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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Upです。スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
今日は、大谷選手のMVP、すごかったですね。
2度目の満票というのは、MLBメジャーリーグでも初めてだということだそうですね。
すごいですよ。犬まで有名になっちゃいました。
そっち側ね。
私のようにちょっとひねくれた人間としては、ちょっと暗い感じで見ていたんですね。
そんなに喜んでいいんだろうかと。
日本のプロ野球はどうなっているの?と言いたくなるところがあるんですよね。
大リーグでの活躍というのは、ノモ・ヒデオ投手が最初だったんですけれども、
1995年、ドジャースで大活躍をした頃のメジャーリーグって覚えておられます?
いやー、どうだったんですかね。
ストライキでノモ投手が出られるのかなという。
どうなるんだろう、メジャーリーグは。
アメリカの報道ではファンバダリも激しいという話になってまして、
ある意味でノモ投手がそれを助けたというところもあるんですよね。
人気がすごく再燃して、トルネード投法がすごい。
その頃の日本のプロ野球とメジャーリーグを比べてみますと、
市場規模と言いますか、マーケットと言いますか、
要するにどれだけのお金が動いているかというので見ますと、
どうよそ一緒くらいなんですよ。
1500億円から2000億円の範囲で、どちらのリーグも一緒なんですね。
おまけにメジャーリーグはこれから存続できるのかって言われていた。
そこで大改革が始まって、球団数を増やすわ、
フリーエンジンの性を速くするわ、
トレードをどんどん活発にするわというので、
今、メジャーリーグの規模はだいたい1兆円です。
そこまで大きくなったんですね。
もう少し古くから考えると、私がメジャーリーグの取材をした頃というのは、
だいたい第14球団から16球団ぐらいだったんですね、2つのリーグで。
8球団同士で。それが今30球団ですから。
これはちょっと規模すごいですよね。
それから日本はどうなってるのかっていうと、
メジャーリーグの1兆円に比べて、
相変わらず1500億円から2000億円程度で変わらないんですね。
それは同じ基準で推移してるんですね。
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だから阪神タイガースを強くしようとか、
オリックスブレイブスを強くしようというような動きはあっても、
リーグ全体を大きくしようという考えがないんですね。
そこで出てきたのが、2軍のチームが来年から2つ増えます。
早手富士山という投資会社の持つチームと、
それともう一つは有名な新潟アルベレックスですね。
アルベレックスはサッカーなんかでも有名ですし、
それから冬のオリンピックなんかでも援助しているチームですけれども、
この2球団が2軍のチームを持つと。
その時に2軍のチームを持つ条件を出したんですね、プロ野球の側から。
それは何かっていうと、1軍のチームが持たないということです。
これどう思われます?
なんでかなって思っちゃいますよね。
なんでかな、1軍のチーム増えたらダメなの?
特に新潟なんか、日本海側で球団ないんですから、いいんじゃないですかって。
新宿もいいんじゃないですかって言いたいし、
もっと琉球とか沖縄とかバスケットボールもありますし、
どんどん球団増えていって、それこそMLBのようにとは言いませんけれども、
全体の市場規模が大きくなってもいいんじゃないかなって思うけれども、
そういう考えないみたいですね。
要するに今あるお客さん結構入ってるんですよね。
テレビ中継があんまりなくなったとは言いながらも、
お客さんは結構入っていて、それこそセリーグとパリーグの差も全然なくなってきて、
みんなが喜んでいると。
この利益を今ある球団で分けようというところで留まってるみたいですね。
そして日本の選手、優秀な選手はどうなるかというと、
来年の山本義信選手投手、どこに入るのか分かりませんけれども、
みんなMLBで大活躍するかどうかを注目する。
だから私が大谷選手のMVPをあんまり素直に喜べないというところなんですよ。
だって日本のプロ野球どうしたらいいのかって、やっぱりこれはMLBに対抗するとまでは言いませんけれども、
球団数を増やして大きくする。
もう一つは韓国、台湾、中国、オーストラリアと一緒になるようなリーグに発展させていくとかね。
将来そういうような方向にプロ野球が進まない限り、
あんまり発展しないのは、どこかの国の経済によく似てますね。
それで円安とか言って騒いでるときに、外国行って稼いだら、
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大谷さんの年報も昔に比べたら1.5倍になるわけですからね。
円に円に換算すると。
そうなると、どんどん外国に行ったほうがいいんじゃないかっていうような、
日本の経済を象徴するようなリーグになってしまいそうな感じがしますよね。
それでもみんなが喜んでいるならいいんじゃないかっていうふうになるのか、
それともこの辺りでプロ野球の方で大改革をして、
プロ野球から日本の経済を支えましょうよというくらいの声を出す人、
出てこないもんですかね。
そうですね。
その辺りがこれからの日本のプロ野球の大きなテーマになると思いますね。
私がスポーツライターという肩書きを使って、
こんな原稿を書き始めた頃に、経済の話なんか全くしませんでしたけどね。
ほんとに巨人が勝つか反進が勝つかとかね、
何回が九州に行くのとかそういう話だけだったんですけれども、
やっぱりこれからのスポーツっていうのは、
経済のことも考えなければいけないし、
社会の中でどういう位置に立つのかっていうことも考えなきゃいけないし、
ということを動かしていくようにならないといけないというふうに感じますよね。
いつまでもいつまでも親会社の利益だけを考えて、
利益を分け合いましょうなんて言ってたら駄目ですよね。
やっぱり子どもたちの競技人口をまた増やしていくっていうところもですね、
野球もパイが取られてきてますから。
そうそう、言い忘れるところでした。
大谷選手がグローブを、全国の2000校の小学生に3校ずつ、
全部で6000校?
6万校ですよね。
すごいことですよね、これ。
いやこれね、ものすごいことなんですけどね。
こんなことね、大谷選手にやらせていては駄目ですよ。
プロ野球でやらなきゃ。
これは市選手のやることじゃないですよね。
市選手はそれこそ帰ってきて顔を出すだけでも、
みんな野球人気が上がるわけですから。
いろんなことをやってもらうことはあると思うんですけども、
プロ野球界全体で考えるべきことで、
今子どもの野球人口どんどん減ってますからね。
だからそれを気を付けないといけないなという感じがしますけれどもね。
そうですね。
こういう話で私が愚痴っているっていうのは、
もう50年になりますかね。
愚痴り続けて。
なかなか変わってもらえないですよね。
もうプロ野球、もうちょっとしっかりしろよって愚痴り続けて50年も。
なかなかここまで愚痴り続ける人もいないから、
やってみないと仕方ないかもしれませんね。
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そうやって声を上げ続けながら野球界が発展していくようにね、
なんとか流れが変わっていくといいですね。
なんとか変わってほしいですね。
分かりました。
たおきさんありがとうございました。
ありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
スポーツ文化評論家、玉木雅之さんでした。
バッテン少女隊の春のキーナと
アオイリルマです。
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