なんで?
聞いてるだけだと、やっぱりしゃべりたくなってくるよね、途中から。
で、忘れもせんよ。
一番最初にライブの配信ボタンを押すわけですよ。
でもそのボタンを押すまでに、
やべえ、何しゃべろう。
面白くなかった、どうしよう。
結局10分以上押せなくて。
分かる。
私も今でもそうですね。
なんかのね、イベントだったよね、それ。
の打ち上げの最終便を任されたよ。
一番最初ライブした時。
で、とりあえず時間が来たから、ポチっと押して。
で、バーって入ってくるわけよ。
すごいね、いいじゃん。
だから俺、声出すの初めてやん。
どんな声してるかも分かんないわけでしょ。
分かんない。
それ面白い。
で、一応なんか来る人のアイコンとか出てくるからさ、
なんとかさ、「あ、おつかれさまです、おつかれさまです、おつかれさまです、おつかれさまです。」みたいな。
変わる。
ただそんな感じで、ずっとなんか言うみたいな。
あ、でもそれで、第1回配信を。
そうそう。
その後、実際に配信してた内容って何ですか?
えっとね、結局何配信しようかなってマジで分からんくて、最終的に。
でも自分が何が好きか。
もうなんか人にこれを伝授しようとかさ、伝えようとかさ、
そんななんか、上から言うのは無理だから、俺は。
伝授。
伝授。
いいよ、そういうのはね。
ごめんなさい。
だから、もう好きなものをやろうと。
好きなことを好きなようにやろうと。
そうすると、やっぱ音楽が好きだったから。
まあ、それは収録配信もできたし、ライブ配信もできたアプリだったから、
とりあえず収録で自分の好きな歌を歌ってみるみたいなところから始めたの。
歌配信ね、まあ相性いいですよね、音声配信と。
そうそうそう。
で、それに対してコメントが来たり、なんか嬉しかったよね、それが。
嬉しいよね、リアクションがあるとね。
そうそうそう。
なかなかね、ポッドキャストはリアクションがないから、続けていくの大変かなと思っちゃうんですけど、
やっぱり、まあ媒体によってはね。
そうそうそう。
コメントが活発に交わされてたりとかね、交流が交わされてたりとかね、ありますよね。
そうそうそう。
私はね、自分に優しくするラジオっていうのをね、2020年から配信していて、
自分のために始めたんですよ、自己成長のためにね。
自己成長ね。
でもなんか聞いてくれる人は、なんていうんだろう、自分に言われてるのかなって思いましたっていう人が結構いて、
なんか、同じように思ってる人とか、同じような悩みを抱えてる人って結構いるんだなっていうのが実感としてありましたね。
なんかリアルではそんなに多くの人とつながることができないけれども、
同じようなトピックでね、聞いてくれる人とかいるから、そういう意味ではつながりやすいのかなって思いました。
そうだね、確かにね。
なんか深く狭くみたいな、そんな印象がありますね。
実際に今も自分に優しくするラジオは続けてますか?
はい、続けてます。
そしてこの度に、ポッドキャストでもRKBのポッドキャストラブ福岡というところから、自分に優しくするラジオ配信しています。
いいね。
うまく順調にいけばね、違う媒体でやっていたものをポッドキャストでもやろうかなっていうふうに思いましたね。
なんかこう、自分のために始めたんだけれども、それが人のためになったらいいなっていうふうに交流を続けるうちに考えるようになりましたね。
そうだね、やっぱり自分のためにやってること、俺もそうだったよね、最初。
ただ自分の趣味で歌ってるだけ。人に何かをしたいとかじゃなく。
でもそれでやっぱり喜んでくれる人がいたり、例えば癒されるとかっていう声とかももらえたりするわけ。
やっぱさ、人の声って癒されるよね。
まさか自分の声で人を癒せるとか思わないし。
いや、いい声してますよ。
一番最初だってさ、ソフィタンはどうか知らんよ。
俺が自分の声を聞いたときにキモって思った。
思った。もう分かる分かる。
こんな聞かせられんわっていう声だと思ったよ、最初。
違うからね、自分が喋ってる声と骨伝導っていう感じ。
俺ちょっとトラウマもあったよね、正直。
あ、そうなの?
中学校の時に。
ちょっと指ささんといて。
あ、すいません。天井さしてるから。
中学校の時に、女子から変な声って叫ばれたことがあるよね。
へー、なんで?
知らんよ。いきなり。
フリーザみたいな?
いやいや。
言わなくていいんだけど。
そうです。
なんでなんで?声代わり?
いきなりよ、ほんとに。すれ違うタイミングでいきなり変な声って叫ばれて。
俺の声って変な声なんやって。
地味に傷つくよね。
俺は一番。
へー。
そびたんどう?楽しかったこと。
楽しかったこと?
うん。
まあ、リスナーさんとの交流かな、やっぱり。
なんか結構、こんな自分が?みたいな。
自分なんてっていうか、なんかすごいヒゲする気持ちが強かったから、えーみたいな。
例えば、私も声について癒されますみたいなこと言われたこともあって、何ですって?って思ったし。
なんか、なんだろうな、わかります?とか、共感してもらったりとか、元気が出ます?とか言われたことあって、
あ、私って誰かを元気づけられるの?みたいな、そういうふうに変化していきましたね。楽しかったです、やっぱり。
そうやね。なんかそれで、なんだろうな、自分って何の役に立つんだろうって思ってる人って結構いると思うよ、正直。世の中に。
でも実際その、そういうね、さっき言っていただいたリスナーさんみたいな声をもらうと、自分、私でも僕でも役に立てるんや、みたいな。
そうだね。
まあ、自信をつけられるというか。
それがさ、なんか有名人とかじゃなくてもそうなんだって思うのが嬉しくない?
そうそう。そうなんよ。
すごいよね。
そうなんよ。だから声のパワー、力、やべえな、みたいな。
だからマジで沼ってたもんね。
えー。あ、沼りますよね。私は一時期なんかコメント何百とか来て、もう返すだけで数時間みたいな感じだったな。
声で返せばいいのにテキストにしてて、声のほうが絶対早いんだけど。
そうそうそう。コメントがあったりすると文字で返したりしてて。でも声で返されると嬉しいですっていうふうに言われたこともありますね。
あ、ほんと?まあまあ好きな声だからね。
お便りコーナーみたいな。
かな?わかんない。なんかちょっと特別感というか。放送に自分のメッセージが載ったみたいな。
あーなるほどなるほど。はいはいはい。
そういう人もいました。
あるね、きっと。
いやーでも本当に2020年から音声配信やりだしたんやけど。
うん。
そっぴちゃんはさ、音声配信をやりだしてなんか変わったことってある?自分が。
あー自分が変わったことは、アウトプット前提のインプットをするようになった。
おー。
なんか本当に些細なことなんだけど、例えば最初サムネとか毎回変えてて、あ、綺麗な梅だなとか、白梅紅梅とかわざわざ自転車で走ってたんだけど、
あ、サムネに使いたいなと思って立ち止まって写真撮ったりしたんだよね。
なんかそれまで流れるような景色が、ちょっと立ち止まって見入って美しさを鑑賞したりとかっていう、
誰かに紹介しようとか、そういうことが意識するようになって、なんか変わったと思います。
日頃からじゃあ何かを見るとか感じ方とかも変わったってことだよね、実際に。
誰かと分かち合うっていうこと前提に、なんか見出したかな、なんか景色が変わったかなと思います。
あともう一個は、なんか問いが多くなった気がする。
なんかやっぱアウトプットしようとするから、話すこと聞くことって何だろうとか、どうしてこの人の話は聞きたくなるんだろうとか、
どうやったらうまく自分のことが、言いたいことが伝わるだろうかとか、
なんかそういう問い、よく考えるようになったし、ってことかな。
アウトプットをするってすごい影響力があるなって思いますね。
確かにアウトプットをするってむずいよね。
なんかなかなかなかった、やっぱり。
仕事柄、職種によってある人とない人がいると思うけど、私の場合は本当になかったので、
なんかその表現することとか、そういう場を与えられて、なんか生活が変わりましたね。
見方も変わった。
そうだね。距離が近く感じますよね。
で、実際に何年もやってくるとね、本当に会ったりするわけじゃん。そういう人も出てきたり、中には。
本当にリアルな友達なんだよね。
友達を得た。すごいね。パートナーを得たり、お金も得たりね。
お金は得てないね。
いやいやいや。それは置いとくとして。
でもこれはかなりでかいと思うよ。
これ?人脈?
人脈というか、人と出会うこと。それはどんな人も一緒だけど、仲間だったり、生涯のパートナーだったり。
そうだよね。
それを音声で会えるってすごいことじゃない?
そうだね。声だけでね。
なんかまあ音声ってすごい多くの情報を含んでいるからね。
なんかなんとなく人となりみたいなものも伝わってきたり、言葉尻から。
そうそうそうそう。
すいません。
はい。
やめて。
音声配信をやって、私が得たものは自信です。
自信。
自分なんかっていうのがすごい大きかったので、自分の声を聞いてるんですよね。人に言ってるようで。
だからなんか一種のスピーチセラピーのような効果があったのかなっていうのと、あとは仕事を得ました。
おーすごい。
ラジオ番組を任されるようになりましたね。
全国放送で自分の番組を持つことができて、そのディレクションとかDJとか曲紹介とかして、なんか新たな経験を得ることができましたね。
すごいよね、それってね。
すごいね。
望んでたことだもんね、もともと。
そうだね。なんか音楽紹介したいとか、なんかもうすごい楽しくて楽しくてしょうがなくって、
ただひたすらにそれでやってたらそこに繋がったっていうので、びっくりですね。
ね。だからそういった意味ではさ、やっぱ音声の可能性って無限大だと思わない?
そうだね。じゃあもうそれを踏まえて、最後にこれから音声配信をやる人にメッセージをお願いします。
はい。
はい。
音声配信で、僕らね、自分たちの体験しか言えないんだけど、マジで人生変わったんすよ。本当に。
変わった人がいます。
はい。マジで変わったんすよ。楽しさもあれば、楽しくない部分もあったりする正直。やっぱりSNSだから。
うんうんうん。そうね。
でも、得るものも本当に大きいから。
そうだね。
本当になんて言ったらいいんだろうな。特に一人で家の中に閉じこもってるとかね、リアルで人と会うの怖いなとか。
もしそういう方がいらっしゃったら、ぜひちょっと勇気を持って、一回声を出してみるのもいいかもしれないですね。
出せなくても聞いてみるっていうのはいいかもしれない。
それもいいかもね。
聞くだけだったらね、リスクが少ないので。
でもなんでなく近さを感じられるし、一般の人もやってるじゃない。
だから本当に自分と同じような人と会える確率がすごい高いと思うんですよね。
そうだね。自分は一人じゃねえんだよって、本当にやることによって思える。
そんな音声配信っていうのはね、とっても素晴らしいと思います。
私はね、これから音声配信をやる人に向けて言いたいことは、書き言葉、書いたりするのが苦手な人、文章書くのが苦手な人とか、思考が溢れ出しちゃう人とか、話すのが苦手な人。
自分と向け合うツールとして書くよりも多くの情報を詰め込めるので、1分とかね。
よく1分間スピーチとかやってる人もいたんだけれども、短くてもいいから、誰にも聞かせなくてもいいから、なんかちょっと録音してみるといいかもしれない。
例えばその間に潜む自分の気持ちとか、言葉には出さないんだけども、詰め込まれちゃうんだよね、音声って。
しゃべってる言葉以外、間とかスピードとか、強弱とか、本当に多くの情報が入ってしまうので、自分をそこにね、なんていうのかな、閉じ込めるっていうか、出すっていうか。
で、表現して、自分で抱きしめるっていうかね、そういうなんかセラピー的な効果もあるので。
ちゃんと書かなくっても、しゃべってることって後戻りしたり言い直したりもできるし、気軽な感じで、自分のためにね。
面白いこと言えなくてもいいから、始めてみるとすごく癒されるんじゃないかなと思います。私は癒されました。
いや、ほんとそうよ。誰でもできるから。