00:02
詩吟の魅力を発信する
し~~~~ん
チャン~~~~ネル~~~~!!
おはようございます。
雄名は、詩吟チャンネルのヘイヘイです。
このチャンネルは華吟歴20年以上の私平平による
詩吟というとてもマイナーな、日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について
分かりやすく、ザックバラーにお話していくチャンネルです。
皆さん、いかがおすごしでしょうか?
私はというと、娘の体調がだんだんと良くなってきたというところはありますね
ただお尻のかぶれがですね、本当におむつかぶれがようやく良くなったかと思ったら
今度は何かカビ菌のかぶれが出てきて
今度はそれに薬を塗っていたらまたちょっとおむつかぶれがしてきてみたいな
その往復みたいな形ですね
なかなか難しいなぁというところで夫婦で必死に頑張っています
まぁでもようやくいい感じにはなってきたかなぁというところですね
あとは1日3回の離乳食が始まったんで
朝と夜離乳食をやって出社したり帰ったりというところなので
忙しくなる一方ですね
本当に育てている方はすごいなぁとしみじみ感じます
では今日の本題の方に移るんですけれども
今日はですね、重みのある声、重みのある吟をするための3つのコツ
そんなテーマでお話ししたいと思います
今日のはですね、やや中級者向けの内容になるかもしれないんですけれども
死吟をやっているとですね
なんで私の声ってこんなに軽いんだろうとか
ペラペラなんだろうとか
なんか表面的なんだろうとか感じることがあると思うんですね
実際に特に大会とかに行って素晴らしい人の吟を聞くとですね
全然違うと同じ吟をやっているのに
なんでこの書はこんなにすごいんだとかですね
そんな風に感じます
あとはベテランの先生とかですね
次元が違うとか
こういう重みのある声なんてどうやって出せばいいんだろうとかですね
そんな風に思うわけです
ということでですね、今日はこの重みのある吟
それを表現するためにはどうしたら良いのか
きっとそういう切り口で教わることはなかなかないかなと思うので
わかりやすい形で今日はお話ししていきたいと思います
そうですね、では早速3つのコツお話ししていきたいんですけれども
1つ目はですね、1つ目は声の起点
声の起点ですね
どこから声が出ているかということ
2つ目はエネルギーですね
そして3つ目はブレーキ
この3つでお話ししていきたいと思います
最近話している内容に関わるところはあるんですけれども
重みという切り口で今日はお話ししていきたいと思います
まず1つ目はですね、声の起点です
03:00
声の起点、声が一体どこから出ているのかということなんですけれども
これは常々私が言っている声をですね
血を這うような声を出すんですね
地面を這いずるようなそういう声です
合唱とかはですね、もうまるで高らかに翼を広げた小鳥歌のようにですね
ふわーっと飛んでいくんですね
こんな出し方ですね
そうではなくて血を這うようなので
こういう、こういう方ですね
地声で、地声であってかつ声がですね
上の響きではなくて下を響かせるというよりはですね
血を這いずり回るような
そういうような、そういうような出し方のイメージの方が僕はしっくりきます
聴いているとかですね
この人声がどこから出ているのかなっていう風に想像をするとですね
合唱をやっている人は頭頂部とか鼻のあたりとかですね
そこがなんか見えてくるんですよ
見えてくるんです
一方で詩人のすごい人はですね
やはり口元のもっと下、喉とか胸元
もしくは腹からそのまま声が出ているんじゃなかろうかみたいな
そんな人がいるわけです
なのでとても抽象的なんですけれども
どこから声を出すのか
その声の起点をもっと血を這うように
下の口の下半分よりもっと下へ下へ息きしているような声というものは
重みのある声の大事な大事な一要素になります
そして2つ目ですね
2つ目はエネルギーです
エネルギー
これは最近の配信でも言ったんですけれども
人に伝わる銀というのはエネルギーがあるというものですね
重みのある重みのある声っていうのも
やはりこれはエネルギーを使っているなと感じるもの
感じる銀かなと思います
エネルギーを全然使っていない銀でですね
重みを感じることってなかなかないと思うんですよ
これは銀に限らず
たぶん歌舞伎とかそういう和風的なものにおいても一緒だと思うんですけれども
そうですね
血を這うような声だけれどもエネルギーがない
それもちょっと難しいですね
弁政
これは表現難しいな
この人が必死に必死にというか
大量のエネルギーを銀に吐き出そうとしているのかどうか
この感覚ですね
この人は何か楽をして
楽をしてのびのびとひょうひょうと銀じているなという風に感じると
その銀はですね
重みがあるようには感じることはないと思うんですよね
ここは賛同していただけるかなと思います
その人は必死であるか
ちょっとですね今回はあの
必死さはですね
あえて減らした方が良いかなと思います
たくさんのエネルギーをそこにもう集中しても思いっきり出している
額に汗もかきつつ
体も絞りに絞って
06:00
体も辛そうだけれども
それをお首にも出さずですね
堂々と銀じている様子
これが重みのある銀の大事な要素なんじゃないかなと思います
全く汗もかかずにですね
体も絞っているのは感じもなく
ただひょんとすんと出しているような
そんな銀はですね
重みを感じないですね
いかに自分がちゃんと銀に向かって
額に汗をかくほどに銀じるか
その上で堂々としているかですね
これが重みのある大事な要素かなと思います
そして3つ目ですね
3つ目はブレーキです
ブレーキこれも最近話したかもしれないんですけれども
言葉がですね
たださらさらさらと流れていくものではなくてですね
しっかりとブレーキがかかっている
もしくはですね
なんか猫がタタタタンと走っていく
そういう言葉運びではなくて
もうゾウさんですね
まるで重いゾウがドスンドスンドスンと
自分の一つ一つをしっかりと踏みしめていっている
そういうような言葉運び
こういう銀はですね
やはり文字通り重みがある銀です
ただこれはですね
ただ単にゆっくり銀じたものが重みがある
っていう風に考えちゃいけないんですね
それは全然違っています
それはただ間延びしている銀なんです
本当は前に出たいんだけれども
そこをしっかり手綱を引いて
短電を絞りながら手綱を引いて
一歩一歩出させているという
そういう一粒一粒がちゃんと
ドンドンドンといってるんですね
間延びのある銀はですね
ぬちゃーっとしてるような感じ
ぬたーっとしてるような感じになるんじゃないかと思います
大きいボーリングの球みたいなのが
ボンボンボンボンと
一個ずつ置いていっているような
そんなイメージなのかなと思います
いずれにせよですね
どれも共通するものはやはり
お腹を使うってことなんですね
お腹を使うって言葉はあんまり言いたくないんですけれども
やはり多くの先生がお腹を使いっていうのは
こういうところから来るんじゃないかなと思います
そして僕の場合もう少し具体化すると
それは単電をもっと絞り上げるということです
単電を絞ったところで声と連動しなければ意味がないので
声と連動する状態で単電を絞り上げる
その上で声の起点を意識する
声が走らないようにブレーキをかける
エネルギーをもっと横着せずにですね
楽をせずに疲れる方向に声を出そうと必死になる
ただその上で
いや私別に必死じゃないですけどみたいな
そんな感じでポーカーフェイスであるとか
多分そんなことにすることによって
お腹を使って重みのある銀というのが
培われていくんだろうと思います
急にできるものではないんですけれども
意識していないとなかなか近づくこともできないかなと思いますので
今日はそのヒントになりましたならば幸いです
よし今日は関東はちょっと暑いんですね
09:00
なんかたくさん喋ると僕も車内で熱中症になりかねないんで
程々に行きます
では一つ宣伝です
4月からですね
資銀の教科書初心者編というものを出版しております
これはyoutubeで配信している内容ですね
資銀の1ヶ月目ぐらいから
資銀10年目ぐらいの方まで
長きにわたって勉強できる
そういうような体系的にまとめた本になっております
今月も2名の方に購入していただけたんですかね
このyoutubeの概要欄というところから
リンクを貼っておりますので
amazonのページからですね購入できます
電子書籍なんです
今奥さんがですね
僕の奥さんがペーパーバッグという
要は紙の本をデザインしてくれてます
文字の大きさもちょっと大きめで
いくつかフォントのサイズをですね
僕にちゃんと見せてきて
いや本当に真面目だな
僕絶対そんなことできないからな
文字のサイズも大きめで
かつ本が大きすぎないような
持ち運べるような形で今進めております
もしですね他にも
なんか本に対してこういうような感じだと
読みやすいわとかいう何か要望があったら
全部お答えできるかわからないんですけど
まあ今せっせと奥さんが頑張っているので
そこにちょっとアドバイスがてら
したいかなと思います
何かコメントを頂ければと思います
私銀の教科書初心者への概要欄から
電子書付き版は今購入できますので
良ければ手に取ってみてください
よしでは後半一つ
吟じていきたいと思います
今日はですね
重みのあることを話したんで
これはこれも重みいるよなと思ったんで
こちら吟じたいと思います
大月晩景作平泉開古ですね
では詩文を読んでいきます
では内容を読んでいきます
藤原氏三代の極めた映画は
まさに今日の都にもなぞらえられる
その平泉の赤い廊角や緑の御殿は
空の雲にも達せんばかりにそびえて
連なっていた
しかし今ではもうその昔の面影もすっかり失せて
ただ登山に登る月だけが
当時の映画を忍ばせる金色堂を
虚しく照らしている
平泉金色堂ですね
僕も一度だけ行ったことあるんですけれども
いや本当にあれはすごかったですね
あの空気が違いました
そこに至るまでの大木が
本当に両脇にずらーっときれいに整列されていて
そこを通るだけでですね
観光客もいっぱいいるんですけれども
そういうのもあまり気にならないぐらいにですね
神聖さ、歴史の重みというか
そういうものを感じました
この詩文もですね
三世の豪華提供に義す
歴史の重みをすごく感じる言葉が並べられています
ここをですね
12:01
いやいやそんなもんじゃないだろうと
豪華さも重みも何も伝わらないだろうということなので
長くなりましたが
こちらちゃんとエネルギーを使って
頑張って吟じてみたいと思います
最初ぐらいは持つかな
では吟じていきますね
平泉開港
大月晩景
三世の豪華
提供に義す
主浪
三世の豪華
提供に義す
主浪
駅伝
雲に接して
魂
ただいま
登山の月のみ
ありて
きたり照らす
当年の
今時期
どう
疲れたよ
疲れた
いやもう出社前に
子育てで疲れている状態で
あんまりやるもんじゃないですね
自分で首を締めた感があるんですけれども
三世の豪華あたりは頑張ったかな
いや本当に
これを顔に出さず堂々とやれる人は
本当にあの
立派な素晴らしい吟師なんだなって
今吟じてみて改めて思いました
15:00
僕も一回は限界ですね
今日アドバイスし忘れていたんですけれども
この重みのある銀
もし挑戦されたいという方はですね
例えば今日やった平泉開庫
もしくは
あのあれですよ
徳川成明の
行動管理で売下をしようとする
それもいいですね
あとは僕が大好きな
勝海州の偶巻
あのあたりがですね
結構この重みを出せるかどうかを
チャレンジする上で
結構やりがいのある銀かなと思います
聞いてみてすぐ分かると思います
質問聞いてみて
自分の銀重みあるかな
感じやすいかなと思いますので
よければ参考にしてみてください
では今日はこんな感じですね
コメントやリクエスト
ご相談などいただければとてもとても
嬉しいです
本当にお待ちしております
ではでは死銀の魅力を発信する死銀チャンネル
どうもありがとうございました
明日は限定配信です
ではまたあさってありがとうございました
バイバイ