1. GOOD NEIGHBOR GOOD CULTURE
  2. #5「山々が連なる景色、ピンク..
2022-01-31 41:59

#5「山々が連なる景色、ピンク色の夕焼け」植山美里×福田桂×ピッコロ・グランデ【前編】

今回のゲストは、遠野市で暮らす植山美里さんと福田桂さん、ピッコログランデさんの3人。ふとしたきっかけから遠野へ引っ越した3人それぞれが面白いと感じる暮らし方や魅力的な遠野の景色、土壌についての話。司会進行を含めて、はじめての4人での収録ということもあって、わいわい賑やかな雰囲気に。出番の少なかった植山さんのお話は後編から。
【ゲスト】 ・植山美里 ・福田桂 ・ピッコロ・グランデ
【制作】 プロデューサー・司会進行:宮本拓海(株式会社Next Commons) 編集:菅原結衣 企画:遠野市・花巻市
<SNS> ・Instagram https://www.instagram.com/goodneighbor_goodculture ・Facebook https://www.facebook.com/goodneighborgoodculture
本番組は、令和3年度地域経営推進地域の魅力向上による交流人口創出事業を活用し、「オンライン移住等プロモーションイベント開催業務花巻市遠野市連携事業」として実施しています。 花巻市 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/kurashi/ijyu_teijyu/1015476.html 遠野市 https://dekurasu-tono.jp/news/2418.html

00:00
♪~
岩手県花巻市と東野市からお送りするポッドキャスト
グッドネイバー、グッドカルチャー、花巻と東の2つの土地で生まれる文化を探るため
この場所で生きる人たちに暮らし方や働き方をお聞きします
司会進行は東野市で編集者、ディレクターとして活動する宮本が務めます
今回は東野市にお住まいの福田圭佐と上山美里さん
これまでお二人でお話をしていただいていたんですが、今日3人目にピッコルグランデさんにもお越しいただいています
皆さんよろしくお願いします
皆さんそれぞれのご紹介を僕の方からできた方がいいなと思っているんですが
できれば皆さんそれぞれにしていただいた方がいいです
手通報でいいからしてほしい
確かにしてほしい
どんな風に見てるかなって
そのままいいんじゃない?
そこは違いますよっていうのをちゃんと説明して
ちょっとした感想を聞きたいよね
皆さんに最初に言っていただいて、その後に感想だけ言わせてください
それですみません、なんとかお願いします
編集者の作法なのかな?
本当にすみません、失礼なこと
最初に福田さんから、慶さんから今日お願いしてもいいですか?
自己紹介というか
今回この3人の方にお話を聞きたいですとお願いした理由のところは
皆さん、遠野出身ではなくて
岩手からも離れた場所にいらっしゃった方たちが遠野にいらっしゃって
遠野にいらっしゃるんですけど
遠野とはまた違う場所とも関わりを持って仕事をされていたり
生活をされているっていうところで
あと3人ともご友人でよく会われているってことだったので
3人でぜひ出て行きたいですってことでお話させていただいたんですが
それぞれ皆さんがどんなことを普段されているかとか
そのあたりを慶さんからすみませんお願いします
僕が普段どうしてるか?
そうですね
月申しで暮らしているという感じですね
もともとフリーランスでデザイナーをやっていたので
結構テレ間っていうんですか
オンライン会議とかも多くて
どうしても会わなきゃいけない時は会いに行くけれども
基本的にデータのやり取りとかはオンラインでやってたので
03:00
でコロナが始まった時に別にこれ東京じゃなくてもいいんじゃないと思って
試しにやってみたらできたんですよね
これはいいと思って
東京からいろんなところと繋がって仕事をしているっていう感じです
コロナがきっかけだったんですか?
その前から試してはいたんですよ
ちょこちょこ試していて
ちょうど始まるかどうかみたいな頃に
こっちでお友達になった人からLINEが来て
そのLINEにどうって言って
不動産情報が貼ってあったんですよ
え?これどうってこれ買ってこっちにいらっしゃるってことかね
上さんと話をして
で多分そうだろうっていうことで
じゃあ買いますみたいな感じでした
っていう感じでした
それですぐこっちで車も欲しかったし
でも車ってあの住民票ないと岩手ナンバーにならないんですよ
そっか
それでもういやもう住民票移そう
もう俺は身も心も月申しの人間だっていう風になったのが
1年半くらい前ですから
はい
であの2拠点っていうのを考えてなくて
はい
あの2拠点の方も結構いるんですけど
東京とどこかに拠点がある人もいるんですけど
あの皆さん年を取るとだんだん弱ってきて
で都会に帰っちゃうんですよ
で俺も心が弱い方なので
2拠点にしたら都会に帰るんじゃないかと思って
1拠点で
そうですよね
もう実際に家を持たれて
言葉遣いとかも東京に行く
東のに帰るっていう風に徹底してます
意識すごいありがとうございます
はい
じゃあ順番に
じゃあ美里さんお願いします
上山美里です
私は2017年に岩手に来たんですけど
その前は徳島の上山町ってとこにいて
で東のに来たのが2019年かな
はい
の雪が残ってる
3月でしたね
その時は岩手の別のところに住んでたんですけど
お試しで私もすっごい山の奥の
ポツンっていうお家を借りて
ワンちゃんと一緒に2人で1ヶ月住んで
あと東の町の中に1ヶ月住んで
で2トータル2ヶ月東のに住んで
で本格的に引っ越したのは7月ぐらいだったかな
06:00
その過酷な東のの暮らしを体験して
でもそれでもいいなーって思ったので
移ることにしました
普段してるお仕事
普段は料理の仕事をしていて
お店は持たずに
レシピを作ったりとか
あとは出張料理みたいな感じで
コロナが始まる前は
関東の方とかも行ってたんですけど
ちょっとコロナになっても
県内だけとか東のだけみたいな感じで
動いてます
料理にまつわるいろんなことを
フリーランスで仕事にしてます
はいありがとうございます
皆さん詳しいのは
またお話の中で聞こうと思うので
一旦ピッコロさんお願いします
はいピッコログランデと申します
私は東のとのつながりは
今ここにいらっしゃる
福田さんと三里さん以外の友人が
東のとわりと深い関わりを持っていまして
5年ぐらい前から
連れてきていただいたのが最初のきっかけで
それから年に3回4回ぐらい
季節ごとに訪ねてくるようになって
っていうのが始まりですね
で東のて言いますか
私もともと山に登ったりとか
ラーニングが趣味だったので
トレイルランとかをすごくしていたので
山の中で暮らしたいっていうのが
夢だったんですよ
でどこかそういう山の中で
仕事も片付けて暮らしたいなと思っていて
でその東のというきっかけをくれた友人と
なんかこっちで山の中に家を建てて
老後はババア二人で住もうかって
いう感じの話をしていて
まあその計画は今まだ現在進行形で
今様々な土地やら家やら
見まくっている段階で
でこちらに来て
えっとさっき美里さんが話していた
山の中の家っていうのは
たぶん1年後の同じ3月の時期に
私も実は借りまして
そうなんですよ
で私の時は犬もいなく一人で
ポツンとというか
本当にずっと行った先にある家ですよね
本当にだから何も知らない東京から来て
いきなりだったから住めたなって
今振り返ると思う?
今あそこに住めって言われたら
絶対に無理
09:00
そっかそうですよね
っていうかなんかちょっと無理かな
みたいな感じで
でそこからこちらに来て
月門市っていう福田さんが住んでいる
もう少し山に入ったところで
馬と共に宿泊施設をされている場所で
福田さんとか美里さんとかと一緒に
馬の世話をしながら
いろんなことをしながら今暮らしてます
で私は基本的に
まだ東京でやっていた広告関係の
仕事も少しまだオンラインで続けてまして
まあそれを自宅は
今市内に住んでいるんですけれども
そこでしながら他の曜日は
山に入って山の仕事
田んぼや畑や馬の世話をしたりとか
今最近はちょっとわらサークルも作って
わらサークル
そうなんです
いろんなわらのわら地とか作ったりして
これからみんなでそういうことを
売っていけたらいいねっていう話をしているところです
ありがとうございます
そうですよね
なんかそう皆さんにあのお声掛け
あ全然普段呼んでる名前とかで呼んでくださいね
あのKさんとか
あの福田さんとかすごい丁寧にお話ししてくださってたので
全然ゆったり話してください
でもそうするとちょっと私と福田さんは
別のあのポッドキャストラジオをやってまして
割とその呼び名が通常の呼び名になってしまって
そっかそっか
私はそのまま
ピッコロさんには日本語の名前もあるんだよね
まあまあ一応あるんですけど
今更なんかな
それを伏せてね
ラジオネームでやってるから
でも読んじゃうんですよ
ラジオの中で
読んじゃいますよね
だから日常生活でももうピッコロさん
メールでもピッコロさん
そういうのもむしろそっちの方が普通になってる
ピッコロさんも自分のことピッコロ
ピッコロの家はさとか言うもんね
福田さんは片手鍋って名前なんですか
はいそのラジオネームが片手鍋大好きすぎて
みさとさんにも超素敵な片手鍋を紹介いただいてね
あそうなんです
報道しながら使ってますよ
よかった
すごいおすすめの片手鍋
本当にあれは自慢の一品
そうですね
いろいろ呼び方が工作しが
でもここで説明できたら全然それでも大丈夫なので
宮本さんは何て呼んだらいいんですか
宮本でもいいし
匠くんでもいいし
でももしラジオネームつけるなら小鳥
でもさっきは小豆
元太は本当に行って大学に行きたいなっていうのと
大学に行くなら県内なのかな
ぐらいの話をしたので元太もいいかなと思っていたんですけど
12:01
でも一回も志望校にしたとか入ったことがあるとか
何も縁がないのに
万が一生まれるラジオをやろう
そうですね
そういう企画もそうですねありますよね
でもなんかその
さっきピッコロさんのお話の中にもありましたけど
なんかそれこそ東雲に来て
でもそれこそピッコロさんが特にそうなのかもしれないんですけど
なんていうかいろいろ新しいのを作ろうというか
なんか皆さんの中のそういう話をされていたりするじゃないですか
新しい
新しいなんか例えばのさっきの食堂
さっきのってこのラジオを収録する前に
雑談をした時に出てきた食堂の話とか
あとわらサークル
わらサークル
そう私東京にいる時もそうだったんですけど
いろんなイベントごととかを立ち上げたりするのが意外と好きで
だからつい先月は美里さんのお料理で
森の中の食事会っていうのを去年できなかったので
今年やってすごい皆さんに喜んでいただけたりとか
だから美里さんの料理は本当の料理人の方の料理って感じなんですが
私はどっちかというとまかない
まかない的な
肉じゃが的な感じとか焼きそばとか
だからちょっとこの東京の街の中もそうなんですけど
お惣菜屋さんとかちょっと食べる場所ってすごくなくて
なんかそういうのが街の角々にあったりするとね
おばあちゃんとかおじいちゃんとか
なんか一品なんかなっていう時に
そうだ美里の食堂に行けばケンピラがあるかも
なんかお皿持って来てくれたりとかも
なんなら食べて帰る場みたいな
だからなんかそういう街の角に
明かりが灯るような食堂ができていったら楽しいかなって
いう話をちょっとしてたんですけど
そこのお家はもう神社に買われてしまいました
そうですよねだからなんかすごいそういうのもいいな
でももともとこう
皆さんそれぞれたぶん理由はあるんだと思うんですけど
僕は岩手が出身なので
もともと東濃のことは知っていたりはして
すごい来ていたかって
そういうことでもなかったりするんですけど
でもこうなんていうかその岩手県外とか
けいさんは出身は
僕はね千葉東京生まれの千葉育ち
なるほど関東ですね
ピッコロさんが大阪生まれの東京育ちです
みさとさんが京都生まれです
京都生まれなので
全然岩手とかとも縁がなくて
15:00
しかも東濃で
こうなんて言うんですかね
何か東濃にあるんですか
あのね僕は僕20歳ぐらいかな
10代の頃からオートバイでキャンプツーリングっていうのかな
ちょっと正式名称とかあるのかもしれないけど
バイクの後ろにテントと寝袋積んで
でテンテンとするっていう遊びをしていて
親戚が富山と北海道にいたんですよ
東京から一旦富山に行って
それから北海道に行くんですけど
富山から北海道の間っていろんなルートが取れるんですよね
日本海が行くこともできるし
太平洋に出ることもできるし
それでいろんなコースで季節ごとに行ってたんですけど
なんか太平洋側の北の方に好きな土地がある
ちょっと意識はしてないんですよ
いつも通り過ぎちゃうから分からないけど
なんかあそこら辺にすごい好きな山の形がある
場所があるっていうことに気づいてる
通りながらってことですね
この辺すげーいいなって
いつも思っている場所っていうのがあるんだけど
いつも通り過ぎて
もやーっと東北の太平洋側の真ん中辺に
なんかあるってことはずっと気づいてたんです
で最近ここ数年のところで
東野に馬を飼ってる
馬がいる別荘を維持してる友人ができて
そこに招いてもらった時に
あれここじゃんって思ったんですよ
それで僕も上さんも仕事が終わったら
東京家賃高いし
ずっと賃貸できて
自分たちの住む場所とか持ってなかったので
なんか納得できるところに住めたらいいよねって言って
鎌倉とか探すんですけど
めちゃくちゃ高くて
であーなんか違うなぁ
しかも俺山の方が好きだしねって言ってたら
まあさっきの道出そうなかった
ここだみたいな
そういう感じでした
上さんの方はやっぱ馬だね
まだ奥さんは東京にいるんですけど
来年の春にこっちに来るんです
もうすぐですね
今12月だから
できたら元気なうちに馬を飼って
荒川高原にあげるっていうのが野望なんです
2人で行く
そうですよね
東野だと今皆さん飼ってる馬を
荒川高原って高原に
あれは春から秋ぐらいまでですね
はいはいやってるの
それをでも2人ですごいですね
山あげしていったら
っていうのがあって
でも今のうちには馬屋がないから
なんかいろいろ考えなきゃいけないんですけど
そっかそっか
そうですよね
計算的には景色というか空気みたいなところ
本当好きで
いつもいかに東野の風景が素晴らしいかってことを
18:02
ピッコロさんに言うから
好きすぎじゃないの
とかっていつも言われるんだよね
そんなこと言ってないよ
急に怒られた
この小ぶりな山がどっち向いてもある
盆地だからずっとあって
でそうすると光が南から差すじゃないですか
そうすると光が当たってる山肌
逆光になってる山肌
こっちの光の山肌で全部くるっと回すと
全部見えてます
雲も全部
そのなんか盆地感と光がすごい好き
光でもいいですよね
なんか本当に当たってるところと当たってないところで
全然なんか色が違うんですかね
色って言ったら
私こっちに来て初めて
夕焼けがピンク色
本当に5分10分の間のあの色がね
こんな綺麗な夕焼けは多分世界一
私すごいだから
あのカメラにあの色の夕焼けをたくさん撮って
みんなに送ったりして
ピッコさん世界一って言ってるのは
なんかあんまオーバーじゃなくて
すごいいろんな国に住んでるんですよね
住んではないですけど
ちょっと若い頃バックパッカーをしていたので
あちこちうろうろしていたんですよ
だからまあなんかいろんな国に行って
いろんなことを見てきたけれども
ここの夕焼けはね
本当に綺麗だなぁって思いますね
あのなんかピンク色
本当にピンク色になるって感じ
確かに一色っていうか
グラデーションみたいな感じですよね
雨の日もいいし
月も日もいいし
霧の中に沈む時もあるんですけど
そこの向こうに天が盛りが見えて
天が盛りの向こうの雲は
大体西の方から東の方に流れるんですよ
それを今日もこっちに流れてるなぁと思って
それを見て
雪が降ったら雪降ったって喜んで
晴れてたら晴れてるって喜んで
毎日毎日
だからたまに遊びに来てくれる友達が
いて数日しか体験できない
そうすると晴れてよかったねって言うんだけど
雨の日もいいんだよなとか
霧の日もいいんだよな
雪の日もいいからまた来てねみたいな
そういうことをなんか
とうとうと訴えてしまう感じ
でもそういうのってわかんないですけど
東京とか
その三尺さんだったら京都とか
でも感じられるものではないんですか
いやいや東京だって
夕焼け綺麗ですよ
都会に沈む夕焼けは綺麗だし
21:00
それがなんか普通に見ていましたけれども
いやでもこっちに来るとね
全然違うな何が違うのかっていうか
空気感も違うし
こうやっぱり自然の中じゃないですか
やっぱその辺が違うのかな
私でもずっと都会で育ってきてるので
どちらかというと
どっかに旅行行って帰ってきてね
新宿のすごいピカピカなビル見ると
帰ってきたって
そう言ってるタイプの人間だったから
なんかちょっと
山のポツンと行けんように住んだ時は
お試しで入って行ったんですけれども
最初はね本当にね
ちょっとね東京に帰る日にちを
ウキウキしながら数えていたような気がちょっとする
だからやっとこれで
ここの寒いお家から抜け出せる
家が寒すぎたじゃないですか
家の中に私テント張って寝てましたから
つららが家の中にできるって言ってました
なんかそんな感じだったね
すごい素敵なお家だけど
まあやっぱこう寒いですからね
水とかも山から引いてきているから
すごい雨が降ったりとか
雪が多かったりすると水が濁ってきて
だからそういう場合は
山の川地帯沿い歩いて
外れてないか確認してくださいね
って言われてまたそれもね厳しいわけですよ
水が出てる
うわぁどうするの
このパイプどうやって直すのって
感じになっちゃうし
だからまあなんか
その都会で味わえない
いろんなことはあるにしても
ちょっといきなりハードル高いな
そうですね
どの家に住むって言っても
やっぱりいろんな場所がありますもんね
でもなんか町の人たちにそれでいろいろ
いやそこは町の人も行かないから
危険だからとにかく早く降りなさいって
それを言われてそうだなと思って
その意見は素直に聞こうと思いまして
町の中に暮らしだしたら意外と快適です
ああそうですね
もう大人の域からもすぐ近い場所ですもんね
そうするとまあまあ友達もたくさんできるし
だから前はミサトちゃんもそうだったと思うんですけど
山の中に入っていかなければいけないから
町に降りてきても意外と早く暗くなる前に
とにかく家に帰ってってね
そうですね明るいうちに
怖かっただけなんですけど
その帰り道が
そうそうそうだから明るいうちに
なんとか家にたどり着くっていうのを日々の日課にしてました
町とさそういう山奥のお家っていうのが
24:00
結構近いのが面白いね
そうあんなに違う
何時間もかかるんじゃないかな
20分くらいか
20分くらい
だけど
全然生活環境違います
違いすぎるよね
だからもうなんか
豆油のタンクが空になるのが怖くて怖くて
だからでもそれを運ぶのが
家に持っていくのがまたすごい大変で
厳しいところでしたね
でもちっちゃいクマも見かけたりとか
そのいろいろな
すごい先っちょに住んでるおじいちゃんと
お友達になったりとか
まあそれはそれで楽しかったですけど
でも今住めって言われたらちょっと難しいなって思います
山の中はね
今はちょっと快適になっちゃったから
どっちを知っちゃったら
そうそう都会っこだから
隣に素敵なカフェもある
そうですよね
そうなんです
町も町ですね
さっき風景の話ばっかりしたんですけど
あと匂いが好きなんですよ
匂いたら
いわゆるこう
あの抽象的な匂いじゃなくて
本当にする匂いが好きで
多分春とかなんですけど
あのここの地区というか
どのってすごい草刈りするじゃないですか
であの草刈りをした時に
多分ね春ヶ谷っていう草が生えてる時期
春ヶ谷とよもぎと
まあ多分ちょっと吹きとかも入ってるんだけど
あれを全部一緒に刈ると
なんかめちゃくちゃ桜餅みたいな
いい香りがする
でも本当に来るとすぐ分かる匂いで
でもう空気がさお茶みたいな感じ
もう吸ってるだけで
体が元気になるんじゃないかっていう匂いがするので
あんまりいい匂いだから
僕その春ヶ谷とよもぎをちょっとずつ切って
ドライにして袋に入れて東京に送ったもん
へー
ジップロック開けて
うっすごい何これってその人も言ってて
こうずっとなんか里がこの匂いに
包まれてるんですよこの時期って言ったら
いいなー
そっかでもそれ取ったらまさにその匂い
しますします
え?わ、わかんないすか?
その種類まで
草刈りしてる時の匂いは分かる
桜餅の匂いがする
甘い匂いか
甘い匂い
あれはね俺大好きなんだよね
でも岩手とか東野に帰ってきたら
東野の匂いやなっていうのはありますね
やっぱり京都に行ってて戻ってきたら
違う
新花降りて車でブーって走ってくると
なんだなんだその匂いがね
強くなってくるの
へー
違う違う
空気感も違う
空気感違う
だからなんか寒さが結構厳しいじゃない
その新幹線が通っている
あっちの花巻とかね
あの辺とも違うし
また海側は暖かいし
27:00
このなんか盆地やっぱり盆地は寒い
だから全然なんか戻ってくると
今の時期だと寒さがなんかピシッと
いいよね
今はそうですね確かに
あと暗い
暗いですね
夕方6時過ぎると
あのもう東京にはない闇の濃さになる
やっぱそうなんですね
それがすごく僕は好きなんですけどね
私ね口癖のようにね
みんなはさどこにいるの
どこにいるのって
人はどこにいるのって
なんかねここに来るたびに
いつもそういう風に聞いてたでしょって
今でも思うけど
日が暮れるのも早いもんね
そうそうそうそう
今だと3時半から4時の間ぐらいにもう暗くなってくる
逆に仕事で東京とか行って
あの闇がないから
なんかもう夜にならないみたいな感じ
体のリズムまで狂うような感じ
だからこっちのもうなんか
だから5時過ぎちゃうと真っ暗だし
もうみんななんか
え、寝てんの?みたいな
でお店も割と早めに閉まるじゃない
だから東京だったら仕事終わって
まだ8時とかそのくらいから
じゃあちょっと飲みに行くって感じなのに
いやもう寝なきゃみたいな
だからちょっとこの間も遠出してて
こんな時間に大丈夫?って
今は全然7時とか8時なのに
そうそう6時半ぐらいにちょっとした夕食を食べながら
森岡に
森岡でできる買い物があって
森岡行けるかって
いや今日無理でしょって時計見たんだけど
まだ6時半だから全然行ける
そういうことだった
なんか実感の感覚が全然違うなって
東京に帰ると全然違うし
まあだからこっちにいると
時間がゆっくり流れてるのかなって気もしますね
夏前のエゾハルゼミっていう
セミがこう鳴いて
みんな知ってる
そうなるやん
あの時期いつも暑くもなく寒くもなく
20度ぐらいで
そうふわふわーと風が吹いてて
であのセミの声が
聞こえてる
あの時期とかも最高
いいですよね
冬が長い分春になったっていう実感と
紅葉感みたいなのがすごい
5月の連休明けの植物とかも含めて
うわーって
時期ほんといいよね
体験したことない
あんな春の迎え方
だからすごいみんな楽しみにしてるじゃない
冬が来るの
30:00
だから都会にいるとそんな感じはないし
こっちで寒い冬を経験すると
東京に行くと暑い
別に東京ディスなくてもいいんだけどね
そうなんだよ私別に
違いとしてそういうの
いや東京
違いますよね
暑くないって思う
だからこっちの感覚に慣れてくるとね
だからでもそうやって四季折々
楽しむっていうのがすごくいいなって思いますね
だからまあなんかこう移住先での
いろんな楽しみ方ってたくさんあるじゃないですか
だからまあ東の以外のいろんな場所でも
みんなそれじゃあ海に近い場所の人たちだとか
もっと暑いところの人たちだとか
まあそれぞれの楽しみ方とかが
いっぱいあるんだろうなって思いますけどね
そうそうあのやっぱ東の物語が有名だから
なんかそういう民族学的な話とかね
その人文系の興味を持つ人が多いような印象があるんだけど
でも地質的にもすごい面白いですよ
ここって岩手県の北上産地の南側って
この辺ってその5億年ぐらい
海の底に沈んだことがない島なんですよ
もともとはそのゴンドワナ大陸っていう
赤道の向こう側にあった太古の大陸の一部が
ちぎれてどんぶらこどんぶらこと起きて
でユーラシアの欠片にドーンとぶち当たったとこなんですよ
でぶち当たってプチュって出ちゃったところが
ハヤチネなんですよ
そうでよく大陸移動をしてるねマントルってあるじゃないですか
あれ緑色の観覧岩という岩でできてるんですけど
その観覧岩が外に出てきちゃってるんですよハヤチネって
それが風化してジャモン岩という岩になってるんですけど
そういうような意味で言うとここはその5億年前って
まだ生物が海の中から地上に上がってないんですよ
すごい俺それちょうど昨日なんか見てました
YouTubeで
まだね海藻とかがちょっとちょっとこけに
俺たち苔になれるかなみたいなことをやってた頃から
この地域はずっと海の上に出てて
だから今でもね荒川高原行くと草とか生えてますけど
あれあそこに岩が顔を出してるんですよ
あの岩たちはその海辺からね植物とか昆虫とかが
灰魚とかが上がってさ上陸してくるのを
ずっと5億年見守ってたっていう
すごい土地なんですよ
そうなんですよちょっとこの話すぐ熱くなっちゃう
また見方が変わりますね
すごい土地なんですよ
荒川高原のゴツゴツしてる岩ありますもんねよく
でも東のってどこの土地とか場所でも
ものすごいちょっと掘ると必ず硬い岩盤とか岩が出てくるじゃないですか
33:00
で私はちょっとあの東の知るきっかけって
3.11のね東日本の大震災の時に初めて
仕事やボランティアも兼ねて
同航行すごい何度も行ったり来たりするようになって
その東のに連れてきてもらった友人なんかも
まあそれで知り合っていて
でまあ今その防災ってことをちょっと仕事にしていて
いろんなことしてるんですけれども
その観点から言うと
ここの地方の岩盤の硬さはいもうね
これ鉄板ですよ
防災のそうですから見ても
で今やっぱりえっと首都直下だとか南海トラフとか
まあ今日なんか山梨と和歌山でも地震があったりしてるじゃないか
で和歌山の方はちょっとその南海トラフの地震に
なんか結びつきそうな
なんかちょっとそういう感じもするっていう話を
あのされていたので
でまあ南海トラフもこの先70%80%ぐらい
10年以内に起こるだろうってことが言われているので
もう私は絶対的に若い方たちは
ここに移住された方がいいんではないかと思うぐらい
本当に素晴らしい土地だと思いますよ
本当に土地って土地ですよね
本当に土地なんです
でもやっぱり日本って
こんだけ災害が多い国ってないじゃないですか
でその九州もそうだし
いろんなところでこう台風も来るし
水害もあったりとか地震が来てとかっていうことになった時に
3.11の時に例えば東京大霊が起きた時にね
あんな風にみんなで避難所でなんか寝たりはできないですよ
そんな知らない人だらけでどうなってるかわからないし
いや隣の人も顔は知ってるけど
名前まではみたいな感じの人たちだし
いろんな外国の方もたくさんいらっしゃるし
っていう部分で考えると
やっぱりこれだけ繋がりのある人たちの中で
あれだけの皆さん避難所生活もできたんだと思うし
いろんなことを考えると
やっぱりここはすごく最適な場所ではないのかなって思ってます
確かにご看板の話にまで行くと思ってなかったですけど
そういうところもあるんですね
やっぱり全然そういうのも知らないし
知らない人も多分多いと思うんですけどね
三陸ジオパークってあるじゃない
大和の都とかそちら
入ってないんですよなぜか
36:01
東濃にその林のあたりはそこには入ってない
何か誰かがプライドがあって入らなかったのか
やきもち焼いて外したのか全然わからない
ただすごく僕から見ると非常に興味深い地域なんだけど
入ってないんですよね
不思議だなと思う
ジオパークってあれは何を持ってジオパークになる
ジオパークはジオパーク協会みたいなのがあって
なんかちょっとお金払うんだよね
年間40万ぐらい払ってそれで勉強して
自分たちの地域のジオパークは3つの要素でできているのかな
ジオサイトっていう興味深いポイントがあって
それを一つ一つにジオストーリーっていう
それは何なんだってお話がついていて
それらを一つにまとめてジオパークっていう風に言ってるんですけど
今なんていうんだっけ
関連資産なんとかIPっていうんだけど
そういう風な作法があって
それにのっとってるとジオパークとして認められる
日本ジオパークと国際ジオパークってのが国際は難しいらしい
そういうのを多分頑張ってやってる人たちが
三陸にはいるんでしょうね
詳しくは文字をあげませんけど
そっかその中に海地名は入ってない
入ってないんですよ不思議だなと思う
そうか
そうですよねでもそれだけ
それこそ語れることとかポイントとかはすごいいっぱいありますもんね
確かに5億年前の場所
そしたらもう東の境にそこから三陸の方までは同じ
そうですね大きくはその林の南側
林から南側
そっかじゃあ北の方のまた三陸場所はまた違うんですよ
あっちはねユーラシア由来らしいんだよね
すごい本当にまさに昨日なんかその人の起源が魚だったみたいなところから
その魚持って見てたんですよね
あのyoutube
そうなんかまた別の
あのどのyoutubeかわかってない
系統発生かなんかですよね
そうそう別のやつで
ペッケンさんのやつ
見てたからまさかそれがここにあると思ってなかったですね
その時その年代の時の土地とか土質とか
その岩とかがここにあるんですね
触れるからね
そうですよね
でもやっぱり早知姉さん好きだっていうことも多いんですよね
やっぱりこう登って感じるのもあるんだろうけど
何か感じ取ってるみたいなのもあるんですかね
でもあそこ本当にそういう私は登ったことはないんですけど
間近まで行って見てると本当になんか岩盤がこう
39:03
ブルーって上がってる感じすごいするじゃないですか
でほぼえっとなんていうんですかね
なんかガレバみたいな感じのとこを登っていく感じじゃないですか
だからまあ確かにねあそこが突き出てるって言われればそうだなって
あの青鞘さんのあたりから見える
冬の早知姉がすごい綺麗で
向こうに真っ白なのがあって
そこからこう折り重なるように山があって
でこの盆地にね水が流れてくるんだって
すっごいわかるポイントがあって
あの辺もすんでみたいな
あの辺は寒いんですよ
でも青鞘ってなんか人口増えてんじゃなかったっけ
うそー
東野の中でも人口が増えてる地区って何かあのなんだっけ
広報東野へ
青鞘って東野ですかね
東野だと東側
東側
上郷の手前
そうです上郷が一番東か
上郷の手前ですね
今より街側
街側ちょっとだけ街側
なんでなんですかね
あれかな工業団地とかが
推測しか喋ってないですけど
あれができたから
なんか工業団地みたいのもあったりしますもんね
あそこまで行かないんだよ
あれのちょっと手前ぐらい
ドライビングスクールの手前
手前ぐらいだと
あのあたりも人が増えてるんですね
もう今すぐ連れて行きたい
ここなら見に行ってみたいです
この間でも本当に雪が初めて積もって
山が雪見えるみたいな時
六甲子山を美颯さんと見たんですけど
すごい綺麗
白い日ありましたよね
綺麗だった
やっぱ雪が降るとすごい幻想的ですね
雪が降ったらさらに
めちゃめちゃ山を
いつもは人懐っこいのに
本当は神様だったんだ
みたいな感じがするんですよ
急に
ちょっと仕事中の姿を見たい
いい感じです
ありがとうございます
じゃあ今回はこのあたりで
あの前編は終わりにして
また後編でお会いしましょう
よろしくお願いします
ありがとうございました
ありがとうございました
41:59

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