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詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル
おはようございます、こんばんは。
詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上準詩班の資格を持っていて、
全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる、
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を
わかりやすくお伝えしていく内容になっております。
ということで、今日はですね、
上級者向けの詩吟になってしまうわけなんですけれども、
俳句、俳句を吟じたものを一つご紹介していきたいと思います。
その中でも、俳句の中でも最も有名と言われているのがこちらですね。
松尾芭蕉による古池や、古池やですね。
多分もう知らない人はいないんじゃないかと言われる、
言われるこちらの俳句になっております。
では、ご存知の方も多いかと思いますけれども、
内容とその意味について簡単にご説明していきます。
古い池や、芭蕉。古い池や、河津飛び込む水の音。
河津飛び込む水の音。
これはですね、意味というほどのところではないんですけれども、
古い池。これは確か芭蕉の住んでいるところの中だったのかな?
詳しいところちょっと怪しいんですけれども、
そこにある古い池があってですね、そこにカエルが飛び込んだと。
その音が静寂を破ってですね、聞こえてくる。
逆に静けさが伝わってくると。
夏の静けさが伝わってくる名句と呼ばれています。
ただまあこれがですね、カエルの音、水の音というふうに
表現したところが素晴らしいという人もいればですね、
いやそんなの別に大したことないよという人がいるらしくて、
なかなか意見が分かれている話だそうです。
まあ細かいところは置いといてですね、
この俳句の詩吟というまた一風変わったところを楽しんでもらえればと思います。
違うところはですね、まず音階が違いますね。
音程といった方が正しいのかな?音階ですね、スケール。
通常の詩吟であれば、この音階というものを使っていきます。
一方、俳句の場合はですね、こういう音階になるんですね。
明るさが全然違うんですね。
しかもこの最後の高い音、これもですね、音階に比べると一音高くなっているので、
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俳句の方が音も変わるしキーも高いしということになってですね、
そういう意味でも難しいと。
そして旋律もですね、結構旋律、節調ですね。
節調も少し変わっていて、それも踏まえて初心者の方にはちょっと難しいんですけれども、
まあでも吟じていてですね、この明るい雰囲気がやっぱり日本人の心に合っているというか、
僕は大好きなんですね。
ということで、今日は俳句を一つご紹介していきたいと思います。
先ほど読んだようにですね、古い家は川ず飛び込む水の音、川ず飛び込む水の音。
ここをもう一度繰り返していきます。
まあこれは句によって変わっているそうですね。
どういう風に分けるのかちょっと僕もまだ勉強不足なんですけれども、
今回はそういう風に後半のところを二度繰り返してやっていきます。
それではお聞きください。
古い家、場所、古い家、川ず飛び込む水の音、
川ず飛び込む水の音。
難しい。難しいですね。
ということで、俳句、興味があれば俳句の詩吟もチャレンジしてみてください。
ということで今回は場所による古い家をご紹介しました。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、今日は以上です。
ありがとうございました。バイバイ。