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2019-10-31 21:36

【10-6】ガンディー暗殺―ヒンドゥーとイスラムの埋まらない亀裂 ― 【COTEN RADIO ガンディー編6】

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今回のテーマは


「マハトマ・ガンディー」


です。


インド独立の父ですね。


私たちCOTEN RADIOメンバーが推す、ブッダやイエスと並ぶ人類史上最高クラスの偉人です。


歴史上には世界に大きな影響を与えた人物や出来事が無数にあり、今まで本ラジオでも多く取りあげて参りました。


世界がドラスティックに変わる時、人間によるエネルギーの爆発が往々にして生まれます。


それは良きにつけ悪しきにつけ、戦争や革命といった


「怒りをベースとした暴力」


という形をとってアウトプットされることが多い。


「人類の歴史は争いの歴史」と言われる所以です。


本ラジオでも取りあげた吉田松陰の尊皇攘夷にしても、


血の雨を降らせたフランス革命にしても、


ユダヤ人を虐殺したヒトラーにしても、


その人の思想や行動、その時代の空気と潮流を駆動していたのは「怒りベースの暴力」です。


人間の性(さが)なのかもしれません。


しかしガンディーは、「暴力によらず社会変革を達成する」という、人間の性と対極に生きたシステムバグのような人物で、


まさに正統派偉人と呼ぶにふさわしい伝説です。


ぜひご視聴下さい。



【ポイント】

①第二次世界大戦などの情勢変化もあって、世論がどんどん変わっていく中、ガンディーの言うことに耳を傾け人は少なくなっていった


②ガンディー自身はカーストも宗教も越えた融和とインドの統合の実現を追求していたが、現実はヒンドゥーとイスラムの亀裂が拡大するばかりで、ガンディーは無力感に苛まれた


③ガンディーは、彼をヒンドゥーの裏切り者だと見なした敬虔なヒンドゥー教徒青年の手にかかり暗殺された


※番組内で話している歴史の内容は諸説あります。ご意見・ご感想はぜひ下記のお問い合わせチャットからご連絡ください。

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