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この時間は、毎週水曜日。玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
優秀場所いいですね。私も行きたいですね。
久しぶりに上位陣安泰っていうね、出だしになりましたね。
上位陣安泰も面白いですし、また波乱が出るのも面白いですし。
生で見るのが一番面白い話、今聞いていて思いました。
そんな中、今日はどんなスポーツでしょうか。
今日は、自動車レースの話ですね。
明日木曜日から、県道日と四日間、岐阜県と愛知県で、
WRC、ワールドレーシングチャンピオンシップのラリージャパンというのが催されるんですね。
これは、公道を思い切り走る、山の中の道とかですね、一般の道を走るレースですよね。
公道を走る?
そうです。200キロ以上で走って、ドライバーと、それともう一人、コードライバーという、
助手席に座った人がいまして、その人が地図を見ながらですね、
ここで5秒後に左、6秒後に右とか言いながら、それに従ってハンドルを切るんですね。
重要な役割。
何しろ200キロ以上走るんですからね。
まあすごいなと思うんですけれども、実は私、免許証を持っていませんで。
そうでしたか。
自動車運転しないんです。
というのは、家が電気屋でしてね、小さい頃から手伝わされましてね、
それでもう、自動車の免許を取ったら絶対に配達させられると思って、
それで取られなかったんですけれどもね。
なるほど。
ただ、まあ言ってもいいでしょうけど、60年前ぐらいは、
早く免許証を取りなさいよと言われて手伝ったことはありました。
そんな時代でした。
ただ、先週の金曜日にいま言いましたWRCのラリージャパンの
ドライバーとかが集まった会がありましたんで、私も行ってきました。
それで、そこでいろいろ話を聞いてきたんですが、
レースで一番大事なのは何だと思います?
ドライバーが一番注意していること。
安全。
正解。
当たっちゃった。
一発一発で正解が出ましたね。
いい得とでもないです。素晴らしい。
要するに安全運転なんですね。
安全運転しない限り、ポイントも取れないですし、
優勝もできないわけですよね。
そうですよね。
ですから基本は安全運転なんですよ。
それで、安全運転の中でどれだけ速く走れるかっていうのがポイントなんですね。
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なるほど。
これは間違えちゃいけないんですね。
速く走るのが一番の目的ではないんですね。
これはラリーも似てるんですけど、
F1の取材も私よくやりまして、
中島さとるさんに一度聞いたことがあるんですが、
300キロぐらいで走ってる時の運転ってどんなのですかって聞いたら、
どう答えられたと思います?
なんておっしゃるんだろう。
ちょっとわからないですね。
面白い例えだったんですけども、
今だいぶ季節が冬に近づいて寒くなってきましたけれど、
路面が凍る時がありますよね。
路面が凍った時に間違いでスリップさせて失敗する人もいれば、
コロコロコロコロとうまく運転してる人もいますよね。
そのコロコロコロコロとうまく運転しているのが300キロ運転してる時と似てるんですって。
要するにすぐに滑っちゃうんですね。
それだけスピードが出ちゃうと。
ですからそれを滑らさないように走らせないといけないと。
ですからこれもまたむやみやたらに速く走ればいいという問題ではないんですよね。
その辺のことを知った上で見ているとかなり面白いですよ。
要するに速くアクセル踏めばいいんだというのは違うんですよね。
日本では自動車レースの文化があまり発達していなかったもので、
それで何が発達してしまったかというと暴走族なんですね。
そういう関係性があるんですか。
要するに自分たちも走れるんだというふうに。
要するに車を乗ったら思いっきり走ったらいいんだとか。
自分たちでやっちゃうんですね。
ところがヨーロッパなんかでは暴走族いないんですよね。
アメリカみたいな白いところでもオートバイのライダー族っているんですけれども、
4輪でぶっ飛ばしてる団体っていないんですよね。
なぜかというと要するに自動車レースが結構浸透していて、
速く走るには安全に走らなきゃいけないんだっていう思想が広がっているところでは暴走族が出ないと。
ということらしいですよ。
これはなかなか面白い意見だなと思って。
だから日本でもラリージャパンのようなレースをみんなが見るようになると、
なるほど素晴らしいなこの人たちの運転は。
私たちも安全運転を心がけにかけなきゃいけないなとなるんですよね。
そこのところが自動車レースを見ていると、文化があんまりないところで自動車レースを見ると、
速けりゃいいだろ、すごいな、ぶっ飛ばしてるな、になっちゃうんですよね。
その違いが自動車レースっていうのは面白くていいなと思いますね。
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実は私は北海道の人と一緒になって一度、
高度でF1レースをやることを企画したことがあったんですよ。
高度でF1?
高田湖とかマカオとかでやりますよね。
あれと同じことをオタルでやれないかと思いました。
だっていいでしょ、マカオ、モナコ、オタルって全部3文字ですからね。
ゴロの問題じゃないでしょ。
それにオタルでやったら2階席でお寿司食べながら見られるとかね。
アルカンガのあたりとかね。
オタルはトンネルもあれば海もあるわけですよ。
だからものすごく面白いし、これはいいんじゃないかっていうので、
一応企画を考えて、
地元の人の団体と警察に頼みに行ったことがあるんですね。
こういう企画を考えてるんですけれども、
どのようにしてやれるんでしょうかね、
というようなことをいろいろ聞きました。
素晴らしかったですね、警察の回答は。
どうだったんですか?
高度を楽しむんですね。いいですね。
ちゃんと信号とか標識守ってくださいよって言われました。
これはない。もう私たちがっかりしましてね。
なんと理解のないことだという。
その後東京のお台場でやろうというような企画が上がったりとか、
いろいろ企画は上がるんですけれども、
どうも自動車レース、自動車文化というものに対する理解が、
まだ日本ではなかなか発達してないみたいですね。
私は免許を持ってないんですけれども、
F1レースもフランスでもイギリスでも取材したことありますし、
鈴木にも何回も行ったことありますし、
こんなラリージャパンに注目していますので、
絶対に面白いと思います。
ありがとうございます。
どうも失礼しました。
ありがとうございました。
スポーツ文化評論家、玉木政彦さんでした。