1. スポーツ文化評論家・玉木正之のCatch Up
  2. スポ―ツ選手をどうして「さん..
スポ―ツ選手をどうして「さん付け」で呼ぶようになったのか
2024-10-02 11:10

スポ―ツ選手をどうして「さん付け」で呼ぶようになったのか

スポーツ文化評論家 玉木正之
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:28
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Upです。
水曜日は、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
今年のスポーツ界は、大谷さんの活躍ですごかったですね。
盛り上がりますよね。
50-50も達成しましたし、2冠獲得しましたしね、打撃も。
私、今言いましたけれども、何かおかしなことに気づかれませんでした?
はい?何か?言いました?変なこと。
今年の大谷さんの活躍はすごかったですね、と言いました。
大谷さん?
大谷選手ではなく。
大谷さん。
さんですか?さん付け?
はい。これ、おかしくないですか?
今、違和感なく聞いちゃいましたね。
というのは、この頃、野球選手にみんなさん付けで呼びますよね。
マスコミの方も。
これ、昔は全然そんなことなかったんですよ。
もう、長島は長島だったし、長島の打率はすごいなって。
大野ホームランはすごいなって。
田口のホームランは綺麗なとか、美しいなとか。
全部、呼び捨てでしたね。
それは、子供も全部そうだったんですよね。
確かに、日常会話では、確かに呼び捨てで呼んでますね。
そうですね。
呼んでますね。
これ、なんででしょうね。
それと、さんが付き始めたのは、なぜでしょうねとか、
すごく気になって、私、独自に調べたんですよ。
え?その期限にたどり着けたんですか?
野球の解説者の方なんかでも、さん付けでこの頃呼ぶ方が多いですよね。
選手のことを。
特に、大谷さんの場合は、アメリカで大谷さーんっていうのが流行りましたからね。
それもありますね。
それの受け売りみたいなところもあるんでしょうけれども、
野球選手にさんが付いたのは、一番最初にさんを付けたのは、
榎本竹典さんですね。
へー!
野球解説者。
大谷さん、長嶋さんではなく。
大谷さん、長嶋さんと呼んだわけですね。
榎本さんが。
榎本さんが呼び始めたってことですね。
榎本さんが野球評論家になった時なんですよね。
このときに榎本さん、実は大活躍した、
活躍面白い、面白いって怒られちゃうな。
ピッチャーだったんですけれども、
1971年に東映フライヤーズに入って、南海フォークスで活躍した後、
03:06
阪神タイガースのエナーツさんなんかとトレードされて阪神へ行ったと。
そこでベンチがあほやから、野球やってられへんとかなんとか言いながら辞めてしまったのが、
34歳だったんですね。
当時としては非常に若かった。
若かったというよりも、若くて弁が立ったもんですから、
野球解説者にすぐなった。
ところが野球解説者している中で、先輩がたくさんいたんですよね。
まだ若いからこそ。
そう。
おまけに榎本さんは法制大学なんですけれども、
法制大学の先輩に法制サンバガラスとかって言って、
田淵浩一選手から富田選手なんかがいたわけなんで、
山本浩二選手ですね。
この方を榎本さんが呼ぶときにどう呼ぶかっていうときに、
今日の田淵選手はとかね、山本選手はというふうに選手という言葉をつけたんです。
これが非常に、ある意味で斬新だったと言いますかね。
それまでは呼び捨てでしかしゃべらなかったものを、
しゃべらなかった選手の、言ってみればブランド名のようなものなんですよね、選手の名前というのは。
ですから子どもたちでも呼び捨てで読んで別に失礼でもなんでもなかったというのに、
榎本さんは山本選手という言い方をしたと。
そして普通にしゃべるときには山本さんというふうに言っちゃった。
それを言わないといけないような体育会計の上下関係があったと言うことも言えるんでしょうけれども、
このあたりからサンが始まったっていうのが私の分析ですね。
ところがなかなか広がらなくて、
この後カケフという選手が阪神タイガースに出てきたんですが、
この時にカケフコールというのがプロ野球で初めて起こったんですね。
というのは応援団と言いますか応援席の人がみんな声を揃えて、
カケフ、カケフと叫んだわけですね。
その頃はまだトランペットは入ってません。
ですからカケフという一つちょっと面白い名前と言ったら失礼かもしれないですが、
フという声をみんなも揃えて言うと応援として面白かったんですね。
それでカケフ、カケフという声が大合唱となっているところで、
広島カープが優勝するという時に初めてトランペット隊が入るんですね。
へー。
応援の変化っていうのはそういうのがあって、
カケフという呼び捨てですね。
06:00
その時カケフ散弾って言う人誰もいなかったんですね。
そうそうですね。
でもそれがだんだん円本さんの影響を受けて始めて、
さんづけで呼ぶようになってきたっていうのがどうもさんづけの歴史のようですね。
なるほど。
ただプロ野球の選手の名前っていうのは、
今さっきブランド名ということを言いましたけれども、
これはプロ野球選手だけではなくて他でもいっぱいあるんですよね。
例えば普通、美空ひばりさんってあまり言わないですよね。
ああ、美空ひばり。
美空ひばりの歌場いいですよねとかね。
それこそ松田聖子、聖子ちゃんという言い方があるかもしれない。
松田聖子の歌もいいよねとかっていう。
歌手の方なんかもそうですよね。
そうですね。
それから作家がそうですよね。
ああ、確かに。
夏目漱石さんっていう人います?
まあ確かに、歴史上の人物っていう観点からも呼び捨てで言うこと多いですよね。
小田信長と同じで。
固有名詞みたいになってますよね。
その辺まで賛がつかないですかね。
三島幸男。
三島幸男は三島幸男。
さて村上春樹さん。
3だなあ。
やっぱり今ご存命かどうかとか、現役かどうかっていうのも大事なんですかね。
この辺り面白いんですけども、やっぱり作家の方なんかも一つのブランド名なんですよね、名前が。
ですから別に年上の人だからといって、
いや村上春樹さんの小説はなんていう人がいたら、
村上さんと何かご存知なんですかっていうような形になってしまうところがありますよね。
確かに。
あとは言ってみれば落語家の方とかね。
そうですね。
漫才師の方とかね。
ほとんど呼び捨てにするのは、どうもこれは全部ブランドだというのが分かってきたんですね、これを考えるときに。
芸名という。
芸名ですね。
プロ野球選手もやっぱりブランド名として名前が浸透しているはずなんですね。
なんか山川のホームランはすごいよねって、山川さんは素晴らしいねっていう人がいたら、山川さんと親戚とかなんとかっていう。
確かに。
この感覚がね。
ただどうも最近の方は、野球選手もさんづけで呼ぶのが普通になってきて、
どうもそれが完全に定着してしまったのは、大谷さんのような影響もあるのかなっていうのが、
やっぱり大谷さんはすごいなと、影響力があるなというふうな感じがしますね。
そうですね。
だから一郎さんは一郎さんでと呼びますけれども、それは引退されてからでしたよね。
09:03
一郎でしたよね。
ですからこの名前の呼び方っていうのは本当に、それこそ江本さんから始まっていろいろな変遷がありましたけれども、
一郎さん、一郎さんじゃない、大谷さんでどうも完成されたような気があって、
この頃テレビのモーニングショーであるとか、いろんな番組で野球取り上げられるときは全部さんづけですね。
これをちょっと奇妙だなって思うのは、私が年を取ったからかなと思っております。
今の若い人は全然平気なんでしょうね。
それが当たり前に耳に入ってきてる、慣れてるっていうのはあるのかもしれませんね。
しかも敬語を使わないと失礼なんじゃないかとかね。
そういう思いになってるっていうのもあるかもしれないですね。
ブランド名には敬語を使いませんからね。
そうですね。
ルイ・ビトンさんとは言いませんもんね。
そうですね。
せめて翔平大谷って言えばなんかブランドっぽくなるかもしれないですね。
いやー、へーっていうお話、今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は玉木雅之のキャッチアップでした。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
算数が不安なあなたを算数ファンに変えるポッドキャスト番組です。
アップル、スポティファイ、アマゾン、ラジコなど各種音声プラットフォームで配信中。
4649よろしくー。
11:10

コメント

スクロール