会社と自己紹介
Location Weekly Japanです。
今日は、JR西日本コンサルタンツにお邪魔して、清水さんにお話を伺います。清水さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。JR西日本コンサルタンツの清水と申します。よろしくお願いします。
そしたら、会社紹介と自己紹介をお願いします。
はい。まず、会社紹介です。弊社は、名前が付いている通り、JR西日本のグループ会社でして、国鉄からJR西日本に民営化されるのに合わせて、弊社もできたという形になっています。
コンサルタンツという名前が付いているんですけれども、いわゆる建設コンサルでして、JR西日本の鉄道インフラの計画設計から施工から維持管理までトータルして弊社のほうで担わせていただいているというところで、いわゆる現実空間のインフラを整備に支援させていただいているというような会社になっています。
その中で、私がいる部署はITシステムデザイン部と言いまして、いわゆるIT部門ではあるんですけれども、申し上げた計画設計、設計と一言で言うとドボック、トンネルとか橋梁とかですね、あとは駅舎みたいな建築とか、あとは鉄道ですので電気とかですね、あらゆる系統またぎの設計があったりもしますので、そういったところをITを使って横つなぎをしていきましょうというところで、ITシステムデザイン部という部署でいろいろやらせていただいています。
なので、私がやっている仕事というところでいきますと、現実のインフラを整備するのに支援するために、ITとかデジタルを使って簡単な省力化とか効率化していきましょうということはもちろんやっているんですけれども、それに加えて現実のインフラを整備する会社だからこそ、デジタルの空間でもインフラ環境を整えて、そこを一つの基盤として、
プラットフォームというような形でいろんな業務とかを肝付けていくような、いわば環境づくりみたいなようなところの一部をやらせていただいています。具体的にはGISですね。JR西日本も2007年くらいから鉄道GISのほうを開発で運用なので、もう17、18年くらい経つんですけれども、
中のシステム開発とか、あるいはその中に入れるデータ整備とかというような形の業務を携わらせていただいています。直近ですと、現場でもGISを使いたいというようなニーズがかなり高まってきていますので、いわゆるモバイル版のGISを開発して、今JR内で展開、もう運用はしているんですけれども運用していまして、
大体1万6千人のユーザーということなので、JR西日本の中でいうと2人に1人は使っていただいているような形で運用させていただいてますし、他のJR西日本以外の鉄道事業者様にもご利用いただくような形で今活動のほうを進めていっているというような業務になります。そういう人間でございます。
鉄道GISの開発と進化
難しい?
いや、すみません。
いや、なんか難しいことを頭のいい人しかできるようなこの仕事をやりながらお伺いしてますけど。
GIS、2007年に独自のものを開発されたということですね。
そうですね。エンジンから独自のものを開発しまして、というのもなかなかやっぱり一般的なGISですと、なかなか鉄道業務にマッチしないようなところもあったりもしますので、特に鉄道ですと、河川とか高速とかでも同じかもしれないですけど、いわゆる位置情報がキロ程と呼ばれる、どこかをゼロキロにしたところの鉄道なので延長ですね。
延長の距離を、いわゆるキロ程と呼んでいって、それで位置座標の管理なんかをしてますので、なかなかそれに対応できるGISというものが当時もなかったというところですね。
当時のGISで、自分でソフトウェアを買ってみたいな、そんな世界ですね。
確かにその時になかなかそういう鉄道業務に特化したみたいなのはもちろんなかったんだと思うんですけど、それでも自分で開発するの大変だったんじゃないですか。
そうですね。大変ではあったんですけれども、JR西日本の当時の幹部の方からも強いニーズがあって実現したというようなところですね。
それからもう20年ぐらい経ってますね。
20年経って、どうですかね、ツールとして形式も多分変わってきてると思うんですけれども、その辺のアップデートとかって結構。
当初は、いわゆる鉄道の図面ということで、線路平面図という図面があるんですけれども、いわゆるそれを電子化しましょうということで、電子の線路平面図システムというところから、いわゆる図面管理をそれでやっていきましょうというところから開発してきました。
20年近く経って、それだけじゃもったいないよねっていう話もあったので、それを使っての、例えばそこに構造物の場所を入れてですね、そこで維持管理メンテを使ったりとか、あるいは防災の観点でいろんな防災の情報を入れて、それで防災を完了していきましょうとか。
もう少し言うと、現場、たくさんの現場がありますので、現場の業務効率化のために使っていきましょうとかですね。いろんな方向で枝分かれのように拡展していったというところがあります。
モバイル版GISの展開と活用
そういう方もやっぱり現場のところで事務所の中でノート、パソコンを開いて使うというのも当然あるんですけれども、それを使っていくうちに社会的にもスマホが当たり前、タブレットが当たり前になってきたので、現場の人ももちろん使うので、これで見れないのか、Googleマップは見れるのにっていうようなところからやっぱりモバイル版を開発するみたいな話につながったのかなと思いますね。
その会もあって、JR西日本の社員の2人に1人で。
それを希望すればみんな使える?
希望すればみんな使えます。
実際どういった形で使ってらっしゃるんですか?
そうですね。そこはどちらかというと、今までのデスクトップ版のGISはちょっとコード利用といいますか、ヘビーユーザー向けなんですけど、モバイル版にしたときのコンセプトとしては極力ライトに使えるようにしましょうということなので、よく言ってるのは鉄道版Googleマップですみたいな感じにしてます。
なので先ほど申し上げた構造物の情報も入れれるんですけど、あんまりそこを密結合にして業務のシステムと何か連携みたいなことはせずに、もう素結合の形で、例えばURLリンクで飛んでいきますぐらいの感じにしておいてライトにするとか、
使い方としても、もう本当に今日もしくは今晩現場に行かないといけないんだけど、どこに行ったらいいのかなみたいなような確認から、ここみなさん集合してねみたいなような使い方とか、ちょっと現場で発見したものをパシャッと写真撮ってピン立てて登録するとか、普段使いのような形で使っていただいてますね。
それもずっと運用されて、そんな多くの社員の方が活用されているとデータもすごい溜まってくるんじゃないかなと思うんですけど、
そのデータを利活用するとか、そういったことも取り組まれてたりするんですかね。
そうですね。例えばなんですけれど、あれはちょっとリスクって言うんですけど、やっぱり現場作業が多いので、ちょっとここの足元気をつけましょうねとか、ここから何か降ってこないか気をつけましょうねっていうのは、やっぱり日々アップデートしていってます。
ただ、今までモバイルのJSがないときの世界っていうのが、どうしてもレールを管理するいわゆる補選というのが出るんですけど、補選の人、あるいはドボックの橋とかトンネルをメンテナンスするドボックの人、電気の人、建築の人で、それぞれリスクマップを持ってたんですけれど、普段使いができるようになることによって補選の人でもドボックが登録したリスクも見れるし、なんだったらこっちが新たに発見したのを見るしみたいなような、
系統またいだそういったような使い方です。
大阪駅3Dマップを活用したアイデアソン
そんなことも踏まえて、実は今日ですね、4月の20日、イベントをこれから開催することになっておりまして、題して大阪駅3Dマップを活用したビジネスアイデアを考えよう、デジタルツインビジネスアイデアソーっていうのを開催する予定になっておりますけれども、
これ見てる人たちが来れる話じゃないので、ちょっと概要がでかくなって教えてください。
そうですね。今までの話がどちらかというと鉄道寄りと言いますか、線路の周辺の話が多かったと思うんですけど、
我々はその鉄道に加えてコンサルの駅舎を作ってますと同じように、デジタルの駅舎を作ったりとか、あるいは駅周辺の街を作ったりっていうのもデジタルでやらせていただいてます。
今回そこのアイデアソーについては、そこの駅周辺の駅町の一つ、今もお出かけネットとかで見ていただければリンクが貼ってあるんですけれど、
3Dのコーナー絵図を作りまして、今までだったらちょっとアイソメ的な二次元の表現しかできなかったんですけれど、
それと似たような表現でぐるぐる三次元的に見回せるっていうようなプラットフォームもありますので、
それをベースにして何かちょっと新たなビジネスが創出できないかというところで、本日ですね、アイデアソーをやらせていただくという形になってます。
LVMAとしてもこちらのイベントを協賽させていただいて、結局50人くらいの方々に参加いただいて、やっぱり大阪駅難しいじゃないですか。
そうですね。なかなか迷いますね。
来る度に、え、こんなところだっけ?こんなビル建ったんだ。
そうなんです。
多分日本で一番ややこしい駅なんじゃないですか。
本当ですか?担当の駅でも。
いや、全然勉強いけど難しいなっていつも思ってますけど。
でもなんかそれが3Dの空間として今存在していて、空間として存在すること、その本社が作られたプラットフォームの上ではあると思うんですけど、
これ掃除で3D空間に言える話かなと思うんですけど、で、どうするのっていう、作るのめっちゃ大変だし、作り終わったらみんなすごいすごいってなるんですけど、でなんですかね。
そこにビジネスモデルが引きついてないとやっぱりそれをメンテナンスしていく。
毎回毎回いろんなものが新しいものが立ってとか、新しい施設が入って店が入れ替わってみたいなことがあると思うんで。
継続的に運用していくためにはちゃんとしたビジネスがそこに紐づいている必要があると思うんですよね。
そんなアイデアを話し合う機会で実際にそれが繋がっていくといいなということで開催するんですけれども。
本社として目指してこのイベントでどんなことを実現したいなみたいなのあったりしますか。
そうですね。やっぱり我々いわゆる事業会社の子会社なので、やっぱり持続的なものは作っていかないといけないかなと思ってます。
特に弊社はコンサルということで設計の段階からいろんな情報を持ってますんで、それを3Dに表現するということもできますし、
すぐに何かが変わった時にその3Dのデータ自体を新しくメンテナンスするということもできるので、
そういったところを強みにしながら、とはいえちょっとなかなかこのアイデアソンをやらせていただくきっかけになったんですけれども、
今先ほど鹿児島さんがおっしゃる通り、なかなかビジネスにつながっていない部分もあるので、
そういうちょっと持続していくんだという思いを持ちながらしっかりとビジネススキームを作っていきたいなというふうに思ってます。
そこがちょっとなかなか弊社だけでは弱い部分だと認識してますので、
ちょっと亀井企業様のいろんなご知見とかアイディアをいただきながら何か形を作っていきたいなというふうに思っております。
そうですね。なのでこのイベントから発生した何かビジネスサービスっていうのが、
鉄道OSとしての将来展望
今年中には何か1個か2個ぐらいは表に出ないものもあるかもしれないですね。
ぜひぜひ。
実現できているといいなと思います。
ありがとうございます。
そしたら最後に大物展望というか。
ありがとうございます。
今までの話に出てきました通り、
我々どちらかというと基盤を作っている、プラットフォームを作っているというような会社になります。
なので1つちょっと鉄道OSみたいな位置づけに、OSは持ってるんですけどそれを動かすものがなかなか手元にないということなので、
それがLBMAに加盟させていただいた1つのきっかけでして、
何かそういう土台の上にですね、皆様の持っているノウハウとかスキルとかソリューションプロダクトみたいなものをいろいろと連携させていただいて、
さっきのビジネスモデルを創出じゃないですけれど、
いろんなことに社会貢献につながるようなことをやっていきたいなというふうに思っていますので、
まさにLBMAのスローガンであります競争みたいなところをちょっと期待しながらですね、
我々のほうも日々取り組んでいきたいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
今日はJR日清コンサルタンス清水さんにお話ししていただきました。
清水さんありがとうございました。