スピーカー 3
今日は和歌山から参加をしております。
スピーカー 2
和歌山のどこですか。
スピーカー 3
和歌山の本州最南端というところですね。
スピーカー 1
串本町って言いましたっけ。
串本町、はい、そうですね。
スピーカー 3
串本町。
そこにあるカタカナで三南端ランドっていうのがあるんですけど。
スピーカー 1
三南端ランド。
スピーカー 2
南端ランド。
南の端の南端ね。
そこから参加をしておりまして、ちょっと電波の状況が怪しい感じなので、途中でいなくなったらすみません。
スピーカー 1
いなくなるかもしれない。
スピーカー 2
そうですね。
なんかだって今日、ラジオを聞いてる方は分かんないけど、学長めちゃくちゃスポーティーな格好してますもんね。
スピーカー 3
松本山賀の服を借りております。
スピーカー 1
一周走ってきましたぐらいの雰囲気の感じですね。
スピーカー 2
なんか急に、いやいや、前回まで一緒に収録してた人が急にスポーツ関係者になったなと思って今日見てました。
スピーカー 1
でもね、そのお付き合いする人に合わせて服装が変わるってね、ビジネスプロトコルの典型だから、やっぱり今日分かりやすいですよね。
今日そういう方々のお仕事なんだなっていうのはよく分かる。
スピーカー 3
してくれたので、借りただけなんですけど。
スピーカー 1
似合ってます。
スピーカー 2
似合ってます。でしょうね、でしょうね。
じゃあということで、今回ゲストは小島さんなんですけど。
あれですね、小島さんといえば、僕と学長が北見に去年、北見ツアーをしたんですけど。
しげちゃんランドですね。
スピーカー 1
その時に、あそこで北見ではなかなかレジェンドな焼肉屋のはずで、結構ね、地元の人じゃないと知らない。
スピーカー 2
知らないやつね。
スピーカー 1
入ると非常に素晴らしいお肉が出てくるところなんですが、たまたま僕はそこで焼肉ストを名乗るですね。
西野さんという方が北見にいらっしゃって、その方が焼いていただけるかいっていうのに言ってたんですよ。
うまいうまいと思って、食べてたら隣のテーブルにいきなり、あれ知ってる顔が来たと思ったら、それが倉野幸さんで。
その迎えにいらっしゃったのが中山さん。
僕は中山さん存じ上げてたんですけど、直接お話したことはなくてね。
中山さんだとその時思ってたんですけど、なんかこう話す機会が必要なのかそこで一回お別れしてるっていう。
スピーカー 3
僕も全く同じで、小島さんだって思って。
スピーカー 2
お互い名識はなく。
スピーカー 1
直接の名識はなくて。
スピーカー 2
顔はお互い見て知ってるから。
スピーカー 1
ネットで見たことあるとかそんな感じで。
スピーカー 2
見たことある人だみたいな。
僕はすぐにピンときましたけど、目が時々二人あったんですけど、ちょっとそらしたりして。
スピーカー 1
謎の人見知り。
高校生かみたいな。
そうそう、そんな感じでしたけど。
おかげで2回目お会いした時にきちんとお話ができましたけどね。
京都でね、お会いしたんですけど。
スピーカー 3
そうですね。
この前は北見でどうもって一言目にお互い。
スピーカー 1
で、お互いそれ相手が反応したらああ、分かってたんだなっていう。
確認をして安心して会話ができるっていう。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
一方的に知ってるだけだとちょっと恥ずかしいですもんね。
お互いに知ってる人同士でよかったってなりますからね。
スピーカー 1
僕は意外にコミュニティおじさん的に思われることがあるのでめっちゃ小魅力あるように思われるんですけど、全くなくて。
割と人見知りするんですよね。
相手が自分のこと知ってるからすごい確認をするタイプなので。
この間北見でどうもってとこでめっちゃ安心した感じがあります。
スピーカー 2
人見知り感でもないですよね、ほんと。
スピーカー 1
人見知りしないように、先に知られるようにしようっていうのがあって。
登壇するとか、手を挙げて話してみるとか、先に知られるようになりたい人ですね。
スピーカー 2
学長もでも同じタイプでしょ。
スピーカー 3
全く同じですね。
スピーカー 1
だから二人とも設定がないとこを目を合わせてそらしちゃうみたいになっちゃうんですよ。
スピーカー 3
そういうことですか。なんだ、そうなんだ。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 3
僕はじまさんのことはコロナ中のオンラインイベントで、
アズさんと藤田優次さんとかの会でゲストのときに多分拝見をしてて、
コミュニティのテーマのときですよね。
スピーカー 1
ちょうどお二人が本を書いたときじゃないですかね。
コミュニティを作ろうみたいな本を書いたときで、
コミュニティつながりに順番に読んでいくみたいなシリーズで、
お呼びいただいて話した回があるんですよね。
スピーカー 3
多分それを見ていただいたんじゃないかな。
くらぬきさんと小島さんはどういうつながりなんですか。
スピーカー 1
ガチビジネスですよ。
ガチビジネスですよ。仕事だけの関係ですよ。
ようやく最近一緒にサウナに入れるようになりました。
もともとは僕がAmazon AWSにいるときに、
くらぬきさんがやってらっしゃるサービスのプラットフォームにAWSをお使いいただいてて、
そういうところからの接点なんですよね。
だから本当に当時の僕らはお客様で非常に拝見をしていただいているというところで。
スピーカー 2
14年ぐらい前ですよね。
スピーカー 1
そうです。まさに2010年だからそうですね。本当そう。
でも当時の会社がファイアウォーとしてサービスで独立するとどうなってんのって、
だんだんサービスというよりもくらぬきさんの生き方のほうにどんどん注目が来るようになって、
納品がない開発とか言い始めて、なんか面白いこと言い始めたと思って見てたって感じですけどね。
スピーカー 2
いやそうですね。独立する前でしたからね。
スピーカー 1
独立する前でした。そうなんですよ。
スピーカー 2
でも本当僕独立できたのは大島さんのおかげなんですよ。
俺もいろんなとこで言ってますけど、当時僕は大きいシステム会社に所属して新規事業をやろうと思って、
社内ベンチャーっていうのを立ち上げようって言って、事業計画書を作ったんですよ最初。
事業計画書を作った時に、システム会社さんなんでデータセンターっていう自社でサーバーを持ってるので、
これは自社のサーバー使うよねみたいな感じで事業計画書を作ってたらめちゃくちゃ高いんですよ。
自社のデータセンターの。これどんだけ稼いでも赤字のままじゃんみたいな。
最初にどんだけお金入れるのみたいな。新規事業やるのにって言って。
スピーカー 1
職場主が当時やっぱりめっちゃいる時代だったんですよね。
スピーカー 2
めっちゃいる時代で、一方で今のSaaSビジネスみたいに月1人、
700円800円ぐらいの1アカウントぐらいのビジネスをやろうとしてるので、
目がブラムアーこの金額と思って、なんかないのかなと思って、
その仮想化技術っていう技術をずっと僕は勉強っていうか、僕らは研究してたので、
これなんか提供してくれるとこないかなって言ったら、
なんかAmazonがやるらしいぞとかって聞き、
スピーカー 1
なんか日本にもAmazonの人一人いるらしいぞ。
スピーカー 2
いるらしいぞ。
一人、一人、なんかまだ会社はないけど、
スピーカー 1
AWSとか会社とか何もないけど、なんかやる人いるらしいみたいな。
スピーカー 3
ちょっと声かけてみようって言ったら大島さんだったんですよ。
スピーカー 2
で、AWSっていうのを当時EC2しかなかった時代ぐらいで、S3とEC2しかない。
それで計算してみようって言ったら、めちゃくちゃ激安じゃんみたいな。
スピーカー 1
そうそう、結局あれなんですよね。
お使いいただいた分を後払いなんですよ。
当たり前だけど。
重量をかけたからね。
これぐらい使ったらいいくらいですと。
で、キャッシュインさえ早ければ、実はキャッシュフローもうまくいくんですよね。
スピーカー 2
お客さんが増えない限りは払うコストが少なくていいっていう。
増えたら増やせばいいんだけど、
それはお客さん増えてるから増やせられるっていうことなので。
そんなんできるんだーっつって、それで計算し直したらすぐ黒字になるじゃんみたいな。
そんな簡単に書いてなかったんですけど、
でも計算上ね、全然見通し立たないと思ったのが、
なんか見通し立つなーっつって、
でもなんで辞書も使わないんだとかいろいろ言われながらも。
スピーカー 1
でも儲かった方がいいでしょってね。
スピーカー 2
いろいろ通して、AWSさんにご協力いただいて、
AWS契約して始めたので、
それがなかったら立ち上げられなかったですからね。
スピーカー 1
本当に当時は面白くて、
クラウドで技術のことは分かってるけど、
さっきくまどきさんがおっしゃったように、
後払いでサービスを作れるんだというふうに気がつく人が結構まだ少なかったんですよね。
技術はみんな分かってた。
うちのサーバーでもAmazonと同じようなの動くよね。
そうそう動くんだけど、
それってハード買ってきて、
人をつきっきりで電気代も自分でやってますよねみたいな世界で。
スピーカー 1
でも今までこそ楽天出店してビジネスして大きくなるみたいな、
別に誰も疑わない普通にある世界だったと思うんですけど、
何だと思うんですけど、
当時たぶん中山さんやってた頃って、
本当にそれでうまくいくのっていうクエスチョンの人の方が
多かった時代なんじゃないかなと思うんですよね。
多かったです。
そう、だからそう信じてる人同士で、
これは新しい、いいやり方なんですよ、
広めていくステージがたぶん必要で、
僕もクラウドそうなんですよね。
今はクラウドを使うって言っても誰も反対しないけど、
当時、おいやめとけみたいな雰囲気が結構あって。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 1
だからむしろこれはいいって分かってる人が少数派だったんですよね。
その少数派の声を一定のマジョリティまで持っていくには、
このムーメイトの作り方が合ってるんだろうなと。
だから20年前の中山さん、
10年前の僕がちょうどそこにいたっていうことかもしれないですね。
だからむしろこれから広げなきゃいけないものを抱えてる人は、
なんかすごいエッセンスを取り入れてもらえると、
早くできることがたくさんあるんじゃないかなーって気がしますけど。
そう、でもお互い知らないんだけど、
なんかそこにたどり着いたっていうのが非常に僕は面白いなと思いますけどね。
スピーカー 2
狙ってやったんですか?2人は。
コミュニティ、コミュニティって言葉はビジネスの文脈で使うことなかったと思うんですよね。
スピーカー 1
僕はね、全職のアドビでセルスフルザコミュニティの基本的な概念みたいなのを
ちょっとUS本社が使っていて、
それを日本で何回か試してたんですよね。
確かにこういうふうにするとうまくいくなとか、
こうやると失敗するみたいなケースをたくさん自分で理解して、
これ1から綺麗にやり直したいなって思ってて、
入ったのがAmazonだったんですよ。
なので、僕は分かってるというかそうに違いないと思って、
Amazonの時はやってましたけど、
アドビでやった時は結構衝撃的でしたけどね、
こんな考え方あるんだと思って。
スピーカー 2
学長は?
スピーカー 3
僕はなんか、
スピーカー 2
もっと体感的な感じ?
スピーカー 3
僕はそうですね、楽天の出演してる店舗さんが、
まずクローズドの掲示板っていうところで盛り上がって仲良くなっていって、
それで会いたいねっていう話が出てくるようになって、
じゃあちょっと1回リアルのイベントやりましょうかって言って、
今、カンファレンスって呼んでるやつやってみたら、
懇親会の時にみんな話で仲良くなって、
その当時ってもう99年とかなんですけど、
自分の周りに、
下手したら自分の都道府県にネットショップなんてやってる人は
自分しかいないかもしれないぐらいの、
知り合い誰も、
ECやってる知り合いなんていないっていう状況だったから、
全員孤独な戦いをして。
スピーカー 1
仲間が必要な時期ですよね。
スピーカー 3
そこで仲良くなって、
そうするとめっちゃ元気になるからみんな。
一人でやってると、
こんなに頑張ってるのに売れないなんて、
ネットがダメだみたいな、
楽天がダメだみたいな風に思いがちじゃないですか。
でも他にうまくやってる人いるんだなっていうことが分かると、
お互いに頑張れるようになるし、
あとはサポートのリソースっていう視点でも、
楽天のめっちゃ限られたリソースしかなくて、
サポートしようと思うとあっという間にキャパを迎えてしまうので、
そういう意味でいうと横のつながりがあって、
相互支援的なサポートが行われる環境を作ると、
これ全員ハッピーじゃんっていうのをその時に思ったので、
楽天大学作るときはなるべく横のつながりが生まれやすいような
プログラム設計をしたりとか、
合宿やると横のつながりめっちゃできるなとか、
3ヶ月プログラムにするとさらにできるなとか、
スピーカー 2
いろいろ試行錯誤しながらやってきた感じですね。
商品とかアイドルとかでもファンになる人たちがいて、
マイナーなところからだと連帯感できるみたいな感じはあるので、
多分それを促進するみたいな感じだと思うんですけど、
コミュニティマーケットとかコミュニティマネジメントつって、
やりすぎちゃうと演出とされてるすぎる感が出ちゃうじゃないですか。
その辺の差し掛け難しくないですか。
スピーカー 1
何だろうね、差し加減あるんですけど、
偶然の出会いをもうちょっと必然にしてるだけの感じもあるんですよね。
スピーカー 1
作ってるにすぎないといえばそうなんですよ。
でも知りたい人と教えられる人の比率がずれちゃうと、
例えば教えられてるんだけど誰も知りたい人いないと、
何してるんだっけになっちゃうし、
教えられなきゃいけない人がめっちゃいて、これどうするかどうすかってばーっと聞かれると、
こうやってやる人が1人しかいないとあっという間に消耗しちゃうし、
そのバランスはめっちゃ気をつけてますけど、
出会い、偶然を必然に変える率を高めてるぐらいの感覚ですね。
高めるためにこういう場ですよとか、
スピーカー 3
ちゃんと分かりやすくストライクゾーンを提示するっていうのはやってましたけど。
スピーカー 2
僕は講座の形から入っていて、
スピーカー 3
講座はフレームワークというか共通言語みたいなものを僕が作る側で、
それをみんなに共有をして、
この視点でそれぞれ店舗運営で自分はこんな風にしてるみたいなのを、
おしゃべりをどうぞみたいな、
そういう形のやつをいろんなフレームワークを提供し続けつつ、
やり続けたらいい感じになりましたっていうのがありますね。
あと、クローズドのコミュニティという形で運営してたわけじゃなくて、
全員楽天には出店してるけど、
別にそれをコミュニティと呼んではいないし、
講座で同期だったよねみたいなぐらいのやつなので、
クローズドのコミュニティでイベントをいろいろ毎月定期的にやるとか、
そういうスタイルじゃなかったんですよね。
だから逆に長くやりやすかったかもしれないとも思っていたりします。
スピーカー 1
だけどその講座っていうフレームワークだけど、
明確に先生・生徒というよりは仲間がつながるように作られてるのが、
なかなかミソだなと思いました。
全員が生徒になっちゃうと意外に横にならないんで、
でもその横につなげるっていうところにちょっとスパイスというか、
エッセンスがあるような気がしますね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
講座の定位を取ってるけど、非常にコミュニティの要素が入ってる感があります。
スピーカー 3
同期って言い方かもしれないですけどね。
スピーカー 2
学長のTBPっていうチームビルディングプログラム、僕は出たことあるんですけど、
まじで同期の人たち同士はほんと仲良くなれるんですよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
でも学長が何かしてるかって言うと、特に何もしてないんですよ。
学長とあきらが。
いや、やってないことないんだよ。ちゃんと教えてくれたりとか、
アクティビティファシリテーションとかしてくれるんだけど、
でも何か仲良くなりましょうみたいなことではなく。
スピーカー 1
ない、そう。結果として仲良くなるんですね。
スピーカー 2
ほっとかれてる感があって、みんな大人同士なんで、
何とかやってるうちに仲良くなるのと、
やっぱり共通体験があるのかもしれないですね。
スピーカー 1
共通体験と共通ゴールかな。
共通のゴールに向けて体験を共有するみたいな場は、
ものすごくつながりやすいかなっていう気がしますね。
スピーカー 3
ちなみに、何で何もやってないように見えるし、
かつ、横のつながり作りましょうとか言われたら別に結構ですって、
いうタイプのくらぬきすさんみたいな人も含めみんなが仲良くなるかというと、
そういうの仲良くなりましょうとか言われても、
ちょっと難しいかなって思うタイプの自分が設計してるから。
なるほど。同じタイプだからね。
人見知りタイプでも居心地悪くないようにするにはどうしたらいいかっていうのを考えてるから、
多少陽気な人が設計するよりも。
スピーカー 2
いや、それですよ。
陽気な人が設計したやつは辛いもん。
スピーカー 1
なるほど、確かに。
僕もどっちかというと陽気じゃないから、多分いいですね。
スピーカー 3
そうなんだ。小島さん、陽気なタイプかと思ってました。
スピーカー 2
いやいや、本当だね。
スピーカー 1
陽気に見られた方がいいだろうと思ってるタイプです。
だけど、一人の時間も必要だし、意外と静かに過ごしてるときありますよ。
オートバイ乗ってるときもそうですね。
スピーカー 2
まあまあ、そうだね。
スピーカー 1
まあでもね、そんな陽気じゃないって言いながら、みんな大体ね、僕より陽気なんですよ。
スピーカー 2
っていう話をちょっとまた続きをしたいなというぐらい、第1回はね、もう十分取れ高だということで。
2月最初のゲスト、1回目は小島さんでした。また来週よろしくお願いします。
スピーカー 1
また来週よろしくお願いします。
さようなら。