2023-02-15 11:24

玉木正之のCatchUp

スポーツ文化評論家 玉木正之

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水曜日は、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。 玉木さん、おはようございます。 おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
さあ、今日の話題は、 今日はWBCを取り上げて、野球ということにしたいんですけれども、
WBC、注目されます? いや、楽しみです。
面白いですよね。大谷投手は投げるのかどうか。
大谷投手対トラウト選手の対決はあるのかなんて、ものすごい興味ですよね。
面白いんですが、野球っていうのは世界的に有名じゃないですよね。
確かにオリンピック競技になったり、ならなかったりとかもありますね。
そうですね。おまけにヨーロッパの人に話しても、ほとんど知らないですよね。
ヨーロッパはね。
アラブ圏の人もほとんどゼロなんですね。
だからサッカーのワールドカップでは200カ国以上が登録しているのに、
野球ではWBCは予選もなくて22カ国でしょ。
それからWBSCというオリンピックと関係しているところもあるんですが、
これは150カ国ぐらいなんですね。
だから相当少ないなということなんですけれども、
明治時代の始めには野球もサッカーもラグビーもドーッと日本に入ってきました。
で、なぜ日本人は野球を取ったんでしょうね。
野球の人気がドーッと大きくなるんですね。
サッカーが人気がものすごく出てきたってつい最近のことですよ。
Jリーグが生まれてからのことですよ。
Jリーグが生まれる前はみんなサッカーはワールドカップだって何それって言ってたんですから。
なんで明治時代から野球が世界的にはそれほど広がっていないのに、
ドーッと広まったかって。
マサオカ式とか。
ああ、面白いところですね。
いろいろ野球好きな人もいろいろ出てきたんですけれども、
いろんなこと言われてるんですね。
日本人は数字が好きで野球には数字がいっぱいあるとかね。
それから第一高等学校、東京大学なんかでドーッと人気が出たとか。
それからピッチャーとバッターの対決が相撲の仕切りに似ているとかね。
いろいろ言われたんですけど、これ一番面白い説はね、
日本では市民戦争が早く終わっちゃったという。
市民戦争が早く終わったから?
市民戦争っていうのは、兵隊以外の人が武器を持って国内で戦う戦争ですよね。
これ例えばアメリカでは南北戦争なんか19世紀ですよね。
それから20世紀に入ってもアフリカとかいろんな諸国で市民戦争があったわけなんです。
03:00
ところが日本は一応関原の戦いで終わっちゃってるんですね。
長い間徳川時代の平和が続いて、その後また戦争があるんですけどね。
関原の半年前ぐらいに鉄砲が入ってきてるんですよ。
ポルトガルから。
鉄砲が入ってきたらチームプレイになるんですね。
真ん中がババーンと撃ったら横のほうからババーンと撃って、
その間に機場隊が走っていって、歩兵が走っていって、
作戦があるんですね。
あの前の戦争はどんなんでした?それ以前。
もう言い乱れてる感じですかね。
いやいや、我こそは。
名乗りを挙げてからですよね。
そうかそうか。
遠からん者は音に聞け、近くは寄って目にも見ようと言って、
バットを持って出て行ったら相手のピッチャーが投げてくるんですね。
これ野球とそっくりなんですね。
なるほど。
野球とそっくりで、チームの中から一人ずつ出て行って戦うわけですね。
そういう対決で、これはチームプレイとはまたちょっと違うんですよね。
個人の戦いがチームのものになるのは確かなんですけれども、
それが武士の中では御恩と奉公、御奉祥をもらえてるので頑張ろうと。
それがチームプレイが確かに鉄砲入ったんですけれども、
半年くらいで終わっちゃうんですね、鉄砲の戦争が。
だから江戸時代も通じて有名になったのは河中島の戦いとかね。
これもう上関健進と武田信玄が1対1の対決だとか、
源義輔が語り継がれたり、江戸時代に入っても宮本武蔵が有名になったり。
これ全部個人ですよね。
ですから日本人はよく群れるとかね、
よくみんな一緒になってすぐに固まるとかよく言うんですけど、
実は結構個人的に戦うことが多いんですね、戦いの中では。
だからチームプレイっていうのは、例えばサッカーなんかでも、
フォワードとバックスが同じことやったらダメでしょ。
全然違うことやりますよね。
だからチームというのは違うことをやって一つのチームになるんですけど、
日本人は団体行動はうまいんですよね。
朝何時に起きて散歩をして朝食みんなで食べてとかね。
そんな同じことしていたらサッカーなんかできないんですよ本当は。
違うことやらないと。
ところがみんな揃ってやりながら一人ずつ出て行って戦うのは理解しやすかったんですね。
なるほど。
ですから野球がパッと見たらすぐに分かったんですね。
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いやいや我こそはって言って出て行くわけですね一人ずつ。
それでホームラン打ったらチームのためになるんですね。
これはチームのためになるからと言ってサッカーの選手が自分でドリブルばっかりしてたら怒られますよね。
その感覚が違うんですね。
それで野球っていうのはすごく人気が出てしまって
他のスポーツはもう全然追いつけないぐらい野球ばっかりになっちゃったんですね。
これ面白いですねこの説っていうのは。
WBCがあるって言ってもダルビッシュはどうなるかとかね。
大谷選手はどうなるか。村上選手はどうなるか。
全部一人ずつですよね。
そうですねこれ名刺が上がりますもんね。
それで全体で日本はどうだろうっていうふうには言いますけれども。
だから難しいです。野球のルールっていうのは面白くってね。
逆にルールブックが新書本一冊ぐらいあるんですよね。
そのぐらいルール書かないとできないようなスポーツなんですけれども。
一番最初の方にものすごく面白いことが書いてありまして。
野球というのは相手よりも多くの点数を取って勝つことを目的とするって書いてあるんですって。
こんなこと書かなきゃいけないですから勝つことを目的にする。
ルールブックで書かなくていいような気がしますけどね。
それで第3条にも一番最初の方に書いてあるんですよ。
なぜかっていうと勝つことが目的にならない場合多いんですよね。
それはやっぱり3本ホームラン打ったら嬉しいですよ。
チームが負けても。
一人だけ大活躍した選手にインタビューしたときも
結局チームが負けたんで残念ですとかっていうコメントありますけど。
ありますね。立て場ないですね絶対に。
内心は喜んでる。
内心は喜んでるでしょうね。
今日はやったぜとか思ってるでしょうね。
ピッチャーで1点だけ取られて敗戦当選になったりしたら
このやろこのチームなんだとか思ってるでしょうね。
というようなところがあるところも面白い野球なんですけれども
日本人にはこれがピタッとハマっちゃったんですね。
いやいや我こそはがハマってしまったという。
ピッチャーの間合いっていうんですかね。
あれがやっぱりちょっと似てるところは確かにありますね。
そんな共通点があったとはね意外だけど面白い。
これはなかなか面白い視点であまり言ってる人少ないんですけども
私は宗教学者の中沢信一さんという方からチラッと教えられて
考えてみたら確かにそうだなと。
腑に落ちたわけですね。
腑に落ちましたね。
こういうの発見するというのは野球の中にいる人ではなくて
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外にいる人の方が発見するもんですね。
そんなところでWBCどのようになるのか分かりませんけれども
大谷選手がいやいや我こそはと言って出てきたときには応援しましょう。
サムライジャパン。
大活躍に期待したいなと思います。
でも打席に立つときってそう思いません?そう見えません?
一朗選手がルーティンやるじゃないですか打席で。
あれはまさにそういう名乗りをあげてるような感じがしますね。
名乗りをあげたら武士ですね。
そんな感じで野球も見ると面白いと思いますよ。
また野球の話いろいろもっとありますからやってみましょう。
どんどんどんどん3月に向けて盛り上がっていくと思いますので
またぜひ話させてください。
玉木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
キャッチアップ水曜日はスポーツ文化評論家玉木正幸さんでした。
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