神谷代表の発言と反響
はい、こんにちは。今回なんですけれども、参政党の神谷宗幣代表が
4月3日、昨日ですね、東京の銀座で演説の時に、高齢の女性は子どもが産めないといったことをですね、
話して、それに対して、マスコミにもちょっと叩かれて、ちょっとというか叩かれているって感じで、ネット上でも
TwitterとかGENX見ても賛否分かれているわけですよね。それについて、僕の意見をお話しさせていただこうかなって思うんですが、
参政党の支持者の方々は賛同しているわけですよね。
本当のことだから何が悪いんだって。マスコミ、朝日とか毎日は切り取って印象操作していると。
参政党とか神谷代表の印象が悪くなるように、そういう報道をしている。だからオールドメディアはとんでもないっていう風に発信していて、
参政党の支持者でもない方とか、反対の立場の人たちなんかは、これはとんでもない発言だっていう風にも発信しているわけですよね。
神谷総平はとんでもない男だって。そういう発信もあるわけでして、これに関してはですね、
高齢の女性は子供が産めないっていうのは、
それはですね、それは医学的にはですね、60歳、70歳、80歳、それぐらい高齢になれば子供を産めなくなるっていうのはありますよね。
あとは年齢がいけばいくだけ妊娠する確率は低くなるっていうのはあります。
なので今回の神谷さんの発言は、医学的には真実なんですね。嘘ではないんです。
もし神谷さんとか参政党の人たちが、嘘とか科学的根拠のないこととか、統計学的に間違っていることとかね、
そういうことを発信すればね、それは良くないですけど、今回のこの発言は
本当といえば本当なんですけれど、ただ
本当のことだから何を言ってもいいっていうわけではないんですよね。本当のことなんだけど、本当だから言っていいとは一概には言えないわけであって、
世の中には本当のことなんだけれど、言ってはいけないっていうこともあるわけであって、今回のこの神谷さんの発言は賛否分かれていて、賛否分かれるのは当然だと思うんですよ。
なので、医学的には本当のことなので、神谷さんは危機感を持ってこの発言をしたので、僕は批判する気はないんですね。
じゃあ賛同できるかっていうと、そこも難しいところであって、神谷さんが自由にこういうことをね
発言するんだったら、それはもう表現の自由の範囲内ですので、虚偽ではないからですね。
っていう感じなんですけど、ちなみに僕は別に賛成党の支持者でもないし、神谷さんのファンでもないわけですよ。
なので客観的にね、第三者の立場から僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですけれど、
まあ、僕ら医者の中では常識といえば常識だし、あとは僕らはね、医学生の頃、普通に授業で習ったことなんですよね。
年齢が上がれば上がるだけ妊娠する確率は低くなりますよと。
なので僕が医学生の時、産婦人科の授業を教室で受けた時なんかは、
20歳ちょいぐらい、21歳ぐらいの時だったと思うので、なので今は25年ぐらい前なんですよね。
25年前っていうと今と風潮は違うわけですよ。
当時は口に出して発言しても良くても、今は口に出しちゃいけないような風潮があったりとかあって、今回の話は別として。
なので当時としては、25年ぐらい前だったら、例えば
少子化と社会環境の必要性
敵霊気の女性がいれば、まだ結婚しないの?とか、早く子供作った方がいいよ?とか言う人っていっぱいいたんですよ。
それに対して不快な思いをしてた若い女性もいっぱいいたと思います。
ある程度の年齢がいった女性でもそういう発言を聞くだけで気分を害する人はいたんだけれど、今ほどはそういうことを口に出しちゃいけないっていう風潮ではなかったんだけど、でも気分害された人がたくさんいたと思います。
産婦人科の授業で年齢がいけばいくだけ妊娠する確率は低くなるし、
それ以外にも高齢になればなるだけ、いろいろなことが起こるっていうのも授業で習って、なので産婦人科の先生はね。
なので早いうちに女性は妊娠すべきなんですよと。早く結婚して早く子供を産む方がいいんですよと。
年齢がいくと妊娠する確率が低くなって、そうすると不妊治療をすることになりますよと。顕微鏡で受精することになりますよと。
そういう時に産婦人科の先生は医学生に対する授業なんですけれど、なので早く
結婚して妊娠して子供を産んだ方がいいんですよという風に習ったんだけど、今の世の中ではそういうことを口に出して言うのは良くないという風潮があるわけであって、
その風潮に関しても賛否分かれるわけなんですけど、今世界の流れを見ると
女性の社会真実を応援しましょう、男女平等、ハラスメント的な発言はいけませんよという風潮があって、
それからまた揺り戻しがあってという流れで、日本も今そういう状況だと思うので。
という感じで、社会で本当のことだから何でも話していいというわけではないわけであって、
じゃあなんで本当のことなのに口に出しちゃいけないのかというと、例えば今回の発言に関してもそれを口に出すことによって
深く傷つく人がいるから安易に口に出してはいけませんよということなんですよ。
例えば今回の発言、年齢がいくと子供が産めない体になるということなので、そういうとですね、例えば
子供が欲しいと思っていたんだけど、今高齢になってしまった人、
そういう人が神谷さんの言葉を聞くとやっぱり傷つくと思うんですよね。自分が責められている気持ちになる。
なんでもっと若い時に子供を作らなかったんだって、なんで今になって子供を作ろうとするんだと。
で、妊娠なかなかしないってなると妊活頑張ったりとか不妊治療を頑張ったりとかするわけで、
そういうのを現在進行形で頑張っている人もいるわけであって、結構辛い思いをしている。
痛みを伴う治療もしている人もいて、その中で高齢の女性は子供が産めないって言われると、やっぱりそういう人たち、その言葉で傷つくわけなので、
あとはもう不妊治療も妊活もね、うまくいかなくて、頑張ったんだけどね、辛い思いして頑張ったんだけど、もう諦めたっていう人もいるわけで、
そういう人にとっても神谷さんの発言聞くと精神的に傷ついてしまうわけです。
もう分かっていることなんだけど、正しいことって分かっているんだけど、やっぱり言われると傷つくわけで、自分が責められている気持ちになるわけですよね。
神谷さんがそういう人たちを意図的に傷つけようと思ったわけじゃなくて、日本の社会のことをね、今後の未来のことを考えて発言したことだと思うんですけれど、
神谷さんはその発言に関して、少子化対策を訴える中で出たと。今まで間違えてたんですよと。
男女共同参画とか、もちろん女性の社会進出はいいことです。どんどん働いてもらえば結構、けれども子供を産めるのも若い女性しかいないわけですよねと。
これを言うと差別だとか言う人がいますけど、違います。現実です。いいですかと。
男性は申し訳ないけど、高齢の女性は子供は産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子供を産みたいなとか、
子供を産んだ方が安心して暮らせるなという社会状況を作らないといけないのに、働け働けってやりすぎちゃったわけですよ。
やりすぎたんです。という風に発言してて。で、アパヒの記者から撤回しないのかって詰められた時は、
女性には適齢期があるから、歳を重ねていけば出産ができなくなるのは生物として当然のこと。
だから適齢期に出産できる社会環境を政治の力で作ろうと
いったことを叩く意味がわかりません。まあこれもね、
神谷宗幣の発言と社会の反応
正論といえば正論なんだけど、傷つく人がいるっていうのも確かなわけですよね。
ということで、本当だよ、日本の未来のために口に出して言うべきなんだよっていう人もいれば、
やっぱり傷つくことだし、差別的な発言だっていう風に批判する人もいて、どっちの言うことも正しいわけなんですよね。
だから3票分かれるのはしょうがないと思います。
それを承知の上で神谷さんも発言したんだと思います。何度も言いますけど、僕は神谷さんの支持者でもないし、賛成党の支持者でもなくて、
客観的に自分の意見を話しているだけなんですよね。
昭和の時代なんかは、女性は25歳までには結婚しないといけませんよっていう空気で、
みんなはそういう風に若い女性に言ってたんですよね。早く結婚しなよって、いい男いるから紹介するよーとかね、お見合いおばさんとかいたわけなんだけど、
今そういうことをすること自体、そういう発言をすることがハラスメント、おせっかいになってしまうわけで、
その人のことを心配して、その人のことを思って声掛けたんだけど、今ではそれがハラスメントになってしまったっていうのもありますよね。
実際それで傷ついた人もいると思うんですよ、昭和の時代でもね。
ということで今の時代は、時代の流れでそういう発言はNGですよっていう流れになっているわけで、
昭和の時代と比べても女性の社会進出が進んで、
男女平等って叫ばれるようになったわけで、昭和の時代なんかは多くの女性は専業主婦で、
男は会社とか社会に出て働いてお金稼ぐっていう役割分担が決まってたんで、みんな結婚しなきゃいけないって思って、
結婚して子供作ってっていう流れだったわけなんだけど、今女性の社会進出が進んで、それによって晩婚化っていうのもあるんだけど、
晩婚化すればするだけ、結婚する人も減ってしまうわけですよね。
なので出生率が下がって、出生数も下がっているっていう、先進国の宿命だから、僕の中では少子化って止められないと思ってるんですよね。
なので子育て支援とかいろいろしても、雀の涙だからこれ無理でしょうと。
だけど、かといって完全に諦めるのも良くなくて、少子化はしょうがないんだけれど、その少子化のスピードを少しでも緩やかにするってことが大事であって、
あんまりにも急激に進んでしまうと、やっぱりその労働者ですよね、現役の働いている人に対する高齢者の比率があんまりにも高いと、
社会保険料とか消費税増税とか手取りが少なくなる、生活が苦しくなるっていうのが大変で経済も停滞しちゃうんで、なるべく少子化のスピードを緩やかにして、できれば出生率1.5とかまで上がれば良いなとは思うんですけれど、
それも難しいかなっていう、この調子で言えばどんどん出生率も下がっていくだろうなって、しょうがないかなって僕は思っているわけでございます。
という感じで今、世界的に先進国、ポリコレとかアファーマティブアクションとか進んでいるわけなんですけれど、
それが進んで、そうすると一部の人たちにとってはこれもう行き過ぎではないかって、もうおかしいよと、このままポリコレアファーマティブアクションを進めばもう国がダメになるっていう風に考えている人が出てきて、
逆に揺り戻しが起きて、保守系の政党とか保守系の政治家が対等してきて、今までとは逆の発言、これはおかしいんだと。
そういう人たちが支持率が上がってきて、日本もそういう流れになってきていて、今に至るっていう感じですよね。
だからこれ賛否あって当然であって、神谷さんの発言を支持する人たちも一理ある、正しいし、
神谷さんの発言を批判する人も正しいっていう感じですよね。
少子化の現状と未来
意見が対立して分断するのも当たり前っていう風に僕は思っています。というのが僕の意見です。
ご視聴ありがとうございました。