「世界観をもう少し詰めたいですね」
打ち合わせで、何度も飛び交う言葉です。でも「世界観とはこういうことで、具体的にはこうやって設計するんですよ」と教えてくれる人は、ほとんどいない。
プロデューサーとしてゲーム・漫画・アニメの仕事を中心に15年、たくさんの案件に関わってきましたが、ずっと違和感を抱いていたのが、この「世界観」という言葉でして。
人によって定義はバラバラ。なのに会議では平気で飛び交う。「世界観に合わせて」「世界観として弱い」「世界観が大事」。これを聞いたクリエイターやスタッフは、それぞれ違うイメージを頭の中で描く。プロジェクトはそこから静かにズレていく。
今回は「世界観って結局なんなのか」を、わたしなりに言語化してみました。
▼話したこと
・「世界観」という言葉が抱える3つの誤用——雰囲気・設定資料・ブランド
・ゲームの現場で見た「世界観のズレ」が起きる構造
・漫画の現場では、なぜ世界観の崩れ方が違うのか
・わたしの定義:「全員の頭の中で、同じ絵が見えるための共通の決まりごと」
・世界観を構成する5つの層——物理・経済・倫理・言語・美学
・世界観を作るための3つの問い——「何が不可能か」「誰が偉いか」「主人公の何が普通じゃないか」
・できる現場とできない現場の違い——ガンダムとけものフレンズの分かれ目
▼note記事
『世界観』が10年わからなかった私が、たどり着いた結論
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