2022-12-14 09:54

玉木正之のCatchUp

スポーツ文化評論家 玉木正之

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この時間は、Catch Up。 水曜日は、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。 玉木さん、おはようございます。
おはようございます。
はい、おはようございます。
ワールドカップもいよいよ準決勝。
そうですね。
入りましたね。
アルゼンチン強かったですね。
強かったですね。
3対0、メッシの活躍ですね。
日本をやっつけたクロアチアに頑張ってほしかったんですけれども、ちょっと無理だったみたいですね。
それで残念ながら、日本はベスト8には進めなかったというふうに報道されてますが、
サッカージャーナリストの大澄義之さんに教わったところの情報なんですけど、
このベスト8という言い方は、イギリスなんかでは違うって言われるんですね。
違う?
ベスト8と言わない?
ベスト8と言わないんです。
ほう。
ベスト8、ベスト4、ベスト16だって絶対言わない。
ほうほうほう。
で、なぜ言わないかっていうと、それがベストかっていうと違うだろうと。
ああ。
要するに勝ち上がってきただけだろうと。
なるほど。
アルゼンチンでも最初アサハウジアラビアに負けてますよね。
ええ。
果たして今大会ベストのチームでしょうか。
なるほど。
TK戦でクロアチアはブラジルにまで勝ちましたけれども、
ブラジルとクロアチアは果たしてどっちがベストのサッカーチームでしょうか。
なるほどね。結果と違いますよね。
試合やるとわからないですよね。
だからイギリスではなんというかというと、ラスト8。
あ、ラスト。
要するに残ったもの。
だからラスト4とかラスト8、ラスト16ですね。
というふうに言うらしいんですね。
これは非常にいい言い方ですね。ベストじゃないという。
だから高校野球なんかでもよく日本一って言いますよね。
日本一でしょうか、それとも優勝したチームでしょうかって言うと、やっぱり優勝したチームのほうが正しいんですよね。
そうですね。
だからそこのところが難しいなと思っていたら、
昨日、京都の清水寺で今年の漢字一文字が発表されました。
あ、おととい発表されましたね。
おとといでしたか、すみません失礼しました。
戦うという、戦という字が選ばれましたね。
それでいろいろ新聞とかテレビで報道されたときに、
クロアチアへのロシアの、あ、クロアチアごめんなさい。
ウクライナへのロシアの侵攻がありました。
それにワールドカップもありましたという報道があったんですが、
ワールドカップは戦じゃないんですよね。
なるほど、戦いじゃない。
戦いじゃない、ないんですよね。
あれサッカーはスポーツなんですよね。
だからあの、なんて言うんですか、
スポーツなんですけど、戦うという字をよく使うんですよね。
試合に負ければ敗戦と言いますね。
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熱戦とかね。
熱戦、激戦、熱戦。
負けたときにお前が悪かった、お前戦犯だろう、
なんて言い方をすることもあるけど、
これはよくないんじゃないかというので、
最近は、これは戦ではなくて、
競い合いだと。
戦いじゃなくって競い合うことだと。
どっちが競い合ってこのゲームで上に行くか、
というのを要するに、
友人ですね、相手は。
一緒にプレイするわけですから、一緒に遊ぶわけですよ。
一緒に遊ぶ、プレイする友人と技を競い合う、
戦術を競い合う、戦略を競い合うというので、
これは決して戦いじゃないんだという言い方を広めようというね。
これは私も原稿を書く人間ですから、
原稿を書くときが、ひょっとしてすごい熱戦とか書いてしまうときが、
おっとっと、これはまずい、まずいというので、
これからは直していきたいなと。
そういえば、今回のワールドカップで、
クロアチアに負けた後のネイマールド元に、
クロアチアのユニフォームを着た子供が寄って行って握手した時があったんですよね。
ありましたね。
戦いをやっている両方からは出てこないことですね。
戦いじゃないんですよね、スポーツは。
戦いだというふうに捉えて、
相手に勝つんだ!
もう相手を叩きのめしてしまえ!とか言ってしまう。
そうじゃなくて、お互いに勝負することによって競い合えて、
自分たちが上に行けるということなんですよね。
これがスポーツだという考え方を直したいですね。
戦いという時にウクライナ戦争と同じように、
ワールドカップを捉えちゃダメですね。
確かにそうですね。
もう一つお聞きしたいんですが、
これは前に喋ったかな、ローマの休日ってご存知ですか?
オードリヘップワンの映画ですよね。
ほら、出てきた出てきた。
ローマの休日ってどういう意味かご存知ですか?
ローマンホリデー。
これは英語のことわざなんですよ。
そうなんですか?
そうなんです。ローマンホリデー。
ローマの休日って一体どんなものかというと、
ローマ帝国の休日の、貴族たちの休日のことなんですね。
そういうことをグラディエーターとか奴隷とかを戦わせて、
他人に迷惑をかけて自分は休日を楽しむというのが
ローマの休日なんですよ。
ですからオードリヘップワンは、
新聞記者なんかに散々迷惑かけますよね。
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それで自分は休日を楽しんだわけですよね。
あのタイトルにはそういう意味も込められているんですね。
これ意外と気がつかないことで、
正直に言いますと、私もこれはね、
2ヶ月前ぐらいに気づきましてびっくりしたんですね。
孫がローマの休日みたいって言い出したんで、
喜んで一緒になってみましてね。
ローマの休日ってどういう意味かって聞かれて、
ローマの休日だろって言ったんですが、
いろいろ調べるとそういう意味がありました。
それでスポーツをそういうふうにしてはいけないということですよ。
要するにスポーツを戦いを見て、戦いを見て喜んでいたら、
ローマの休日になっちゃうんですよね。
ローマの休日として楽しむんではなくて、
お互いに自分を高め合っている、
素晴らしい営みとして見る方がいいですよね。
他の人に迷惑かけてね、
怪我人いっぱい出て自分だけ喜んでるというのは、
これはローマの休日はダメですね。
オードリヘップマンは素晴らしかったですけれども、
ローマの休日というのはもう一度考え直した方がよろしいみたいですね。
なるほどね。
あまりタイトルの意味というところは考えてなかったですね。
私も考えてなかった。
これも気づいて、なるほどな、
ローマ帝国時代に貴族たちが、
コロシアム、コロッセオですね。
そこでいろいろ戦わせたんですよね、奴隷たちを。
これはスポーツじゃないわけですよね。
これはローマの休日ですね。
そして戦いの方だと、
終わった後に誰も幸せじゃないっていうものと、
試合を見終わった後の充実感、全然違いますよね。
違いますよね。
はっきり言えば日本も負けてしまったんですけれども、
そんなことどうでもいいですよね。
素晴らしい試合でしたよね。
本当ですね。
というような形のスポーツと戦は違うということで、
ローマの休日まで引っ張りだしました。
勉強になりました。
玉木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも失礼しました。
キャッチアップ。
水曜日はスポーツ文化評論家玉木正之さんでした。
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