Location Weekly Japan です。今週は、交通新聞社のお二人にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
じゃあ、早速ですが、会社紹介と自己紹介をお願いします。
はい、株式会社交通新聞社の時刻情報事業部の情報2課で小南と申します。
はい、営業課で芦沢と申します。
弊社は出版社でして、交通業界の業界史である交通新聞ですとか、あとJR時刻表ですね。
他には書店で見かけるかもしれない旅の手帳ですとか、散歩の達人ですとか、そういった雑誌媒体などを描けております。
JRの公式の時刻表としては、我が国唯一の存在ということで、日頃からご利用いただいている方も多いんじゃないかなと思っております。
自己紹介をしてください。
情報二課の小南です。
普段は時刻表の取材の立場で各鉄道会社さんに情報を提供いただいたりですとか、
あと情報を提供する側として、検索エンジンさんの方に時刻情報のデータをお送りしております。
私は営業課の方なんですけど、小南に情報二課とか、あともう一つJRの時刻データそのものを作る情報一課っていうのがあるんですけど、
そこで生成されたデータを、それこそ経路検索の事業者さんとか、地図の事業者さんに時刻のデータとして販売する契約とか、
あとそこらへんのホームの管理の部分のようなことをやっております。よろしくお願いします。
ありがとうございます。せっかくなんで、何か会社の歴史みたいなのも教えてもらってもいいですか?
会社の歴史はどこまで登るかにもよりますけど。
時刻表って、今当たり前のように検索とかで使うことありますけど、最初は文字口で作られたんですよね。
そもそも日本で。これを作った会社が一応ルーツにあって、それが大体19世紀の終わりぐらい。
そこから色んなメディアとか手掛けていって、今の会社、交通新聞社の形としてできたのが1950年代に今の会社になって、
1963年に初めて時刻表の方を手掛けるようになりました。
それからJRが発足と同時に弊社がJRのオフィシャルの時刻表を作ることになりまして、
それが今も続いているという感じですかね。
時刻表の歴史でいうとそんな感じかなと思いますね。
なるほど。
難しいですね。
19世紀って言葉が出てきましたね。
明治時代ですね。明治時代から一応身を脈を保っているときにはそういう感じにはなるのかなと思いますけど。
はい、ありがとうございます。
NBMAに所属している会社は結構新しいところが多いのに比べると古い方。
そうです。新聞の方が。
新聞の方が長いんですよね。
新聞についても教えてください。
新聞は交通業界と申し上げましたが、主に鉄道でして、日刊で毎日出しておりまして、
鉄道会社とか駅とか国交省とかそういったところ、事業者とか関係者の方に応援いただいてます。
ニュースは本当に色々で、新しい駅がオープンしたとかもちろんだし、
あと最近こういう研究されてるよとか、
あとまあホテルでこんなフェアやってるとか、鉄道系のホテルとかそういうのもあったり。
結構多岐にわたる内容ですかね。
鉄道に従事してる方はぜひ読むと面白いんじゃないかと思います。
すごいですね。日刊なんですね。
そうです。信じられん。
記者とかも弊社の記者でニュースは全部内製してるので、通信社からもらったりしてるニュースはほとんどないんですね。
なので本当ここでしか読めない記事になってるかな。
すごいですね。
それをずっと100年以上続けてこられてるって感じじゃないですか。
どう思ってやってるかはちょっとわかんないですけど、
結構昔からやってるっていうのは社内で働いてる感じですね。
何より社名がね、LBMAの中でこんな感じばっかりの社名ってそんなね、あんまないような気もします。
なるほど。ありがとうございます。
そんな中でLBMAにも加盟していただいてっていう中ですけど、
最近取り組まれてるそういったデータ関連の事業というか、そういったところも教えてください。
もともと時刻表を皆さん買って、行き先とかあらかじめ調べていただいたと思うんですけど、
やっぱりデータで検索した方がいい、わかりやすいっていうことで、
データの事業がまず起こったっていうか需要があって、
昔はロムとかで売ってたんですよね。
かわしみさんの時刻表とか、昔はよく買われてましたか?
時刻表買ったことはないです。
どうやって調べてましたか?
調べてたっていうか、駅に行ったら時刻表がボンとついてて、それを見てみたいな感じだったような気がしますね。
スマホっていうか携帯前ですよね。
そうですね。
だから私は高校生ぐらいの時に携帯じゃないな、あれはまだピッチだったかなの世代なんで、
高校生ぐらいだと時刻表とか家に1冊はあったような気がしますね。
そうですよね。
大体そういうイメージだと思うんですよ。
家に1冊あったのが、おのおのフューチャーフォンとか持ち始めて、
検索したいよって時に、じゃあ時刻表の紙を見るだけじゃあれなんで、
紙を買って、それを全部入力してサイトとか作るの大変なんで、
時刻表に入ってるデータをそのままお提供しますので、ニルナリヤクナリ付きつけてくださいみたいな感じで、
時刻表の中のデータの流通が始まった。
今はもうそのデータの流通を始めて30年近くになるんですね。
私は結構意外と古いなと思うんですけど、
昔のデータを現実に、もちろん収録する情報もニーズに応じて増やしていかなければいけないので、
そういうところも適宜充実させながら、主に列車の時刻の情報ですね。
何駅から何駅の列車が何時何分に出て、列車名は何で、どこで乗り換えなきゃいけなくてとか、
そういった情報を全ての列車流しているというような感じですね。
弊社の株主がJR六車様ということもあって、電車の時刻ってそれこそ1分でも間違えると、
例えば受験の時とかそういう時に関しては1分が命取りになるみたいな感じで、
結構重要なある種のインフラのような情報というところで、
弊社としてはJR六車様から委託を受けて、ちゃんと日本中の人に正しい情報を届けて、
円滑な交通インフラというか交通モードの維持というか、
そういうところに寄与できればいいなというところで、
データビジネスというところは正しい情報を使っていただくということで、
そういう使命を持ってやらさせていただいているところでございます。
はい、ありがとうございます。
最近そういった時刻表自体も駅にも掲載されていないところも多いと思います。
全てスマホで完結、だいたいできるんだろうなと思いつつ、
運行状況のデータとかも提供されていらっしゃるんですか?遅延が発生したとかそういうのも。
それは弊社で提供しているところもありますけれども、
そこはまだまだこれからという感じです。
なるほど。
僕は時刻情報という、いわゆる静的なデータ、動的なデータにも静的なデータ。
やっぱり時刻表が出発点なので、
時刻表で知りたいのってあらかじめ計画を立てるときなんで、
どちらかというとそこに主眼があるのかなという感じです。
もちろんその運行情報とか、今どこに列車走ってるとかいう情報を弊社で手掛けるという話も、
もちろん上がってはいるんですけれども、
その鉄道会社との調整ですとか、
あと技術的に難しいよねとか、
そういうのもあったりしてますね。
鉄道の時刻表ってどのぐらいの頻度で変わるんですか?
なんか4月とかに変わっているようなイメージは持っているんですけど。
これはもうめちゃめちゃ喋ろうというのに限界になってる。
どうぞどうぞ。
そうですね。
OT改正はご認識の通り3月ありますね。
JRをはじめ、JRと関係の深い会社さんとかは3月に一斉に改正されます。
そのタイミングで新しくなるんですけれども、
時刻表のデータとしては月に1回変わってます、基本的には。
ベースがJR時刻表なんですけど、こちらは月刊誌なので、
そのデータもJR時刻表に端を走っているので、
そのJR時刻表が月に1回の格好であれば、
データも基本的には月に1回新しくなります。
月に1回新しくなるごとに、その月の臨時列車の情報が結構ふんだんに盛り込まれているので、
それで行楽地とかイベントごととか、
そういったご利用のニーズに応えられるようになってます。
あとさらに言うと、ここからちょっとそうなんだって感じかもしれないですけど、
急にその列車の点検に入るよとか、
あとこの間もちょっと災害とかありましたけど、
そういう災害対応の情報とかは随時発信しておりますので、
常に新鮮で確実なデータを配信しているという感じです。
なので、厳密に言うと月に4、5回ぐらいは新しくなっているかなという感じです。
そんなに変わるんですね。
そうです。
細かい部分もあるのであれなんですけど、
情報がやっぱり広いので、ちょっとでも何か変わると派生があるという感じです。
なるほど。
これあれですね、100年とは言わずとも、
データとしてはどこまで遡れるデータをお持ちなんですか?
データは30年ほど前から提供を始めてまして、
当初はPD-ROMとかでお使いいただいたり、
分析とかでお使いいただいたりという感じですね。
ご存知かもわからないですけど、
寝台特急とか昔いっぱい走っていて、
早草とか富士とか、
そういったものもデータとしては一応持っているという感じです。
なるほど。
そういったデータを先ほどもありましたけど、
分析とかそういった用途で活用されたい、
みたいな事業者さんっていらっしゃったりするんですかね?
そうですね。
特に最近何か分析で利用したい人たちさんが結構多くなってきて、
それこそ大学さんとか、
あと普通にその研究を生業にしている事業者さんからの問い合わせというのもかなり多くなっているのが今かなと思っています。
何を分析したいんですか?
何か言える範囲で教えていただけると。
列車の本数とか、
その街にどれくらいの列車が走っていて、
どれくらいの運行密度で、
それを元に運べる人は何人くらいなのかとか、
どういう人が新幹線に乗っている、特急に乗っているとかいうのを知りたければ、
弊社のデータ必要になると思いますし、
こないだ見た研究だと、
最適な列車が何時何分から1時間に何本ずつ出るみたいなので、
もちろんその駅の設備の都合とかもあったりするんですけど、
それがもう完全に最適化されるとしたら、
どういうアルゴリズムで列車の走らせ方とか行き先とかを決められるんだろうか、
そういう研究とかに使われているのを見ました。
だからその今うちのデータを活用いただいて現状がどうなのか、
それを元によりブラッシュアップさせるとしたら、
みたいな感じで使いただいているというふうには聞いています。
なるほど。ブラッシュアップをするために、
現状および過去30年分のデータを解析するというニーズがあるってことですかね。
そうですね。どっちかというと、
昔のデータは今のところあんまり引き合いはなくてですね。
ああ、そうなんですね。
現状どうかみたいなところが。
最新のデータで交通需要の分析とかそういったところが。
なるほど。
時刻表データ以外にも、その新聞をずっと発刊されているという意味では、
新聞だったり雑誌の記事のデータみたいなのも、
コンテンツとしてデータ提供されていらっしゃるんですか。
現状はしていないんですけれども、
それこそ今後やっていきたいことの一つとしては上がっております。
現状、もともと時刻表をやっていて、
時刻表は昔は結構団体旅行とか多かったんですけれども、
特定の地域に送客するキャンペーンを始めようというのもあって、
そのキャンペーンを盛り上げるために、
先ほど申し上げたような旅の手帳は発刊しているという経緯があるので、
それをデータで実現するという意味では、
鉄道の情報をちゃんときっちり今までも提供してきたもの、
時刻情報にプラスアルファでその先で何が体験できるかみたいな、
観光地の情報とかを提供するというのは本当に今検討中なところですね。
なるほど。
でもそれだけ過去の蓄積データがあったら、
POIデータとしても非常に有益なコンテンツになるんじゃないかなというのを
ちょっとさっきお話を伺いしてて思ったところです。
あればいいですね。
だから多分今はそういった新聞とか雑誌を読む人たち、
または公読していらっしゃる方々というのは、
交通事業関係者の方のみなんじゃないかなと思うんですけれども、
普通の事業者だったり一個人として全部はいらないし、
毎日その情報はいらなかったとして、
特定の事業だったりとか目的に対してのコンテンツとしては、
それをオンデマンドなのか何らかの形で引き出せるような体系があると、
すごいいいなというのはお話を伺いしてて思いました。
そのLLMとか対話を通じて必要な情報だけピックアップして提供する
みたいなのはできたらいいなと思います。
そうですね。やっぱりそこはAI時代になってきて、
いろんなその位置情報データだったりロケーションデータのAI活用みたいな
文脈で話をすることが特に私は多いんですけれども、
でも結局どれだけ多くの正しい情報を保有しているか、
保有というか読み込めるかっていう、
そういった観点が今後勝負になってくるんだとすると、
結婚者は宝の山なんじゃないかなと今聞いていたと思いました。
そうなんです。だから必要していかないといけないというふうに思っています。
そうですね。
紙であってもしょうがない。
それをデータ化していくというのが今の時刻情報の提供のスキームというか、
各検索エンジンに列車の情報を、
先ほど申し上げたような月1ベースで流しているわけですけど、
流す情報をどんどん増やしていきたいというのは常にあります。
そうしましたらせっかくなんで、