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日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up、水曜日はスポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。どうも、プレミア中に残念でしたね。
いやー、あと一歩でしたけどね。
あと一歩。ただ、選手でね、日本代表に選ばれたのを断った選手が多かったというのが情報でありまして、これちょっと残念でしたね。
今日はちょっとそういう話題から離れまして、私が住んでる神奈川県である私の知人から情報を得たんですけれども、
川崎フロンターレというサッカーJリーグのチームですね。
今年はちょっと、今シーズンは低迷してるんですが、かなりたくさん優勝もして、三島選手なんかもいたところなんですが、そこがやっている地域活動がかなり面白いのがあったんで、それを紹介したいと思います。
地域活動というと?
これは川崎市にある小学校114校、それから特別支援学校3校、合計117校に配っているものがあって、小学6年生1万2千人が利用しているという川崎フロンターレの算数ドリルです。
川崎フロンターレの算数ドリル?
そうですね。ちょうど今年のは川崎市の市政100年と一緒になりましたんで。
それで3人の選手が100をかたどってるわけですね。
ゴールキーパーの選手とキャプテンの選手と外国人選手3人が。
中も全部フロンターレの選手が各ページに出てきている分数の計算のドリルとかですね、40ページにわたってあって、これを全部やると最後に表彰までついてるんですね。
フロンターレスピリッツショー!
最後まで頑張ったらね、その表彰がもらえるんだ。
ちょうど川崎フロンターレの人たちがイングランドのアーセナルを視察をしたときに、
アーセナルにいるスペイン人の選手が、地元のスペイン語教室とかスペイン語の教科書に登場して、教育の一端を協力しているというのを見まして、
それでこれを始めようといって始まった活動らしいんですね。
地域密着の活動って、かなりたくさんいろんなことをJリーグのチームやってまして、
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それこそアビスマンもサガントスもバンフォーレン長崎もやってると思うんですが、算数ドリルは僕は初めて聞いたもので。
そうですね。よく子供たちにサッカー教室を行ったりね、そういうことはよく聞きますけどね。
絶対サッカーを通じとってるのが多いですよね。
でも勉強も頑張ろうというメッセージを出してまして、
これは2011年の東日本大震災のとき、陸前高田市で教科書が流されて勉強ができないというときに、まとめて送られたというような活動もされたそうなんですよ。
だからこういうのは非常に面白い活動で、ちょっと調べてみましたら、メジャーの大リーグなんかもやってるんですね。
そうなんですか。
そうなんです。ドリルも作ったりまではしてないんですけれども、
エンゼルスとかアスレチックスで有名というか、いつも夏休みにやってるのが読書感想文ですね。
チームで読書感想文を小学生から提供をしていて、それを出した小学生には入場券を渡すというようなこともやってるそうなんですね。
ですからサッカーとかスポーツだけではなくて、教室の中での勉強も大事なんだよというメッセージを発してるのは、これはなかなか面白いことではないかなと思うんですね。
これおまけにね、フロンターレの天選手の写真もついてまして、そういう宣伝にもなってますんでね。
なるほど。フロンターレファン結構多いと思うんですよね。
選手の名前と顔も一致するでしょうし、より親しみを持って応援しようという気持ちになるでしょうね。
そうですね。それとこれのいいところは、この表紙に3人が並んでるんですが、このゴールキーパーの韓国の選手は韓国代表のゴールキーパーですね。
真ん中にいるのはラテン系の選手、人気のある選手で、それとキャプテンが並んでるんですけれども、外国人選手に対して全然差別をしていないっていう、これも一つのメッセージになると思うんですね。
よく日本では野球選手のこと、外国人選手のことをスケットなんて言いますよね。このスケットの言い方はやっぱりやめたほうがいいですよね。スケットじゃなくてチームの一員であるっていうことがやっぱり大事だと思うんですね。
こういう活動を通して、他のことも聞きましたら、フロントハレルのジュニアの選手たちは、平日の練習の後に必ず商店街回りをしてるらしいですよね。
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商店街の人たちにポスターを配ったり、ステッカーを配ったりっていう活動をしていて、それでかなり地域密着が進んでいるということで有名らしいんですが、逆に川崎市のほうからも応援してまして、川崎市にはレッドロケットとかバレーボールのチームとかバスケットボールのチームもあるんです。
それを一緒になってやっていこうっていうような運動もしているみたいです。
いいですね、それは。
これは非常にいい活動だと思うんで、ぜひともちょっと他の地域、これもね、川崎フロントハレルもイギリスのアーセナルを見て学んだわけですから、これを他にいいことがあったらみんな真似でしてほしいですよね。
そうですね。
これでも40ページある算数ドリルっていうのもなかなか面白い発想だなと思ったんですけれどもね。
そうですよね。
これやっぱり算数嫌いでサッカー好きだという少年たちもやりますよね、これなら。
チャレンジしようっていう気持ちがね、出てきますよね。
そうですね。
こういう地域活動っていうのがわざわざあるんではなくて、それをやることによって地域とより密接なつながりができるというところにスポーツの原点みたいなものがあると思うんですね。
決して人気が出ればいいとかっていうそれだけではなくて、地域の人からみんな応援してもらっていると。
ですから今日は川崎フロンターレの例を言いましたけれど他にもあると思うんですが、このフロンターレは試合に行きますとサポーターたちが必ず川崎市の歌を最初に歌いますね。
川崎市の歌。
川崎は私たち愛の街って歌があるんですけれども、それを歌っているっていうチームもちょっと珍しいですよね。
市の歌を歌うっていうよりも応援の歌を歌うチームが多いんですけれども。
そういうところから川崎市全体がスポーツで街づくりをしているっていうところにもつながって、川崎市長の理解もあるそうなんですよ。
これは一つのモデルケースとしてあまり紹介されてませんけれども、今日ちょっと私の地元なんですけれども、紹介させていただきました。
福岡県でいうと浮橋っていうところに拠点を置くラグビーチームルリーロがいまして、今年からリーグ1に参入するんですよ。
そうですよね。リーグ1に新しく入る。
彼らも地域密着型で、特に拠点の近くの久留米市なども含めて豪雨災害があった時に被災地にいて土砂の掻き出しとか力仕事とかも一生懸命やってくれて、
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本当に地域の皆からも信頼、愛される選手たちになっているんですよね。
そういうチームって言いますかね、これからどんどんどんどん増えてきたほうが面白いですよね。
今年、日本シリーズ優勝しましたDNA、横浜ベイスターズなんかも、DNAの帽子を全幼稚園に配ったり、横浜市の。
というような活動もしましたけれども、どんどん学校とタイアップしていくっていうのは、これはなかなか面白い試みですよね。
そうですね。
面白い取り組みを紹介してくださってありがとうございます。
それではまたよろしくお願いします。
ということで、今日は川崎フロントアレの地域密着活動を伝えてもらいました。
スポーツ文化評論家、玉木雅之さんでした。
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