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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、奥さんの実家の方に行って、いつもお米とかですね、野菜とかいただいたりしているんですけれども、
あとは奥さんのちょっとした息抜きみたいな感じで行きました。
ただですね、そう、僕の娘が5ヶ月過ぎたばっかりなんですけれど、なんということでしょう。
奥さんのお母さんですね。つまりおばあちゃんに当たるわけなんですけれど、
おばあちゃんに対してですね、ひとみしりを発動したという、なんという不届き者な感じがですね。
おばあちゃんが抱っこしたら、顔をくしゃっとして泣き始めたんですよ。
いやーこれは、これはびっくりしましたね。
だいたいなんかあの、ひとみしりが6ヶ月ぐらいから出るらしいんですけれど、早い子はなんか4ヶ月ぐらいから始まるみたいですね。
だからおじいちゃんもどっちもひとみしりを発動して、もう見るからに抱っこした瞬間に顔がへの字になって、目もくしゃっとし始めてですね。
これは、これはもうなんということだと。ただあのやはりおばあちゃんの威力は素晴らしいものですね。
その日の夕方ぐらいにはですね、それなりに解消されたんじゃないかなというところです。
いやー成長している証ではあるんですけれども、いやまさかまさかおばあちゃんにひとみしりをやるなんて、もうそりゃあってはならないですよ。
一番最初の頃なんて一番お世話になってますからね。
まあまあ着々とうちの娘も成長しているというオチのない話でした。
それではですね、今日も本題行きたいと思います。
今日はですね、定例会になります。
曽読を1000回、1000回やるために、僕が今毎日、この収録の前後でですね、5回やるようにはしています。
まあ長い時間があれば10回やるようにしているんですけれど、まあそのペースでですね、コツコツコツコツ、曽読をやっております。
昨日でようやく曽読800回に到達しました。
毎日日記で書いてるんで大丈夫なんです。
ちゃんと5回ずつ増やして日記に記録してるんですけれど、
昨日でようやく800回に到達しましたので、曽読800回やって気づいたこと、感じたこと、そんな内容でお送りしたいと思います。
ではですね、まずあの今曽読しているもの、9月13日陣中の作ですけれども、こちらまず曽読したいと思います。
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9月13日陣中の作、植杉謙信。
霜は軍衛に満ちて、周期清し。
崇高の河岸、月三高。
越山合せ得たり、濃州の景。
さもあらばあれ、河期を遠征を思う。
こちら、ようやく800回になったというところです。
そしてここまで曽読してみて、何が感じたのかということなんですけれども、
まず一つ目ですね、一つ目はですね、曽読というものは、ただ繰り返していてもですね、あんまり効果は弱いよという、今更ながらの気づきです。
曽読を繰り返しましょうと、曽読100回1000回やりましょうという話なんですけれども、
盲目的にでもですね、繰り返せば、それはやはり、曽読していない人に比べれば良くなるとは思います。
ただですね、そういう効果が現れる、ただ繰り返していても効果が現れるのは、せいぜい200〜300回くらいまでなんじゃないかなと思いました。
今800回に至るわけなんですけれど、正直ですね、500回くらいから、500回600回700回800回、そこら辺からですね、もうだいぶ慣れてきたんですよ。
僕としても、ただ毎日5回こなすという、そういう意識にちょっとなってしまっていたので、
本当にですね、曽読というものは、ただ繰り返していても得られるものがだいぶなくなってくるなぁと、意味がなくなってくるなぁということです。
なので、2つ目の気づきなんですけれども、曽読をやるときは、本当にはたくさん意識しないといけないんですけれども、
1つ目はですね、1つ目というとややこしいですね、曽読するときに、本当に一言一言、一音一音ですね。
下は軍営にであれば、下は軍営に満ちて、こういう一音一音にですね、気持ちを研ぎ澄ませて、どういうふうに読めば相手に伝わるだろうか。
市場がより一層表現できるだろうか。自分が一番一番味わえるだろうか。それをですね、味わい尽くしてやるんだという、そういう気持ちで神経を張り巡らして曽読をしないといけないなと。
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もちろん、間合いとかですね、発音、アクセント、それを気をつけるのはもちろんなんですけれども、その上でこの一音一音を味わい尽くそうという、そういう姿勢を持たないといけないなと感じました。
3つ目の気づきかな、ですけれども、この曽読する時ですね、この一音一音を大事にするという姿勢もありますし、そもそもですね、他のことをやりながら適当な姿勢でやるというのもやっぱり良くないんですよね。
背筋を伸ばして、顔を動かさずに、自分の口から出る言葉に集中するという、この姿勢ですね。2つ目の、さっきの言ったことは、声、その一音一音に気をつける。こっちの方は、この3つ目の方は、姿勢、曽読に対する姿勢ですね。それが大事だなと感じました。
4つ目の気づきなんですけれども、今1日5回やってるんですけれども、これはですね、僕は配信やる前に2回、配信後に3回みたいな、そんな感じでやっていたんですけれども、やはり最低5回連続やらないと、ちょっとうまくなっていかないなという感じもしました。
2回とか3回とかそれぐらいの回数だとですね、曽読に対する気持ちが入り込んでいく前に、もう終わっちゃうんですよね。なので成長しないまま、ただ繰り返すという形です。
なので最低でも5回連続やって、この姿勢で丁寧に丁寧に気を巡らせてやる、集中してやる、そういう意識を持たない限りは、本当そのもっと上の境地にはなかなか至れないんだなということを感じました。
本当5回ですね、最低5回。
あとは何かあるかな、何かあるかな、あと5つ目なんですけれども、自分が曽読をすることで何を得たいのか、どんな風に吟じれるようになりたいのかとかですね、史上を味わいたいとか、作者の気持ちがもっとわかるようになりたいとか、もっとうまく表現できるようになりたいとか、
そういう目的をちゃんと持たないといけないなというふうにも感じました。
なので盲目的に人に言われたから、ただ曽読をやります、とにかく繰り返します。野球とかテニスとかで、ただ盲目的に素振りをやりました。10回100回やりました。
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でもですね、ただブンブン振ってるだけじゃ多分ダメなんですよね。どんな風にボールを打ちたいのか、そのために普段素振りをする時にどういうところを気をつけたいのか、重心移動なのか、グリップの握り方なのかとかですね、多分そんな風に意識するんだろうと思いますけれども、この曽読もやはり同じなんですよね。
やりたい理想があって、そのために一個一個具体的な手段があるわけですから、それを一つ一つ丁寧に向き合っていくという、そういう素振りみたいな意味のある素振りを繰り返して、それを1000回やったところでようやく得られる大事な大事な境地があるんじゃないかなということに、この800回目にして気づいたということですね。
本当に銀道というものは難しいなというところです。
あと200回で1000回になるんですけれども、残りの200回はですね、今言ったことを改めて気をつけながら丁寧に丁寧にやりたいなと思いました。
ということで、今回はもうだいぶ反省点の多い内容になっていますけれども、参考になれば幸いです。
ということで、この800回所得したところで、また改め、今からですね、まず9月13日こちらを吟じていきたいと思います。
9月13日陣中の作、植杉謙信。
霜は紅に満ちて
しゅききよし
すこのかがん
つきさんこ
えつざんあわせえたり
のしのき
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さのあらばあり
かきを
えんせよ
高いなぁ高いなぁ5本5本だろうなぁ
お腹を痛めてちゃんと一汗少し書くぐらいにやれたんで自分としてはいいかなと思います
よしではそう900回1000回ここからですねもっといい銀になるのかどうかちょっと楽しみに自分にプレッシャー与えつつやり頑張りたいと思います
ではですねあのまあこればっかりやっててもちょっとしょうがないので今日の銀を一つ後半一つ源じていきたいと思います
今日後半やるのはですね、とぼく作、生命ですね、清いに明らかと書いて生命です
では詩文を読んでいきます
生命の時節雨ふんぷん
路上の高陣根をたたんと干す
社門す主下いずれのところにかある
牧道はるかに指さす教科の村
生命の時節というのに雨がしとしとと降って道行く旅人にとってはすっかり元気がなくなってしまいそうだと
どこかに酒を飲ませるお店はないでしょうかと尋ねてみると牧道がはるか向こうを指さして
今日の花が咲く村を教えてくれたのであった
意味だけ読むとですね、もうこの何の変哲もないような1シーンなんですけれど
これもですね、僕が子供の頃にCDに録音された若い先生の若いといってもその時40代でもう脂のろっている状態の先生のCDに録音された銀を聞いてですね
すごくこれはかっこよかったんですよ
男性の方なんですけど
このシーンなんていうかな
これはそう思いっきり銀ずるぞという感じではないんですよね
淡々と静かな静かな美しいワンシーンだけれども
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その人の声はですね本当に清涼もって力強くて
説長もおしゃれでなんというかおしゃれなんですよ
静かでおしゃれなんです
そういう雰囲気があってですね
なんか本当にやっぱその頃に感じた気持ちっていうのは
20年ぐらい経ってもなかなか消えないもんだなというのを改めて思い出しましたので
こちら銀じていきたいと思います
ではお聞きください
生命とぼく
生命の実説
雨ふんふん
ろじょうのこうじん
こんをたたんとほす
しゃもんすしかわ
いずれのところにかある
ぼくのはるかにゆびさす
きょうかむら
ごめんなさい今日はもうなんかダメですね
本数が本当に高い
こんなに高くやるもんじゃないですね
3本とかでじっくりやるべきなんですけど
ただ本当にお腹は意識できたんで
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一応ブレずに銀じることはできたかなというところなんですけど
こんなに高いのはさすがにダメですね
でも僕の聞いたCDの先生は
ショークの最後とか
ケックの最後とかですね
伸ばして揺らしてもう一回伸ばすという
そういうやり方をやっていたんですよ
基本的にはあまり良くないやり方だと思うんですよね
間延びしてしまうことになるんで
あまり良くはないんですけれど
意識的にこういう風に表現したいんだという形でやるんであれば問題ない
やはりその先生もそういう意味合いで
多分されてたと思っていてですね
僕もそれを聞いて
なんかお洒落だなと
揺らして最後にもう一度しっかりと伸ばして終わると
こういう雰囲気ですね
それが素晴らしいなあといいなあということを思い出しながら
銀じてみました
2回目もちゃんとお腹痛めて銀じたんで
okです
そうですね本当に1日1銀2銀でもいいから
お腹を痛めてちょっと汗をかくぐらいに
苦しいぐらいの感じで銀じた方が
なんか1日1日がちゃんと成長している実感が感じますね
サボらずに僕も引き続き
皆さんにアドバイスできるように
自分もやっぱり成長していかないといけないんで
頑張りたいと思います
kindleもなんとかコツコツやっておりますんで
自分に言い聞かせて頑張ろうと思います
ではまだまだなんか寒くなるらしいんですけれども
どうか体調にお気を付けください
詩銀の魅力を発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ