00:00
スピーカー 1
♪~
今日はじゃあプレイバックですね
プレイバックでどうでもいいんですけど
プレイとバックじゃないんですね
一つの単語なんですね
スピーカー 2
ああプレイバックで一つの単語
スピーカー 1
なんか区切りがなかったんで
スピーカー 2
うーん全然意識してなかったです
スピーカー 1
レイモンド・チャンデラ
翻訳が村上春樹
はいそうです
いつの本なんですかね
スピーカー 2
一応多分1958年かな
スピーカー 1
今有名な探偵物というか
はい
そういうやつですね
アメリカの50年代
40年代50年代50年代の社会の
一応内容というかあらすじというか
ブックデータベースより
聞こえているのかね
私はこう言ったんだ
こちらはクライド・アムニー
弁護士だと午前6時半
一方の電話が司令団体フィリップ・マーローの
を眠りからさまとする
列車で到着するはずの
若い女を尾行せよとの被害だった
見知らぬ弁護士の高圧的な口調に
苛立ちながらもマーローは駅まで出向く
しかし女には不思議な男が
ぴったりとまとわりつき
司令団体フィリップ・マーローシリーズ
第7作っていうあらすじですね
あらすじとかはもう紹介ですね
スピーカー 2
私はこのフィリップ・マーローものを
初めて読んで
これが最後のマーローものなんですよね
スピーカー 1
そうですね、遺作ですね
モッチャンドラの遺作って感じですね
マーローばっかり書いてたみたいですね
スピーカー 2
そうなんですか
スピーカー 1
結局あんまり違うのを書こうとしたけど
完成しなかったとかっていう
スピーカー 2
シリーズがヒットすると
それをずっと書いちゃうっていうのが
求められるっていうのもあるんでしょうけど
スピーカー 1
そうでしょうね
スピーカー 2
舞台はサンリエゴの辺ですね
そうですね
スピーカー 1
主人公のフィリップ・マーロー自体は
ロサンゼルスの探偵
西海岸の話ですね
サンリエゴはもっと南の方で
もっと暑いメキシコとかが近い場所ですね
スピーカー 2
ちなみに河野さんは
プレイバックとロンクグッドバイも
読んだって言ってましたよね
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
他は何か読めましたか?
スピーカー 1
ここは2枚です
スピーカー 2
2作目です
スピーカー 1
2作目ですね
ロンググッドバイはだいぶ長い本ですね
プレイバックって賞味3日くらいですよね
この話
スピーカー 2
そっか
全然そうですね
そんなもんですかね
スピーカー 1
作中の時間が全然経過しないんで
3日くらいちゃうかな
スピーカー 2
1週間はないですね
スピーカー 1
1週間ないですね
すごい短い話
一応最初の方が電話で
年寄りというか
年配の男性からいきなり電話があってきて
03:00
スピーカー 1
仕事の依頼が入ってくるっていうところから
最初始まるんですけど
スピーカー 2
何も教えてもらえないですね
スピーカー 1
目的とか
しかも後々聞くとまた劇なんですよね
また受け
下受けみたいな感じ
スピーカー 2
孫受けか
電話の主が弁護士ですよね
その弁護士も別の人から依頼を受けて
だから魔法系じゃないですか
スピーカー 1
魔法系ですね
スピーカー 2
とりあえずこの対象を追いなさい
指示がマーロにやってくる
ってところから始まる
スピーカー 1
これが呼んでてめっちゃ続きますよね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
よく仕事をやるなっていうぐらい
スピーカー 2
ずっと目的がわからない状態が続くっていう
私立探偵そういうものなのか
でも普通最初に主人公も怒るじゃないですか
スピーカー 1
何をやらされてるのかって言って
弁護士にも御念に言ったりとか
対象にこれ割と早い段階で接触するんですけどね
美好対象に
お前はなんなんやみたいな感じで
めっちゃ問い詰めるけど
ずっと教えてもらえないみたいな
ずっと続くんで
スピーカー 2
中盤のあたりで依頼してきた弁護士と
フィリップ・マーロが対面して
もう少し情報をよこせっていう風に
交渉するんですけど
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
その段階でやっとそいつも知らんっていうことがわかる
私はまずこの最初の1ページ読んだところからも
すごいハードボイルドな世界観が
こういう感じかっていうのがすごい印象的でしたね
村上春樹が訳してるってのもあるし
村上春樹がこのレイモンド・シャンドラーの影響を
受けてるっていうのは知ってたんで
確かに村上春樹が好きそうな世界観だなと思いました
スピーカー 1
アメリカ西海岸舞台だから
しかも戦後すぐぐらいの荒れた時代だから
成立するみたいなところがありますね
これ日本のとかでやられても
それもちょっと成り立たないですね
スピーカー 2
これはまだ世界観と合ってますよね
時代とセリフが
スピーカー 1
だから見たような感じを村上春樹の詩室で
やろうとしてるのかちょっとわかんないですけど
まあそれはそれで違うものになってしまうっていう感じでしょうか
スピーカー 2
最初の電話のシーンから私は
村上春樹が影響を受けてるなっていうのを感じたんですけど
まず弁護士から電話がかかって出てて
弁護士のセリフなんですけど
君はマーロそうだねっていうふうに弁護士が言った後に
マーロがどうやらそのようです
私は行って腕時計を見た
06:00
スピーカー 2
午前6時半
私の頭が見事にさえわたる時刻ではない
という描写があって
このもう3つの文章だけでも
村上春樹の雰囲気を感じましたね
あそうですか
だからなんかすごい変な感じでしたね
その影響を与えた作品を後で読むっていう順番だから
本当はこっちが原点なのに
その影響先のものを先に読んでるので
どっちがどっちの影響を与えているのかが
ちょっと混乱してしまいました
スピーカー 1
でもこっちの方が要素が濃いでしょだいぶ
こっちの方が濃いです
なんかそのこってりしてるじゃないですか
ハードボイルド感はやっぱり
やっぱ世界観がしっかり合ってるというか
だから村上春樹の小説の主人公は
そんな強い人いないんで
そうです
スピーカー 2
ちゃんと吸収して自分の世界に落とし込んでるのは
スピーカー 1
文化系の人の狙いで主人公というか
スピーカー 2
こんなかっこいいとこはいないですけど
スピーカー 1
キャラクターが割としっかりしてる
スピーカー 2
そうかい最初からちょっと
感情をくらった感じでしたね
そこぞと思って
スピーカー 1
そうです
スピーカー 2
世界観はすごい入ってきやすいですね
まあそんな感じで
弁護士から電話がかかってきて
依頼を受けたというので始まるわけです
スピーカー 1
これでも僕思ったんですけど
結構まあ普通に探偵主人公の
3小説じゃないですか言ったら
これ苦手なやつじゃないですか
スピーカー 2
そうですよねミステリーものですもんね
謎が
スピーカー 1
僕はどっちかっていうと
知ってるからあれなんですけど
読んだことあるから
ロンググッドバイ読んだことあるから
コンナンっていうの大体知ってるんですけど
スピーカー 2
コナン苦手って言ったじゃないですか
スピーカー 1
コナン的じゃないですかこれ
スピーカー 2
そうですそうです
あのやっぱり謎が
ずっと最後まで明かされないから
ちょっとそれが気になって
っていう前以前話した
ミステリーが苦手っていう要素はありましたね
大丈夫だったんですか
まあまあ苦手だけど
別に耐えられないことでもないし
特にこの小説はあのなんて言うんでしょう
セリフ回しがすごいかっこいいじゃないですか
臭いと言えば臭いけど
あのハードボイルドな男臭いというか
かっこいいセリフ回しが多くて
そういうあの文章自体が楽しかったので読んでいて
なるほど
だからあの全然大丈夫でした
スピーカー 1
ちゃんと謎が気になって
スピーカー 2
文章が頭が入ってこないとかはなかったんですか
なかったですね
それをちゃんと補えるだけの
あの人物も魅力的だったし
セリフも良かったし
ヒールとかもすごい
これももらった歩きみたいな
スピーカー 1
これはね完全に影響を受けてますか
スピーカー 2
これすごいですね
09:00
スピーカー 2
なんかちゃんとやっぱり影響元があったんだって
ハッとしましたけど
スピーカー 1
もっとやっぱりもっとすごいというか
もっと濃いですけどやっぱり
スピーカー 2
僕この割とジャバンのとこやったら
スピーカー 1
29ページの犬の餌でも盗みたくなるくらい腹が減っていた
スピーカー 2
ああありましたね
スピーカー 1
なかなかそれはなんかわかりやすいし
なんか難しい表現とか全然使ってないんですけど
村上ヘルキもここまではいわへんなっていう感じ
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
キャラクターがね
あんまりそのそういうキャラクターが出てこないからでしょうけど
スピーカー 2
まあそういう作品の中のちょっとした面白みが随所にあったので
スピーカー 1
人物がしっかり出ているというか
スピーカー 2
なんか私も面白かったヒューで
銃というのはデッキの悪い第2幕を早く蹴り上げるためのカーテンのようなものだってなって
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
これもすごいなぁと思って面白く読みましたね
スピーカー 1
そういう名字リフ的なやつは多い小説
まあ多分他のやつもそうなんでしょうけど
スピーカー 2
ロンググッドバイはどうでした
スピーカー 1
ロンググッドバイは全然ありましたよ
僕はでもなんかロンググッドバイに関しては
かっこいいっていうかもう臭いなぁっていうのがすごいあったんで
これちょっとほんま日本人真似したらというか
日本語でこれ言ったらめっちゃおかしいでっていう
なんかロンググッドバイだったら
これはほんまになんか村上春樹っぽいんですけど
例えばこれ序盤の方
序盤の方かなこれ中盤ぐらいかな
しかしそれはあくまであるいはであり
どこまで行ってもあるいはでしかない
スピーカー 2
なんでそれって
ねえすごいですよね
スピーカー 1
そうだこれロンググッドバイのツイートですね
スピーカー 2
あロンググッドバイ
スピーカー 1
これはロンググッドバイです
でまあこういうのやっぱあるんですよね
アルコールは恋に似ていると彼は言った
最初のキスは魔法のようだ
二度目で心を変え忘れる
そして三度目は決まり事になる
スピーカー 2
あとはただ相手の服を脱がせるだけだ
スピーカー 1
それはだからシラフで言える
台詞じゃないなって
日本人が言ったらちょっとおかしすぎるんだよ
スピーカー 2
当時の人は当時このアメリカで出版されて
あの読んで読んでる人たちは
どういうふうに受け取ってたんでしょうね
スピーカー 1
まあでもなんていうんですかね
コラクショー説なんで
スピーカー 2
アニメとかの台詞とかに近いんじゃないですか
スピーカー 1
日本で言うところの
スピーカー 2
やっぱりもうそういうエンターテインメントとして
映画がやっぱり映画っぽいじゃないですか
スピーカー 1
小説内容自体も
当時のそういう白黒のハリウッド映画の雰囲気って
めっちゃ出てますからね
プレイバックにしてもロンググッドバイにしても
スピーカー 2
私フィリップマーローの映画は見たことないんですけど
12:01
スピーカー 2
近いかなって想像するのが
スピーカー 1
カサブランカってあれじゃないですか
スピーカー 2
あれも結構あの男臭い
だからああいう感じで
受け入れられたのかなと思いましたね
スピーカー 1
まあ主人公のキャラは
ハンフリーボーガーとまんまじゃないですか
フィリップマーローの
スピーカー 2
全然その人やらしたらいいんじゃないですか
まあでも本当にそういうものだと思って
楽しく思いましたよ
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
漫画とかアニメとか映画っぽい
なので全体として私この作品
すごく楽しく読めたんで
ロンググッドバイも読みたいと思いましたね
スピーカー 1
ロンググッドバイの方が話は面白いです
スピーカー 2
すごい評価高いですね
ロンググッドバイが
そうですかね
選択肢としてまだ沢山シリーズあるし
スピーカー 1
そうですね
なるほどか
スピーカー 2
読みたいなと思いました
スピーカー 1
なんかプレイバックは
どっちかっていうとあんまり評価高くないみたいですからね
スピーカー 2
らしいですね
なんか唯一映画化されてないって
あと書いてましたよ
スピーカー 1
そうなんですか
結構ねこの本は解説面白かったなと思って
村上春樹が役者の解説として書いてるんですけど
最後にこれ出てくるんで
まあ全部読んだ後に解説が読んだら
スピーカー 2
結構面白かったですね
スピーカー 1
なんか割と保管してたんで
作品の情報というか前後関係であったりとか
スピーカー 2
タイトルなんでプレイバックにしたんだろうっていう
疑問を上げてましたね
私もこれ特に小説の中で
プレイバックっていうような言葉が出てこなかったから
なんでかなと思ったんですけど
村上春樹も疑問に思ってたんですかと思って
スピーカー 1
しかもあんまピンとこなかったですかね
スピーカー 2
それ言われても
スピーカー 1
まあまあそうか
読んでてそうかって思わないじゃないですか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
なんでかなって思って
まあこれかなっていう感じで出てましたけど
これはでも人物描写とかもめっちゃ細かいし
最初の方でそのまあちょっと嫌なおっさんの
弁護士と秘書が出てくるじゃないですか
スピーカー 2
女の人は正直訳わかんないですよね
スピーカー 1
ヘレン・バーミリアとか
美好対象の女の人も
割と掴めないというか
何考えてるかわからないじゃないですか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
男の人はすごいわかりやすいですね
あんまり考えてない人ばかり出てくるっていうか
スピーカー 2
わかりやすい人ばかりでね
そうですね
秘書の女の人と
ちょっとラブシーンみたいなのあるじゃないですか
15:00
スピーカー 2
あれとかめっちゃ映画っぽくないですか
スピーカー 1
そうですね
しかもあそことかも
全然意味わかんなくなったんですから
流れというか
スピーカー 2
村上春樹も後書きで書いてましたけど
いるかっていうところでしたよね
スピーカー 1
あそこは
その後しかも出てこないですからね
秘書一切出てこなくなる
スピーカー 2
だからちょっとこの女性は
あまり掴みどころがなかったですね
映画の小説の中のちょっとした盛り上がりの中の
一つとして扱われてる感じがして
スピーカー 1
あれあんまりほんま
しかも結局空き家やったみたいなのが
よくわからなくなって
ただ普通に出て行っただけってことでしょ
さりぎは空き家だったみたいなのも
言うじゃないですか
スピーカー 2
ああはいはい
スピーカー 1
あれは多分日湧なんでしょ
スピーカー 2
そうでしょ単純に電気消されてて
っていう話だと思いますけど
会話は面白かったけど
面白かった会話は男の人と
具体的には私は
ゴーブルっていう
別の探偵との掛け合いとか
あとは終盤で警官が出てくるじゃないですか
その警官とのやりとりは
結構かっこよかったんで
その辺はすごい面白かったですね
スピーカー 1
ゴーブルはですね
誰が依頼してるかわからないけど
もう一人同じ理工大将を追っかけてる
探偵がいるんですけど
そこでちょっと立ち合わせになるというか
揉めるとこが最初あって
スピーカー 2
ちょっとちょっと対決みたいな
スピーカー 1
ゴーブルめっちゃ嫌なやつなんすかね
てかなんかこう下品というか
あのレストランでマナーが悪すぎるみたいな
スピーカー 2
そうそうそう
スピーカー 1
でなんかレストランの店員まで
ちょっと着れるみたいな感じ
なんか怒りだすんすよね
スピーカー 2
ちょっとこうお店の雰囲気と合ってないんですよね
スピーカー 1
そのなんかこの理工先の
サンリエゴのエスメラルダっていう町に
ずっと滞在するというか
行ったり来たりするんですけど
エスメラルダっていうとこが
割とそういう高級住宅地
県リゾート地みたいなとこで
金持ちの老人ばっかり住んでるみたいな
そういう町ですね
名前が何回も出てきたけど
ビバリーヒルズっぽいみたいな
スピーカー 2
うんらしいですね
スピーカー 1
ちょっと知りがわかんないですけど
まあそのエスメラルダは架空の場所なんすかね
だからなんかその経緯とかも
ちょっとそういうマナーが悪いやつがいると
ちょっと気になるみたいな
そういう他のお客さんに
気がねするとかもあるんでしょうね
スピーカー 2
まあでもその対決するみたいなレストランで
マーローとゴーブルの話すところは
割と会話がかっこよかったですね
まあ謎の話とか
最後のそのミステリー部分
話ちょっともう先にしていいですか
あとここが
結局最後の謎が明かされて
これはネタバレでも話しちゃいますけど
18:03
スピーカー 2
ベッティっていう
フィリップ・マーローの追跡大賞だった女の人は
ゆすられてたんですよね
なんて男でしたっけ
ラリー・ミッチェルか
スピーカー 1
そうですラリー・ミッチェル
スピーカー 2
ラリー・ミッチェルからゆすられていて
そのなぜゆすられていたか
っていうのが最後まで明かされなかったんですけど
まあ明かされた理由が
あんまりピンとこなかったです私は
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
謎はなぜゆすられていたかというと
ベッティが結婚していた夫が死んじゃうんですよね
その死んだ理由がベッティにあるんじゃないか
っていうふうに夫の父親から訴えられたんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
で無罪という判決は出たけど
結構それが揉めに揉めていて
っていうニュースを新聞館に書いていて
でまあラリーがそれを掴んで
お前なんかややこしい話あったみたいだな
ってのでゆすってたんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
でもこれも途中で誰だったか
フィリップ・マーロー警官が言ってたか分かりましたけど
裁判で無罪って出てるんだったら
ゆすられたところで違いますよって話だと思うんですけど
なんでこれをそんなにベッティが恐れていたのか
ってのはちょっと納得できなかったんですよね
スピーカー 1
逃げてたからじゃないですか
スピーカー 2
逃げてたっていうのは
スピーカー 1
あのその街から逃げてたじゃないですか
スピーカー 2
でもそれはもうそういうなんて言うんでしょう
ゴタゴタしたことがあった街から出るっていうのは
別に正当な理由じゃないですか
スピーカー 1
向こうの父親に追いかけられたんですよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だからバラすぞってことじゃないですか
スピーカー 2
バラすぞって言われても
でもそれは裁判でちゃんと無罪ですよって言われてる話だから
バラすぞって言われても
まあおかしいのはあなたの子でしょっていうことにはならないのかなと思って
スピーカー 1
いやでもなんかそういう感じやったんじゃないですか
やっぱりその街の有力者で警察とかも全然なんか言うこと聞くし
なんか地の果てまで追っかけるみたいなこと言ってるやつがいたら
犯罪無罪であろうがなかろうが追い詰められるってことじゃないですか
スピーカー 2
その役だとか何でも使って
スピーカー 1
で実際まあ探偵使って探してたんですか
スピーカー 2
まあ実際無罪であっても現実的なトラブルはあり得るから
できれば何も大事にはしてほしくないっていう
スピーカー 1
まあ普通に追い詰められると思ってるんですよ
殺されると思ってないですか
スピーカー 2
支援で
スピーカー 1
うんそういうことやと思うんですけど
スピーカー 2
なんか普通に無罪だし言ってる方がおかしいから
そんなに逃げれなくてもいいのになと思ったんですよ
スピーカー 1
まあだからそういうのって裁判にしても
なんかこう彰告とかして
覆されるとかそういうのもあったりとかするから
21:02
スピーカー 2
あんまりその判決が無罪やからって言って
スピーカー 1
個人的な恨みは残りますから
殺されるとか危険を感じるとか
身の危険を感じるとかあるんじゃないですか
スピーカー 2
そしてもう反対に無罪になったけど
実際にベティが夫を殺しちゃったのかなっていう
可能性があるなと思ったんですよ
だから逃げてるのかなと思ったんですよね
だってこれって実際にどうだったかって
まあわからないじゃないですか
スピーカー 1
はっきりとは書かれないですね
スピーカー 2
プレイバックっていうタイトルもついて
同じようなことがあったっていう話だったら
もしかして本当にベティは殺しちゃったのか
恋か恋じゃないかは別として
何かしらやっちゃったのかなっていう
そういう可能性もあると思いました
スピーカー 1
結局でもラリー・ニッチェルも殺してないでしょ
スピーカー 2
そうそうそれも
スピーカー 1
だから
スピーカー 2
煙罪が繰り返された
そういうことじゃないですか
それも分かんないかなと思って
スピーカー 1
そんな偶然が2回も起こるのかと思うと
なんかその辺はだから
スピーカー 2
2回目に関してはそのブランドが全部喋ったから
スピーカー 1
一応なんていうかはっきりしてるところあるんでしょうけど
自分の正当性を主張できる人って
割と強い人やったりとか
強い立場の人やったりとか
見方がいっぱいいる人なんで
特にこういう時代で
なんか女の人が特に弱いじゃないですか
昔のアメリカとはいえ
だから逃げるしかないみたいなところが
スピーカー 2
だいぶあると思います
そのすごい時代性が強いなと思いました
確かに逃げるというか
その街は離れるというところは
感覚としては分かったんですけど
ラリー・ニッチェルを揺すってきたやつって
たまたま新聞で見たんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
たまたま新聞見て脅してきたやつに対しても
すごい怯えてたっていうのが
ちょっと私の実感でピンとこなかったんですけど
女性でちょっと
そこつなやつに言われると怖い
スピーカー 1
スキャンダルの対象なんで
例えば芸能人とかが
コシップ記事書かれて逃げてた時に
揺する感覚でしょうね
でこいつ今ここにいるぞって言ったら
多分その探してる人とか
マスコミでもそうですしどこでも売れるから
こいつ逃げてるぞみたいな感じで
スピーカー 2
だから一応そういう揺すりの種になるんじゃないですか
スピーカー 1
あんまりその辺は
僕は特にそこは違和感なかったです
スピーカー 2
私ちょっとそこはありがと
スピーカー 1
呼んでて自然にそういう理解をしてました
僕はでもなんか
24:00
スピーカー 1
セリフ動向っていうよりは
好きな登場人物は
ホテルのロビーに生息する老人
ヘリクラレンドン4世です
スピーカー 2
この人はちょっと面白かったですね
唇の動きで
スピーカー 1
アトクシンリュースですね
スピーカー 2
言葉を理解してる人ですよね
スピーカー 1
普通に包丁を着けてるけど
意味ないみたいなこと言ってたね
スピーカー 2
そうですねちょっとこれは良かったですね
スピーカー 1
この人はなんかこんなやついいんやろと思いまーす
急になんかヒントくれるジジイみたいな
なんで教えてくれるのかみたいな感じで
スピーカー 2
すごい不思議があってて
終盤に急に出てきましたね
そうですね
スピーカー 1
なんか息詰まった時に
一応ヒントくれるおじいさんみたいな
なんか話が長いから
スピーカー 2
めっちゃ聞くの嫌がってて
話長いから聞くの嫌って顔してるねみたいなこと言われる
スピーカー 1
この人面白かったですね
スピーカー 2
そういうキャラクターは全員面白かったかな
私は初めて読んだんで
やっぱりフィリップマーロが一番いいなと思いましたし
次はやっぱり警官ですかね
なんて名前だったかな
スピーカー 1
警官は所長ですか
スピーカー 2
所長ですね
スピーカー 1
所長はちょっとしか出てこないっていうか
かなり終盤に来ようなんか
スピーカー 2
なんかこうあのフィリップマーロと立場が違うけど
立場が違うから
明治的に協力関係のあるようなセリフはお互いに言わないけど
でもちょっとこうお互いに分かってるよねみたいな
ちょっとそういう雰囲気で喋ってる感じが
スピーカー 1
かっこよかったかな
僕はもう一人あげるとしたら
名前忘れましたけど
駐車係の男
駐車係の男は
スピーカー 2
ああそれって最後死んじゃう
途中ですけど割と
ちょっと可哀想でしたけどね
スピーカー 1
あれあれは結局なんで死んだのか
ちょっといまいちよくわからなくて
スピーカー 2
そうですねあれはなんででしょう
スピーカー 1
あれバレたんですかね
漏らしたっていうの
スピーカー 2
それかフィリップマーロと喋っても
世の中嫌になっちゃって
スピーカー 1
マリファナで車の中で寝てた時点で
俺はすごい嫌なことがあった時しか
これをやらないみたいなことを言ってたから
それが何かも結局何かわからなまま
一応手伝ったりしてたじゃないですか
その車に積んだりとか
だからそれをフィリップマーロに漏らしたみたいなことが
バレてなんかこう
クビになったりとかそういうのはあったんかなとか思ったんですけど
そこまではちょっとはっきりわからなかった
スピーカー 2
はっきりではわからなかったけど
フィリップマーロに自分の生活が良くないみたいなことを
27:03
スピーカー 2
バーって話し出すじゃないですか
お金持ちのために自分は働いてるけど
自分は全然そんな裕福な生活してなくて
ずっと溜まってた不満が
振り付いてた台詞があったので
ポッキリ折れちゃったな
スピーカー 1
じゃあ別に殺されたわけじゃないんですか
スピーカー 2
自殺じゃないですかね
スピーカー 1
自殺っぽい感じではあったんで
スピーカー 2
ブランドンがちょっとわからなかった
ブランドンってラリーが死んだ時に
その死体を始末することに協力してくれたじゃないですか
協力してくれたっていうか自分が始末したんじゃないですか
ブランドンが
ベティとラリーが揉めてて
ラリーが
あれ私の理解が違うのかな
私の理解だとベティとラリーが揉めてて
ラリーが死んじゃって
その死んだ死体を始末するために
ブランドンが協力してくれたと思ってたんですけど
スピーカー 1
協力っていうか勝手にやったんじゃないですか
上の階からがいたんですね
だってそのベティはずっと
どうしようみたいな感じで呼びに行ったじゃないですか主人公を
それをその協力があるんやったら
それやる必要ないじゃないですか
じゃあブランドンは勝手に始末したんじゃないですか
スピーカー 2
でも始末しようと思った時点でも
ラリーは死んでたんですよね
だからブランドンが参加したのは
スピーカー 1
もう死後ですよねラリーは
そうなんですか
あんまりちゃんとはっきりしてないというか
あそこバーって流して呼んだんで
スピーカー 2
私ブランドンが協力というかラリーに関わりだしたのは
ラリーが死んじゃって
でベティが混乱してる時に
混乱しだした段階から
ブランドンが絡んだだという風に思ったんですけど
スピーカー 1
まあまあそのベティはそれで
スピーカー 2
主人公マーロンとか行くじゃないですか
スピーカー 1
その間になんかツリートでなんかやったんでしょ
スピーカー 2
そうそうそう
スピーカー 1
だからそれを処理したっていうことは
ベティは知らなかったんですか
帰ってきて死ななくなっているのがびっくりしたんで
スピーカー 2
つまりブランドンは
ベティのために頼まれてもないけどやってあげた
スピーカー 1
勝手にやったんじゃないですかね
スピーカー 2
それがそれをやってあげた理由って
ブランドンがベティのことを好きだったかな
なんじゃないですか
スピーカー 1
そうなんですかね
スピーカー 2
それともブランドンがラリーを殺したのか
スピーカー 1
私わかんなくなってきたのか
その辺はじゃあですね
もう一回ここではちょっとよくわからないんで
聞いてから読む人がいたら
そこをもう一回ちゃんと理解しましょうみたいな感じ
ネタバレと言いながらよくわかってないんで
中盤でのまたこうセリフ
30:01
スピーカー 1
セリフとかも描写ですね
表現表現というか描写というか
ひどいなっていうのがあって
これはそのえっと綺麗なホテルのロビーにいた
その女の人老人の女の人の紹介する時に
女性の一人はモハベ砂漠を冷やせるくらいに
たっぷりのクールなダイヤモンドを身につけ
ヨットを一層塗装できるくらいの化粧を塗りたくっていた
スピーカー 2
わかりました
そうそうちょっとやっぱり
スピーカー 1
だから結構だからそのなんていうんですかね
フィリップマーローはすごいシニカルな人で
すごい嫌なことめっちゃ言うじゃないですか
会話というか
すぐ喧嘩になるじゃないですか
スピーカー 2
口喧嘩というか挑発し合う人ばっかりだから
スピーカー 1
表現もなんかこんなのみたいな
スピーカー 2
女性に対する
スピーカー 1
それが私も厳しいこと言うなと思いました
すごいこう観察してるんですよね
このフィリップマーロー視点でずっと物語が進んでいくから
情景描写とか人物描写とかは
すごいこうフィリップマーロー目線って書かれてて
細かいところめっちゃこう見てる
っていうような描写になってるんですよね
スピーカー 2
これでもあれですよね
このフィリップマーローが探偵っていう設定だから
スピーカー 1
あそうそう探偵の目線っていう感じですごい書かれてますね
スピーカー 2
なんかちゃんとその描写してる細かさと
その細かさをなんですぐにやってるかっていう設定が
探偵だからっていうところが
ちゃんとバチッとハマってるのはいいなと思いますね
なんか別に探偵でもないのに
だらだらと登場人物の描写が細かいと
なんかなんでそんな細かいんだろうって
スピーカー 1
しかもなんかこう言われるんですよね作中で
お前ちょっと探りすぎじゃないかって
スピーカー 2
それ仕事やからね
スピーカー 1
あとは僕は呼んでて気になったのは
酒飲みまくってる
酒とタバコも尋常じゃないけど
これ出てくるんですか
スピーカー 2
そうそうウィスキーとか
スピーカー 1
すぐ酒飲みたいってこういう
スピーカー 2
なんか飲酒運転しまくってるじゃないですか
はいはいはい
スピーカー 1
飲酒運転は当時多分合法なんでね
スピーカー 2
そうですねちょっと時代を感じますね
スピーカー 1
今もちなみにいっぱいぐらいやったら合法なんで
スピーカー 2
そうなんですか
スピーカー 1
多分アメリカもそうやと思うんです
カナダはそうやったんで
大体そういうとこは多いですね
とりあえずタバコを吸う時は進めるみたいなとかも
この時代のマナーなんか
でも誰も受け取らないんですよね
スピーカー 2
ちょっと挑発というか
スピーカー 1
簡単には受け取らないっていうか
普通に人の目柄やから吸わないのか
33:01
スピーカー 1
受け取らないのもマナーみたいなとこは
あるかもしれないですけど
進めるっていう手だけ
挨拶やるみたいな
やっぱりヒューが面白いですねいろいろと
こういうのもね
本当にそのまんま影響を受けてますね
スピーカー 2
デパートの売り場主人みたいに
お上品に擦り足してやってくるだけだと
バンドエイドみたいにしつこいやつだみたいな
どうでしたミステリーの部分って
スピーカー 1
ミステリーは
そうですね
なんかまあこれ解説で
割と最初の方に書いてあったんですけど
チャンドラの小説の中では
すごい地味って言われてるから
あんまりミステリーどうでもいいかな
スピーカー 2
っていう感じで読んでましたね僕は
地味ですよね
スピーカー 1
地味ですね話が
まあ暴力とセックスとみたいなのがあるんですけど
スピーカー 2
割となんかこう絵面が地味ですよね
映られてたってだけの感じだから
スピーカー 1
なんかこうホテルを行ったり来たりするばっかりなんで
だからこのミステリーは
スピーカー 2
あんまり危険にならなかったかな
ロンググッドバイはもっとこう
鉄砲打ちやったりとか
スピーカー 1
アクションシーン多いんですか
いやそんなんはなかったですけど
ロンググッドバイは
もっとこう人間関係というか
人間同士の絡めみたいなのが中心やったかな
なんかその主人公と
そのまあそういう依頼主みたいな
男性の関係というか関わりというか
そこがメインやったんで
友情じゃないけど
そういう感じの話でしたね
だからロンググッドバイはそうですけど
なんかプレイバックに関しては
全然そういうのもないし
人間関係ってほとんど描かれないんで
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
なんかほんまアタフタしてるだけみたいな
ずっと強がってるけど
なんかちょっとほんまどうしていいんだろうみたいな
ずっと続いてる感じだから
ミステリーどうこうっていうよりは
完全に情景を見る
読む感じでしたね
スピーカー 2
フェリップ・マーローは情報少ない情報しか
与えられてなくて下っ端として動いてますけど
すごいその状況の中でも
すごい頭が切れるというか
依頼主の弁護士とも交渉というか
対面で話し合って
向こうの矛盾点をついたり
突破の判断がすごい効いてるんですね気が
その辺の会話は面白かったし
スピーカー 1
だからよくわかんないところは
そのなんでこれ受けるのかとかが
いまいちよくわかんないですからね
この依頼率に受けなくていいやんとか
一応その美好終わった後にも
もうなんか自分のが気になるからみたいな感じで
36:03
スピーカー 1
いくじゃないですか
その辺とかもちょっと弱いっちゃ弱いかなと思って
スピーカー 2
めんどくさじゃないですかめっちゃ内容としては
スピーカー 1
なんかもうその最初250ドルかなかならもらって
そこで一旦終わってるけど
やっぱちょっとなんか変やなみたいな感じで
なんか戻るじゃないですか
なんかその程度のことで
この大変なことに巻き込まれるのは
ちょっとめんどくさいなって僕は思ったんで
スピーカー 2
そうですよね私もそのプレイバックしか読んでないんで
まだこのマーローの人物像が
掴みきれてないんですけど
自分が気になる謎だったら
四比でも解決したいのか
このベティンになんていうか愛情があったから
スピーカー 1
なんかそういうそういう
なんかこう可哀想やからみたいなのが
あるかなと思いましたね
いろんな人からこう
たかられたりとかゆすられたりとかして
そういう人もあとは
何かわからんままほっとくのが嫌みたいな
でも最後はほんまめっちゃ
なんか雑やなと思いましたけど
最後っていうか最後謎解きとかで
ヘリコプターがどうとか言い出すじゃないですか
適当やなと思って
ヘリコプターがどうとか言い出して
なんでもできるやん
スピーカー 2
そうですねありましたね
スピーカー 1
全部当たってるよみたいな感じでしかも言うから
スピーカー 2
あのあいつとのブランドンとの会話ですよね
あそこで一気に回収してきますね
スピーカー 1
それはなんかほんまボイーンというか
スピーカー 2
無茶やなと思って
そうですね
ここはほんまなんか割とどうでもよくなる
スピーカー 1
なおさらどうでもよくなる感じですね
謎の部分に関しては
スピーカー 2
あとなんかあの
マーローが自分の予約したホテルに
最終番の方戻ろうとした時に
なんか虫の知らせで
なんか敵がいる気がするみたいな
直感が働いて
あの鉄パイプみたいなのを持って
あの辺はなんかすごい
ちょっと無理やり感があったように思いました
スピーカー 1
あれはでもなんかちょっと声がしたかなんか
なんかその痛めつけられたじゃないですか
スピーカー 2
その部屋の中で
スピーカー 1
なんかなんかちょっと声がするみたいな
最初あって
で一回車戻って
そのタイヤのなんかをね
取りに行ったんですよね
スピーカー 2
鉄パン持ってるやつの
手の甲を思いっきり叩いて
両手をそれで折るんですよね
なんか声がしたのか
スピーカー 1
確かなんか最初にちょっと自分の部屋の
スピーカー 2
違和感があったんですかね
スピーカー 1
声がしてたと思うんですよね
で2回耳つけるで
2回目は何も音がしなくて
なんか待ってるみたいな感じで
これはなんか
あいつドアの前で待ち構えてるみたいな感じで
スピーカー 2
でドアに突っ込んでるんですね
スピーカー 1
なんかそんなやったと思うんですけど
だから虫の知らせみたいなのが言ってるけど
いやちゃんと普通に気づくとこあったやん
39:01
スピーカー 1
とか思ったんですけど
後はもう解説の話ばっかり
みたいなさあ
キメゼリフが有名な作品として
プレイバックは有名で
村上ハロキンが翻訳する時に
あそこはどうやってすんですかみたいなこと
それしか聞かれへんかったみたいなことを書いてて
スピーカー 2
そうですね
このキメゼリフって
知ってましたこれ読む前に
スピーカー 1
僕はなんかね
スピーカー 2
どっかの村上ハロキンの本の中で聞いたことあって
スピーカー 1
だからどっか使ってたやんみたいなのを
思いましたけどね
スピーカー 2
私もどこで読んだか
全然覚えてないですけど
なんかこういう言葉は聞いたことがあったから
出てくる時に
おーここかと思って面白かったです
スピーカー 1
普通にどっかで引用してましたよ確か
このセリフを
スピーカー 2
村上ハロキンが
はい
スピーカー 1
まあエッセイか小説かどっか合わせましたけど
スピーカー 2
じゃあそこで読んだのかな
スピーカー 1
だからなんかこれで
作中で読んだの僕は初めてですけど
プレイバックで
あこれ知ってるなっていうのは
もうこの解説読む前に
やっぱ気づきましたね
だからその前後は全然知らなかったですよね
どういう流れでこのセリフ言ったのかとかは
スピーカー 2
なんか村上ハロキンこのセリフが
ちょっと作品から浮いてるみたいなこと
言ってませんでしたか
そのときは中は無理やりそこにはめ込んだ
スピーカー 1
みたいな雰囲気もなくはないって書いてますね
だからなんかアメリカでは全然
このセリフに関して何も言われてなかったから
日本でだけ有名だった
あとはわりとこの後書きでも
スピーカー 2
チャンドラー自身についても色々
スピーカー 1
このプレイバックが書かれた背景とか
めっちゃ解説しっかりしてて
なんかそういうのも面白かったなと思って
その70歳の時ですねこれ解説は
だからチャンドラーが70歳の時に
スピーカー 2
書いた小説だから結構もう
ああそうそう
スピーカー 1
フィルプママーロを書くのしんどいんじゃないか
みたいなとか
そんなテンションになかなかなれへんかったみたいな
スピーカー 2
そうですよね
スピーカー 1
でもフィルプママーロを辞めたいって言ったけど
他の書くのか書けへんからとりあえず書いてたら
スピーカー 2
意外と持ってきたんちゃうわとか
スピーカー 1
でなんかこう唯一チャンドラーが
昼間から酒を飲みながら書いた小説
だからこんなアルコール業者多いんじゃないかとか
書いてましたね
スピーカー 2
確かになシリーズものって大変でしょうね
書いてると歳もとってくるし
スピーカー 1
そうなんかこれがなんかこう
最終そのフィルプママーロシリーズの
最後の作品やから
なんかこう締めがあるのかなと思ったら
スピーカー 2
あるようでないような感じでしたね
なかったんじゃないですか
スピーカー 1
いやなんか女の人出てくるじゃないですか
最後にあれは一応締めでしょ
スピーカー 2
だから私はあの女の人全然
今までの作品読んでないんで
42:00
スピーカー 2
こうやってあれだろうと思ったんですけど
これは知ってます?
この登場人物
スピーカー 1
僕も全然覚えてなかったんですけど
その書いたって書いてあるんじゃないですか解説に
あのロンググッドバイに出てくる人って
スピーカー 2
私その辺なんかネタバレされそうになったから
その辺だけ読んでないんだ
スピーカー 1
僕でもでも覚えてないですよその人
全然なんかあんまり女の人
どうでもいいなと思ってたんで
でそのなんかこう
次の作品が一応あるんですよね
このプレイバックの次の作品が
でそれにフィルプマーロが出てきて
でその次の作品では
この二人結婚してるらしいんですよ
スピーカー 2
それって出版されてないとかそういうことですか?
スピーカー 1
いやなんかね途中まで書いて
でそれであのレイモンジャンドルが死んでしまって
続きは他の人が書いて出版されてるっぽいですよ
だからその一応一人で書いた小説としては
異作がプレイバックらしいんですけど
でもそのフィルプマーロのその後みたいなのが
その小説で書かれてるっていうのが
村上がある時からしっかりフォローしてたというか
スピーカー 2
その解説にしっかり書いてたんで
スピーカー 1
一応それがなんかまぁ最終の作品として
フィルプマーロはこうなりますよみたいな
落ち着けてるんで結婚するみたいな
今までの作品とは多分その辺が違うんかな
というのがありました
終わらせるっていう
基本的には多分その同じキャラとか出てこない
スピーカー 2
まぁこれ場所が全然違うとこやから
スピーカー 1
あの
スピーカー 2
そうか
前ロンググッドバイはこういう西海岸ではなかったんですか
スピーカー 1
いやなんていうんですかね
元々ロスの探偵なんで
そういうなんかこのエスメラルダっていうの
スピーカー 2
多分この作品でしか出てこないんで
ロスが部隊になってるものも
スピーカー 1
あるんじゃないですかね
だから場所場所で多分1話完結じゃないけど
そのシリーズその1巻でしか登場しない人がばっかり
やと思うんですよね
だからたまたま今回の人あれだけど
ロンググッドバイの登場品とか言ったけど
あんまり順番関係なく読んでも問題ないと思います
スピーカー 2
なんか最初最後だけちょっとわかんなかったけど
それ以外は全然あの気にせず読めましたから
どれから読んでも良さそうです
スピーカー 1
まぁ締めっていう感じでしたからね
でもシリーズの
この後にロンググッドバイ読むのが一番いいと思います
その登場登場人物があるか
ロンググッドバイの登場人物っていうのがわかったので
スピーカー 2
ロンググッドバイあの
ハードカバーで見たことありますけど
相当太いですよね
スピーカー 1
まぁでもこんな内容なんでね
別にすぐ読めますけど
スピーカー 2
確かに読みづらいってのはなかったから
長ければ長いことを楽しく読めるかも
スピーカー 1
ペンタメ小説やし
スピーカー 2
まぁ翻訳も裏書きはるけやし
スピーカー 1
割とすぐ読める方が長さも
45:02
スピーカー 1
でノンフィクションとかだったら長いと
結構しっかり内容は詰まってるけど
スピーカー 2
あの途中からちょっと気になりだしたんですけど
翻訳がなんていうのかな
例えばですけど
ドアの鍵を開けた全てがいつも通りだった
部屋は堅苦しくて面白みがなく
人間を書いていた
いつもと同じように
いつもと同じようにっていうのが
一つの文章として書かれてるんですけど
なんかこうなんていうんでしょうね
翻訳の仕方として
日本語として読んだ時に
なんかぶつ切りだなっていう
スピーカー 1
ちょっと違和感を感じたんですよね
スピーカー 2
原文はちょっと当たってないんで
なんとも言えないんですけど
なんかこう翻訳としてこういう
なんていうんでしょうね
いつもと例えばいつもと同じように
人間名を書いていたみたいに
一つの文章にせずに
人間名を書いていた○
いつもと同じように○っていう
訳し方をしていて
そういうのって原文だと
どういう風になってるのかな
っていうのが気になりました
いつもと同じようにっていうだけで
普通日本語ってあまり書かなくないですか
スピーカー 1
あーでも今聞いてても特に違和感なかったですか
スピーカー 2
違和感なかったですか
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
英語を読む時って頭から
理解していくじゃないですか
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
で、例えば受験英語とかだと
最後きれいに和訳する時って
そういう頭から読んでいた理解を
多少日本語らしい形に
並べ書いたりする作業ってありますよね
スピーカー 1
日本語の文法の順番に変えれますけど
スピーカー 2
で、この読んでいたところだと
なんとなく頭で理解していく順番に
文章が書かれていってるような
印象があったんですよ
スピーカー 1
おー
普通に統治じゃないですかね
スピーカー 2
そうなのかな
なんかちょっと原文どうなってるんだろうな
って気になる文章がいくつかあったっていうのが
ありましたね
全然その今具体的に
うまく指摘できないんですけど
ちょっとその訳し方が
原文と当てはめて
確認したいなって思うところ
何個かありましたね
なんかその海外の原文でも
そういう今コノさんがおっしゃったような
統治の書き方で書かれているんだったら
いいんですけど
実際どうなっているのを
この形に訳したんだなっていう
スピーカー 1
その辺が知りたかったです
どうなんでしょうね
別に日本語として違和感は
スピーカー 2
特になかったんですか
スピーカー 1
そうで、どこですか
スピーカー 2
28章
文庫だと313ページですね
スピーカー 1
28章めっちゃ最後ですね
スピーカー 2
途中の方でそういうのがなんか
なんか気になるなっていうのが
ちょっと明らかになってきたんですよ
最後のところ
48:00
スピーカー 1
え、どこ
スピーカー 2
28の
全てがいつも通りだったっていう文章が
一段落目にあるじゃないですか
真ん中あたりですね
全てがいつも通りだった
部屋は堅苦しくて面白みがなく
人間味を書いていた
いつもと同じように
スピーカー 1
なんか英語っぽいって言われたら
英語っぽいですけど
スピーカー 2
ちょっとそういう細かいところが気になったっていう
スピーカー 1
なんか翻訳で言ったら
その解説のところに
一応書いてくれてたやつがあったじゃないですか
スピーカー 2
その有名なセリフ
これだけ唯一その原文を書いてくれてる
そうですね
スピーカー 1
ところがあって
この原文をこう訳しましたよみたいなのを
ここにあるのを見る限りは
かなり忠実に訳してるなっていうのは
その今までの翻訳はこうで
私はこう訳したみたいな
もう全部書いてくれてて
で、今回の村上はなきの翻訳は
なんかこう何やろな
雰囲気を大事にするっていうよりも
正確に訳すっていうのを重視した
みたいな訳になってたかな
スピーカー 2
そうですねなんか割と
原文結構忠実なのかなと思いました
主張はないというか
ちゃんと違和感ないような形で
スピーカー 1
訳したっていう風に書いてるんで
だからなんか原文見ても
だいたいあんまそうやなと思います
なんかこう言い換えをあまりしてない
元の単語の訳をそのまま使うようにしてるとか
タフって言ってないのに
スピーカー 2
タフって書くとかはしない
スピーカー 1
スクッとのニュアンスが抜けてしまってるから
今回は自分のには言えたのかな
スピーカー 2
結構文法ちゃんと正確にやってる感じ
スピーカー 1
なんか分かりやすくていうよりは
原文の雰囲気をいかに正確に伝えるか
みたいな感じやったかなと思いました
もうちょっと評判いいやつも
みたいなと思いましたけど
プレイバックが一流の小説が書いた
二流の小説って言われてるみたいなことを書いたから
それだったらもうちょっと評価高いやつ
ロングドア読んだんですけど
スピーカー 2
大いなる眠りっていうのもいいって聞きましたよ
スピーカー 1
長さで選んだから長さ関係なく
いいやつ読んだ方がいいかなと思いました
スピーカー 2
今なんか手元に持ってます?
スピーカー 1
持ってないっす
(笑)
スピーカー 2
♪~
ご視聴ありがとうございました!