00:00
毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up。スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。中学、高校6年間解禁症の玉木正之です。
素晴らしい。ザ・昭和。
ザ・昭和ですけども、木乃笠幸男さんに褒められましたからね。
鉄人に褒められた。それはすごい。
野球は好きでやってたんだけど、よく嫌いな学校に行ったなって言われました。
それは横っちょに置いておきまして、
パリオリンピックが近づいてきたので、今日もパリオリンピックのことを話したいと思います。
今年のパリオリンピックは3回目で、
2回目の1924年のパリオリンピックは、
選手村が初めてできたと。
マイクロフォンを初めて使ったというような話をしたんですけれども、
その前に第2回がパリオリンピックだったんですね。
クーベルタン男爵はフランスの出身ですから、
本当は第1回もフランスでやりたかったんですよね。
でもやっぱりオリンピックという名前を付けたもんですから、
ギリシャが黙っていませんで、ギリシャの大富豪が
こっちでやれというので、海運王のスポンサーまで用意して
アテネでやっちゃったと。
第2回をパリでやっとできたというんですが、
この2回目で1回目になかったことがやっぱり起きたんですね。
いいことなんですけれども、
2回目から始めたことって何でしょうか?
それは今も残ってますか?
もちろんですね。1回目の方がむしろ異常だったというか。
開会式?
まだまだ開会式は後ですね。
というのは2回目から女子が初めて参加したということですね。
女子選手が。
第1回目は男子だけでやったということで、第2回目は女子で。
1066人が参加した中で、女子選手はたして何人くらいだったでしょうか?
少なそうですね。
少なそうですね。
そこまで行かないと。
12人なんですね。
でもそれぐらいですか?
それぐらいしかなかった。
種目が、競技がテニスとゴルフだけだったということですね。
最大の原因ですね。第1回目は男子だけで、第2回目も女子がこんなに少なかったというのは、
クーベルタン男爵が女子の参加に反対してたんですね。
そうなんですか?
クーベルタン男爵は文章を残してるんですけれども、
03:02
肉体競技、スポーツというものは男子がやるものだと。
女子は頑張った男子に対して月計寿を与えるという役割が女子であるというふうに言ってるんですね。
今のご時世だったら非難555。
アウトですよね。
本当その通りです。
ただこれ意外と知らない人が多くて、
やっぱりオリンピックっていうのは原点に戻るべきだってよく言う人がいるんですけれども、
クーベルタンの言ってる原点に戻ると女子が出られなくなると。
大変なことになっちゃいますね。
いうことにもなっちゃうんでね。
オリンピックの難しさっていうのはこの辺あたりにもあると思うんですね。
おまけにこの第2回パリ大会っていうのが、
やろうとクーベルタン男子たちが頑張ったんですけれども、
資金がなくなりまして、どうも開催できないような感じになったと。
そこでフランス政府が助け舟を出しまして、
ちょうど万国博覧会をやるから、その余興でやらないかっていうことになったんですね。
余興?
そんな扱いなんて。
ですからオリンピックの期間というのが、
5月の14日に始まって10月の22日まで。
長い。早くて長いですね。
要するに万博やってる期間中の間々でいろいろやったんですね。
いうことがあるんですね。
おまけに16競技やったって言うんですけれども、
その中には珍しい競技もちょっとあるったんですね。
それは今ないってことですか?
ないですね、これは。
今なくて。
綱引きって違いましたっけ?
え、何ですか?
綱引き。
あ、綱引き違います。
綱引きはもう少し後です。
綱引きは立派なスポーツですね。
ですよね。
私が大好きなスポーツですけれども。
え、なんだろう。
今はないけど。
いや、これはもう絶対に当たらないと思うけど。
わかんないか。
言いますと、魚釣り、フィッシングですね。
これが一つと、それともう一つはタコ揚げ。
タコ揚げ?
タコ揚げ。
タコ揚げがスポーツとして?
どういうジャッジしてるんですかね。
どうするのか知りませんけれども、みんなで楽しんでタコ揚げたんでしょうね。
メリー・ポピンズの映画を見た方ならば、最後に幸せならタコ揚げようという歌でみんなでタコ揚げで終わるというね。
まあ幸せなのかもしれませんけれども。
いろんなことをしたということで、
オリンピックはこんな風にして始まっているということも知っておいた方がいいかもしれないですね。
そうですね。
ちなみにこの時の100mで優勝した選手の記録は10秒8でした。
06:02
いやでも当時では早いの早いんでしょうけど。
当時では早かったでしょうね。
今のね、記録からすると。
今では9秒台になっているということは、やっぱり10m近く前を走るようになったということで。
この百何十年間の間に進化してるんですね。
何が進化したでしょうか。
今のだと人間そのものではないっていう感じがニュアンスが。
人間はあれですか。
道具?スニーカー?
そうですね。靴ですね。
それとフィールドですね。
それともう一つは時計ですね。
昔は手で押して測るしかなかったわけですからね。
誤差がありますね。
そうですね。
時計と用具とそれとフィールドと、これが今のスポーツの進化の一番の問題だと。
いう言い方もできると思うんですね。
よく進化進化っていうことはよく使うんですけれども、
進化の中には退化もありますからね。
そうですね。
人間も昔尻尾があったっていうので尻尾は退化してるわけなんですが、
これも進化ですよね。
ということはスポーツが果たして進化するときにどうなったらいいのかっていうので、
例えば第2回パリ大会では国籍のない選手が一緒になって参加したっていうのもたくさんあるんですね。
ですからひょっとしてこっちのほうが良かったんではないかなっていうようなね、
今年それこそロシアの問題、ベラルーシの問題、イスラエルの問題、ガザチクのパレスチナの問題ありますね。
だったら国境をなくそうかっていうような動きが第2回大会からもうあったっていうことも知っておいたほうがいいでしょうね。
さて進化とはどういうものか難しいですけれども、もうすぐパリ大会オープンします。楽しんでみましょう。
田巻さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
この時間はスポーツ文化評論家田巻雅之さんでした。