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こんばんは、ZUSHI RECORDS編集長の木島雅治です。
こんばんは、パーソナリティの宮光です。
この番組、ZUSHI RECORDSラジオは、
ズシ・葉山・鎌倉エリアの地元情報やローカルなゲストへのインタビューを
雑談形式でゆるーくお届けするポッドキャスト番組です。
今日はですね、前回に引き続き、
ZUSHIのCinema Amigoという映画館に来ているんですけれども、
前回収録した後、雑談みたいな感じで、
今回も台本は何も用意していないんですけれども、
今この場にはね、前回のゲストの大倉昭さんと、
Cinema Amigoの館長の長島健さんがおります。
半ばゲリラ的な曲が収録をしています。
ゲリラですね〜。
こういう風に繋げていくんですね。
こういう繋ぎ方もありじゃないですか。
そうなんですよ。
ポッドキャストならではっていう。
そういう感じなんですけれども、
前回の収録ではね、昭さんの内面というか、
なぜこういうことをやっているのかみたいなところとか、
映画祭の話にもね、ちょっとちょろっとしたりっていうところで、
映画祭の話をするんだったらね、
ちょっと入りたいなみたいな話を健さんの方から聞きしたんでね、
その辺にも触れたいなと思うんですけれども、
前回話したのは、何年目から映画祭が変わってきたかというか、
っていう話で、だいたい5年くらいやってきたから、
時から変わってきたという風に言ってきましたけども、
例えばなんですけど、
これは何も打ち合わせなしで聞くんですけど、
今まで映画祭で、これはまずかったなというか、
失敗じゃないですけど、
失敗か。
っていう印象的な、
印象的なそういった大変なことって。
印象的なことありすぎて。
ありすぎて。
優劣がつけられない。
つけられない。
映画祭って外から見てる人とかだと、
出すとプレイのイベント屋が入ってんじゃないかとか、
思われたりすることもあるんですけど、
本当に手作りなんですよ。
中に入ってきたら。
手作りですよね。
手作りのイベント。
やってるので、
メンバーもだんだん作ってるのをスキルアップしていったりだとか、
本当最初の頃はロープの結び方一つを覚えていって、
っていうので作り上げていって、
精度がやっぱりだんだん上がっていって、
今のクオリティに至ってるみたいなプロセスはあるからあって、
その一つ一つ失敗から学ぶみたいな。
本当にもう第一回目の映画祭でいったら、
それこそスクリーンがまずいきなり破けたんですよ。
風で破ける。
風で後ろから吹かれて、
下からだんだんビリビリ破けてて、
第一回目の初日で、
しかも竹中尚人さんをゲストに呼んで前でライブやってるところ、
後ろからビリビリやってるところを、
本当スタッフで必死に破れないように手で抑えて、
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その日を乗り切るっていうことをやって、
次の日に後ろによし図を巻いて風受けを作って、
直接スクリーンに風が当たらないようにするみたいなことをやったんですけど、
そういう一個一個のノウハウの蓄積みたいな、
毎回現場での工夫だったりとか何とかで、
ある意味計画性がないって言っちゃうこともできるかもしれないけども、
そういうのがいろいろありましたよね。
自然がやっぱ相手だから。
確かにね。
不確定要素があまりにも多すぎて、
そういう意味では僕らは良くも悪くも、
現場で始まってしまえば何とかしちゃうっていう。
対象的。
現場力はついてるのは自分たちの良さでもあり、
ある意味それで何とかなってきちゃったからこその弱みみたいなのもあるかなとか思いながら、
そういうところが今後どうレベル上で変わっていくかとかっていうのはすごくあるなっていう。
具体的な失敗の話じゃないかもしれないけども、
一番印象的にヤバかったのは初年度の第一日。
写真残ってましたよね、押さえて。
そうなんだ。
綺麗な夕日をバックに。
しかも今度上映が始まったらプロジェクターが止まって、
単純に発電機のガス欠とか、
しかもそのやってる間に発電機3つあったうちの1台のガス欠を
毎回トラブルを犯して止まってて、
それを差し替え差し替えずっと繰り返して何とか初年度を乗り切ったっていうのがあって。
今は育ってるけど当時ヒヤヒヤですよね。
ヒヤヒヤヒヤヒヤ。
この初年度ね、前回の配信でちょっとちょろっと言いましたけど、
初年度初日手伝っていて、本当に音だけ流れてるみたいな瞬間もあったり。
そうだ、スピーカー用の発電機は生きてたんだけど、
プロジェクターの発電機は止まってた。
そっからその電気を復旧させるためにどうするかみたいなところとか。
映画の上映は始まってるし、お客さんは映画を見てるよね。
初年度ってどれくらいの規模感でやられてたんですか?
初年度はトータルで2000人くらい、10日間で。
そのうちの、
初日の竹中さんの日に600人だし。
すごいね。
その次がね、リッキー・ジーが出演した日に500人。
それ以外の日は本当に100人、200人とか。
映画の引きが一番あったニューシネマパラダイス200人とかそう見せてくれた。
去年とかだとどれくらいの規模感だったんですか?
去年はしかも10連休だったから。
そういう意味でも多かった。
10周年で10連休で。
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バータリー的に対応してきたのかな?
やっぱりね、
エロティックであるとか、
あまり対応してない。
エロティックであっても、
アニメの時に対応してるのかもしれないけど、
なんかバータリー的に対応してきたて砂浜っていうのと あと天候っていう要因もあるけれども
でもそれをそのシネマキャラバンとして別の場所 まあいろんな場所でこう展開してるんですが最近はやっぱ再現性があるって
いうことなんですよね ノウハウがやっぱ蓄積されているというか
ノウハウが蓄積されてくるとこの場所だったらこういうことが起きるようなとかっていう そういう想定みたいなのは
なるほど だいぶ 野生の力というか 野生の力 野生の勘というか
なんかジャズの即興じゃないですか その持ってるスキルもみんな上がっていくし
やっぱりここにどう立てるのっていう現場もすごくあるんですよね とかもう風がすごく強くなっちゃうとか
そういうのを加味した上で こうしかも野外で映画館を作るっていうのは
やっぱりここでやってきた蓄積があるから何か 重ねていける
どうかなと
この移動式映画館のそもそもの始まりみたいなものって多分皆さんは知ってると思うんですけど 私全然知らなくて
その図紙映画祭が本当の第一回目になるんですか それともシネマキャラバンで別にやられて
図紙海岸映画祭の第一回目で集まったチームでシネマキャラバンが生まれて そっから他でもやるようになった
この10年ぐらいで本当に図紙海岸映画祭からインスパイアされてというか カルチャー的な それこそチョークアートとかもそうですけど
それがすごい一般化されたというか そういう感覚がすごいあって
本当に10年前にマルさんとかが描いてたチョークアートとかが今渋谷のカフェとか行くと当たり前のように
そういうぽい感じのやつが表現されてたりとか
割と図紙海岸映画祭の野外で映画を上映するっていうものも含めて
フォロワーが増えてきたかなっていう感じがすごいするんですよね
僕は途中から入った人間だからなんですけど
なんかフォローされたくて誰も始めてないというか
すごい自然発生的なのが
なんかそれがこのチームとかアミーノの魅力だなと思って
それを自分がやりたいと思うこととかをプリミティブに続けてるっていうことが
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この汗ない、それが変化だからこそ変化し続けてる
続けていってるっていうこういうユニークさだったりとか
表現になるっていうのがすごく面白いと思うんですよね
確かにその野外映画見たりとかアートとかっていうのも
なんか今のトレンドとはまたもうちょっとやっぱり
根底にあるものがちゃんとしっかりしてるっていうのはみんな見てたと思いますよね
いい感じにお客さんに媚びてないところがすごくいいなと思ってて僕は
僕どっちかっていうことは地元図書ですけど
割と見派なというかそういう感覚で物事見ちゃうっていう癖もあったりするので
なんかすごいおしゃれだなとかっていう風な
純粋に表面的なところで捉えたりっていうところもあったりするんですけど
なんかやってる本人たちはそういうとこはあんまり意識してないんだろうなっていうのはすごい感じてるんですよね
変な話インスタスポットを作ろうと思ってそういう映えするような場所を作ってないですね
結果としてインスタ映えする今の自由にマッチしてしまった面はあるんだけれども
決してそこは目指してない
確かにここ数年すごいですもんね
エントランスの前でみんな
だから逆にインスタ女子じゃない客層をどうやって取り戻そうかみたいなことを
多分世の中の清い人なんですけど逆に今は拡散するのにインスタ映えようみたいなことを
言ってるところでうちらは発想としてはどっちかというと逆というか
もうちょっとコアのコンセプトのところとかがどう分かってもらう形であれが継続できるかなとか
同じ量の人が変な話キャパシティはこれ以上広がらないから
今来るキャパシティで来る人たちの質を
質って言っていいのか分からないけど
いかにもうちょっと自分たちが発信したい本質的なものに興味を持っている人たちが来てもらえる形を作れるか
そこが結構大事だなと思って
変な話映画祭で何となくいつも前半に分かりやすい作品後半結構マニアックな映画とかやるんだけど
意外とああいうの映画祭でやるとみんな最後まで見てたりとかして
決して大衆的な映画じゃないの実は結構やってるんですよね
やってますよね
ああいうマニアックなみたいなこと
やっぱりその日中からマーケットとかいろんなビーチフラグとかいろんなことやってますけど
ああいうところも含めて何か映画祭なのかなと思って
僕は子供ができてから夜映画全然見れなくて
午前中に行って昼過ぎに帰っちゃうみたいなスタイルになっちゃったんですよね
それこそ今の妻とデートしてニューシミネマパラダイスとか見たりとかしてたんですけど
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そういう遊び方ではなくなってきたみたいな
遊び方も10年で変わってきたなっていう
でもやっぱりその午前中とか
まだ都内から来る人もそんなに来てないゆったりとした空間で
ちょっとなんかこう一杯飲みながらみたいな
それも楽しいし夜映画あそこで見るのも楽しいだろうなっていうのもあって
なんかやっぱその屋外っていうところもあって
一日通して楽しめますよね
だから本当に夜映画見ないで帰る人だいぶいるんだよね
だから最近はそこまで見越してどんぐらい入れるかなって
日によっても違いますよね帰る人が多いところがあれば
意外とみんな帰らず映画見てくれるなって
それがはっきりしたのが本当にそれこそ6年目ぐらいの時に
もう強風で夜の上映は確実に中止だけど
そこの直前までは何とかできそうだねっていう時があって
その時に映画の夜の映画ありませんけど有料でっていうのをやったんですよ
そうしたらそれでも多分ね1000人ぐらい入ったんだよね
だから別にあの空間でいかにいるかっていうことが楽しいのかっていうことの方に
意識がいってる人たちがもうだいぶこれだけいるんだなと思って
っていうのはすごい思いましたね
やっぱりあそこのエントランスからくぐってその入った中っていうのは
いるお客さんも含めてお客さん見てるだけでも楽しいんですよね
それぞれの楽しみ方をしてるなとかオシャレな人いたりするなとか
小連れでこんな感じの楽しみ方もしてるんだとか
っていうのを見てるだけで面白いというか
遊園地とかだとわかりやすい例でいうと
アトラクションが面白いとか
他にいるお客さんとかのことをあんまり見たりしないんですけど
女子海外映画祭にいるとその雰囲気というか
お客さんも含めて見て楽しむとか
そんな感覚に陥るんですよね
それはやっぱりやってるきっかけが
図書の映画祭ってもちろん映画を見ることも大事だけど
その中でやっぱり自然の中でみんな遊んだりとか
遊ぶ場所を自分たち作ったりとか
その自然環境を自分たち
外で遊べる環境を自分たちでキープしなきゃいけないから
やっぱり海とか自然にも優しくなっていけないとか
あくまでそこの場所を体験したことをきっかけに
自分たちが日常生活や人生に
何か持って帰ってもらうものがあるとか
影になってもらいたいっていう思いでスタートしてるから
やっぱりある意味そこの場にいて感じてもらうこととか
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持って帰ってもらう感覚とか
そういうことがどっちかというと
映画祭で伝えたいこととか
分かってもらいたいこととか
自分たちが多分それは10年変わらずやってるコンセプトだから
それをやっぱり分かってもらってる人たちは
ある意味そういう場として集まってもらえてる感じは
やっぱり見てるとすごいありますね
Amigoもだからそうですね
やっぱこれをこう作った場所も
みんなで映画祭やったメンバーとかで手作りで
イノレーションとかをしたんですね
基本プロの大工さんが入ってもらったところは水回りと
ぐらいかなとかだけど
そのプロの大工さんすら知り合いだし
DIYというか自分たちの手で作って
作ってって
元々は自分たちの街を面白くしていくのを
自分たちの手でいかに作り上げるかみたいなのがベースにあるから
だから映画を発信したいよりも
そっちなんだよね結局のところは
それがCinema Amigoにしても
映画館という手段目的はもっと違うところ
そういう人が集まるスペース作りたい
結構最初の頃よく言ってたのは
昔は映画館が唯一のメディアだったじゃないですか
新聞とかあったけれども
人が集まって情報を共有して
映像のニュースを見る場所っていうのはまず映画館
その時っていうのはそこでコミュニティが
コミュニティのメディアだったんですね
その後テレビが登場して
情報を共有するのが家庭になったんですよね
今度今ネットが登場して個人になったんですけど
そこで今コミュニティっていうことを考えたときに
コミュニティの共有メディアだった映画っていう切り口があって
そこの中でいろんなことがあったら発信していったり
そこで地元が動いたりすることっていうのがあるんじゃないかっていうのが
一応最初に映画っていう切り口を選んだ時の考えの一つではあって
やっぱりコミュニティって
いろんな価値観の人が集まる場所だったりするから
そこで一つの映画を見たとか
例えば宗教で言ったらバイブルってものがあるじゃないですか
聖書に書いてあることが絶対だみたいな
共通認識が取れてるから
その価値観が違う人とか世代とか違っても
割とコミュニティとして見直すとか
っていうふうなことに通じるのかなと思って
確かに映画館とかで
何の映画でもシネコンであれ何であれ
同じ映画を見た後のエンドクレジットが流れ終わった後の
お客さんの中の雰囲気っていうと
そのままチリチリに去っちゃうのももったいないなと思って
Cinema Amigoって映画上映終わった後に
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バーとしても機能してたりするじゃないですか
そこで語られたりみたいな
そういうところのフォローアップができてるのがすごいいいなと思って
終わった後のこの共有してるグルーヴ感は
Amigoすごい良いですよね
この前中村哲さんのドキュメンタリーとかの後とか
結構ああいうのやると
カウンターで帰り際とかに
っていうような会話がされたりとかするのが結構あって
10年Amigoやって
今の話のコミュニティにこう逆に巻き戻していくというか
そういう10年やった手応えって原産的にどう?
聞きたい
手応え
10年振り返って
10年振り返って
僕の身と当たった部分
外れた部分
逆に予想以上にこうなったとか
思ってやると
ある程度コミュニティは
すでにあったコミュニティとは違うコミュニティで
何よりも移住してきた人が繋がりやすい場にはなった
っていう機能が
それを意識したわけではないけど
Amigoはもともと地元で活動してた人と
移住してきて地域に関わりたいっていう人の
ハブにすごいなったわだなっていうのは
後からなって思う
もともと自分たちがやるコミュニティで
プラス映画を切り口にした人
もう一つの理由として
やる映画によって違う世代が絡んでくるっていうところが
一つあったんだけども
違う世代が絡んでくるっていうことよりも
生まれたことはどっちかっていうと
新規移住してきた人が
図書の地域のコミュニティの中に入っていって
その移住者コミュニティと
もともといた人のコミュニティが
この中で生まれていったっていうのが
何よりの実績かなと思ったのかな
それこそ神谷バーなんていい例だよね
神谷くんはAmigoちょうど始まった年に
引っ越してきて
そこで最初お客さんがあったところから
Amigoのフライヤーのデザインをするようになり
そこで神谷バーを始め
その神谷バーでは
神谷バーコミュニティみたいなのがそこで一つ
毎年常連で来る人と
プラスDJで来た人の間違いで
またいろいろ生まれていったりだとか
そこで生け子の森の音楽祭やってるチームとかだって
結構そこの神谷バー繋がりで繋がったネットワークと
もともといる図書のネットワークと
結合の部分も結構あるなと思ったりとか
する側面もあるから
割と最近図書の地域で活動してる人とかも含めて
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何か課題とか
集まりみたいなのがあると
そこに行ったら会った人がまた違うイベントで会ったりとか
みたいなところで
ここにも絡んでるんだみたいな感じの
結構あるんですよね
それが面白いな
交差点間はすごい
神谷バーもそうだし
図書で結構出てる飲食店さんとかも
きっかけはAmigoだったり
それこそスパイスツリーなんて入れられて
もともと図書に越してきて
最初週1でAmigoで作ったところで
Amigoでやってるってことで
ここの地域の組み合わせで繋がって
そこから自分の店を始めるってなった時に
やっぱり地元の仲間が店を始めた感覚だったんですよね
別に移住してきた人がお店を始めたっていうよりも
そこのところの機能っていうのは
それが街の中に影響していってるっていう感覚がすごくあって
それはすごくいい流れを作ってた
今の言葉で言うと
スモールスタートアップだったりとか
曲がりカレーじゃないけど
アーリーステージの人たちが
何か始めたい人が始めやすいきっかけやったりとか
いきなりお店出すのはちょっとっていうんだけども
試験的にというか
さっきも話したけど予知がある
予知がある中でも特にいろんな受け口が広い
なんでも受け止められる場所になってた
それが10年やってたっていうことなんですね
いろんなものを生み出してますね
そんな感じで今回はね
ゲリラ的に僕が収録し始めましたけども
思わぬところでシネマアミゴの10年間の思いとかね
っていうのをげんさんは明らかにしてるね
もうちょっと聞いてみたいですね
振り返り
もうちょっとあるでしょうけどね
僕全然知ってるけど聞けてないことがいっぱいある
多分やっぱり地元の人から見る10年と
僕はこの数年しか見てない
多分違うと思うし
またやってる本人の見えてたものっていうのが
多分また違うと思うし
それって意外と世に出てない
暗く知らないことがあって
この辺はねおいおい
まだまだ毎週やってるのでね
またぜひお越し
登場すると思いますので
今日はこんなところで
やったら撮っておきましょう
ということで今日はね
シネマアミゴによくいるという
大倉昭さんと
シネマアミゴの誕生の長嶋げんさん
ゲストにお迎えしてお送りしました
ということでまた来週お聞きください
つしでこの編集長の木島雅史と
パーソナリティの宮光でした
24:00
はいそれではありがとうございました
ありがとうございました