沖縄もあるんですよ。
あ、そうですか。じゃあ、坊総竹部から始まって、今いくつぐらいとかって、なんとなく全国。
ざっくり2桁あるんじゃないかと思うんですけどね。
できては消えてきてはあるんでしょうけど、要は子供もいれば孫もいるみたいな状態で、ざっくり2桁いるんじゃないかなと思います。
それだけ日本にはやっぱり竹があるっていうことを。
そうですね。竹は至る所に、あなたの街にもあります。
あなたの街にもあると。
じゃあですね、さっきの話に戻ってくるんですけど、竹っていろんな植物の中でもいろんなものをぶち破って伸びてくるみたいなことは僕でも知っているんですけど、
竹ってどんな植物だったりするんでしょうか。
そうですね。竹っていうのはですね、非常に成長が早い。成長が早いっていうのがまず一つ特徴としてあります。
竹の子としてニョキっと生えてからですね、およそ3ヶ月で大人の大きさになってしまう。
そこからは別に年齢もできないし、太りもしないし伸びもしないっていう状態になって、5年とか経って、もっと経っていくと枯れてまた竹の子を生えやすい。
これは全部地下で繋がっている。
だから一山は全部同じ竹の個体みたいな、そういう不思議な生き物ですね。
群れみたいな感じですか。
そうですね。地下で繋がっている。さながら竹部もですね、同じ。
なるほど、組織体制まで似ていると。
地下で繋がっている。あちこちで竹の子を出すみたいな。そんな感じですね。
なるほど。植物としての竹、1年ぐらいでもう。
そうですね。1年で大人になってしまうんです。
この太さっていうのは、竹の子の頃、高さがどれくらいになるかとか、節の数とかも全部竹の子の頃に決まっています。
太い竹の子は太い竹になり、高い竹になり、細い竹はそんなに高くならない。そんな感じですね。
その竹のポテンシャルというか活用方法みたいな、竹細工の話もありましたけども、どんな活用方法があるんでしょうか。
そうですね。僕たち竹部は基本的には竹細工に活用しています。
竹細工って実はですね、ここにもカゴがあるんですけども、
意外とですね、丸の竹から使う部分って、取れる部分ってそんなにないんです。
川の部分と、ちょっと川下の部分を使って、あとはだいたい捨ててしまうんですよね。
なるべくやっぱり僕たち、竹を地域資源として活用しているので、そういった無駄がなるべく出ないようにしたいなということで、
出たものをですね、使わない部分を炭に焼いたりとか、
あと若竹って言うんですけど、竹の子が食べられないぐらい大きくなっちゃったやつ。
それをメンマ作ったりとか、いろいろ炭を焼いたりメンマを作ったり、竹細工。
竹細工を作るために良い竹を育てている。
だから竹林整備をみんな一生懸命やるっていう、そういう循環でサイクルでやってますね。
なるほど。今良い竹という話がありましたけど、悪い竹みたいな、そういう良い悪いとかっていうのは、何が違うんですか?
そうですね。やっぱりですね、竹細工として良い竹っていうのは、なるべく曲がってない、倒れない、
ヒゴがたくさん取れる太い健康な竹。
竹同士がやっぱり密食しているとですね、竹同士がぶつかって傷が入ったりとか、
あと成長不良を起こしたりとか、中に虫が入ったりとか、そのヒゴとして使いづらいんですよね。
なるべく健康な竹を増やしたい。
その健康な竹を増やしていくということで、結局ですね、竹って不健康になっていくと、どんどんどんどんですね、崩れてくるんですよ。
崩れる。
崖から。
不健康の極みになってくると、一気にですね、ダーッと崖崩れを起こすっていうのが竹の特徴で。
竹って意外と根っこが広がるんで、受信力強いみたいなイメージありますよね。
ガリグレに守ってくれるみたいな。
健康な竹林はいいんですけど、今ですね、不健康な竹林が全国各地増えています。
そういったところが地滑りを起こすみたいな、いろいろ問題になっていましたね。
やっぱり人が手を入れてあげて、健康な若い竹林っていうのを維持していかなくちゃいけないんですよね。
そこに竹細工っていうのは非常に相性がいい。
なるほど。そこから生み出して、楽しみながらみたいな。
そうです。楽しむっていうのが非常に大事ですね。
持続可能な竹林、資源として活用して、ついでにその竹林も綺麗になり、災害の予防にもなる。
そういったことになっています。結果として育てるって感じですね。
なるほどな。
藤竹、今どれくらいの規模、メンバー規模でどんなことを日々されているんですか?
メンバーとしてはですね、43人ですかね。
40名以上。
そうですね。そういうくらいの規模にはなってきてますね。
初期メンバーというか、最初の立ち上げは何人くらいからスタートしたんですか?
最初は10人とかそれくらいでしたかね。
これは内山さんが竹部、図志でもやろうぜみたいな感じで。
そうですね。まず最初に、私は図志アートフェスティバルにも関わっているんですけども、図志アートフェスティバルの関係しているメンバーに、
ちょっと竹部っていうのを立ち上げるんで、よろしくみたいな。
竹部やろうぜって言って、何人かそこから来てくれたっていう。
自分もそうなんだけどね、一緒にどんどん竹田役できるようになって、
もうよりいろんなこと、いろんなシチュエーションで竹部っていうのが活躍できればいいなっていうのが今ですね。
知名度アップとスキルアップ。
なるほどなるほど。
まあね、竹がうぞうむぞうに増えても、なんか広く浅くてるかは、しっかりと目にあるみたいな感じ。
そうですね。竹はもうね、可愛いですよ、でも。
もうめでるみたいなね。
気になってしょうがないですね。
寿司竹部さんは今は何かSNSですとか、リスナーさんからしてみて、寿司竹部をもっと知りたいとか、なんかちょっとかかってみたいとかっていう場合はどういったところにフォローだったりとかすればいいですか?
そうですね、インスタグラムで寿司竹部のアカウントがございます。
あとフェイスブックのグループでも寿司竹部がございますので、ぜひですね、寿司竹部で検索していただいてフォローいただけると。
はい、そこでイベント情報とかワークショップ情報とかですね、ぜひ発信しておりますので。
竹林整備だけやりたいって人も最近ね、結構多いかなっていうね。
それならでもいいんですよ。いろんな竹との関わり方。
竹田役一編とではなくてね、一緒にメンバー作りたいでもそれでもいいんですよ。
なるほど。
竹の子掘りたいでもいいですよ。
竹の子掘りたいはね、結構ね、3月とか4月とか出てきますよね。
そうですね。年間通していろいろ竹を楽しめますので。
なるほど。僕もね、ちょっと秋に向けてね、ちょっとなんか寿司竹部さんと何かコラボレーションというか。
ぜひぜひ。
できたらいいなぁなんてちょっと思うようなインタビューでした。
ありがとうございます。
インスタグラム、フェイスブックページから寿司竹部と検索していただくと、そちらをフォローいただくと最新のイベント情報ですとか、取り組みの報告なども見れるかなと思いますので。
そこから経由で盛り仕込みいただいたりとか、参加してみてという形で竹部が深いメンバーになっていただきたいと。
そうですね。
こんな感じでしょうかと。
本当に仲間大事ですので募集してます。
はい、ありがとうございます。
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ということで、今日は寿司タケ部から内山学さんに来ていただきました。