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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は長時間労働です。はい、というわけでですね、今回も話していきたいと思います。
いきなり余談なんですけれども、僕今この絶望ラジオを朝6時半に収録しているんですが、
夜収録するより朝撮っちゃった方が、なんとなく1日のサイクルがいいなぁということに気づきまして、
ちょっと朝早起きして収録するということをしばらく続けてみたいなぁと思っております。
まあ、夜単純に時間がないっていうことなんですけど、
まあこのサイクルを続けていければ、なんか収録の、そうですね、ルーティンになるなぁって改めて思った次第であります。
というわけで今回のテーマがですね、 アスリートの発信はなぜ広まらないのかというお話をしていきたいなぁと思っています。
皆さんはアスリートの方の発信、 今回は特に音声配信っていうのは
お聞きになったことありますか? 僕は元アスリートという立場から、このアスリートの発信ということに対して、
ものすごく考えさせられる部分っていうのがありまして、 まあそれをお話していきたいなぁと思っております。
ではアスリートの音声配信、発信、文章でも音声でも何でもいいんですけど、
比較的少ないなぁと思うんです。 それはなぜかというとですね、僕は理由が3つあるなぁと思っています。
それはですね、 1つ目が
そもそもアスリートっていうのは能力を尖らせた存在であるから。 2つ目が
アスリートの情報発信に再現性がないから。 そして3つ目がメンタルの要素ですね。
それぞれについて説明していきたいなぁと思っています。 1つ目の
そもそも能力を尖らせた存在であるということは、 まあお分かりになると思うんですが、
まあ僕で言うとまあ走ることに特化した存在である。 そもそもその能力を尖らせているということは他の能力を
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まあないがしろにしているわけではないですが、 まあ特に伸ばす必要はなく
しかもそれが評価される場が与えられていないということから、 そうですね
そういう能力発達していない存在であるということがまずあると思っています。 それにですねこれはタメ世代さんがおっしゃっていたことなんですけれども
あえて言葉にすることでパフォーマンスが落ちることもあるというふうにもおっしゃっていたんですよね。
つまりどういうことかというとスポーツの世界って あらゆる変数がある中で感覚に頼る部分っていうのはすごく多いんですよね
そこである種自分の理論というか言語化をすることによって 本来感覚に委ねるべき場面で自分の言語化を頼りにしすぎてしまったが故にパフォーマンスが
落ちてしまうということが起こるのかなというふうに思います これは僕なんとなく感覚的に理解できるような気がします
いわゆる頭で勝ちになってしまう場面っていうのはあるのかなというふうに思います それよりもう今この場に集中してパフォーマンスを上げる
今きついところを我慢する 何食そうと思って我慢するということだけに集中していく
つまり能力をある種感覚に特化させていくということに優れている存在であるなという ふうに思うんですよね
だから発信の能力というのは培われないまま アスリートとして熟成されていくという側面はあるのかなというふうに思っております
そしてですね2つ目の理由 彼らの情報に再現性がないということなんですよね
これは僕アスリートの発信を見ていて思うことなんですけれども まあやはりアスリートというとやっぱり突き抜けた存在なので
今まで理論化されていたことだったり教科書に載っていることではない ご本人の特性に合わせたトレーニングだったり
生活習慣だったりというのが本人の中で熟成されている やり方が確立されているみたいな部分っていうのがあると思うんです
それを例えばトップランナーのやり方を 一市民ランナーが真似したところでやはりそれはうまくいかない
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一時期フォアフット走法なんて流行りましたけれども つま先で設置をしてつま先で蹴って走るみたいな走り方があるんですけれども
それを市民ランナーが真似するとどうなるかというと まあふくらはぎがパンパンになるだけの走り方になるわけです
そういったようにですねアスリートの発信というのは突き抜けて面白い側面というのは あるんだけれども彼らの情報に再現性がないということが
まあ発信に向かない存在であるという部分はあるのかなと思っています なのであくまでもエンタメ的な存在でしかそうですよね世間としても
まあ認知されないのかなというふうに思ったりはします まあそれがね例えばビジネスパーソンの発信となるとみんなにその
汎用性がある情報 自分にとってその情報が価値があるし試したくなる情報が発信されていますよね
それに比べてアスリートの発信というのは再現性がない場合が多いというのが一つ理由 としてあるのかなというふうに思っています
最後に3つ目メンタルの要素ですね これはアスリートという存在がそもそも結果を見られる存在でありますよね
そして自分自身のパフォーマンスであり自分自身の まあもう見た目からして世間から注目される存在であることから
そもそも発信で注目されるということがメンタルに与える影響というのが いい部分もあればやっぱり悪い部分っていうのもあるのかなというふうに思っています
まあそうですね発信で まあ
今この世の中でやっぱり良くない方向にバズってしまうみたいなことってあるじゃないですか そういうことっていうことにアスリートとしては敏感であり
まあそういうことをわざわざするのであれば パフォーマンスを上げるということにメンタルを集中させる
特にやっぱりスポーツっていうのは気持ちが大事ですから 気持ちを惑わすようなことはあえてせずに
パフォーマンスに集中する だから発信はやめておくしないということがあるんだなというふうに思っています
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以上ですねアスリートが発信をしない まあできない理由というのが
一つ目 彼らの能力というのがそもそも尖らせた能力を持っているということと2つ目
再現性がないということと3つ目 メンタルの要素から発信に向いていないということなんですね
まあそういういろんな構造があってアスリートの発信というのは非常に少ないなぁと 思っています
なんですけれどもまあ個人的にはですね まあやっぱりアスリートには発信してほしいなぁと思っているし僕自身は割と
発信できていたのかなというふうに まあ思うんですよねで結果どうなったかというと
なんか僕の考えに共感してくれる人がいて なんて言うんですかね応援してくれる人っていうのが少なからず
いてくれた増えてくれたというふうにも思うんですよね そしてそれは引いてはチームのためにもなるし
その業界スポーツの業界のためにもなるよなぁというふうに思ったんですよね まあマイナスな部分はあるにせよ
面白い言葉を持っている人というのはスイートの中にやっぱりいると思うので 僕はそういう人を応援したいなぁと思うしそういう人の発信を聞いて
みたいなぁというふうに思ったりしております というわけでちょっと元アスリートからの老婆シーンながらの
まあなんて言うんですかねアドバイスという形になってしまいましたが まあそういう選手は僕は応援していきたいなというふうに思っております
というわけで今回は アスリートの発信はなぜ広まらないのかというお話をさせていただきました
最後までお聞き下さりありがとうございましたではまた