第三百八話『歩みを止めない』-【東京篇】アートディレクター 石岡瑛子-
2021-07-24 13:00

第三百八話『歩みを止めない』-【東京篇】アートディレクター 石岡瑛子-

日本のみならず、世界にその名を轟かせ、今もなお、多くのクリエイターに影響を与え続けているアートディレクターがいます。
石岡瑛子(いしおか・えいこ)。
フランシス・フォード・コッポラから絶大なる信頼を得て、映画『ドラキュラ』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。
マイルス・デイヴィスのアルバムジャケットのデザインで、日本人として初めてのグラミー賞を受賞するなど、彼女の目覚ましい活躍・功績は、枚挙にいとまがありません。
昨年11月から今年2月まで東京都現代美術館で開催されていた彼女の大回顧展『血が、汗が、涙がデザインできるか』は、連日、多くのひとで賑わいました。
その今も衰えることのない人気ぶりは、1960年代にあって、早くも、ジェンダーや民族多様性を世に訴えていた作品からうかがい知ることができます。
女性の時代の狼煙をあげたとされる化粧品会社の広告や、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージックビデオ、そして、オリンピックのプロジェクトに参画。
その唯一無比のセンスと個性は、世界を圧倒しました。
彼女の評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』を書いた編集者・河尻亨一(かわじり・こういち)は、ニューヨークでの単独インタビューを許され、石岡の肉声を次の世代に残すことに成功しました。
彼は、石岡の激しすぎるほどの情熱を知り、「すべてが試みの途中」という言葉を心に刻みました。
2012年1月21日に、73歳で亡くなる直前まで参画していた映画は『白雪姫と鏡の女王』。
彼女が亡くなったあと公開され、第85回アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされました。
最後まで歩みを止めなかったクリエイターのレジェンド、石岡瑛子が人生でつかんだ明日へのyes!とは?

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