8月に発表のあった第1四半期で、劇的なV字回復を遂げたローム株式会社の決算分析し、同社の生き残りをかけた戦略的決断を詳説しています。生成AIデータセンターと車載市場の旺盛な需要が好業績を支える中、特筆すべきはデンソーによる巨額の買収提案を拒絶し、独立性を維持したまま東芝・三菱電機と「日の丸3社連合」を結成するという水平統合の道を選択した点にあります。この決断の背後には、特定の自動車メーカー系列に縛られず、次世代E/EアーキテクチャやSDV(ソフトウェア定義車両)の基盤技術において世界第2位規模の圧倒的なシェアと中立性を確保するという明確な勝算が存在します。
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