2月も終わりに近づいた今日この頃。私は興味本位で大学入試問題を解いてみました。その中で、かの名作との邂逅がありました。それは『大鏡』。たまとともに『あれは舞はじ」と地団駄を踏む福足君の真似をしては大笑いしていたあの頃が懐かしいんだけど、あれからウン十年経った今も同じネタで笑っているとは思いませんでした。
それから何気なしに大鏡を開いてみたところ、ぐんぐん引き込まれてしまいます。そう、それは私たちが「光る君へ」を繰り返し見たから。あの装束が、あの調度が、そしてあのキャストの皆様が、生き生きと脳内で再生され始めたのです。
この感動を友がたりすべく、岩波書店日本古典文学大系『大鏡』を手に、今日もつぼねに集いました。
さあ、今宵も几帳の向こうで耳をそばだててお聞きください。
<時のしおり>
() 令和の入試問題に挑む
() 大鏡・名シーンと再会
() 大今水増でお馴染みの…
() 作者はあの人の孫か?
() 大河ではスルー、道長&隆家エピ
() とある宴席での出来事
() 良く言った!隆家の一言
() 道長のおさめ方に異議あり
() 「光る君へ」で輝いた行成
() 大鏡でも好印象!行成エピ
() 行成タンは優しさの塊
() 今こそ『大鏡』を読みたい
() 奈良たび・アンケート&コメントご紹介
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。
<おぎ注>
大今水増(だいこんみずまし)
:大鏡は、四鏡と呼ばれる歴史物語の第一作。以降、今鏡、水鏡、増鏡と続く。それぞれの頭1文字を取って並べると成立順序を憶えることが出来ます。
源顕房(みなもとのあきふさ)
:道長と明子の孫。『大鏡』の作者と目されている。なお、大鏡の作者については諸説あるものの、道長の悪口を書けるのは身内しかいないのではないかというおぎの偏見をもとに、今回の配信ではこの説を採りました。
「光る君へ」
:2024年のNHK大河ドラマ。藤原道長と紫式部の物語。おぎたまが人生で見ることができたドラマの中で至高の第一位の作品。
「史実は史実、ドラマはドラマ」
:「光る君へ」の時代考証を担当なさった倉本一宏先生の至言。ドラマを存分に楽しむため、幾度もこの言葉に助けられました。
長徳の変
:西暦998年に起きた政変。藤原隆家が花山院に矢を放ったことで中関白家が没落した。
<参考>
#31 あなたはどっち派?「栄花物語」or「大鏡」(2024年5月配信)
https://open.spotify.com/episode/7xrHRD2LIQacJd9cNGMU4t?si=jDA2pUwvQ-WM4dJAHUC_QQ
『大鏡』岩波書店 日本古典文学大系
https://www.iwanami.co.jp/book/b260617.html
文庫版『天上の虹⑤』里中満智子作 講談社漫画文庫
https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000028430
X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE
ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone
HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!