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日本人はなぜ?野球が好きなのか
2025-05-07 13:10

日本人はなぜ?野球が好きなのか

スポーツ文化評論家 玉木正之
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♪♪♪
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この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するキャッチアップ。
水曜日はスポーツ文化評論家玉木正幸さんです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
私、神奈川県の地元で川崎フロンターレを応援していたんですが、
アジア選手権残念でしたね。
準優勝。惜しかったですね。
相手の総年報が250億円でした。
決勝で当たった相手。
さすがオイルマネーと言いたいです。
でも準決勝でコースキャン・ロナウンドのユーチューブに勝ったというのは、
これは素晴らしかったと思います。
ゴールデンウィークといういろんなスポーツが盛んだったんですけれども、
やっぱりソフトバンク出てきましたね。
連勝ですよね。ようやく連勝。
ようやくという感じですが、
ただやっぱり野球が人気すごくありまして、
連日満員の球場が多いですが、
なんで日本人は野球がこんなに好きなのかっていうのは理由は分かります?
聞かれたときに。なんででしょうね、というね。
明治時代の8年、9年、10年くらい、
1868年くらいから前後にいわゆる文明改革で、
あらゆるスポーツがドーッと入ってきたんですね。
その時にはもちろんサッカーもラグビーもゴルフもテニスも、
それから陸上競技も、それから水泳なんかもね、
日本式の泳ぎ方ではなくて、西洋式のクロールであるとか、
ヒラ泳ぎ、カエル泳ぎではなくブレストであるとか、
いろいろ入ってきたんですが、
その中で野球がものすごく人気が出るんですね。
それで明治でスポーツが入ってきてから10年、20年経ったくらいには、
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既に北は朝日川、北海道から南は沖縄まで野球チームができるんですよね。
なんで日本人はこんなに野球が好きだったのかっていう理由が、
いろいろな人がいろんなことを言ってたんですが、
一番面白いというか、私がすごいなと思った説は、
市民戦争が早く終わったからっていう。
市民戦争が早く終わった?
要するに誰も彼も、日本人だったら農民が多いんですが、
戦争に駆り出された戦い、それが早く終わる市民戦争ですね。
一般の人たちが参加する戦争、内戦と言っていいと思うんですが、
それが関ヶ原で終わるんですね、ほぼ。
1600年ですね。
世界史的に見ますと内戦っていうのはだいたい19世紀から20世紀なんですね。
アメリカの南北戦争も19世紀の中頃ですから、
日本は早く市民的な平和が訪れたという言い方ができる。
これはどういうことかと言いますと、
関ヶ原の1600年の前、1543年に鉄砲が入ってくるんですね。
種ヶ島。
鉄砲が入ってきてから半年後くらいに戦争が終わっちゃうんです。
ということは鉄砲が入ってきたらどうなるかというと、チームプレイになるんですね。
要するに鉄砲を持っている人が右翼にずっといたり、左翼に、右側にいたり左側にいたり、
真ん中にいたりしてドドンと撃って、ドドンと撃って、
真ん中から牙が走るっていうのをチームで動かないといけないんですね。
ところがそれまでの戦いは何かというと、
本物に弓がありましたけども、槍と刀ですね。
近距離で戦うんですよね。
それで突っ込んでいくわけですね。
突っ込んでいったら、「いやいや、我こそは!」って突っ込んでいくわけですね。
名乗り上げてますよね。
名乗り上げて、「誰の誰べ、十日から者は地下へ見に来て!」と。
近く迷って目にもみようと言いながらやるというのが、
その戦いのほうが残っちゃったんですね。
だから徳川時代の平和、パックス・トクガワーナとか言うんですけど、
徳川時代の平和、250年ぐらい続くんですが、
この間にずっと語り継がれたのが川中島の行き口とかね。
原兵の戦いとか、ほとんど個人プレイなわけですね。
だから日本人は団体プレイとチームプレイの違いをあまりはっきりわかってないという。
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だから個人プレイが中心になっているスポーツのほうがわかりやすかったんですね。
野球見てください。
野球見てください。
ややわれこそはと言って1人ずつ出ていくんですね。
ややわれこそはと言ってカーンと打ったりすると、それがチームのためになるんですね。
決してチームプレイじゃないですよね。
言ってみればゴーンとホーコーみたいなもんでして、
これもまた侍のやり方によく似てるわけですね。
ピッチャーというのはほとんどチームプレイじゃないですよね、ボール投げているのは。
これがわかりやすかったんですね。
それですから明治時代の頭にチームプレイとして、例えばサッカーが入ってくるわけですね。
これは日本人がなかなかわからなかったんですね。
みんなで頑張ろうって言って、おーとか言ってみんなで攻めていったらダメなんですね、サッカーは。
攻撃とディフェンスとね、分かれてね。
全部分かれて、それこそ右翼と左翼は全部違う動きをしないとチームプレイにならないわけです。
同じ動きはダメなんですね。
ですから今でも野球のキャンプなんか見たら、全員揃ってランニングしてますね。
どういう意味があるんでしょうね。
いちにいちにいちにって走りながら、みんなで一緒に何かをやってるぞという精神的な意味以外はほとんどないんですね。
チームプレイで一番わからなかったのがサッカーで、例えばジーコ選手が日本に初めて来て、
隅友金属というところでプレーするときに、隅友金属にウィングの素晴らしい選手がいたんですね。
ウィングの素晴らしい選手に攻撃のときはボールを渡すと。
その人が敵陣に入っていくと真ん中で三角形を作ってジーコが一人と前に二人のフォワードが走っていくと。
サイドを走っている選手にそのとき最後にセンタリングをしなさいと。
それを攻撃の起点にしようと言ったんですね。
そのときにサイドを走ったサイドバックの選手が何とジーコに質問をしたかというと、
誰にパスするんですかと聞いたんですね。
これがジーコは意味がわからなかったんですね。
何を言っているのか意味がわからない。
誰にパスするんですかと。
そんな試合だったらわからないじゃないかと言ったら終わりなんですね。
そのわからないじゃないかというのがなかなか日本人にはわかりにくい。
要するにチームプレーというものに慣れていないから、
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違うことをするということがなかなか理解できなかった。
決まったことをするというのがチームプレーだと思っていたんですね。
例えば卓球の団体戦とかバドミントンの団体戦とか、
あるいは体操の団体戦とかありますね。
あれは団体戦ですね。
チームプレーはないですよね。
各競技はそれぞれ個人競技と変わらないですもんね。
個人競技で誰が何人勝つかで決まるんですね。
体操なんかでも個人の点数を足して、
それでみんなで勝ったと言いながらチームプレーはないわけなんですよ。
ところがサッカーの場合は、
さっき言ったサイドバックを走った人が真ん中にセンタリングを入れる。
それは状況によって誰に入れるかは違うわけですよね。
ところが日本のスポーツの練習は、
意外とそれを決まった練習をすることが多い。
野球なんかでも送りバントの練習をよくするんですよね。
でもそんな状況ってあんまりないんですよね、練習にあるような。
だからアメリカの大リーグのキャンプを見たらよくわかるんですが、
適当に練習をするとあとは試合ばっかりですから。
要するに試合の中の状況で、
いろんな状況がある中でいろんなことをするわけですね。
これもある意味で野球の中のチームプレーの一つなんですよね。
ところがチームプレーよりも個人プレーの方に重きを置くっていうのが日本人で、
Jリーグが生まれたのが1993年で、30年経ちました。
やっとチームプレーがわかってきたんではないかという。
ですからサッカーのチームなんかで、
1、2、1、2って言って走るチームはなくなってきたってことですね。
ファードの人がまとまって体をほぐしたら、
バックスの人はまとまってまた何かやってると。
ゴールキーパーはまた別の練習をしてると。
みんなまとまって練習するのって、みんなまとまって試合の練習をするんですね。
野球でよく言う千本ノックとかっていうのは、
これはもう完全に個人練習ですよね。
ここで個人プレーとチームプレーと団体競技の違いというのを、
きちんと頭に入れておきましょうというのが、
若い人たちはもうわかってると思います。
わからないのは我々年寄りばっかりで。
12:00
私もサッカーが盛んになってから、やっとチームプレーのことがよくわかるようになった。
ああ、そうか。みんなが違うことをするからチームプレーになるんだと。
これはなかなか体育の先生もわかってない先生が多いですよ。
そういうような目で見てみましょう。
そうなると野球もまた面白いし、サッカーも面白く、
ラグビーも面白く見えるようになります。よろしく。
はい、玉木さんありがとうございました。
ご失礼しました。
この時間は玉木雅之のキャッチアップでした。
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