一人を好む理由
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は
私は一人でいるのが好きです。あんまり大勢で群れるのとかは苦手です。 こんな私は社会で生きていけるのでしょうか?
どうやって生きていけばいいのかアドバイスとかいただきたいです。というご質問でございます。
そうですね、一人が好きな人っていらっしゃいますよね。 どっちかというと少数派ですよね。基本的に人間というのは大勢で群れていたいっていう
本能があるわけですよね。それは太古の昔から人間というのは集団で生活する生き物だったわけですよ。
個々の力が弱いので外敵に襲われるとやられてしまう。猛獣に襲われるとやられてしまうとか、あるいは集団で狩りに出て獲物を仕留めてみんなで分けて
集落の中で女性は妊娠して 出産しておっぱいあげてって子供育ててって大変で、それも集団の中で役割分担して助け合いながら
生きていて、男と女で役割分担もしっかり 分かれていた。それ本能的にあるわけなので、やっぱり
群れるんですよ。人間というのは群れたい。 一人でいると寂しい、不安、誰かと一緒にいたいっていう本能があるわけですよ。
だからそういう本能がある人の方が生存できるわけですよね。 だからそういう遺伝子を持った人は生き残ってきて、現代に至るわけであって、だけど中にはね
一人でも平気っていう人もいるわけですよ。 まあそういう遺伝子を持って
生き延びてきたとか、突然変異とかね、そういうものもあると思うんですけど 群れたくないとか
一人でいたいとか、どっちかというと生存に不利なので、過去は自然淘汰されてきたのかもわかんないんだけど、
だけど一定数はいるっていうことで、この視聴者さんは集団、群れるのが苦手、一人だと気が楽っていうことなんですよね。
高IQとHSP
この方は女性の方で
大学生の方なんですよね。 じゃあ一人が好きな人の特徴っていうテーマでまずお話しようと思うんですけど、
いろんなタイプの一人が好きな人っているわけですよ。 まず多いのは
すごく優秀な人、知能が高いと、高IQの人なんかは、
自分より知能が低い人と接していると、会話が噛み合わない、話が面白くないと。
例えば、知能が高い人なんかは論理的思考能力が高くて、科学的根拠のある話とかエビデンスのある話を好んでするわけですよ。
何かと、これは本当なのか真実なのかって疑ってかかって、これは間違いなんじゃないかとか、システム可能なわけですよ。
人間の脳ってざっくり分けるとシステム可能と共感能に分かれていて、システム可能っていうのは論理的に考える、エビデンス重視でいく。
共感能はあんまりエビデンスとか論理的思考とか関係なくみんなで楽しむ。
科学的根拠がないんだけど、昔からやってるからこれ正しいよねとか、みんながそう言ってるからそうなんだよねって。
例えばよくあるのは血液型の話ですよね。
血液型の話で盛り上がるってよくあるじゃないですか、集団でいると。
なんか、君大型?俺A型なんだよ。じゃあ相性いいよねとかね。
A型だから貴重面だね。大型だから大らかだよねっていう、あんまり科学的根拠のない話なんですよね。
バーナム効果って言って、A型が貴重面、大型が大らか、B型変わり者、AB型は天の尺って。
この性格って誰にでも当てはまるわけであって、それ昔の日本人が考えただけであって科学的根拠ないんだけど、そういう話だとなんか盛り上がるわけですよね。
それで盛り上がるのが共感能の人たちであって、システム可能で論理的思考能力が高くて、なおかつIQだと自分よりIQが低い人と話が噛み合わないんですよね。
だいたいIQが20とか30とか離れてると会話が成立しないと。
なのでそういう人にとっては時間の無駄とか話が面白い、この人たちは何が面白くてこういう話をしてるのか分かんないっていう感じで、つまんないから孤立してしまうっていうことはありますよね。
っていう感じで、そういう人はまず多いですよね。
あとは、その人に協調性がそもそもないっていう場合、人とうまくやっていくことができない。すぐ人の悪口言っちゃうとか、バカにしちゃうとか、友達ができないから結果的に孤立してしまうっていう場合、そういう人もいるわけであって、そういう人は人間関係をちゃんと学んで社会性を磨くっていうことが大事だと思うんですけど、
そういう人もいますよね。あとは大勢でダラダラするのが苦手、大勢で愚痴とか不平不満とか、非建設的な会話、この話して何になるの?何も改善しないじゃん、何も解決しないじゃんっていうことを延々と話す人とか、そういうのが苦手とか、どっちかっていうとそういう人の話よりも有能な人の話を聞きたい。
そういう人の話を聞くと自分も勉強になってスキルアップするからとかね、そういう感じで、あるいは群れるのが嫌いな人ってそもそもいるわけであって、群れていると自分のやりたいことができたくなっちゃうわけですよね。
自分のやりたいこと、好きなことにちゃんと時間を割きたいっていう場合、例えばね、大勢で旅行行ったりとかするとみんながあそこ行きたい、ここ行きたいっていう意見が分かれて、多数決で決まれば自分の行きたいところに行けないとか、あと朝起きて朝食ビュッフェ行って、何時に身支度して出発とかね、そういうのもみんなに合わせないといけないんだけれど、
一人で旅行に行ったり一人で遊びに行けばですね、そういうのを全部自分のペースでできるわけなので、自分が急いで準備しても他の人たちが準備できてないと、あと準備まで30分かかるってなるとその30分が無駄になるわけですよね。
非効率的になるから、そういうのが嫌だっていう人いますよね。やっぱり論理的思考能力が高い人とか、あるいは能力が高くて無駄な時間を使いたくないって論理的に考える人、合理的思考の人なんかはやっぱり群れるのが嫌いと、一人でいるのが好きっていう人が多いんですよね。
あとはね、そもそも群れたいっていう本能自体があんまりない人っていうのも世の中にはいるわけですよね。群れたいっていう本能っていうのはやっぱり寂しいっていう感情があるから群れるわけですよ。
一人でいるとなんとなく不安だ、寂しい、誰かと一緒にいたい、誰かの家に遊びに行こうってみんなで集まろうっていう人、そういう本能が太古の昔からあるわけなんだけど、そういう本能自体が極めて小っちゃいっていう人もいるわけであって、そうなるとどうしても群れるのが嫌いになって一人でいるのが好きになるっていうのはあると思いますね。
そういう人も高IQの人が比較的多いっていうのはありますね。基本的に高IQの人は孤独を好んで群れるのが嫌いっていう傾向があるんですよね、そういうデータがあるわけで。
あとはですね、HSPの人。HSPっていうのはちょっと神経質で細かいことが気になっちゃうタイプの人。感覚が敏感なんですね。音とか匂いとかね、あと触られた時の感覚とかそういうのがすごい敏感で気になっちゃう人。
そういう人なんかは他人といる時でもすごい気を使っちゃう、神経使っちゃうっていう人が多いんですね。
HSPじゃない人で協調性がある人なんかは普通に大勢でいて自然体でいられるんですよね。自然と接することができるんだけど、そういうのが苦手ですごい神経を使う、気を使っちゃう性格の人なんかは一人でいる方が気が楽だよね、そういう人は多いですね。
あとは他人の細かいことが気になっちゃう性格の人多いですよね、HSPの人は。細かい仕草とか言動とか呼吸の音が気になるとか匂いが気になるとかなんかイライラするとかなんか腹立つとかね、そういうのあるんですよ、HSPの人だと。
みんながHSPの人は細かいことでイライラするっていうわけじゃないんだけど、とにかく疲れる、一人でいる方が気が楽、大勢でいると非常に疲れる、クタクタになる、大勢でいる間ずっと神経使って気を使って疲れて、最後さよならして一人になるとドーッと疲れが出る、そういう人多いですよね。
現代の生き方
なのでそういう人なんかね、結構2人までだったらオッケーだけど3人以上だと疲れるっていう人多いんですよね。
2人だと1対1なので、目の前の人だけに神経使えばいいわけなので、まだそれならいけると。気が合う人だったらそんな疲れないけど、3人以上になるともう複数の人たちに気を使わないといけないからもう頭がパニックでヘトヘトになるってね、そういう人もいますよね。
そんな感じで一人が好きな人っていろんな特徴の人がいるわけなんだけど、どうやって生きていけばいいかっていうと、今の時代は昔と比べても一人で生きていくのって結構いけるんですよ。
昔はね、群れてないと生きていけなかったんですよ。例えばインターネットのない時代、僕が大学生の時とか高校生の時なんかもインターネットとかないんですよ。あるんだけど流通してなかったわけですよ。スマホもなくて。
スマホもなくてってなると情報があんまり入ってこないと。情報源ってなると、群れてそのグループからの情報、例えば学校で今度どんなイベントがあるとか、どこどこの校舎に行って資料を取りに行かないといけないとか、今度のテストはどういう問題が出るかとかね。
今でもね、そういう大学でテストどういうのが出るかっていうと、グループ単位で情報を共有してっていうのがあるとは思うんだけど、昔は今以上にそういうどっか集団に属していないと情報が入ってこないっていうのが多々あったんですよ。
普通に一人暮らししてて、ゴミいつ出せばいいかとか、ホームセンターでどういうものが売っててどこにお店があるかとかって、やっぱり集団に属していないと身の回りの生活についてのことでも情報が入ってこなかったっていうのがあったんですよね。
今だとスマホ一台あれば、Googleで検索すれば何でも出てくるわけですよ。例えば薬書に行ってどういう手続きをしないといけないかとか、健康保険とか年金とかでもね、ネットで調べればね、もう一回でも情報出てくるし、YouTubeで解説してくれてる人もいるわけなんだけど、昔ってね、本屋さん行って本買って調べるとか、図書館行って調べるとか、それでもよくわかんなくて、そういう情報もなくて、
人に聞いたりとか、とにかく人と人との繋がりって昔ってすごい大事で、孤立してるとなかなか生きていけないっていう感じだったんですけど、今はね、昔と違ってね、一人で自己完結できることがね、多々あるんですよね。
あとは昔ってさ、飲み会とかでも誘われたら断れなかったんですよ。僕もね、ほんと飲み会とかね、行きたくないのにね、なんかみんなね、僕をね、誘いたかったりとかするんですよね。特にあの、大学病院でね、一曲入って、今度何々かの飲み会があるから高須来いよとかね、言われて、断れないんですよね。
用事が入っていればいいんだけれど、何にも用事が入ってないと、断る理由がなくて、行かざるを得なくて、行きたくないんですなんて、口が裂けても言えなくて、1回か2回ね、いや行きたくないんですよって、
それに時間費やすぐらいだったら、一曲に残って勉強したいとか、他の仕事したいとか、学会の準備したいんですって言うとね、お前ほんと最低だなって、付き合い悪いなって、どんだけ俺はお前の面倒を見てやったのかわかんねえのか、最低だなって、恩知らずだなとかね、ボルカス言われるんで、行かざるを得ないっていう状態だったんですけど、
今って飲み会って結構断るの普通になってるじゃないですか、若い人たちの中で。勝手に誘っちゃいけないとか、あるいは忘年会とか新人歓迎会とかでも、給料が出ないんだったらいかないとかね、そういうのを普通に言うことができる、いい世の中になったと思うんですよね。
まあいいか悪いかは別として、行きたくない飲み会や食事会だって断ることができるわけですよ。なので一人でも普通に生きていけると思うんですよ。だから無理して友達作ろうとしなくてもいいし、無理して何かの集団に属さなくてもいいっていう環境にだんだんなってきてるんですよね。
という感じで、あとは一人暮らしでも結構今いけるわけですよね。会社に勤めてたりとか、あるいは自分の家でこもってやる仕事だったらそれでお金を得ることができて一人暮らしして、家事も掃除、洗濯、あと食事とかもだいたい一人でできちゃうんですよね。
全自動の洗濯機もあって、食事だって自炊してもいいんだけど、今だったら冷凍食品のナッシュとか、外食しても比較的安い値段で栄養バランスのいいものが食べられたりするわけだし、情報はインターネットで検索すれば有益な情報がどんどん入ってくる。
昔は有益な情報を得るためには、自分からアプローチして偉い先生とか自分の尊敬する人にご飯連れてってくださいとか先生のお話聞きたいですとか頼み込まないといけなかったんだけど、今だったらYouTubeとかで教養系のYouTuberがすごい勉強になることをガンガン無料で教えてくれて、それ見るだけでいけるわけだし、
後、娯楽だってサブスクとか配信ゲームとか色々あるわけですよ。SNSだって楽しいし、だから全然今は群れてなくても一人で楽しむこともできるし、教養も得ることもできるんで、無理して群れる必要ないんですよね。
社会性の重要性
っていう感じなんですけど、かといって完全に孤立するのも危険かなって思いますよね。
っていうのはやっぱり最低限の社会性っていうのは身につけておかないといけないわけであって、完全に一人で完結する人ってそういないんですよね。
仮に一人で家にこもって仕事してお金を得ることができてそれで生活ができるってなっても、それでも多少何とも人と接するってことはあるじゃないですか。
何か外注するとか仕事委託してもらうとかで人と接するってことはあるわけであって、その時に礼儀とか礼節とか何もわかってなくて失礼なことをしちゃって仕事を失うとか人間関係がめちゃくちゃになるとかあるので、やっぱり最低限の社会性っていうのは身につけないといけないわけです。
協調性とか人とのつながりっていうのは最低限必要なわけであって、だから会社員の方でも会社の中で最低限の付き合いとかは多少はやった方がいいし、ちゃんと挨拶して仕事を教えてもらったり教えてあげたりっていうのはちゃんとやった方がいいし、
あとは学生さんとか小学校、中学校、高校とかでも今不登校の子どもがすごく増えてるわけであって、学校行けば社会性って身につけやすいわけですよ、集団生活をするわけだから。
だけどどうしてももう学校行くことができない、不登校にならざるを得ないっていう場合だったら、今だったらもう無理して学校行かなくていいよっていう風潮なのでそれでいいのかもわかんないんですけれど、
だけど不登校でやっていくんだったら最低限の社会性っていうのは身につけないといけないので、もう完全に家にこもって誰とも話さないとか家族としか話さないっていう環境よりかは、なるべく外に出て不登校の中の集団の中に入って人と接する社会性を身につけるとか、
ホームスクーリングなり学校以外で集団の中でいろいろ勉強するとかですね、そういう場に出かけるってことは大事だと思うので、最低限の社会性っていうのは身につけないといけないかなと思いますが、
かといって、群れたくないのにもう無理して群れようと、もう今の世の中はしなくていいんじゃないかなっていうのはありますね。なので、もう一人が好きな人は必ず一定数いますので、なんか友達がいないとなんとなくみじめとか悲しいとか、そういう感情はもうなくていいと思うんですよ。
友達がいた方がいいですよ。本当に信頼できる友達が一人か二人か三人とかぐらいはいた方がいいし、あるいはこの人だったら一緒にいて居心地がいいとか、苦痛じゃないとか疲れないとかね、そういう人は一人か二人か三人ぐらいいたらよりいいかなとは思うわけなんだけど、
昔と違ってね、人付き合い大事だとか人脈が大事だとかね、集団に属さないといけないとかね、そういうのはもうあんまり考えなくていいかなと。なるべく一人の時間を有効活用して合理的に生きていくのもありだと僕は思っております。
ご視聴ありがとうございました。