった後のニュース番組でですね、
大野里と浦之介の一戦が面白かったのかどうか取り直しになりまして、
それのことをニュースでやってたんですが、
横綱が負けたことを7時のニュースでも9時のニュースでもやらなかったですね。
報酬料が破れた。
報酬料が破れたこと。
これは吉野里ですね。
これは素晴らしい相撲で、おまけに横綱を負かしたと。
横綱が負けたと。これはニュースでやらないといけないですね。
金星ですしね。
これに代わって、裏の引き分け取り直しになった一番が面白かったかもしれませんけれども、
ちょっとこのニュースは逆に驚きました。
それともう一つ驚いたのはプラ野球で、ソフトバンクにも大いに関係のあるピッチャーですね。
有原が元旧の日本ハムファイターズに戻りましたね。
戻りました。
背番号が74番。
意外でしたよね。
それ意外でしたよね。
驚きましたね。有原投手は日本ハム前にいた時には16番だし、
メジャーにレンジャーズに行った時も35番で、
そして日本に戻ってきてソフトバンクで活躍した時は17番でしたよね。
ある意味でエースナンバーに近い番号が74番。
それも実績のある素晴らしいピッチャーが74番をつけるというのは逆に、
これからはこういう時代になるのかなという気もしたんですけれどもね。
背番号が一番初めに生まれたのは19世紀なんですけれども、
1888年、シンシナティレズが背番号を、
これは本当に背番号じゃなくて袖に番号をつけたんですね。
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当時はテレビ中継ももちろんありませんし、
スカーボードなんかにも人の名前も出ませんし、
名前を場内で言うだけでは分かりにくいので番号をつけようというので、
1888年にシンシナティレズが行ったんですが、
選手の大反対で1年で終わります。
何で反対になったんですか?
自分たちは名前があるのに何だって番号は。
名前があるのに番号と呼ばれたくないって感じですか?
そういうことです。
これでレズの選手だけではなく他のチームの選手も
あのチームのこれやったことはおかしいよと、
選手を番号で呼ぶなよということで、
その後ずっと番号がなくなるんですね。
そして現れるのが1929年、20世紀になってからなんですが、
ヤンキースが、この時はレズのやった袖番号ではなくて、
背中にデカデカと番号をつけたんですね。
これはなぜつけたかというと、打順になったんですね。
要するに1番バッターは1番です。
2番に出てくる人は2番。
3番ベイブルースが3番。
4番ルーゲーリックが4番という番号をつけてたら、
これが逆に好評になりまして、
要するに見ている人がすぐに分かるというわけです。
ヤンキース番号を見ていると。
それで選手たちもその番号に愛着を持つようになって、
おまけに自分の打順がそのまま出ているからというので、
他のチームもどんどん真似を始めたというので、
背番号が広がったんですね。
そのうちにルーゲーリックが大病になりまして、
病気をして引退するんですね。
鉄人と言われた素晴らしいバッターですけれども、
それで引退をしたときに一緒に背番号も残そうということになって、
リタイヤードナンバーという日本で言うと永久決断と言われていますけれども、
それが生まれたんですね。
それが生まれてからますます背番号というものがプロ野球選手にとって、
密着したもの、ストリート選手の番号で表すものが
ファンにとっても愛着を持つものとして定着したということが言えるんですね。
最初は一番みんなが選手が大反対したような番号も、
こうして愛着を持たれるようになったら残っていったというようなことで、
今一番永久決断が多いのはヤンキースですね。
永久決断が21個もあるんですね。
それでヤンキースは背番号1から背番号10までは全部永久決断です。
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え?
そのうち車のナンバーみたいにアルファベットが入ってくるんじゃないですか?
いや本当です。
21個もあって、おまけに1番から10番までが全部永久決断で、
これも珍しいことですけれどもね。
ルーゲーリックという人がルーゲーリック病とも呼ばれたような筋萎縮症ですね。
それでプレーをやめて、私は引退しますということで、
背番号とともに引退したということで、
背番号がまだ記念になるというか、記憶に残るというか、
そういう大事なものになったんですね。
実は日本の永久決断も同じなんですよ。
巨人にいた沢村投手、日米野球でアメリカを一点に抑えたという有名な、
ジャイアンツの初代エースと言ってもいいと思いますが、
彼の背番号14番、彼が戦争で戦死したということで、
その番号も残そうということになって、そこから永久決断が始まったんです。
ただ最近は永久決断をあまり作るといい番号が現役の人が使えなくなるというので、
あまり日本のプロ野球では騒がれなくなりましたね。
だからそれから有原投手が74番というのを思い切り取ったというのが、
ある意味面白いかなと思いましたんですけどね。
ジャイアンツにいた松井戸選手が背番号55だったんですね。
これはなぜ55だったかご存知ですよね。
ゴジラ?
いや、そうじゃなくて。
55本?
55本ホーマーだったんですね。
ですからそこから取って55にしたということなんですが、
その時に彼にインタビューをした日本にいるロバート・ホワイティングという私の友達なんですけれども、
キックとバットなんかの本を書いた方が松井戸選手にインタビューしたとき、
55という番号をなぜ付けたのって言ったら、
松井さんは、その王さんが55だから55を目指しますと。
なぜ56と付けなかったのって聞いたら、
松井選手はちょっとゼックして答えられなかったそうです。
うーん。
その辺りが日本人とアメリカ人の違いかなというふうに私、
ロバート・ホワイティングさんから直接聞いたときに思ったんですけれども、
私はその時に日本人のジャーナリストもインタビューするときには、
そのくらい鋭くやろうというふうに決意を新たにしました。
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というようなことで、背番号にまつわることはこれだけいろいろ話がありますけれども、
まあ何と言いますかね、
昔は自分の名前を背番号にすることも多かったんですね。
だから三羽八郎なんていう選手は38番にしたりとか、
山本八郎は8番にしたりとかってあったんですけれども、
最近あまりそういうのは聞かないですね。
半信タイガースは最初、ヤンキースは打順で付けたと言いましたけれども、
半信タイガースはイロハ順だったんですね。
イロハにホヘトで名前があって、それから1234が付いていったと。
昔かつて戦前の藤原文夫さんという代打者がいたんですが、
彼が10番というのはイロハで順番で10番だったというようなところもありました。
いろんな話が背番号にまつわる話はあるんですけれども、
さて荒原選手がそれをぶっ壊してでっかい番号を付けたと。
そういうのだったらまた逆に面白いと思いますが。
ソフトバンクのファンにとってはちょっと残念な。
言いたいですね。
かもしれませんけれども、背番号にまつわる話でした。
玉木さんありがとうございました。
どうも失礼しました。
この時間は玉木雅彦のキャッチアップをお送りしました。
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