Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ。この放送は幕張ゴルフ上達センターアークゴルフの提供でお送り致します。
本日はですね、コミュニティの方に頂いた質問にお答えしていきたいと思います。
TM0813です。
ハントファストのお話ありがとうございました。できているかできていないか。
打ち出し角の目安を教えてもらうことはできますか?
使っているのはピッチングウェッジ45°、7番円で33°目安に教えてもらえると室内練習場でチェックできるので嬉しいです。というご質問です。
打ち出し角、これ大事ですね。
ハントファーストにすればするほどいいかというとそうじゃないというお話を今日はしていきたいと思います。
まず本題に入る前にお知らせさせてください。
提供でも読んでいますアークゴルフではですね、渋谷店、川崎店、東千葉店でスクール運営をしております。
興味のある方はですね、概要欄の方に体験レッスンやっておりますのでご参加いただければと思います。
はい、そういうわけで今日も共同でやっていきたいんですけれども、結論から言うと、
TMさんの場合はですね、7番円、33°、ピッチングウェッジ45°ということで、
これ実際のところですね、ヘッドスピードによって違うというのがね、答えなんですけれども、
まあおよそ、例えばドライバーがですね、ヘッドスピード40mphくらいのプレイヤーだとするとですね、
だいたい7番の打ち出し角が20°前後になるかと思います。
19°だとちょっと低めだと思うし、21°だとちょっと高めになるのかなという感じです。
ピッチングがですね、25°、26°になるかなというふうに思います。
これあくまでも目安なので、皆さんね、ちょっとご注意いただきたいなというふうに思います。
というのが、やっぱりこの打ち出し角とスピン量の関係というのは、
前にスピンロフトの話をしたりもしたと思うんですけれども、
ヘッドスピードに結構影響を受けるというか、ヘッドスピードで決まってくるというところなんですよね。
今の話で言うと、例えばプロゴルファー、アメリカのツアーで言うと7番円の打ち出し角は16°くらい、
ピッチングだと24°くらいなんですよね。
なので、プロゴルファーだともう少しヘッドスピードが速くなるので、
もっと打ち出し角が低くなってくるということなんですけれども、
この辺りは、やはりですね、本当に適正なところを探していかなきゃいけないんですけれども、
わかりやすいところでちょっと本題から外れるんですけれども、
さっきヘッドスピードが40m毎秒前後の方だとですね、
ドライバーで言うと打ち出し角が15°から16°くらいが一般的には理想的だなと言われています。
だからそれよりもヘッドスピードが遅ければ、これが17°とか18°とかもっと高い打ち出しになってきたほうがいいし、
逆にもっとヘッドスピードが速くなってくると、この13°、14°と低くなっていったほうが良くなるわけなんですよね。
ただね、アイアンの場合は距離もしっかり出したいところなんですけれども、
一番大事なのはグリーンに止めるという要素もとても大事になってくるわけなんですよね。
ここでこのスピンと打ち出し角のバランスになってくるんですけれども、
ボールが上がりすぎると距離はロスしてしまうし、
逆に今度は低すぎるとグリーンに止まらないということになってくるわけなんですよ。
ですからその人のヘッドスピードとか、本来の入野射角とか、当たった時のインパクトのロフトによって、
適切にこれを調節していくというのが本当の答えではあるんですよね。
なので、TMさんがレッスンに通われているのであれば、
コーチにですね、今日は数字の話がすごく出てくるんですけれども、
お聞きのほとんどの方が打ち出し角とかスピン量が出る環境で練習されている方の方が少ないと思うので、
別にデータに頼らない、データでいうとそういうことなんですけれども、
実際に球を見て、飛んでいるボールを見て、一番適切なところを探していくというのができますから、
この方向に行きたいんですけれども、レッスンを受けている方であればコーチに適正化してもらうというのは非常に重要になってくるのかなというふうに思います。
僕はもう一個指標として高価格といって、ボールの飛んでいる軌跡があるじゃないですか、
落ちてから頂点、一番高いところの頂点からボールの地面に対してランディングをしていく時の角度、
これが例えば45度なのか50度なのか30度なのかによってボールの止まりって変わってきますよね。
ですからこのあたりも僕は見たりするんですけれども、それはプレーヤーがどういう環境でやっているか、
プロなんかもちろんグリーンが硬くなるので高価格をちょっと急にしないといけないし、
そうじゃなかったら一般営業のゴルフ場だったらボール止まりますから、そんなに高いボールを当たらなくてもいいので、
もう少し低いボールでソフトにランディングさせていきながら飛距離を稼いでいくということもありますしね。
これはちょっとその環境にもよる。
アマチュアのひとくくりにしてもトップアマチュアの人たちはほぼプロと試合になると変わらない環境でやりますので、
結構このあたりは考えてやっているわけなんですけれどもね。