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虫のいいラジオ。虫のいいラジオは、昆虫大好き、ポッドキャスト大好きな小持ちデザイナー、大阪のkosakaが好きなことを話し倒していくポッドキャストです。
今回は、八方美人でバランサーなオシャ虫、ヤマトタマムシ、です。
皆さんお待ちかね。昆虫かけるかな?のヤマトタマムシ編です。
デザイナーとしての言語化力を磨くために、昆虫の形や色、模様の魅力を言葉だけで伝えていってみます。
さらに、聞いてくれた人もちょこっとイラストを描けるようになったら、ええやん、なんて虫のいい企画です。
ゴマ皿カメキリの時に、次はオオカマキリかオニアマと伝えていたんですけど、ゴマ皿カメキリ結構難しかった。
なんで、ちょっと簡単そうな昆虫で挑戦です。すいません。
で、そのゴマ皿カメキリの時は、書く量と話す量のバランスが悪かったみたいです。
取り残されたっていうご意見いただきました。
2回目の今回は、なるべくバランスを意識してお話しします。
虫のいいラジオ
タマムシの全体の形からです。
細いラグビーボールを描いてください。
ラグビーボールの半分ぐらいの細さかな。
いわゆる防水系って言われる形ですね。
で、描けたらキュウリの端っこを切り落とすみたいに、ラグビーボールの上の部分を切り取るんですけど、
だいたいラグビーボール全体の8分の1ぐらいのところで切り取ってください。
ちょっと細かいかな。
切り取ったところは線で結んでおいてくださいね。
全体、これで描けましたよ。簡単でしょ。
じゃ、体を開けていきましょうね。
まずは前胸肺盤。
前胸肺盤ね。頭と羽をつなぐ部分ね。
上部を8分の1で切り取ったところから、もう8分の1ほど下に左右にラインを引くんですけど、
そのラインの言語化が結構難かったですね。
いきますよ。
目を閉じてイメージしてください。
ひもです。
ピンと張ったひも。
そのひもを両端から少し内側に押して緩めてください。
真ん中が少し下にへこみますね。
このちょっとだけへこんだような、波打ったようなラインを、
上部を切り取ったところから8分の1ほど下のところに描いてください。
他に例え思いついた方、ぜひ教えてくださいね。
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これで前胸肺盤と鞘羽根が分かれました。
さらに鞘羽根を半分にしますが、今回は小順番がありません。
なので、ひものへこんだところの先端から垂直線をラグビーボールの下の端っこまで引いてください。
続いて頭です。頭部です。
目くりっくりです。
ラグビーボールの上部を切り取って結んだところの上に頭部を描いていきます。
切り取って結んだところの横幅より少し狭めに鎌ぼこを描いてください。
その鎌ぼこが頭です。
鎌ぼこ頭の中に目を描いていきますね。
このくりっとした目、虹色に引っ張られて見落としがちなヤマトタマムシのもう一つの魅力です。
鎌ぼこ頭をアナログ時計の上半分やと仮定してください。
鎌ぼこ頭の2時ぐらいの円周の内側に、今度はラグビーボールを倍ぐらい横に膨らませた形を描いていくんですが、
結構大きめに、くりっくりになるように。
鎌ぼこ頭の円周からちょっとはめ出るぐらいに描きましょう。
ラグビーボール、お忙しいやな。
左目も鎌ぼこ頭の10時ぐらいの円周の内側に膨らんだ
ラグビーボールを結構大きめに、円周からちょっとはめ出るぐらいに描いてください。
これで、くりっくりのお目目ちゃん描けましたね。
はい、頭部完成です。
はい、お待ちかね。触覚ですよ。
触覚はとんがりコーンをつなげていきましょうね。
鎌ぼこ頭の頭頂部からカタカナの葉を上下にハッとひっくり返して、
基準線として薄く描きます。
長さはタマムシ全体の4分の1ぐらいでいいです。
あんまり長くないですよ。
その基準線に沿ってとんがりコーンを11個描いていきます。
尖った方が手前です。
最初の1個目はちょっと細長く描いてみてください。
それ以降は普通のとんがりコーン10個描いてください。
指につけて食べたら飽きませんよ。
つなげてくださいね。
ゆっくり落ち着いて食べないで、
とんがりコーンを基準線に沿って尖った方からつなげていってください。
片方描けたら反転です。
全部で11個です。
反転している間にヤマト、タマムシ、センリュね。
あれえのき?
いや、それえのき?
どれえのき?
ヤマト、タマムシの触手はえのきなんですけど、
未だにどれがえのきかの判別に迷っています。
来年に向けての課題です。
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はい、触覚描けたかな。
虫のいいラジオ。
続いて足。
足いいね。
上から見ているので3つの節でしたね。
大節、軽節、不節。
ちなみに下から見ると、裏側から見ると、
奇節、転節が大節より内側にあって、
誤節で誤節からなっています。
つなげて言うと、起点体系譜。
起点体系譜ですね。
Googleで検索しても検索結果上がってきませんでした。
信号です。できました。
でも天神班が使う究極の必殺技みたいで、
おっさんの心くすぐりますよね。
起点体系譜。
はい、では前足から。
足は6本とも細めに、キャシャに描いてください。
カブトムシとかカミキリムシなどの足のように、
ゴツゴツさせない方がタマムシ感出ます。
左側からいきますよ。
前足は緩めた紐の少し上ぐらいから、
横から見た細めのカヌレを十字ぐらいに向けて描いてください。
これで前足の体説できました。
大切なカヌレです。
カヌレ大好きです。
続いて形説。
形説はね、どうしようかな。
ポカリスエットの数種的な形をお願いします。
スウォッシャと思ってましたけどね。数種なんですね。
アルファベットの下に流れている波のようなマークね。
カヌレの先っちょから12時に向けて
ポカリの数種を細い方から生やしてください。
爽やかに形説完成しました?
できました?
ここから付説。
ポカリ数種の直線ラインの中央から
11時に向けてポリンキーです。
ポリンキーの先っぽを手前にして3つ重ねます。
4つ目のポリンキーの中央にエリンギの断面図を描いてください。
エリンギですよ。
断面図見たことありますね。
ポリンキーから飛び出すくらいの立派なエリンギね。
これが爪です。
カヌレポカリポカリ
違うわ。違う違う。
カヌレポカリポリポリポリポリエリンギ
カヌレポカリポリポリポリポリエリンギ
前足完成。
続いて中足。
中足は緩んだ線の少し下の方から
9時半ぐらいに向けてカヌレです。
カヌレの先から6時ぐらいに向けてポカリ数種です。
ポカリ数種の直線の中央から
8時に向けてポリポリポリポリエリンギです。
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あ、ポリンキーってスナック菓子ね。
ポリンキーポリンキーってやつね。
あれは形だけ書いて編み目は書かんといてくださいね。
中足あっという間に完成です。
足最後、後ろ足です。
後ろ足は中足のエリンギの先っちょぐらいの高さから書いていってください。
ちょっとちっちゃめのカヌレを8時半ぐらいに向けて書いてください。
で、カヌレの先っぽから6時に向けてポカリ数種
ポカリ数種の直線の中央から7時ぐらいに向けてポリポリポリポリエリンギです。
はい、左側の足完成です。
これら3本の足を左右反転させてくださいね。
左右反転させて書いている間、タマムシ妄想話でお楽しみください。
楽しめるか楽しめないかはあなた次第です。
ヤマトタマムシがキラキラの理由は天敵の鳥が嫌うからというもの。
他にもあると思うんですけど、
CDなどが鳥用系に使われるのもキラキラが嫌、色が変わるのが嫌ということらしいです。
ただ、キラキラしてきれいということは、人間の大好物になってきているということなんですよね。
じゃあ人間も天敵になってきていると思いません?
ってなると、そろそろ人間に捕まらないようなくすんだ答えとか出てきないかな。
牙のないアフリカゾウが増えたみたいに。
あまり良いことではないんですけどね。
もしかしてウバタマムシって、人間から捕まらないようにヤマトタマムシが進化した姿?
全然適当なことを言っていますよ。ただの想像ね。
こんな仮説を立ててもいいかもしれないですね。
ウバタマムシもじっくり見てみたらきれいですからね。
左右反転できました?これで足できましたね。
虫のいいラジオ。
はい、じゃあ待ちに待ったタマムシ色タイム。
って言っても構造色なんて書くの難しいので、それっぽくなる塗り方にしておきましょうね。
まず全体を緑に塗っちゃってください。
体の線に沿って内側に少し明るめの青を縁取るイメージで塗ってください。
体の線に沿ってね。
頭も含めて全身ね。体の方はちょっと太めで、頭は細めの縁取りっていうイメージかな。
緩めた紐のラインの上の方の面、前胸肺バーンね。
真ん中あたりに太い赤い縦線を2本塗ってください。
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さやばねは右も左も同じように、青く縁取った内側に青い縁取りと同じくらいの太さの赤い線を書いてください。
仕上げに左右のさやばねの赤のライン、今塗った赤い太い線の内側に黄色のラインを細く書いて、
前胸肺バーンの左側の赤い縦線の両サイドに細く黄色の線を塗ってください。
足は濃い緑で塗ってください。立体感が出て今にも動き出しそうですね。
くりっくりのお目目は暗いこげ茶で塗って、大きめの白い点をハイライトで入れてやると、キューティヤマトタマムシの完成です。
いけたかな。ゴマ皿紙切りよりは簡単だと思うんですけど。
完成したんでヤマトタマムシの魅力を話していきますね。
月並みですけどやっぱりその色ですね。
メタリックな緑色ベースに補色的な赤いラインが印象的。補色っていうのは緑と反対の色ってことね。
印象的で、なおかつ見る角度によって微妙に色が変わると。色彩のイリュージョンに魅了されますね。
構造色って言ってそのものに色が付いているわけではなく、口暗かたい層の複雑な構造の中で起こっている光の干渉という現象によって発色、色を発しているんですって。
間違ってたらごめんなさい。むずいわ。
ヤマトタマムシの魅力これだけじゃないでしょ。防水系のボディラインです。
細いラグビーボールの形ね。防水系は中央が太く両端に向かうように合わせて徐々に細くなる形です。
このシンプルで竜齢なボディラインできらびやかなカラーをトリミングすることで、けばさや嫌味を感じさせないちょうどいいバランスに落とし込んでるんですね。
さらにサイズ感も絶妙です。大きすぎず小さすぎず気持ち悪がられない程よさ加減です。
さらにさらに外虫でも液虫でもない発泡美人。まさにバランサーでオシャムシですね。
オサムシちゃうよ。オシャムシね。それがヤマトタマムシの魅力の全貌です。大げさですけど。
虫のいいラジオ
最近昆虫採集にはまってからは一応毎年ヤマトタマムシには会えてます。
大阪市内に暮らしてて子供と採集に行く程度の行動範囲ですけど、今年は山が近い公園のクヌギの幹についてました。
その前は山が近いお寺のトイレの壁にもピトってついてたことありましたね。
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7月後半から8月中旬のいっちゃん暑い時期に多く出てくるみたいです。
エノキの木の上で強い日差しを受けてキラッキラしながら飛んでるんですけど、そこで捕まえたことないです。そんな長い網持ってへんしね。
あと、材木牧場なんかに卵を産みに来るメスなんかは見つけやすいみたいですね。
捕まえるときはつまみに行くんじゃなくて、卵を持つ手で閉じ込めちゃいましょう。
防水系の流霊なボデーラインで足もゴツゴツしてないんで、引っかかりなくて警戒心も強いんで結構取り逃がしちゃいます。
もちろん網があれば網で捕まえてくださいね。
タマムシでいうとウバタマムシにも会ったことあります。松ではない葉の上で休んでました。
周りにあんまり松なかったんで不思議だったんですけどね。
ウバタマムシっていうのは松の花粉食べたり葉っぱ食べたりするって言われてるらしいんで。
今年初めて会ったのがクズノチビタマムシ。
10月ぐらいでクズノ葉っぱの上でドタバタしてました。めっちゃちっちゃい。3ミリぐらいです。
結構いっぱいいるみたいですね。
でもこれまで出会わなかったのは昆虫に関しての解像度が低かったからかな。
来年は解像度上げていっぱい発見して虫眼鏡でまじまじと見たってあります。めっちゃ綺麗ですからね。
ここまで来て一つ訂正とお詫びです。
ゴマダラカミキリの怪で小順番は昆虫のシンボル。大半の昆虫についてると言ってましたが間違ってました。
小順番ない昆虫も結構います。
今回のヤマトタマムシも小順番なかったですしね。
でもタマムシでも青タマムシとかウバタマムシの一部では小順番が見えてる種類もいるようです。
虫のいいラジオ
ヤマトタマムシのイラストどういう場面で描けるかな。
ビックリマンシールのヤマト王子が欲しくて交換してほしいんやけど
同じような価値のものがないときにヤマトタマムシを綺麗に描いてこれと交換してって言ったら交換してくれへんかな。
ヤマト繋がりの良しみでならへんかな。ならへんわな。
以上昆虫大好き、ポッドキャスト大好き、小持ちデザイナー大阪の小坂がお届けした虫のいいラジオでした。
ヨコバイバイ。