なのでやっぱり木島和恵で勝負しようっていうことで、
ドーン・ウルトラを忘れて、
ちゃんと自分の作品作りっていうのに方向転換をするわけなんですけど、
そこで1枚目のアルバムはディープフォレストという森をテーマにして、
寿司の森?
何章だっけあれ。
ひさ章?
沼間小学校の裏のハイキングコースで真夏にトイピアノをちょっと。
これね、ジャケットを見たことある人だったら。
グラビアの撮影ですかってハイキング中のおばさんに言われながら撮ったアルバムなんですけど。
これね、ホームページから見えるけどね。
ディープフォレスト。
フォレストっていう曲がメインテーマだったんで、
そのアルバムを作って、初めてリリースライブもやっぱり寿司なので、
寿司の文化プラザホールの定見ホールでやらせていただいて、
でもレコーディングは都内だったり、
一緒に演奏した人たちは都内の人たちで、
今、今年紅白に決めた人もいるね。
そうね。
キングヌーという。
キングヌーというね、常田さん。
常田大輝さんという、
彼が今ギタリストですけど、
当時チェロを弾いてくれて、1枚目のアルバム。
そういうメンバーで撮った1枚目。
それをきっかけに自分の活動、きちんと木島和恵としてのライブを始めて、
自分一人で、自分が喋りながらMCを進行してライブをやるっていうのも初めてだったし、何気にその時。
クラシックとかだったらね、の活動だったらやらないし。
バンド時代もボーカルにいつも任せだったから、
そこでやっぱりいろいろ、自分自身個人としてのいろんなものを問われる。
自分自身のことを考えるっていうことをやり始めて。
で、やっているうちに、1枚目も自分も引き飽きてきたし。
曲をね。
次行かなきゃっていうところで、
でもなかなかやっぱり、いろんな意味でアーティストがCDを作るっていうのに踏み出すので、
やっぱりパワー、勇気、いろいろいるんですよ。お金も。
お金もね、時間もね。
で、そんな時に、いろいろ図志、その頃には都内から図志にまた戻ってきてたので、
図志のいろんな人と接するうちに、まさしもいろいろ関わっているあるキーポイントの方から、
図志の友育フェスティバルという、子供フェスティバルという10年ぐらい続いていたフェスティバルが。
図志の市民交流センターとかでやっている。
それがまあ、友育フェスティバルっていう名前に変わるんだけど、
そこでなんかやってみない?っていうふうに声をかけていただいて。
で、市のフェスティバルとか、なんかみんなに向けての何かをやらなきゃ。
じゃあなんかコンサート一つやるんですか?みたいな感じで思ってたんだけど、
本当にその方が言って、私のことを考えて、みんなのことも考えて言ってくれたのが、
いいの?風井さんがやりたいことをやって、自分のCDのアルバムのリリースライブでもいいの?って言ってくれて。
え?市のフェスでなんで木島風井のリリースライブ?って結びつかなかったんだけど、
やっていく、まあそれを結局引き受けてやることにしたんですけど、
やっていくうちにある思いに到達してピーンって結びついたんですけど、
2枚目のそのアルバム、リリースライブはともいくフェスティバル3月にやります。
で、そこに向けてのレコーディング、前回は池袋のスタジオで撮ったけれど、
その頃一緒に活動をすることになった吉浦賢治さんと今も非常にお世話になっているパーカーさんに、
吉浦賢治さんにとても協力をしていただいて、ホールレコーディング、2人だからホールレコーディングしてみない?って言っていただいて、
吉浦賢治さんの周りの素敵な音楽の音響の関係の人たちを全部、
エンジニアさんとかレコーディングのスタッフの人とか、機材を全部持ち込んでくれるような人を紹介してもらって、
図紙のさざ波ホールでレコーディングをして、図紙のさざ波ホールでジャケットの撮影をして、
さざ波ホールでリリースライブをやるっていう、
全部同じ場所でレコーディングからリリースライブまでをしてしまうという、
完結型プロジェクトというのを思いついて、
それだったらトムイクフェスでやる意味あるなっていうのも思ったし、
寿司、地産地消みたいなね。
アルバムのジャケットとかも寿司の人にデザインしてもらったし、
それをやっていくうちに、もっとたどり着いたのが、
それこそさっき話した、音霊やってる頃、自分が都内に行くきっかけは、
寿司で音楽活動やっても何にもならないししょうがないな、だから都内行こうって思って行ったけど、
今、その時はもう町全体が変わって、いろんな人がいろんなことをやっていて、
アートフェスティバルとか芸術館とか、映画祭もだんだん盛り上がってて、
昔のイメージと寿司違うし、寿司なんかでって思う必要がない時が来たって思った。
で、それを見せる側に来た、その時。
村形じゃなくてっていうね、アーティストとして。
それもそうだし、このプロジェクトをトムイクフェスでやることによって、
未来の大人が、寿司の中でこんなレコーディングとか、こんなすごいの作る人いるんだとか、
面白いことをやってる大人が寿司にはいるなっていう風に感じてくれたら、
それが多分私の今回の役目だって気づいて。
だから、表向きは自分のアルバムのリリースライブですみたいな感じなんだけど、
実はそっちの思いが強くて、それが私の今回の役割だっていうところに繋がって、
だから裏のテーマと表のテーマと2つ、2元な感じでしたね。