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スピーカー 2
うん。 そうなんですよ。でね、他にもいろいろ探すとたくさんありまして。次はねちょっと古い例なんですけど、これは1989年かな?平成元年。忠実屋稲毛屋事件というのがあります。
忠実屋稲毛屋事件。 はい。これ忠実屋と稲毛屋っていうのがどちらもスーパーマーケットの会社なんですよ。その事件なんですけども、これはね共通の大株主の会社があったんですよ。忠実屋稲毛屋両方の大株主の会社がいましたと。
その大株主の会社がこの2つのスーパー合併させようというふうに思ったんだけれども、この忠実屋も稲毛屋も合併は避けたいなと思っていました。この合併を阻止するためにこの2社が結託して、この大株主の株を薄くしようという案を考えて、
この2社がどちらも新株を発行して、それが大体200億円分ぐらいなんですけど、新株を発行してこの新株をお互いに買い合いましょうと。その200億円の新株を買うために忠実屋が金融機関から200億円調達して、その金を稲毛屋の株取得のために払い込みをします。
で今度はその払い込まれた株で稲毛屋は忠実屋の株を取得するために払い込みをしますというキャッチボールをしてたんですね。これも結局不公正な方法による新株発行だということで差し止めになってうまくいかなかったと。難しいんですよね。
スピーカー 1
深夜が失墜しますよ。1980年代後半ってバブルのピークですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
まあお金も余ってて、そういうM&Aみたいなのが盛んだったかもしれないね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。で一方で、これに似てるなぁと思いつつセーフな例もありまして、これもねめっちゃ最近なんですけど、これがねNVIDIAとオープンAIですね。
スピーカー 1
あーはいはいはいはい。
スピーカー 2
このニュース見ました?
いや中島さとしさんのメルマガでやってた?それ。
多分それですね。
スピーカー 1
それですよね。はいはい。
スピーカー 2
これはNVIDIAがオープンAIに1000億ドルぐらいの投資をしますと。でオープンAIはNVIDIAの半導体を大量購入&優先的に提供を受けるっていう、そういうやり取りが行われましたと。
スピーカー 1
まあよく考えればこれもかなりグレーなやり方だよね。
スピーカー 2
だからこれいいのと思って、実際なんか批判も結構多かったらしいんですけど、今のところセーフらしい。でなぜセーフかというと、一応取引に実態があるからみたいな感じなんですよ。
スピーカー 1
あー本当に取引してるからか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
紛失決算とかやるところって、在庫を動かさないまま経理上数字だけ動かしてるみたいなのがアウトだったりしますもんね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
実際にちゃんとよ、ものは動いて、やってるからOKってことなんだ。
スピーカー 2
OKってことですね。
あーなるほど。
だから循環取引自体がアウトというよりは、それによって悪意のあるやり方だったりだとか、それで決算書とかの見た目良くしようみたいなところがアウトになるらしい。ちょっと詳しいことは専門家の人に聞かないとわかんないですけど。
スピーカー 1
あーいや面白いですね。
スピーカー 2
だから政府になる例で言うと、めちゃめちゃ政府な話だと、例えば僕がリンゴ売ってましたと。
リンゴ売ってて小山さんがそのリンゴ買いましたと。
でもそれ売った後に、あやべ、あのリンゴ他の人に売るって約束してたやつだってなって、小山さんすいません、そのリンゴ買い戻しますっていう、これもある種循環してるけど、これはそれは政府だろっていう話じゃないですか。
これが政府なんだけれども、そこに実態がない取引になっていくだとか、見た目は決算書とかの見た目を良くして融資を受けようとか株価上げようみたいなことが乗っかってくると、だいぶグレーになってくるっていう形らしいんで、本当気を付けてくださいよ。
スピーカー 1
すいませんわかりました。
でもNVIDIAとオープンAIの今回の件って実態はあるもんね。だから循環取引にはならないっていうことなのかな。循環はしてるけど。
スピーカー 2
循環はしてるけどならない、ならなそう。ならなそうだけど、でもどうなんていう人はいて、なぜどうなんていうかというとリスクがあると。リスクって何ですかというと、狭い数社でお金ぐるぐる回し合ってたら、その人たちはそれぞれ売り上げが立って、株価が上がるなり、良いことがあるかもしれないですけど、
どっかでパス回しが途切れたらみんな友だおれしますよねっていう。結局バブルはじけるみたいなのと同じ構図になるので、それはダメだよっていう、ダメだよというか危ないよねっていうことを言ってますね。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
2社だけでイチャイチャすんの、どうなんていう。
はいはいはい。
ちょっとここまでの話分かりにくいというか、そんな起きるんかいなと言ってもいるかもしれないですけど、分かりやすいエピソードにすると、例えば僕が会社をやっていて、銀行から融資を受けたいけど、その融資の条件に今期売り上げ1億達成してくれたら1000万融資しますとか、そういう条件だとしますと。
で、やべえと、9500万しかないと。残り500どうするかなとなった時に小山さん500万買い取ってほしいと。その代わりにうちも小山さんに500万仕事を出しますと。
ここまでは多分物が動いていればセーフなんですよ。そういうやりとりはあるでしょうと。
スピーカー 2
でもそれで言うとこれお金じゃないですけど、SNSでもキャッチボールしてる人いるなと思うんですよ。
スピーカー 1
何をキャッチボールしてるの?
スピーカー 2
フォローしたらフォローバックしますっていう。
あー。
あれもね実体がないじゃないですか。実体がないっていう言い方も変だけど。
スピーカー 1
まあね。なんか挨拶みたいな感じだもんね。フォローしてくれたらフォローバックしますよみたいな。
今インフルエンサーとかでもその嘘のフォロワーかさましいとかあるもんね。
スピーカー 2
まあね。だからそれも売り上げと一緒ですよ。やっぱフォロワー何万人みたいなのと同じくらいの価値があるわけじゃないですか。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
そうなるともう実体がなくてもダミーアカウントを1万個とか作ってもやる価値があると思ってしまうんでしょう。
スピーカー 1
いやそうよ。結局めっちゃフォロワーいててもその目的達成できなかったら意味ないもんね。
スピーカー 2
うーん。目的ね。そうですね。
スピーカー 1
最近楽天とかでも楽天ルームやっぱインフルエンサーさんを活用して物を売っていきましょうみたいな。
インフルエンサーさんと一緒にコラボ商品作ったりみたいな試作があるんですけど、コンバージョン率。
例えば1万人フォロワーがいるけどこの人がやっても全然物売れないじゃんみたいな。
評価が下がるんですよね僕たちからすると。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、たとえ1000人でも転換率15%だと。
1000人しかフォロワーいないけど、その1000人中150人がこの商品に共感して買ってくれたみたいなのってすごい良いインフルエンサーさんなんですよね。
スピーカー 2
だからやっぱりね、かさ増しでフォロワー数増やしてるのってね、もうすぐバレる。
スピーカー 1
すぐにバレる。
スピーカー 2
じゃあダミーアカウントをせっせと作ってもダメなんですね。
スピーカー 1
無駄骨ですよ。
スピーカー 2
無駄骨か。
スピーカー 1
さっき言ってくれたオルツの事件。
僕、ハリーさんから聞くのは知らなかったんですけど、結構衝撃ですよね。
上場廃止して逮捕されたんでしょ?
スピーカー 2
そうですね、おそらく。
誰だったっけな。
海外でこれのさらに規模でかい版をやった人、ちょっと前にいたんですよね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
なんか女性版スティーブ・ジョブズと呼ばれた。
スピーカー 1
あー、なんか聞いたことあるかも。
スピーカー 2
なんかね、血液プチッてやったら全ての病気がわかるみたいな。
スピーカー 1
なんかね、俺それアンビリーバボーかなんかで見たよ。
あ、ほんとですか。
ちょっと調べよう。
スピーカー 2
その社長女性の方でスティーブ・ジョブズを意識して常に同じ服を着。
で、あれなんですよ。スティーブ・ジョブズってね、車にナンバープレート乗せるの嫌なんですよ。
ジョブズって。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
いや、美しくないから。
確かね、ちょっとこれ曖昧なんですけど、アメリカは新車登録されて半年間ぐらいはナンプレ義務がないらしいんですよ。
なんでジョブズは半年ごとに新車を買い換えるっていうことして、ナンバープレートを付けない車を乗っていたっていう。
スピーカー 1
めっちゃ金かかるやん。
スピーカー 2
めっちゃ金かかると思いますね。
で、その女の人もそれと同じことをしていたっていうぐらいのジョブズ犠牲みたいな形でいた女の人なんですけど、その人があと偉いことをしたっていう。
なんか本も出てた気がしますけどね。
スピーカー 1
今ちょっと検索して叩いてみたら出てきましたね。
女性版スティーブ・ジョブズと呼ばれたのはアメリカのヘルスケアスタートアップセラノス創業者エリザベス・ホームズのことです。
スピーカー 2
名前かっこよ。
スピーカー 1
エリザベス・ホームズってやばいね。
スピーカー 2
エリザベス・ホームズ?
スピーカー 1
すげえな。
スピーカー 2
すごいな。
スピーカー 1
で、女性版スティーブ・ジョブズと言われた理由として黒いタートルネックを愛用。
19歳で起業。
カリスマ的な語り調。
さっきハリさんも言ったように、一滴の血で200以上の検査ができると嘘をついた。
イノベーションで世界を変えるという熱狂したスピーチ。
で、投資家とかメディアが食いついたと。
でも実際はそんな技術は成立していなかった。
多くの検査は普通の市販機器でこっそり実施していたと。
数値も不正に改ざんされていたと。
スピーカー 2
ああ、数値ね。
スピーカー 1
ここまでいったらアッパレだよね。
すごいアッパレ。
いや、アッパレですよ。もう大嘘つきですよ。
スピーカー 2
なんかね、どこから嘘だったんだろうっていうのが気になりますよね。
最初からなのか、途中でやべってなって、ちょっとずつ最初は小さい嘘が、みたいなことなのか。
スピーカー 1
なんかこれ、ネットフリックスの映画とかになりそうだね。
エリザベス・ホームズみたいな。
スピーカー 2
本なってなかったっけな。
本ありますあります。
バッド・ブラッド、シリコンバレー最大の捏造スキャンダル全真相。
映像化されるんじゃないですか。
スピーカー 1
ね、されそうですね。
でもなんだろうね、この熱狂させて、このカリスマ性でこんな景色に調達とか、なんかみんなを巻き込めるんだね。
嘘で、たとえ嘘でも。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
そう思うと感慨深いですよね。
スピーカー 2
ね、興味ありますね。
いずれやりましょう。
このバッド・ブラッド読むんで。
はい。
スピーカー 1
やってください。
でもここまで行くと、事件じゃないですか、詐欺じゃないですか。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だけどこのギリギリのラインを使いこなしながら攻めるみたいな。
どうなんだろう。
例えばですよ、めちゃくちゃやる気のない社員がいてると。
この社員をやる気にさせるため、一つのプロジェクトに没頭させるために、こういうカリスマ性的な煽り的なスピーチでその社員をやる気にさせる。
スピーカー 2
それは全然いいんじゃないですか。
スピーカー 1
でもこれをやりすぎると詐欺事件になるわけじゃないですか。
熱狂させすぎてそんなことなかったじゃねえかみたいな。
それ嘘だったじゃないかと。
この辺が社員をやる気にさせるために、例えばですけど嘘をついたと。
社員をやる気にさせるために。
でもその嘘のおかげですごくその社員はあるプロジェクトに熱狂し没頭し、会社が上向きになった。
これは詐欺に当たるのかどうか。
スピーカー 2
詐欺になりにくそうですけどね。道徳的にはどうかみたいな感じはしますけど。
スピーカー 1
ピグマリオン効果でしたっけ。お前はすごい才能があるぞっていうふうに言い続けると本当に伸びるみたいな成績が上がるみたいな。
その話聞いて僕おすすめの本は早急のスバル。
スピーカー 2
早急のスバル小説じゃないですか。
スピーカー 1
はい、小説。めちゃくちゃ面白いんで皆さん読んでください。
スピーカー 2
どのあたりか。
スピーカー 1
ネタバレになっちゃうんですけど。
ピンポイントで。