玉木正之のCatch Up
2023-09-27 10:30

玉木正之のCatch Up

スポーツ文化評論家 玉木正之
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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
さあ、今日は?
今日はマラソンの話ですね。
それも女子マラソンがきっかけなんですが、
この前の日曜日にベルリンマラソンがありました。
そこで、女子マラソンのエチオピアのティーズ・アセファ選手が、女子マラソンの世界最高記録を出したと。
これが2時間11分53秒なんですね。
すごいですね。
これは、なかなかすごい記録でして、
それまでの世界最高記録は、ケニアのコスゲイ選手の2時間14分04秒でしたから、
2分11秒も短くしたんですね。
一気に。
これはなかなかすごい記録で、
これ、面白いのは、有名な東京オリンピックで優勝した、
昔の東京オリンピックですね、アベベ選手。
エチオピアのアベベ選手。
2時間12分11秒で世界最高だったんですね。
その時の男子の記録よりも早いということですね。
女子マラソンが解禁されたって言いますかね、
これ、結構新しいことなんですよね。
まだ35年ぐらいしか経ってないんです。
そうですか。
そうなんです。女子には無理だって言われたんですよね。
こんな長い距離を走るのは。
それで、禁止されていまして、
1980年代のボストンマラソンで、
スタートの位置に隠れていた女の人が、
男の人に守られて、横から入って走ったっていうのが最初なんですよ。
そうだったんですか。
それで、完走したので、みんなが驚いたと。
女の人でもできるんだ、という。
でも、強引なやり方ではありましたけど、
その人が走り切ったことで、
女性にもできるんだってことをアピールできたんですかね。
それくらい、まだ女性差別とは言えるのかどうかわからないんですが、
女性に対する認識っていうのが、これだけ甘かったっていうかね、
認識が、知識がなかったんですね。
か弱い存在と思われていたんでしょうか。
勝手なイメージを持ってたのかもしれないですね。
それから直後になりましたら、
これはひょっとして女性の方が男性の記録抜くんじゃないかと。
距離が長くなるほど、女性の方が強くなるのは目に見えてわかると。
要するに、距離が長くなればなるほどというのは、
障害年齢のことですね。
世界中で障害年齢の平均を比べたら、
女性が男性をはるかに上回ってるんですね。
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どの国でも、どの民族でも、どの人種でも、
全部も女性の方が上だと。
ということは距離が長くなると、女性が勝つんですね。
なるほど。
所詮男性負けるから、負けたら悔しいんで、
そしたら100メートルでやろうかとか短いところでやるんですね。
短いところでやったら男性の方が瞬発力で勝つと。
持続力では女性に絶対勝てないからっていうので、
オリンピックとかスポーツができたんではないかと私は思っております。
なるほどね。
男の人が勝手に作ったのがスポーツだっていう言い方もできるんですね。
もう一つ注意しておきたいのは、
エチオピアの選手がまた勝ったんですけれども、
やっぱりエチオピアとケニアの選手っていうのは強いですね。
そうですね。ここのところの活躍目覚ましいですよね。
ダインシーのマラソンで2時間10分を切ってから、
世界最高記録が7回ぐらい更新されてるんですね。
これが全部エチオピアかケニアの選手なんです。
今のベスト10に入っている選手、
1人だけタンザニアの選手がいるんですけれども、
全部ケニアかエチオピアの選手なんです。
それは何かお国柄というか何か特徴があるんですかね。
中古新書に人種とスポーツというのを川島光平先生という方が書かれていて、
非常に面白いんですが、まず一つ注意しておかなきゃいけないのは、
黒人の選手は速いですよねってよく言いますよね。
これは言っちゃいけない言葉なんですね、実は。
というのは黒人のっていうときに、
アフリカから出てきた方なんですけれども、
アフリカに黒人の民族というのは、
ユーラシア大陸の全民族よりも数が多いんです。
わかります?ユーラシア大陸を含めたら、
日本からイギリスですね。
そこにある民族の数よりも民族の種類は、
アフリカ大陸の中にある黒人の人たちの民族のほうが多いんです。
なるほど。
ですから、黒人の人は足が速いねっていうのは、
例えば私たちに黒人の人がね、
ユーラシア大陸の人はバレーボールが強いねって言われたらどう思いますか?
強くない民族もいるしね。
そうそうそうそう。
そういうことなんですよね。
広くくくりすぎてますよね。
そうそうそうそう。
黒人の人はっていうのは大間違いの言い方ということが言えるんですね。
もう一つ面白いのは、ケニエアとエチオピアの人がなぜこんなにマラソンで記録を作ったり、
中長距離で記録を作るのかっていうときには、
これはね、この川島光平先生が書かれてるんですけれども、
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長い歴史があって、実は牛泥棒だって言うんですね。
え?
牛泥棒っていうのは聞こえが悪いんですけど、
これ一つの経済活動なんですよ。
ある村からある村、ある村、いろんな村があるところへ行って、
牛を盗むんですね。
ある村の人がみんなで。
牛を盗んで走って逃げるんですね。
2日ぐらいかけて。
その牛をまた自分たちの村で育てて、
子供を産ませてとかいったら、他の村からその牛を取りに来るんですね。
また盗って逃げるんですね。
というような生活を500年以上続けていた民族が、
ケニアとエチオピアの山岳地帯にいると。
この500年は大きいというわけなんですね。
これは牛泥棒っていうふうにも書かれてるんですけれども、
実は経済活動ですよね、一種の。
牛を育てるという。
牛を食料としてもやるから、ミルクを作ったりもするという。
農業の工作にも使うというので、
この牛という財産を多くの村で共有しているやり方の中に、
走るという行為があったということなんですね。
それが500年以上続いて。
その民族は確かに鍛えられているという言い方ができるらしいです。
ですから黒人は足が速いというのではなくて、
エジプトとケニアにまたがる高地民族の人たちは、
やはり走ることの土台ができているという言い方はできそうなんですね。
これは私も読んでびっくりしましたけれども、
決して黒人の人は足が速いわけではない。
ユーラシア大陸の人がバレーボールが強いわけでもないというのと同じように言えるということらしいですよ。
ブラジルにもサッカーが苦手な人もいますよね。
そうです。
私も一度だけアメリカで旅をしたときがありまして、
バスの運転手の方が黒人の方だったんですけれども、
キャッチボールをしたらものすごく下手だったですね。
そういう人もいますよね。
その方はアメリカンフットボールのボールしか投げたことがないというふうにおっしゃっていましたけれども。
まあそういうもんだと思いますけれども、
エチオピアとケニアの選手にはこれからもどこまで記録が伸びるかはちょっと注目ですね。
2時間10分切るサブテンの日も近いかもしれないですね。
そうですね。それから女子の選手がマラソンで男子の選手の世界最高記録を上回る日が
たぶん来るんではないかとも言われています。
田巻さんありがとうございました。
スポーツ文化評論家田巻正之さんでした。
09:03
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