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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
今日はどんなテーマでしょうか?
関西ダービーの日本シリーズも面白いんですが、
実は先週の土曜と日曜に、東京でスポーツポリシー4ジャパン、
毎年この番組で紹介させていただいているのですが、
スポーツ政策学生会議というのが行われまして、
全国から34の大学が61のゼミが参加して、
自分たちの考えたスポーツ政策は面白いんじゃないかというのを競って、
発表があったんですね。
私も審査員として行ってきました。非常に面白かったですね。
最優秀賞に輝いたのは、立教大学の松尾ゼミナールというグループなんですけれども、
聴覚障害者との架け橋プロジェクトというもので、
みんなが手話を覚えましょうと。
単純に言えばそうなんですけれども、どんなふうにして覚えるかというと、
サッカーで覚えましょうと。
それで聴覚障害者と一緒になってサッカーをやるときに、
声は出しても届かないわけですね。
走りながら手話しようと。
サッカーの中で使われる言葉はどんな言葉が多いかと。
ヘイヘイとかボールとか前へとかいろいろあるんですが、
それを全部統計を取りましてね。
手話したらこうなりますと。
走りながらやったらこうなりますというのを、
ダンスにして覚えて、
それでサッカーを楽しんで手話を身につけようというプロジェクトだったんですね。
これが1位を取りました。
なかなか面白くて、このダンスも音楽付きで学生たちが考えたんですよ。
それを5分くらいのダンスをやると手話が身につくという。
それでスポーツも楽しめるという。
画期的。
なかなか言葉で言うよりも、本当はダンスを見たら面白いって分かるんですけどね。
これが最優秀賞になったと同時に、
学生たちが総合で選んだ賞の中の第1位になったんですね。
これは素晴らしかったんですが、他にも面白い企画がいっぱいありましてね。
例えば大妻女子大ストリートチルドレンのワールドカップをやろうと。
世界中のストリートチルドレンがたくさんいて、
これ一回やったことがあるらしいんですね、外国では。
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それを日本で開催しようという企画がありましたね。
それから神奈川大学の学生たちが行ったのは、宇宙とスポーツ。
宇宙開発の中でなんとかJリーグの試合とコラボできないかと。
宇宙開発のプロジェクトのPRですね。
それをサッカーの会場でやると同時に、
宇宙職やなんかの開発をJリーグと一緒にやっていこうと。
これもなかなか面白かったですからね。
それから国史館大学。
Jリーグを世界的なリーグにするために、
株式上場するためにはどうしたらいいかという。
チームの株式を上場して、
マンチェスター・ユナイテッドにも負けないようなチームを作るか。
チームを集めるにはということですかね。
面白いですね、これも。
私がこれを選んで、神奈川スポーツ部長というのを与えたのは、
ひとつ橋大学の岡本ゼミというひとつ橋大学ですね。
ウォーキング・ツーリズム。
要するに歩いてツアーをするという。
それと物語を一緒にしようと。
例えば熊野古道を歩いた中で、歩きながら小説を作ろうと。
要するに文化活動とスポーツの合体と言いますかね。
それを地域の活性化につなげようという。
なかなか面白かったです。
おまけに小説を作ろうという時に、
AIを導入しているんですね。
自分の熊野古道を歩いて、
自分が思った感想をどんどんデータとして入れていったら、
どんな物語ができるかと。
それをウォーキングというスポーツと一緒になってやろうというのですね。
もっと面白かったのは、
向川女子大学の企画も面白いですね。
恋プロジェクト。
子供の多い未来を目指して、
スポーツを通した恋愛活動。
スポーツ、野球とかサッカーを観に行く時に、
それを恋活動、恋活実を利用しようと。
恋愛のほうを少子化対策?
そうですね。
少子化対策にも利用しようという。
それから、これは面白かったなと思うのは、
明治大学。
スタジアムに選挙の投票賞という。
分かりますでしょ?
若者の投票率が低いわけですね。
それを何とか上げるためには、
投票日または期日前投票ですね。
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それの場所にスタジアムを利用しようと。
それで野球場とかサッカー場に
投票箱を置くにはどうしたらいいか
ということをいろいろ工夫して
考えて発表したんですね。
これは優秀賞を取りましたね。
これもなかなか素晴らしいなと思いましたね。
こんなふうにしていろんなものを発表している
というのは非常に面白いことだと思うんですけどもね。
今の投票場をサッカー場に置こうとかいうときに、
これ面白いのはちょっと惜しかったのはね、
スポーツと民主主義の関係に触れてなかったんですね。
終わってから学生たちとちょっと話したんですけれども、
スポーツというのは民主主義社会でないと生まれないんですよね。
先制主義の政治をしている国であるとか
独裁国家からはスポーツ生まれない。
なぜかと言いますと、スポーツというのは
暴力を否定した遊びなんですよね。
ですから民主主義というのは暴力で支配者を決めちゃダメだ
というのが民主主義の根幹にあるわけなんですよね。
民主制というのは古代ギリシャで始まった。
それから近代イギリスで始まった。
始まったときは何かというと、暴力はやめて
話し合いとか投票で決めましょうというのが民主主義なんです。
ですからサッカー場に選挙の投票所を置くのは
非常に歴史的にも理にかなっているというか。
スポーツの場所で政治民主主義を行うっていうのは
これは一番いいんだというふうに
後で学生たちに教えてあげて
一言それが入っていたら最優秀賞だったねって言って笑ってたんですけどね。
こういう企画がいっぱい出てきたんですね。
面白かったですね。
でも固定観念にとらわれてなくて
柔軟な発想というのが若い世代だからって感じがしますね。
目の付けどころが新鮮。
宇宙開発とスポーツを合体させようなんて
はっきり言うとちょっと無理があったんですけれども。
とっぴの発想ですよね。
ちょっと無理があったんですけどやっぱり面白いですよね。
そういうのを学生たちが自分たちで考えて発表するという
発表のプレゼンテーションを聞くだけでも面白かったんですね。
ちょっと残念だったのはコロナがありましたんで
今2年ほどリモートで行われたんですね。
ですからちょっと発表の仕方っていうのに進歩がなくって
どれだけスティーブ・ジョブズが出てくるかと思って期待してたんですが
あんまりマイク持って歩き回って発表する人がいなかったので残念でしたね。
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そうだったんですね。
これもう12回目の大会になるんですけども
コロナ前の4,5年前にはあったんですよ。
相当スティーブ・ジョブズの影響があって発表する学生が歩きながら
舞台の上でから下手を行ったり来たりするような感じですよね。
両手を振りながらこんなに面白い企画ですよっていうのがあったんですけどね。
それがちょっと途絶えてしまったのが残念だったなという。
でも学生たちのものすごく新鮮な発想というか
そういうものが見えたのは今年もすごい収穫でしたね。
プロ野球では二軍のチームを増やそうなんていうのがありましたけれども
こういう改革も2つほど出てましたからね。
それはプロ野球がやる前に発想してたわけですからね。
これはなかなかいいアイディアだったですね。
そしてそのアイディアがいつか実行に移せるようなね。
そういう繋がりができるといいですね。
これはまだ終わったところなのでホームページに出てないんですけれども
スポーツ産業学会のホームページ
それと笹川スポーツ財団のホームページに近く発表されるはずですから
どんなものがあったというのが
それで私も特別賞の中で賞状を渡したりしている写真も出るはずです。
どうぞご覧くださいというふうに思います。
ぜひ覗いてみてください。
スポーツ文化評論家玉木正之さんでした。
玉木さんありがとうございました。
どうも失礼しました。
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