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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。 このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、漢詩や和歌、俳句を一つご紹介して、吟じていきたいと思います。 今日ご紹介する詩吟はですね
暁に発すという漢詩ですね。月田孟才という方。 1800年代に江戸時代ですね。江戸時代後半に生きられた方が作られたものになっております。
この詩はですね、この詩を見て何か学べるとか感動するとかというよりは、ちょっと落語のようなと言いますか、ある意味一つの
ワンシーンみたいなものですね。人の動き、人の動きのまあ滑稽さ、面白おかしさ、そういったものが見て取れる漢詩なのかなと思います。
詩吟はですね、剣支部道、銀剣支部というふうにも言われてまして、剣支部、剣を持ったり、センスを持ったりして舞い踊る
そういう人と一緒にコラボレーションすることが非常に多いです。 ですのでまあこの詩はそれにとてもマッチしたもの
人の動きをですね、表現しながら吟じるというのが見ていても楽しいものなんじゃないかなと思います。 ということで引っ張ってしまいましたけれども内容をまず読んでいきますね
あかつきに発す月だもうさい 残月のてきろ人のたもとをうるおす
行風発を吹いて修礼をおぼゆ たちまち驚く大蛇道にあたって横たわるを
剣を抜いてキランとほすれば老少の影
残月のてきろ人のたもとをうるおす 明け方の月ですね残月のてきろ明け方の月というのはですね
炎明るく空にかかっていててきろ 夜露が人のたもとを濡らしていると人のたもとをうるおす
行風発を吹いて修礼をおぼゆ 行風、暁の風というふうに書きますね
明け方の 旅立ちの時にですね風が髪に吹きつけてくると発を吹いて髪を吹いて修礼をおぼゆ
秋の霊気が肌に染みとおると たちまち驚く大蛇道にあたって横たわるを
そうした時にですね今日はいい秋空だなぁと思った時にですね たちまち驚く大蛇大蛇が出てきたんですよ大きな蛇がですね
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ふと目の前に道を遮るように大きな蛇が横たわっているのが見えたと道にあたって 横たわる
剣を抜いてキランとほすれば老少の影 ハッと驚いてですねうわ大蛇だと思って剣を抜いて斬ろうとすると
バシッとするとよくよく見るとそれはですね ただの大きな大きな松の老少ですね松の木の影であったと
老少の影というオチがついているということですね 多分この人はまあよしこれから旅立ちに出かけるぞと
一気健康にですね朝の風が気持ちいいなぁと多少自分に酔っていたんでしょうね 言い方はあれですけど酔っていた時に急に大きな影が現れてうわ蛇だ
ビクってすごいビクってなったけれども結局ただの影であってですね 自分の
まだまだ鍛えられていないこの内心心ですねそれがあらわになってしまった ちょっと恥ずかしながらの面白いエピソードだったという感じかなと僕は思っております
そうですね こんな感じかななのでまぁこれを吟じるとき
まあね内容としてはですね特に難しいところはないので初心者向けの監視かなと思います そして吟じるときはですねあえてこの気象転結のギャップをきれいに出していきましょう
残月の適路から修礼をおぼゆここまではですねキリッと力強く堂々とを 吟じればいいんですね
で後半ですよ転句転句は気象転結のまさに点 たちまち驚く大蛇
うわーっと驚いてですねびっくりするんですよ 剣を抜いてキランとほすればでも必死にですね必死に必死に剣を抜いてキランとすると
老少の影であったとここは最後はたっぷりとをしっかりと吟じて落ちをつけましょう ということですね
気象転結の吟じ方が学べる監視かなと思います それでは吟じていきましょう
暁に発す月だ猛災 ゾーン
月の適路
人のたもと
潤せ
行風
発を吹いて
修理を
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覚え
たちまち驚く大蛇
道にあたって
横たわる
剣を抜いて
キランとほすれば
老少の影
いかがでしたでしょうか驚いた感じ 伝わったでしょうかね最後はしっかりとやれば落ちがつくと
そんなかっこよく吟じてんじゃねーよという感じですね という感じでまあ希少転結の面白い監視
暁に発出でした 今日は以上ですシギンの魅力を発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました
バイバイ