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2025-02-26 32:09

にじシバラジオ#036 「おかん問題(via クィアにしんにょう)」を語ってみた

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ポッドキャスト番組「クィアにしんにょう」から「おかん問題」を取り上げてみた / 同性同士の暮らしにおける「おかん問題」 / 現代の家族形態と家父長制 / 地方における「おかん問題」 / フェミニストの結婚観の違い、いま昔 / 結婚と家父長制 / 逆転した形の家父長制 / 政策パッケージとしての「イクメン」 / 料理男子、自炊女子 / 性別役割解放の逆戻りはない / 官製婚活、いい加減にしてほしい / マッチングアプリと官製婚活 /

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サマリー

にじシバラジオ第36回では、カラフルフェスタの準備を背景に「クイアー信領」というポッドキャストについて語られています。特に「おかん問題」がテーマとして取り上げられています。このエピソードでは、母親の役割や過不調性の問題、感情労働について考察されています。また、富山県における母親の役割や家族形態の変化についての議論が行われ、「おかん問題」が若い女性の流出にどのように関与しているかが説明されています。さらに、結婚に関する異なる世代間の意識の違いやフェミニズムについても言及されています。また、料理や家事に関する性別のステレオタイプや現代の男女の役割についても語られ、特に実水男女の概念や少子化問題との関連についても触れられています。

カラフルフェスタの準備
こんにちは。にじシバラジオ第36回です。
にじシバは川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことや、ならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもりの小倉さんとで語り合う番組です。
毎週水曜日配信です。
今回も、本来は1月2回目の振り返りということですが、前回もちょっと触れたように、1月はですね、
カラフルフェスタの準備。
カラフルフェスタの準備をやっていたおかげで、1月2回は私もちゃんと出席したんですが、
編み物をしていたせいで、皆さんの近況報告だけとなってしまい、
そうね、だからそれこそ、風邪ひいてたよとか、そういう話しかしてないから、
そうなんです。
さらっとですね。
さらっとだったので、ちょっとネタがないっていうことでですね、
ちょっと前のにじシバで、皆さんのおすすめポッドキャストがあったら教えてくださいっていうことを言ったところ、
その1月の第2回目のにじシバでですね、参加者の方がおすすめポッドキャストを紹介してくれましたので、
ちょっとそこに触れてみたいなというところです。
クイアー信領のエピソード
その参加者の方が教えてくれたポッドキャストというものが、クイアー信領という。
クイアーに。
クイアーに信領ですね。クイアーに信領というポッドキャストです。
これはですね、アジジさんというアーティストの方。この方は在日コリアン3世で、今は韓国にお住まいの。
韓国?
あ、そうだっけ?
みたいですね。この方と、あとミョンファさんという、この方も在日コリアンで、
ドラッグクイーン修行中のフェミニストアーティスト、アクティビストという方です。
で、最後にヨシダさんという方で、女の園で育った男好き、片隅中という、ゲイの方ですかね。
そうですね、パートナーいましたね。
アジジさんとミョンファさんは女性で、ヨシダさんは男性という。
その3人組でやってるポッドキャストでして。
で、私もいくつかエピソードを聞いてですね。
で、ちょっと面白かったエピソードがあって、それが補完問題っていうものを扱った。
第48回かな?
49回ですね。
49回ね。
ナンバー49の補完問題、そういうエピソードです。
で、ここで扱われている補完問題っていうのは何かというと、3つくらいあって、
1つ目は、補完っていう、いわゆる母親ですが、母親役割ですね。
母親役割っていうものが、ずっと昔から存在してきていて、
今もその呪縛が解けていないということの問題っていうのが1つと。
で、2つ目が、過不調整、父親役割、母親役割ってあって、
その父親役割、母親役割っていうのは、
すごい昔は過調整度というか、日本だと過調整度。
もうちょっと広く言えば過不調整度。
長らく運営されてきたものが、近代になってだんだん過不調整が、
ちょっと緩くなっていったっていう中であるんだけれども、
その過不調整の中に乗りつつ、自分も、
例えばミョンファさんだったり、アジースさんだったりが、
ミョンファさんが母親として暮らしていく中で、
過不調整は問題に入ると思いつつ、自分はその過不調整を利用してしまうみたいな。
そういうところの問題っていうのは一つある。
で、最後3つ目、一番エピソードの最後で触れられていた話題で、
母親というのはムードメーカー的な役割を果たすのではないか。
そういう話がありました。
っていうところで、割と面白いなと思って、今回取り上げてみたいな。
なるほど。
思ったんですね。
同じテーマをやろうと。
おかん問題と感情労働
違うじゃないよね。
その時に話し合われたネタを、こっちでこうだったよねって。
っていう風に、自分たちで考えてみた時に、どんなことが言えるのかなみたいな。
おかん問題って、それこそ女性には常に切り離しがたくまとわりついてくるものであるけど、
例えば男性コミュニティの中だと、おかん問題って存在しないのかなとか思っちゃうよね。
だから吉田さんがね、クイアーの診療の中の吉田さんが言ってたのは、
例えば実家に帰ると、おばあちゃんがすごい世話を焼いてくれるんだと。
はい、言ってましたね。
世話を焼いてくれて、そこで吉田さんが、いいよいいよ自分でやるからとは言っても、
おばあちゃんが頑張って、
やらしてよみたいな感じにね。
やらしてよみたいな感じになってしまうと。
そこに罪悪感みたいなのを感じるって言っていて、
僕もそれは似たような経験があるというか、
だいたい似たような感情を抱くことが多いですねっていう。
それはそうだね。
例えば実家とか、あるいは第三の自分の家とかじゃないところであれならば、
そうだけど家庭内ではおかん問題って発生するのかなって。
うちですか。
うちはですね、パートナーも男性だし、私も男性なので、
同性同士で暮らしているので、家事の負担は僕の方が多いです。
逆に聞いたら違うかもしれない。
分かんない、こればかりは。
ただそれでね、ただといって過不調性的な構図が発生しているかというと、
まあないですね。
多分おそらく同性同士、特に男性の同性同士だったらば、
多分その区引きからは逃れてるんだよね。
何でかというと、こうしなくちゃいけないもないし、
こうすると過不調性に乗ることになるっていうのもないじゃない。
ないですね。
どっちにしろ、だから好きな方が好きな時があればいいじゃんっていって、
誰も家掃除しなかったらあれ放題になるだけじゃんとか、
まあそうなるだけだよね、そこにはね。
まあどっかのポッドキャストで聞いたのが、
同性をするにあたって、同性というか同じ空間で暮らすにあたって重要なのは、
色の高さが同じことだと、その綺麗さとか乱雑さとかに対して、
価値観がね。
価値観がそこが大きくずれちゃうと、
お金の使い方にあとね。
ストレスがたまっちゃう。
けどだいたい同じくらいだったら、
そんなにストレスたまらなくて暮らせるんだってことを聞いて、
確かにそうだなっていうことがあって、
うちは割とオートメーション化しているので、
オートメーション化っていうか、
機械に頼る部分が多くて、
食器洗いとか、
洗濯とかね。
手で洗う人いない。
洗濯乾燥機を使ったりとか、
なのであまりそんなに過時に、
肉体的なエネルギーを使わなくて済んでいる部分はあるのかなと。
でもさあ、お金侵入の話で出てきたのはね、
それこそケアってことじゃないですか。
精神的ケアも含めてのね。
それは具体的な家事労働がゼロになっても、
ケアの目線というかさ、
この人今ちょっと落ち込んでるっぽくない?みたいなやつとか、
会社でなんかあったの?とかっていうのって、
なんかそのもうお金問題ど真ん中みたいな気がしないでもないよね。
それはでもまあお互いにお互いを気遣うみたいな感じ。
まあだからうまく言ってるんだろうけどね。
だから逆にレズビアンのカップルとかの場合の方が、
もしかするとお金問題的なものを直面することが多いのかもしれないなって思いますね。
だから両方がそのお金ポジションというか、
お金役割をクイアの侵入の中だとガスライティングって言ってますけど、
擦り込まれちゃってる部分がもしかするとあるかもしれなくて、
そうなってくると、例えば女性同士のパートナーで暮らしている中で、
例えば片っぽだけがちょっと負担が大きくなっていると、
なんとなく母親役割的なものを担わされている的な感情になったりするのかなって。
そうですね。たぶんより擦り込まれ度が大きいとか、
これを擦り込みと言っていいが度がうまくとして、
あるいは世代によってもちょっと上の家庭で育った、
年齢の家庭で育ったとか、そういったことで、
例えばこういう時は常に女の人が目配りして、
っていう時に同じ仮に女性同士のレズビアンカップルであっても、
片っぽが母親役割を担いがちだし、
それを今度は若かったりすればうざいと思いがちだし、
相互性が減るってことがあるでもね。
そうそう。今のうざいと思いがちっていう部分で、
アジーさんが言ってたのが、父親と母親が病気になった時に言って、
娘の自分がいた時に、父親が病気になった場合は普通に心配をするんだけど、
母親が病気になってしまうとつまんないみたいな感情があるっていうことを言っていて。
世界が黄色くなるって言ってましたね。
やっぱりそこでも子供から見た時も、
子供から見たお父さんという役割とお母さんという役割に対する違いがあって、
そこで母親ポジションでかつ子供がいる場合だと、
子供からの目線的なものっていうのも背負わないといけない、
っていうようなポジションに置かれてしまうっていうのは、
やっぱりなかなかつらいものがあるのかなという感じがしましたね。
実際にだって黄色くなる。
つまりお母さんは常に元気でいてほしいし、
自分のことを見ててほしいっていう、
ポジティブな部分、よりお母さんに近しいっていうポジティブな部分と、
逆にお母さんにしてみれば、
つまり常に自分は健康で、
ハツラツとしてさっきのムードメーカーのように、
家庭を明るく照らす存在じゃなくちゃいけないみたいなこととセットになってるからね。
何せ二次子はやってるとさ、
クイア系の皆さんじゃないけど、
もちろんそうじゃない人たちも含めてみんなごっちゃっといるから、
お子さんがいるうちといないうちと半々ぐらい。
いないほうが多数派か。
まあいて、成人して。
まあだいたいみんな年齢食ってるけど、
でもまあその人たちにとってみればさ、
成人しようが何しようが、おかん役割っていうのはさ、
常にこう、
自分の中でかなり大きな比重を占めた部分だと思うし、
今でもやっぱりある程度、
大きな比率でそこは存在してると思うんだよね。
それが例えば、
そうじゃない子供がいない辺りの人たちにしてみると、
全くないわけじゃない?
私はちょっとお母さんやりすぎちゃったかもしれないとかってないじゃない?
まあそうなんです。
ないない。もうやったところでね、
やる相手がいないっていう。
特に男性同士のパートナーシップで暮らしていると、
全くないですからね。
そうですよね。
女性同士だとちょっとあるかなと思うし、
まあ男女だと確実にある。
パートナーは私みたいにいない場合はね、
まあ全くない。
ないけど、
じゃあ自分がそこの、
おかん規範から外れてるかっていうと、
やっぱりそれはどこかに擦り込まれてる部分っていうのはね、
やっぱり感じるよね。
みんながご機嫌斜めかなと思ったら、
それは自分の都合ではなく、
場の都合として何かこう、
ちょっと盛り上げなきゃとか、
まあそんな頑張りはしないけど、
思ったりする回路が動き出すよね。
やっぱりそのムードメーカー的な部分っていうか、
感情労働的な部分っていうのを引き受け。
引き受けた方がいいのかなって思うぐらいの感じですね。
だからそれは別に、
いや引き受けたい人はどうぞって言わせてもらおうし、
っていうふうに中でも言ったけど、
でも本当にそれが、
それはさ、極端なこと言うとさ、
私はそれを引き受けたいんだから、
いいじゃないっていうのがあるっていうふうに、
よくこの問題だとね、
その人たちの自由とか、
希望を潰すのはいかんと思うっていうふうに思うけど、
一方で例えばそれはもう小学生の恋愛と一緒よね。
この人たちは擦り込まれているんだから、
あるいは自分で意識して考えられているわけじゃないんだから、
それも含めて間違ってるということを伝えなきゃいけないっていう。
小学生と大人の、子供と大人の恋愛みたいな話と一緒で、
それを一緒にしちゃうけどさ、思わず。
大丈夫かな。
ちょっと結構危険な議論してるよ。
なんだけど、
それは本人の意思かって言ったら、
大人にとってだって本人の意思かどうかなんてわからないっていうふうに思う部分もあるので、
だからそれは私は望んでやっていますって言って、
そうなのね、それ以上は他人の個人のことだから踏み込めないにせよ、
望んでやっているっていうのが本当に望んでいるかどうかはわからないってことも、
一応は留保事項として残しておくかなとは思うけどね。
過不調性のね、その話にしても、
家族形態の変化
やっぱりだいぶ過不調性っていうものでイメージされているものから、
今の家族形態っていうのはちょっと結構離れてる部分がある。
結構緩んできたし、こんなに簡単に変わるものかと思うぐらいに、
この50年で大きく動いたよね。
そうですね。
だから昔、それこそ戦前であれば、
家長がいて、
妻にはその決定権があまりなくて、
子にも決定権がなくて、
家長である子主が、
いろいろ取り仕切って、
結婚やらないなら支配するみたいな、
そういうところから敗戦をして、
一旦全部リセットされて、
全部じゃないですけど、ある程度リセットされて、
家制度っていうのが廃止されたというところから比べると、
だいぶ緩くなっていっぱいいる。
とはいえ、地方によってはまだ全然。
そうなんだよね。
私もそれいつも忘れちゃうのよ。
ここの地域で、この周りをくるっと見渡して、
自分と似たような階層の人たちしか見てないから分かんないけど、
それこそ大きな家、古くからの家の人とか、
あるいは地方の人とかだったら、
全然違う文脈で生きてるんだよね、そこに関してはね。
地方も様々で、
僕が生まれ育った静岡県とかは、
ゆるいですよ。
それ地方って言ってもね、そこをイメージしてないよ。
ただ富山とかは、今でも結構、
おかん問題が厳しく残っているところ。
地方の影響
なぜ富山が出たの、今。
新聞で読んだんですけど、
富山からの若い女性の流出が激しいという話があって、
その一番の理由は、
おかん問題があるんじゃないかって言われている。
私は寸大の大宮高2の一期生なんですよ。
まだね、当時は受験産業にも夢と希望があった時代なんだと思うんですけど、
大宮に出展したわけですよね。
寸大予備学校がね、人気の。
で、その一期生だったんだけど、
もうすっごい富山の人が来てた。
だから要は、大宮って東北新幹線とかが、
そっちは経由で来てるかどうかは知らんけど、
えっと、それって何年の話ですかね。
1984年かな。
そうか、だから富山から行くとしたら、
いったん新潟まで出て、
新潟から上越新幹線に来る感じですかね。
いや、もちろんだからね、北陸新幹線とかがある時代なら全然別の話だと思いますけど、
あの時に初めて、それこそやっぱり東京に行くぐらいだったらっていうところで、
富山の人たちが、
多分ここだったらいいわよみたいになったのかなと思うぐらいの、
ちょうど時代だったんだと思うんだけどね。
まあ全然違う話で恐縮ですが。
いっぱいいた女の子が、富山から。
やっぱりその地方からのそういう女性の流出が相次ぐところの中学にはやっぱお金問題があって、
その地域で育って家庭を持つとなると、
どうしてもお金役割、母親役割っていうのが周囲からも押し付けられるし、
本人的にもそれでやっていかなきゃっていう気持ちもなってしまう。
だから逃げ出さなきゃっていう必死感がすごいんだよね、きっとね。
だからあの埼玉やと他のところにわざわざ引っ越して、
それこそ予備校時代から下宿してまで大学、
まあいいかその辺でっていうふうに思っちゃうところをやっぱりかなりの決意を持って、
出てこざるを得ない、出てこざるを得ないっていうのをやっぱ感じるような。
そうですね。
感じた、当時はね。
でもそれが今もまだ変わってないのか。
すごいね。
まあ変わってはいるんでしたけどね。
まあそういうところがあるんで。
とはいえその移動の自由がやっぱ増えているわけですね。
昔に比べるとね。
だからもうその地域が、地域に暮らすことで母親役割を担わされてしまうというか、
担わなきゃっていう気持ちにもなるし、担わされてしまうっていうのが嫌であれば、
もうそこの地域から脱出して都市部へ行ってしまえばいいっていう、
まあそういう選択が取れるようになったっていうのは、
よりこう、まあ北陸新幹線とかも通ってよりこう脱出しやすくなっているっていう。
世代間の意識の違い
そうなんだよね。
だからまあ地方創生とかでね、その地方に産業を作れば、
あるいは働き口を作れば何とかなるみたいな話があったりしますけど、
やっぱりこう、おかん問題をちゃんと取り組まないと、
地方からどんどん人が出ていくだけなんじゃないかっていうのはちょっと思うところですかね。
そうですね。
じゃあもうあの話を逆に振って、
じゃあ女の人がおかん問題、おかんであってはいかんのか問題っていうふうに。
いいじゃんだって、それは女の人はそっちの方が気持ちいいんだったら、
そっちの方が良くないって問題があるとするならば、
どういうデメリットがあるかを考えてみようと思うけど、
あの言い訳をしなくちゃいけないところが辛そうだなと思って聞いてました。
なんかね、あのラジオの番組を聞いてた時に、
やっぱすごく思ったのは、
あの私たちの時代とそれからさらにもっと若い時代で一番違うのは結婚感の違いなんだよね。
だからフェミニストの結婚感の違いね。
フェミニストは結婚しない。
だからあのミョンハさんは、
してしまった自分、その一応ね。
についてさすごく後ろグラックを持ってるわけだよね。
そうですね。
でも今それこそ同性婚もどうだとか言ってる時代にね、
結婚問題、結婚はしてはいけませんっていうさ、
いけませんじゃないけどするなんて、
その画不調性に飲み込まれていてフェミニストではございませんみたいなのって、
多分私たちの世代しか口にしないと思うんだよね。
もっと10歳若い人たちは、
私結婚なんかしちゃってさ、
ちょっとズルズルしてんだよねっていうエクスキューズいらなくない?
上野千鶴子さんが、
いろかわ大吉さんと、
この間1年くらい前かな、
いろかわ大吉さん亡くなった時に報道がされて、
そしたら実は上野千鶴子さんは、
いろかわ大吉さんと亡くなる直前に結婚していた。
遺産問題があるから同行とか言ってたよね。
同行とか言っていたのが、
割とそのフェミニズム界隈です。
ちょっと衝撃だったんじゃないか。
みたいだよね。
私たちの世代の人たちは、
とにかく結婚するなんて、
この社会戸籍制度なおかつ、
マジョリティを有利にするための制度に乗っかるなんて、
ダメですっていうのがあったからね。
かつ上野千鶴子さんは、
昔ね、
核調整と基本制っていう本も書いて、
核調整批判をしていた人であり、
かつその後もお一人様のすすめみたいな本を書いて、
結婚しないお一人様生活、
お一人様の老後みたいなところを推進というか、
割とプッシュしていた人だった。
っていう中で、
遺産の問題はあるにしても、
最後の最後で、
そこで婚姻届け出すんだっていう、
ある種の衝撃。
だから上野千鶴子さんとしても、
そうしたところは、
使える制度は利用しようみたいなところもあったんだろう。
と思うんだけど、
なんかゴニョゴニョ言うからさ、
はっきり言えばいいのにね、
とは思いましたよね。
なんかまだなんかその変革をさ、
やっぱりその大きいから、
存在が結婚とか婚姻制度とかね、
戸籍制度が大きいから、
大きな声で胸を張って言えないっていうのがさ、
私たちより上野世代には多分フェミニストの中にはあって、
いやいやこれ使っちゃったんだけどごめんねみたいな、
それこそ明波さんが言うところの、
他の人になんかこう後ろめたくじゃなくて、
なんだっけ申し訳なくじゃなくて、
なんかその感情を言ってたけどね、
なんかそういうのはあるけど、
若い世代ってそれなくない?
ないと思いますね多分ね。
逆にフェミニストであってもね、
その温度差は多分もう10年で、
この年齢差10歳であると思う。
そうですね多分その、
結婚をすることで、
それが過不調性を強化するんだみたいな、
意識が全くなくなってるんじゃないかなっていう気がしますね。
そうですね。
それはもう本当全共闘世代から、
それこそリブの時代、
そして私なんかの世代が最後ぐらいなんだなっていう風な気はする。
だからなんていうの、
例えば戸籍制度というのが、
もともととかっていうさ、
要はその男性の戸主制度の基づき、
同行とかっていうんじゃなくて、
新戸籍を作って、
2人で作るところ同じじゃんっていうところの方で広場に見てんだと思うんだよね。
せいぜいが別姓の問題ぐらいしか問題にならないぐらいの話になってんだと思うんだけど。
だから昔のその、
昔のっていうか、
ウーマンリブから引き継いだ第2第3波フェミニストぐらいの頃っていうのは、
まだその、
とはいえ家制度の名残があるでしょみたいなところで戦ってた部分があったのかもしれないけど、
もう今の時代になってくると、
なんていうか、
家制度って罪みたいな部分も多分あるし、
まあ、
それは全く忘れてしまったっていうわけではなくて、
あのなんだろうな、
その過不調性、
かつての家制度の名残的なものっていうのが、
ある意味では見えなくなってしまって、
意識しなくても済むようになっているっていう部分があるのかもしれない。
で、その一方で、
あ、でね、
その吉田さんが言ってた中で面白かったのは、
まあ結局その、
そういうふうに見えなくなってきてはいるんだけど、
男性がその子育てをすると、
育パパとか育面とか言われるのに、
母親が子育てをしてもそれは当然だと思われて、
で、あくまでその、
まあそれは母親だから当然だよね。
一方で父親が、
父親サイドが子育てすると育パパになったりとか、
料理すると料理、料理男子とかって言われるっていう、
その腹筋交差、
まあそれが、
まあある意味逆転した形の腹筋交差というか、
まあそういった部分にやっぱりまだ名残はあるのかなっていうような感じは。
たぶんね、この回じゃないと思うんですよ。
それ違うかな。
違う回。たぶんこの回ではないと思うんだけど、
でもまあそれは常にあって、
たださ、この問題、その問題って全くそうだと思うんだけど、
言うのって女の人なんだよね。
ああ、まあね。
男の人が、
君は育パパなんだねとかっていうことはなくて、
だいたい周りのちょっと上の女性たちがね、
もういいわね、お宅の旦那さん育パパなのねとか言うわけであって、
この問題ってすごい難しくて、
なんだろうな、
あたかもさ、
そういう男の人がやってる時に、
すごいわねとか言ったり持ち上げたり、
チヤホヤするのって、
メディアがとか言うから、
それこそ男性社会のメディアがって言うかもしれないけど、
日常的に体験するのは、
だいたい近所のおじさんではなくて、
近所のおばさんのわけじゃない。
っていう問題は常に抱えていて、
なんか問題は複雑よね。
とはいえ、
行政側もね、
育免推進だったりとか、
そういう子育てをする上司を推進したりとか、
なんかそういう、
政策パッケージとして、
もちろん男女共同参画っていう大枠があるので、
ある中で、
男性も家庭のことをやりましょうっていう中で、
使う行政用語としての育免だったり、
育パパだったりとかっていうのを、
押し出しているというところがあるんで、
そういう中で、
そうした不均衡的な、
男性も家庭のことをやりましょうみたいな形での、
推進っていうのがされているのかなと思うものの、
でも自分とか振り返ると、
料理するんですよ、毎日。
ですよね。
ですよね、本当に。
全くそういうパッケージがないので、
何もアピールすることないし。
そうだよね、料理男子っていう風にね、
誰も言ってくんないしね。
言ってくんないしね。
言うつもりもないですけど。
多分ね、今状況は、
かなり私も同じ状況で、
料理おばさんと実水男女の概念
料理女子とか料理おばさんとは、
もちろん当然、
今の男子にしか名前がつかない問題。
昔はそれこそ、
飛行機にパイロットでね、
女性だと女性パイロットになるのと同じように、
料理女子って名前つかず、
料理男子にしかならないっていうのと、
そこら辺結構、
象徴的だとは思うんだけど、
私にさ、
私が毎日ご飯作ってても、
料理おばさんとか言ってくれたりはしないじゃない。
何の特…。
でも、実水女子とか何でしたっけ。
あんだ。
そこまで来たんだ。
実水する…。
でも、じゃあそこフラットじゃん、既に。
実水女子が出るようになったら、
実水男子と実水女子があってフラットじゃん。
すげえな。
世の中の進化激しいな。
でもだんだんさ、それはもう、
実水しなくても人が生きられるようになっていて、
つまり買ってもね、
十分にお惣菜買うだけで回るわけだから、
実水女子はあえてラベルを付ける意味が出てきてるってことであって、
あるんだ。
なんかね、実水女子の使い切りレシピとかね。
すごいね。
世の中すごいよ。
だからさ、
Eメールがメールになる瞬間、
ね、
あの、
それこそ、なんだっけ。
そういうふうに言葉が古くなるの。
なんていうんだっけ。
レトロニムね。
レトロニムと同じで、
新しく言葉ができたときはさ、
実水しない女の人が普通に存在するっていう意識を、
みんなが社会的に持つようになったってことで、
それはすごく社会の風通しの良さを表してはいるんだけど、
とにかくさ、
もう例えばトランプ主義者の皆さんとかに、
いきなり大きくなったけど、
じゃあそれで本当にいいのかっていうふうに思う人たちの気持ちをますます刺激してるよね。
例えばその、
女は家事、育児だけじゃないんだっていうふうに言って、
社会に進出したことがこの世の中をダメにしたとかっていう人たちっているじゃないですか。
そういう人たちにしてみれば、
じゃあそういうね、
実水もしない女性たちがいっぱい増えて、
結婚もしない女性が増えて、
育児もしない女性が増えて、
かといって男性がするようになったわけじゃないと気になって、
じゃあ少子化は進むわなとか、
社会の潤いはなくなるわなとかっていう人たちに、
餌をあげている状態が続いていますね。
ということなんじゃないの?
違う?
違う餌っていうか、
結局その少子化の原因を、
そういう旧来的な男女性別役割分業が崩れたからだみたいに主張をしても、
もう逆戻りはないし。
少子化問題と男女の役割
ないない。
そう、ないんだけどさ、
一つの、
その、
なんか、
あってはいないけど、
と思うんだけど、
これも数字ちゃんと出して、
都合のいい数字じゃなくて、
っていう風に言われちゃうだけだけど、
出したところで言われちゃうだけだけど、
その世の中の少子化していくっていう流れはどうせ体制で、
その中で今生きている人たちがどう幸せに暮らすかっていう時に、
あるいはどうギリギリでも残せる可能性を考えるかっていう時に、
じゃあ女性が我慢すればもっと良かったんじゃないかってことがないことはない。
ありえないんですけどね。
ありえないけど、
いや、それこそ女の人には必ずゴーニング見なさいとかっていう風な、
できないことをね、
思いついて、
なんかちょっと夢を見る人たちもいるじゃないか。
その結果出てくるのが、
まあ、
感性婚活なんですけど、
だからね、
その発想はどうにかしてほしいなって思う部分が結構ある。
でもその、
そうそう、分かるよ分かる。
私も本当に何かにつけ、
合婚をセッティングすれば、
人がくっつくんじゃないかと思っているような、
ぬるいよ。
今そうじゃなくなっちゃったことの方が、
現実じゃない?
それこそ、
そういうことで人はくっつかなくなっちゃいましたとか、
そういうことに積極的に参加しなくなっちゃいましたってことの方はあって、
で、私にとってみれば全然いきやすいんだけど、
それによって面白くないと思っている人たちもいっぱいいるわけでしょ。
だからなんか、
まあ、
もう10年ぐらい前ですね、
そのマチコンとかがね、
流行ってたのかね。
で、
まあそれから10年経って、
もうマッチングアプリが相当進化している。
そうね。
で、やっぱりみんな結構マッチングアプリでしょ。
そうみたいですね。
で、
マッチングアプリで、
じゃあ近所さんにマッチングする人がいなければ、
それはマッチングするところに行きますよって話じゃないですか。
なるね。
だからそうすると、
歓声婚活とかやってる場合じゃないだろうって話で。
だからそもそも、
マッチングする人がいないから、
もうマッチアップで探して、
もうこんな近所じゃ誰もいないなってなって、
じゃあマッチングしそうな場所に行こうってなって、
例えば都市部出て行っちゃうと。
だったらもうそれ変えられない。
いくら歓声婚活やったって、
そもそも誰も来ないんで。
話になっちゃうかなっていうね。
まあだとしたら、
ちゃんとマッチングするだけの人が、
まあ若い男性であれ若い女性であれ、
ちゃんと来れるような環境を、
ちゃんと整備しましょうって話にしかならないとは思うんだけど。
まあまあ。
難しいよね。
難しいですね。
ひとまずもういい時間ですので。
一旦、なんかちょっと取り留めもなくなってる。
取り留めもなくなってしまいましたが、
ちょっとこれ以上喋っても取り留めは。
もう取り留めは片付かないな。
もう少し絞った方がいいな。
まあなので、
一旦これはまた二次芝本編の方で、
じっくりと話して、
みんなで話してみたい話題ではあります。
そうですね。
二次芝は川口市芝のシェアスペース、スペースとプランで、
月2回開催しています。
テンダーやセクシャリティに関わらず、
誰でも参加できるおしゃべり会で、
LGBTQに関する様々な話題などについておしゃべりしています。
詳しい開催日程などは、
概要欄のホームページをご覧ください。
またチャンネル登録やフォローをお願いします。
それではまた来週お会いしましょう。
さようなら。
さようなら。
32:09

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